7月22日(日)

Dive 1 備前

ウツボ&イシモチ<ウツボ&イシモチ群れ>

ついに、コンパクトデジカメ、デビュー!
小さいので2台持っていっても大丈夫かな?と超マクロセッティングのままのハウジングと一緒に持って入ったはいいけれど、気が散ってマクロ系のものなんて探してられませんでした。
結局フィルムは使わず仕舞・・・、どうしたもんだ?
さて本日はハゼを見ながら西の方のアザハタを写そうと思ったけどアザハタがいいところに来てくれないのでウツボを中心にイシモチの群れを撮って見ましたが・・・・う〜ん、み・ど・り。
透明度が今一で乗り気が薄れる私を尻目に、やけにやる気なウツボ君。
周囲に寄って来るイシモチ目掛けて、「バクッッ!、バクッッ!」っと飛び掛っていました、食べようとしているのでしょうが、意外とヘタクソみたい、まあ、夜はもっと活発なんでしょうけど。

オオモンカエルアンコウ<オオモンカエルアンコウ>

獲物は基本的に自分で探すのをモットーにしているのですが、NETに載っている情報をヒントに推理を働かせて探し出すのも好きです。
そんなこんなで”水路の根”にいると言うオオモンカエルアンコウを帰りがけに探してみました。
他にも細かなヒントを総合的に予測して根をグルーっと廻りながら探索すると、いました!大方思っていた場所に・・・、すぐにわかると結構嬉しいもの、しかも独り占め・・・・と思ったらエアーがやばい、すぐに他の人に教えに行き退散、あ〜あ。
この子はかなり前からここにいるらしいのですが、やっぱり探す気になっていないとわかりにくい、見事な擬態ですね。
写真で撮れば「な〜んだ。」って感じに見えますが肉眼ではどうしてどうして、です。
ちなみに私はカエルアンコウを見つけるのは苦手なので、ヒントがあると非常にありがたい。

Dive 2 サメノヒレ

ウミグモの一種 ウミグモの一種

<ウミグモの一種?>

結局対ジャパピグ使用を解除しないまま、”いっちゃった”感がある私は、次第に楽しくなってきつつあります。
二本目はもうコンパクトは捨てて、まじマクロなので、とりあえずカーペットイソギンのイソギンチャクエビ達をチェックに行くと・・・・・・・・い、いない、一匹も・・・、どうやら彼らも台風にやられた様子、しょうがないので当てもなく周囲をマクロアイで眺めていると小さなゴミの様なものが、動いたような?
「なんじゃ こりゃ?」と再びよく見てみます、と動き出しました。
「おおっ、これはひょっとしてウミグモという奴か?」と撮影してみることに、「なんか生き物なのか何なのか?反応のなさそうな感じだなあ?」とシャツターを押すとストロボの光に驚いてビクッ!!と縮こまってじっとしてしまいます。
「おおっ、かわいい!」・・・、その後恐る恐る動き出す様もなんか意外にも普通の生物と変わらない反応でした。
パラパラマンガの絵の様な生物ですが、やっぱり生きてるんだなあ〜と、あらためて感じる始末。
なんとなくこの世界、抜けられなくなって・・・・、いや、これじゃいかん。

マツバギンポ マツバギンポ

<マツバギンポ>

サメノヒレと言えば最後はやっぱりこの子達。
根のトップの浅い場所にある大きなフジツボの空の中に住んでいます。
したがってうねりで自分が吹き飛ばされないように、片手で岩につかまり片手でカメラの操作ということになるのですがこの状態でピントを合わせて撮影するのはかなりの体力が・・・、エキジットするとかなり息が上がっている状態っていったいどうよ!まさに、スポーツダイビング!!
しかしこの場所に台風のときもいるとすると、いったいどんな状態で過ごしているのかすごく不思議。
たしかにこの辺りにあるこのむ大きなフジツボの群生は波除けになるし、じつに巧みにこの間を泳ぎまわりますが、やっぱりこの浅さの台風の波は桁違いだと思うのですが・・・。
う〜ん、たいしたもんだよね。
この笑っているような顔が、自信たっぷりに見えてきました。