Words: Shin
しずかに時を待つ 波音が聞こえてくる 青い海 白い砂浜 そして広がっていく空と雲 透き通る水面に そっと太陽が映る どこからか一つの小瓶が流れ着く そこには一通の手紙があった どこの国の文字だろう? よく読むとそれは昔懐かしい日本の言葉で書かれていた この島の中ではその言葉は目にも耳にも口にもしない ここはアナザーワールド 誰も知らない島 騒がしい金属音 あたりは霞んで見える 黒い空 焼けたアスファルト そして渋滞の車の群れ 薄暗い空に どんよりと雲が浮ぶ 今日も人が忙しく街を行き交う ただ一つの繰返しの毎日 何の変化もない毎日 すさんだ心が今もくすぶっているこの薄暗いストリート この国はいったいどこへ進みどうなるんだろう ここは住み慣れた街 誰もが夢を捨てて生きてる さぁ歩き出そう この見えない壁を壊して まだ見たこともないドリームワールドへ その足を踏み出そう 踏ん張っていこう その足をぬかるみに取られそうになっても 力いっぱい 胸を張って行こう 深い霧を吹き飛ばしていこう その霧を抜けたなら きっとすばらしい世界が広がる 迷わず行こう 躊躇することがあったら イメージをふくらまそう 僕たちは自由になるんだ この荒れ果てた腐敗した世界を抜けて 新しい世界を 夢を創造するんだ 君と行こう 僕と行こう そして未来をつかもう
To Y.G
戻る