真宗寺の行事

【毎月の行事】
第1土曜日 朝10時 真宗寺例会 浄土真宗のみ教えを学びましょう

【毎年の行事】
1月1日 零時から 元旦会 一年のスタートを真宗寺の阿弥陀さまの前から
1月2日 午前11時から 正月法要
1月中旬 午前11時から 新年会
4月4日 午前10時から はなまつり(お釈迦さまの誕生日)
5月中旬の土日 永代経法要 先立たれた方を縁として仏法を聴聞する法要(お家の法事ではありません) 
7月下旬の6日間 真宗寺こども教室
8月15日 朝6時から 歓喜会(盂蘭盆会)
11月22日・23日 報恩講法要 親鸞聖人のご命日の法要
12月31日 午後11時 除夜の鐘

【毎日】
行事ではないが…
朝6時 梵鐘・開門
夕方 閉門
ミュージックチャイム 朝7時・正午・午後6時・夜9時の4回、仏教讃歌「礼讃歌」
(令和元年7月に故障しましたが、10月にシステムを一新して再び動いています)

【住職の仕事】
真宗寺境内の維持管理。
ご門徒のそれぞれの家庭の月命日(逮夜たいや・月忌がっきともいう)のお参り。法要のおつとめ。葬儀の執行。
お参り先でお渡しする「法話」と「寺報」の作成。


■報恩講法要について■






浄土真宗のどのお寺でも、行われている行事があります。
親鸞聖人のご命日の法要『報恩講法要』です。
浄土真宗で最大の行事として大切に執り行われています。
10月から1月頃まで、全国の2万を超える寺院で行われるのです。
真宗寺では毎年11月22日・23日の2日間にわたって行います。


準備はまずは、お説教のご講師の依頼です。
ご講師は基本的に寺院の住職で、布教使という本願寺の有資格者の先生に依頼しています。
アミダさまと私の間で、み教えをつないでくださるので、お説教することを「おとりつぎ」ともいいます。


10月中旬には境内の庭木の剪定をします。
10月下旬に役員会(寄合・よりあい)を開き、当番さんが報恩講の案内とお手伝いの連絡をしてくださいます。
11月初旬に真鍮製の仏具を磨く「おみがき」があります。


前日から婦人会や垣内(かいち)のみなさんで、23日のお斎(昼食)の準備をします。





住職は内陣のアミダさまの周りのお荘厳(お飾り)をし、本堂の向拝(ごはい・大屋根の軒下)に幔幕を張ります。





当日はご講師・法中のご住職方をお迎えし、法要をお勤めします。






ご講師のお説教を拝聴し、お斎をみんなで囲みます。


このような「報恩講」を全国の真宗寺院で執り行っているのです。


門徒さんが中心となって、営まれる「報恩講」。
市や観光関係ではあまり取り上げられないですが、何百年という歴史と何万という寺院と、数え切れないご門徒さんによって、執り行われている、全国的な行事です。


なぜ、もっとメジャーにならないか、ちょっと不思議な感じがします。
機会があれば、ご近所のお寺の行事に、お参りしてみてください。
きっとステキなご縁になるでしょう。