ストロボが一台お亡くなり(見た目なんとも無いのに、沈黙・・・水没なのか?)になってから使用不可になり、眠りに付いていたワイド機材を無理矢理起こす。
久しぶりに青い海を写したくなったのだが、仲間に「青い海が見たくなったのさ。」と言うのもなんなので「みんなワイドで仲間はずれにされるといかんで・・・。」と言ったら「そんな理由でーー!!」と思い切り言われた・・・はは。
さて、ワイドと言えばアザハタだ、という事でいつも行くハゼポイント近くに行ってみるとなんだかイシモチも少なくまとまりも無かったのですぐに場所替え、テーブルサンゴのあるアザハタポイントへ。
まあ、こちらも微妙だがまだましな方なので撮影開始。
でもワイド撮影はほとんどしたことが無いと言ってもいいくらいなので、やはりひどいものである。
まあ、それはさておきポイント説明。。
アザハタのポイントといってももちろん、どこもまったく同じではなく、この場所はクロホシイシモチがメインに他のイシモチ類、やウメイロモドキやタカサゴ類なんかが少数ながら寄っていくといった感じ、特徴的なのは、ここを取り巻く周囲にはウロコマツカサやコロダイの小集団がうろうろしていることがちょっと他の場所とは違う。
サンゴの付いている大岩を中心に北側が岩に取り囲まれたて深くなっていて、最近ではそのくぼ地にイシモチが、集まってしまっているので、なんかボリューム感がないのだが、イシモチの数は比較的安定している様子。
精神的にも安定しているのでしょう、アザハタが来ても大きく動き回ることが無く、ばらばらに群れているだけでした。
「アザハタが寄ってきたところを・・・。」とかなり待ったのに、ここのアザハタ達はなかなかつれないです・・・シクシク。
こちらから接近すると岩陰に引っ付いちゃうしなあ〜、結局このくらいが一番接近したうち、なんだか「ざまあみろ!」とぴょん!と跳ねたポーズをとっているようです。
ここが話題のアンドノ鼻フリソデポイント(後方にダイバーがいる場所です。)、オスメス共に大型で見栄えのする個体がいます。
今は一般にはアンドノ鼻がクローズして人ごみも少ないですが10月まではかなりの混雑ぶりで人気の的であったようです。
それはいいのですが問題は周囲のミズガメカイメン達、この自分のお気に入りの砂地側にあるカイメンはまだ上の端が少し欠けたくらい(ちなみに結構前からだったような気はしますけど。)でましな方ですが、石段の斜面にあるほかの大きめな2個体がちょっとなあ・・・。
ところでこのカイメンさんには、お世話になっていて、常連のタレクチウミタケハゼやコシオリエビ達、そしてタキゲンロクダイやさまざまな魚たちが寄っていきます、今は小さいミツボシクロスズメが2匹がんばって住んでいるのが非常にかわいいです。
よければ皆さんもバタバタ通過せずにゆっくりじっくりと見て行ってください。
一時期急速に繁栄を伸ばした浅場のアザハタポイントなのですが、現在はこんな様子で主はいなくなりほどほどのユカタハタが数匹で、コソコソと代表を務めているようです。
アザハタと違い岩の間に隠れてウロウロしているユカタハタは主という感じではなく実際、他の捕食者がやってきても追い払うような行為はしていないんじゃないかと思われる。
まあ、その体型の違いを見てもわかるように、生活方式が違うので仕方ないのだろうが、そう思うとやっぱりここは主 不在といえる。
そのためなのか?テンジクダイ達も障害物の多い岩の陰に群れて自己防衛中心の生活なので、岩から離れず、ボリューム感がここもない。
どっちかといえばスカシテンジクダイの方が好きだが、岩も見えないくらい集まっていたクロホシイシモチは、どこへ行ってしまったのでしょう?スカシ達ががんばってくれていれば、また戻ってくるときも訪れるでしょうが、では、アザハタ達は・・・、ひょっとして釣られたと噂のアザハタって・・・・。
3本目は住崎の本根に行ってみました。
かなり濁っているなあと、ワイドを持っているにもかかわらず、フリソデのいた岩やオオメハゼのいた亀裂なんかを覗き込んでしばし・・・・、「ああ、いかんワイドネタのカゴカキを探さねば・・・。」と思い直し、根の東側へ行くとさらにすごい濁りのかたまり、周囲には魚も多くないのでしかたなくその濁りのかたまりに接近してみると、なんとカゴカキダイにアマミスズメダイ、アカヒメジ・・・etcと群れた魚のすべてがその中にいました。
なんだか、がっかりなところカゴカキ達はこちらの姿を見つけて飛んできてなぐさめてくれたので(ああ、勘違い?)気を取り直しかなり遅いシャッタースピードで、撮影・・・・・、大方ブレブレでございます。
しかし、「まあこのくらい近くに来てくれれば、見栄えもするなあ〜!」ということはわかりました。
そしてこんな右往左往している群れが絵にならないことも・・・、はは。
本当は大群で固まっていたアカヒメジが撮りたかったのですが、こいつはなんだか寄らせてくれないので残念、ここで餌付けの経験は無いのでわからないけれど、アカヒメジって、ソーセージとか食べに来るの?
で、無ければ他の群れに触発されて集まっているのでしょうか?はてさて??