調子にのって本日もフリソデエビ。
普通のエビ達とは、体型が違っていて、何がなんだかよくわからない感じのフリソデエビですが、扁平してハサミになっている、いわゆるフリソデ部分は第2胸脚でこの前にもう一対、食事するときなどに使う、いわゆる手のような第一胸脚があります。(わかりづらいけど。)
サビウツボの時にもやっていたのですが、敵に対してはこのフリソデを振りかざして左右に大きく振って威嚇行動をするらしい、このとき出来るだけ平らな面を見せて体よりも左右に展開するようにしているので敵に対して体を大きく見せるためと、本体の位置をわかりにくく出来るのでは?と思います、あまり動かない印象なフリソデエビですが緊急脱出手段の”エビバック”はできるので、このとき様子を見て本当に襲ってくるようなら、フリソデを盾にして逃げるのではないでしょうか?
そしてランの花のような第一触角、間接から先を良く動かしていますが何をしているのか?平たい分感覚はするどいのかな?ちなみに普通のエビのような細い触角もこの付け根にあり、目立たないけど結構長いです。
この第2触覚はたいてい体の横に添うようにしているので横方向用ではないのかな?
最後に一番気になっていた上記2器官の真中にあるボンボリのような部分。
足なのかと思っていたら、第3顎脚と呼ばれる部分だと思われます。
う〜ん、複雑・・・。
以前から付けねらっている魚のひとつなんですが、非常に狭い場所に多くて、いまだにまともに撮れないのが悩みの種!
今回はライトの反応を見てみましたが、この子達はやっぱり照明嫌いです。
もう一匹この子より大きいのを見つけてライトを当ててみたら、右往左往しながら、穴の奥に逃げていってしまった、本当にイヤだった様子。
この子達の情報は、他からもあまり聞いたことがないけれどみんな自分みたいな苦労している感じなんでしょうか?図鑑(古いけど。)には稀種なんて書いてあるけど私は結構良く見ます、なんで?串本には結構、普通にいるように思いますね。
まあ、こんな映像では何もわからないので、ちょっと力をいれて狙ってみましょうかね?
ストロボの故障後、ワイド撮影もしていない(まあ、それ以前も大してしちゃいないが・・。)のでアザハタ自体を撮影することもほぼないのですが、根からちょっと離れてエビを撮ろうとしていたところ、アザハタ君が飛んできて、「撮影するな!」と申しますので、クチだけ撮ってみました。
最近、ここのアザハタ君も根の主の貫禄が出てきたみたいで、以前のように逃げていって遠くから傍観・・・、なんてことが無くなり不審な人物には積極的に威嚇してくるみたいで・・・・困ります、まあ、他の人は喜んでいるんでしょうけど・・・。
なかなか分厚くてセクシーな唇を、お持ちなのでこれに参っている信者諸君が多くて困ったもんです。
えっ、そこんとこじゃないって・・・・、ごめん、まあ、どこでもいいや。