昨日にひきつづき本日も一種の3のところへ。
手前のペアの場所へ行ってみると巣穴の入り口にメスが一匹、「あれ?オスがいないなあ〜。」と周辺を見渡してみますが、見当たりません、どうやら出てきていないようなので、「じゃあ、もう一方の方へ・・・。」と思ったら、ヤシャハゼ見学ツアー御一行様が到着、そ・し・て・「ああっ、その石のところに・・・・、」もはや行くまでもありません・・・、直撃です。
しょうがないので、そのまメスだけを観察、やっぱりメスの方が勝気な性格のようで、本家ほどではないにせよ、セビレをひろげて威嚇のような行動をします。
しかし、その威力のほどを承知しているのか、効かないとみるとあきらめるのも早いみたい。
親戚とは言え魚種によってその行動もさまざまでなかなか興味深いですね。
ツアー御一行様もいなくなり多少間があって、そろそろこちらの減圧時間も迫ってきたころ、「最後に一度確認して行くか。」ともう一方のペアを見に行くと丁度姿を現したところ、しかも微妙にセビレをひろげているところだったのであわてて、数枚撮影しましたが、その後すぐにまた閉じてしまいました。
昨日から見ていると、どうも引っ込んだ後、警戒しながらそろそろと出てくるときに緊張のためかセビレをひろげる傾向があるようです。
なんとか、勢いよく全開にならんもんかねえ。
前日、ヤミテンジクダイがやけに見えやすいところにいることを、確認していたので、「今日もいるかも?」と帰る途中に見に行くと、今日は穴から出たり入ったりと微妙なところ・・・。
「まあ、いいや。」とライトをセットして照らしてみました。
ヤミと言うだけあって、この子達も照らされるのはイヤがります。
しかし、テンジクダイ達は穴に引っ込んでも外を照らされていると不安になるのか、時折隣の穴との間を行ったり来たりして、姿を見せることもしばしば。
なのでこの移動の瞬間を狙ってみて、「よっしゃー、これは、いけただろ!!」と思ったら、なんか白い線が・・・・。
じつはこれ、オトヒメエビの触覚なのでした、ここの岩の亀裂は結構住人が多くて楽しいけれど、こんなときに邪魔をされるとは・・・、トホホ。
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これは、ヨゴレヘビギンポのメス?でしょうか?
ちょっと目的も無いので見える範囲の根を確認しながら浅場へフラフラといってみたら、岩の垂直部に張り付いてじっとしているこいつを発見。
し・か・し・・・・なんだかデカイ!以前求愛行動をしているペアを観察したときはもっと小さかった記憶があります。
はっきりとはしませんが、7センチくらいはありそうでした、こんなに大きくなるものなのか?それとも別種?
結局じーっとしているだけで動きは見られませんでしたが、大きさにちょっとビックリでした。
最後はコンデジの練習。
うちらで言うところの小さいものもだめ、あまり遠くのものもだめ、動きの早いものもだめ、どうしようとあれこれ撮っているとやっとちょっとまともに撮れるものを発見。
大方、このレンテンヤッコクラスの大きさで、置きピン可能なものなら、よさそうです!
写した後の書き込み速度にもなれないのですが・・・。
さて、マクロ主体になってから久しく写してなかったレンテンヤッコですが、実は潜り始めのころは本当にあこがれの魚でした。
日本で局地的に生息している魚で、こんなに美しいヤッコがいるのか!と感激したものですが、今では見向きもしないなんて・・・・ダメですねえ〜〜、反省いたします。
しかもサメノヒレのレンテンは大きさといい、体色の鮮やかさといい、一番立派だと、私は思っています。
(まあ、他の外洋ポイントへは、行ったことがないのですけど。)
もちろん、この魚もよく動き回るのですが、クリーニングステーションでは別、まあ、こんなもんで合格点でしょ?!