後ろに見えるのはもしや、ピラミッド・・・と言うことは海底遺跡か・・・?
うそうそ(最近うそばっか。)、ワイドってぼんやりなところが多いのでいろんな感じに見えますねえ。
ここはみんなも見慣れた”水路の根”減圧停止前の水深とりでお世話になるときしょっちゅう寄るのでなんとなく通過してしまいがち(えっ、そんなことない、オレだけ・・・。)だが、なんだかんだ言ってもここも魚は多くてとってもいい場所。
そんな高い方の根の中段にある棚周辺は、魚が多く群れている潮通しのいい場所。
しかも日によって魚の種類が違っていたりして楽しい、この日もいろいろな種類の魚がいたのだが、根のトップが写る位置に移動したら周辺はアマミスズメばかりになってしまいました。
いろいろごっちゃに混じっているように見えてやはり魚の性格によって微妙にでも住み分けてるようです。
やっぱりアンドノ元祖アザハタは寄ってきてくれるのでいいです。
最近は岩がどこにあるのかわからないような状態になるほどにイシモチが群れることも少なくなったようですがまあ、そこそこな感じ。
キンメモドキが少々、玉のように集まっているのでそれを画面に入れたいと思っていますが、うまくいきません。
アザハタ達は警戒偵察に寄って来たり離れていったりするのでチャンスはまずまず、でも周囲に群れるイシモチ達はそんな都合よく見栄えのいい形にはなってくれませんねえ〜。
そんな中イシモチの群れも多くアザハタも画面の中央を横切ってくれたのでシルエット で写してみました。
・・・えっ、ストロボの発光に失敗したんだろうって・・・・・そ、そんなことはな、ないですよお〜。
あくまでも、この方が迫力が出るかと思っ・・・・、えっ、さらに明るく加工するのに限度があるから、反対に暗く加工したんだろう・・・って、・・・・・・そ、そ、そんなことは・・・。
さらば!! 逃げた・・・。
今年はさんざん御世話になった各ポイントのフリソデエビ達。
最後の締めくくりはやっぱり安堵のフリソデエビ。
なにが見栄えがいいって、オスメスサイズがそろっているところや、2匹の色合いが違っているところなんかが上げられるのですが、私にとっては穴の奥に引っ込んでいないところ!
アンドノ鼻がクローズしてから、ますますその傾向が高くなり見やすいところに出てくることが多くなっているので、体長が大きすぎてスーパーマクロ(結局今年はテレコンはずさなかったなあ・・。)の出番じゃあない、なんていわせない!
以前からフリソデを撮影していると、頻繁にピョコピョコと動かして気になってしょうがなかった触覚部分をクローズアップしてみました、これも岩陰から出てきてくれてるからこそ。
すると「えーー、こんなとこに毛がいっぱい生えているんだ!」とか「触覚の節の間にチョビヒゲのようなものが?」なんてことに気がつきちょっとビックリ、よく見てみないとわからないことって多い。
なんかこの先っぽの部分って花びらのようで好きなんですが、いったいどな能力を持っているのでしょう?
他のエビと違って平べったいということは感知する面積が大きいってこと、そして煩雑に方向を変えて動かしているってことは方向性を探っているということでしょう。
それにはもちろん、潮の流れを読んで物体の位置を把握したりすることももちろんなのでしょうが、フリソデエビの生活方式とこのエビ意外ではあまり見慣れない体型からの私の推測はこうです。
ポイントは2つ、気に要った場所を決め、長期間同じ場所に住み着くことと、食性がヒトデしか食べないということ。
同じ場所に住むエビは多いですが、当然周囲にあるものや浮遊してくるものを食べていると考えられるものがほとんどなのにヒトデ食のフリソデは近くにヒトデがいなくなれば終わりです、当然狩りに出かけなければならないはずなのに、不便なのは住処に戻らなくてはならないこと。
そこでヒトデの居場所を知るため、この常に方向性を探っているようなこの花びらが役に立つ、ヒトデのニオイetcを感知するセンサーなのではないでしょうか?!(オレの思い込み!)
アンドノ鼻のこのポイントでは、周囲にあまりヒトデを見かけないにもかかわらず、結構確実にヒトデのストックをつくっているそうですよ。