とりあえず何もおきませんでした。
本日も同じような位置にENしたため遠出は止めて穴探索隊です。(何で穴ばかり・・・。)
で、いい穴があり抱卵中のノコギリヨウジを観察。
この子達は見つかると大抵すぐに穴の奥のほうへ逃げていくのが通例なのだが、いつにもましての大型個体のため強気なのかフラフラしながらも奥へ逃げ込む気配もないのでじっくり見ることが出来ました。
この個体、ノコギリヨウジってこんなに大きくなるんだあ?と言わしめるほど大きく卵を持っているということはオスなんでしょうけどかなり気の強い様子、一度奥のほうへ引っ込んだときにノコギリヨウジの小さいのが出てきたなあ?と思ったら追い掛け回して追い出してしまいました、なんだか何事も無く平和に暮らしてそうなヨウジウオ達にも自然の掟があるのですね・・・。
さすがにこれだけ大きいと頭から背筋にかけてなんだかギザギザしている部分がわかって、あらためてノコギリヨウジだなあ〜<と思ったりします、普段のサイズだとわかんないからねえ。
かろうじて写した写真なのでボケボケなのは勘弁!!
でも、なんとなく姿がわかる程度でも写ったのがうれしいなあ、というのも以前からこんな穴の中で数回、一瞬通り過ぎるこの手の全身ダイダイ色の奴を見ながら、2度と出てこない状態を味わっているので・・・。
今回もノコギリヨウジをながめながら、奥のほうにチラチラしているこの魚を、確認しながらまた映像なしだなあとあきらめていたのに、無意識のうちに何回かシャッターを切っていたようでまあ特徴のわかるこの写真に感激!
まあ、そのうちちゃんと写してやるけどね・・・(負け惜しみ?)
と、感激しているわりに図鑑の表記はそっけなく、普通種です、しかし、自分の確認している感じではこの子は穴に住んでいると書かれているヤミテンジクよりも、さらに奥のほうで見られる感じ、これはなかなか手ごわい。
まあ、住んでいるところはわかっているのでこれからの挑戦に期待。
またベンケイハゼですかあ〜って、違います!!
コクテンベンケイハゼです、でも正面からじゃあ特徴がわかりません・・・・、ダメじゃん!!
「ダメっていうなあ〜〜、この犬だって一生懸命・・・・。」なんの話。
とにかく今回の穴はなかなか手ごわく、この子は穴を覗いている私の頭の斜め上、後頭部と頭頂の間あたりにいます、しかも距離が近いです・・・、結果うまく写せません。
この場所オーバーハングした岩のさらなる奥に穴があるため、こんな状況に。
そもそも最初はもう少し奥に、逃げていたのですが、他の魚に注意をとられている間にいつのまにかこんな死角のような場所にこられて、嬉しいやら、悲しいやら、写真を撮る気が無ければすぐ上にいるのに、写そうとしてもこれ以外どうしようも無く、お気に入りの場所らしく、動く気も無い様子、結局減圧時間にせっつかれ、この場所を後にしました、残念。
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泊まりの時ぐらい川にも潜りたいなあ〜、と常日ごろから思っている私は、いつも潜る場所より、なんか渓流っぽい場所ないかなあ?と無理な願いを言って探してもらいましたが、なんと言ってもお盆休み、河川敷に降りられそうなところはすべて人だかり・・・、当たり前です。
と、言うことでいつもの場所なのですが、ちょっと幅広く見てみた。
すると、第一セビレの先が伸びた、カッチョイイ見たことの無いハゼを発見!!
慎重に近寄るもすぐに岩の間に入られてしまいました、が、しぶとく付けねらい、写してみた。
出来上がりを昨年購入した”淡水魚”図鑑でさまざま探してみるがどうもピンと来るものが無く、唯一ヒナハゼとして載っているハゼのセビレの模様が気になる程度、これは知らないハゼなのかあ〜、と盛り上がりつつ、最後にいつもの”決定版 日本のハゼ”で、気になったヒナハゼをひいてみると・・・・・・、ビンゴ!!ヒナハゼのオス・・・でした。
さすが、決定版!!他の淡水魚図鑑には、オスの写真がなく、顔とかの見た目がまったく違うのでわからなかっただけ、そういえばゴクラクハゼの時もこんなだったなあ〜、と思い出しつつ表記を読んでみると、またも、かなりそっけなく、渓流域を除くいたるところに生息・・・・、いやーーー!!(ウソウソ。)
まあ、なんにせよ、私にとっては初めて見るハゼ、しかも重要なのは”カッチョイイ”ところなので、今度会ったらもっとちゃんと撮ってやる!と思うのでした。
渓流みたいなところに行きたいといっていた理由の一つがこのボウズハゼ。
このハゼ、滝さえもへばりつく状態でクリアして渓流域まで遡上していくという特技の持ち主、もちろん本当はそんな引っ付き姿が見てみたいのですが、でもこんなところで会えるとはまずまずラッキーです。
じつはショップのすぐ横の高富川と言うところでは何回も見ているのだが、水の無い川で、そのせいなのか近づけ無く、歯がゆい思いをするハゼなのです。
そして今回も遡上途中なのか結構急ぎ足で泳いでいてなかなか止まってくれませんでした。
高富川では近寄らなければじっとしていることも多いのに、意外!
流れが緩やかなところでは落ち着かないのかも知れませんねえ、ちょっと不思議な感じです。