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今日もドッボ〜〜ンと落ちたら(ENしたら・・・。)ハゼポイントとは遠い景色。
もうわざわざ行くのは止めて、近場を探索することにして近くの穴を覗いているとベンケイハゼが3匹ほど住んでいる場所を見つけ撮影しようとライトを照らしていたら奥のほうへ逃げられてしまい、それでも未練げに覗いていたら、今までベンケイハゼのいた、特等席になにやら小さなハゼが、やってきた。
オキナワベニハゼのチビかなあ〜、とライトで照らしてファインダーを覗いてみると、胸鰭の付け根に赤い点々。
おお、オオメハゼじゃん!実は私は見るのが初めて、喜んで撮影して一段落して廻りを見るともっと小さい固体がさらに2個体、この子達はどうやらライティングした結果、流れてくるエサがよく見えるようになったのか、それとも光になにか微生物でも集まってきているのか、照らした場所でお食事中のようでした。
イチモンジハゼも同様の行動をしていたので、明るくしても平気な性格のハゼみたいです。
奥へ引っ込んでいたベンケイハゼは反対にライトで照らされるのは嫌いなタイプのようですが、時折この特等席に未練がありオオメハゼを追い払ってこの場所に着くのですが、明るいのでいごこちが悪いのでしょう、すぐに引っ込んで、またオオメハゼの一番大きい奴に代わるということを数回繰り返していました。
いろんな性格があるものです、ベンケイよ、ごめん!!
穴にはまってもがいているベニワモンヤドカリ。
なかなかけばけばしいヤドカリですが、お家も良く見ると塗りわけ模様みたいな変わった貝殻です、しかし、貝って奴もかなりいろんなのがいるんだなあ。
そういえば、他にも刺されるとやばいタガヤサンミナシに入っているヤドカリもいました、そもそもこのタガヤサンミナシガイ自体も最近良く見るようになった気がするのですが、ヤドカリにも利用されるほど増えたということでしょうか?やばいじゃん!
なんかクモを彷彿させるこのヤドカリももちろん南方系、どんどんこんな奴が増えてくる感じ。
まあ、ヤドカリについては私は嬉しいのでいいんですが。
この子は背中が平べったくて白いので今度は背中まで出ているところを撮りたいな。
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コシオリエビはそもそも名前がわからん、よく見るのだけれど。
いつもどおりBー1フロアのミズガメカイメンを覗きに行くとカイメンに開いた穴からけむくじゃらのハサミが出ているので突ついてみました。
ちょっと出てきかけたのですがまたすぐ入り込み全然動かなくなり、なんなのかなあ?と反対側も見て廻っていると同じような感じのハサミを持ったコシオリエビがいた。
何だこいつだったのか、とさらに周囲を見回すと、ほかにもたくさんのコシオリエビたちが、いつもより見えるところに出てきていることを発見。
水が白く濁っているせいなんでしょうか?活発に口をもごもごしていました。
同じ種類なのかわかりませんが、黒っぽくて毛がぼうぼうな大きな奴と赤っぽくてサイズの小さい奴がいます、たぶん同じ種類なのだと思うんですが、多少模様も違うように見えます。
まあ、オスメスってこともあるしなあ、詳しい人、います?
ふたたびオオメハゼを見に行ってみると、今度はやや、ベンケイ君もがんばっていたので、写してみた。
オオメハゼが1.5センチ、ベンケイはその倍くらいあるのでこの子がいるときはオオメハゼは縁の方へ行ってしまっています。
ここにはほぼ同サイズのベンケイが3匹確認できるのですが、健康なのはこの一匹だけでもう一匹が寄生虫がひとつ、さらにもう一匹にいたっては体部分にたくさんの寄生虫付きで、結構弱ってきているようす。
他の場所で見る奴もそうなんですが、なぜこのベンケイハゼには寄生されている魚が多いんでしょうね?
ベンケイハゼに付く寄生虫なんでしょうか?なんにしても気の毒なことです。
しばらく粘ったこの子もやっぱり照らされるのはイヤみたいで、またしぶしぶ奥へ逃げていきオオメハゼに場所を譲ってしまいました。ベンケイよ、ごめん!!