■くわんくわん 瀬谷本店 (くわんくわん せやほんてん)

●神奈川県横浜市瀬谷区橋戸1-21-20    18:00〜4:30  店休日:月  売り切れ終い  【お店HP】

【訪・記:2000/01/27】
 夜は相鉄線に乗って瀬谷駅へ。COZYさんのHPで話題になっている博多ラーメン「くわんくわん」を目指す。全く余談ながら、このHP、年明けから「食べ歩きをたどる」のコーナーがやや長文の日記調になっていて、読むのが更に楽しくなった【笑】。

 それはともかく。

 事前に地図を調べて行ったが、予想通りかなり遠い。途中からはかなり寂しい道となり、建設中の全く灯りのともっていない高層マンションなどが不気味さを盛り上げてくれる(^_^;)。15分強も歩いた所でやっと到着。し、しかしこれが……(^_^;)?

 お店はアスファルトの歩道の上に、パイプを組んでビニールシートを覆った、屋台の延長のような造りだ。そうだなあ、「桃桜林」よりもっと怪しい。昔の「意地目っ子」を二倍くらいにした感じかな。しかし、冬場は厚着したままラーメンを食べれば暖まるとはいえ、夏場はこれどうするんだろう(^_^;)。ともあれラーメン(550円)を注文。ここはすべて前金制なんで、入り口横で注文して代金を払ってから席に着くコトになる。カウンター5、テーブル4席×3の店内は、あまりキチキチに詰めてなくて狭苦しくは無い。ほどなくラーメンが登場した。



 白濁スープはどちらかと云えばさらりとした印象。海苔、チャーシュー、青ネギ、キクラゲのシンプルなもの。スープは豚骨の臭みがやや残った博多風。ちょっと豚骨以外の臭みもあったな。魚介類っぽく感じたけど、正体は不明。少し気になったが食べ進むうちに感じなくなっていった。豚骨風味の強さの割には旨味は多い。ふうむ、悪くない。

 麺は細めのストレート。デフォルトでも充分な固さとのど越しがあり、かなり本格的な博多系だと感じる。キクラゲは歯ごたえがいいが量は少な目。チャーシューはバラを使った、九州系としては結構美味いものだ。

 麺の量はごく少な目なんで、そのまま替え玉(100円)を固めで注文。お椀に入った麺に、ぱらりとみじん切り葱をかけた替え玉はすぐに出てきた。それを丼に入れると、ほのかに醤油の香りがする。おやあ、と思ってお椀の中に残った汁を丼に入れてみると、果たして醤油ダレだった。お椀の色が黒いんで気がつかなかったが、替え玉の上からタレをかけてスープが薄まるのを防いでいるんだな。卓上にスープダレが無かったんでちょっと引っかかっていたが、こういう工夫は見たことが無い。

 そういえば替え玉を頼んだ時「スープぬるくないですか」と聞かれた。充分暖かかったんで大丈夫と答えたが、もし「ぬるい」と云ったらスープつぎ足しでもしてくれたんだろうか。

 デフォでもいい茹で加減だったが、固めも「固ゆで」と「生茹で」の境目をうまく見切っていて、ギリギリの固さになっている。博多系でへたに固ゆでにこだわると、茹で時間が短すぎて逆に「ねっとり」した感じになるコトがあるが、そうはならないタイミングをうまく計っている感じだ。

 なんというか、豚骨臭があまり無いあたり、博多ラーメンのいい意味での「下世話さ」を残しつつ、関東向けに調整したラーメンというか。ニンニクがガーリックパウダーだったり、「二時まで出前可」だったりするあたり、「こだわった」感じはあまりしないが、逆に博多屋台の気軽さを味わえる感じかなあ。お酒やビールはおいてないが、逆に、博多風のうまい肴を置いてもらい、それらやアルコールを楽しんだ後にラーメンでしめる、とかしてみたいロケーションのお店だった。

#相鉄線瀬谷駅下車。海老名寄りに少し進んで「ミスタードーナッツ」横を左折。セブンイレブンあたりから「相鉄銀座通り」に入る。「相鉄銀座通り」を7〜8分で抜け、厚木街道の「瀬谷駅入り口」交差点をそのまま超える。道なりに約6〜7分。大通りに出たら右に進んですぐ。

《初回来店日:2000/01/27》
《最終来店日:2000/01/27》