材令による推定強度の計算ソフト
建築施工におけるコンクリート品質の管理は、生コン工場での生産から運搬、そして建設現場での打設・その後の養生までが、その建設建物の品質の良し悪しを決める最も大切な要素である。
この計算ソフトは、そのコンクリート品質の管理上における、工程の予定を事前に把握し、より良いコンクリートの品質を確保する為の計算ソフトである。
この計算ソフトの重要事項
1.下記の計算ソフトは、都内建設現場での複数の生コン工場から搬入された生コ
ンの供試体採取により圧縮強度試験を実施し、そのデーターを基にした計算ソ
フトである。
2.コンクリートの圧縮強度は、生コン工場により同じ配合条件でも偏値差がある為
生産生コン工場ごとの多くのデーターを基に、この計算ソフトを作成することが
より正確な圧縮強度を得られる。したがつて、生産工場ごとに、このような計算
ソフトを作成し推定強度を予測し管理することが望ましい。
3.下記の計算ソフトも材令が28日(4週)以上になるとデーターが少なかったため
必ずしも、より正確とは言い難い面もあります。
下記計算ソフトの使用方法
1.条件に合った配合計画(水セメント比・スランプなど)のコンクリートの推定平均
圧縮強度の計算に使用すること。
2.求める呼び強度の枠内に呼び強度を入力する。
3.求める材令日を左側の枠内に日数計算に変換して入力する。
4.以上の入力で下記の標準養生・30度養生・10度養生の場合の推定強度が自
動的に計算されて下記の通り表示される。
5.また、水セメント比が異なる場合は、求めた推定強度に下記の水セメント比
45%・65%の系数をて乗じてその枠内に入力する。
計算ソフトによる計算例
この計算ソフト Excel 2010
リニューアル致しました。但し、検証する必要がある。ご意見をお寄せ下さい。
2012年4月30日
FAX 045-250-4723
|