飯田長姫高校建築科第6期生

平成11年10月30日 高森町「湯ケ洞・御大の館」において「東雲会」を開催しました。卒業以来45年経過しました。

以下、その同級会での写真等をここに掲載いたしました。

出席者は、恩師を含め12名、皆さんのお顔が分かり易いよう

2回に分けて写真を撮りました。さて、お顔がお分かりでしょうか ?

 え! 13名いるって ?  人数間違いましたかな!

♪ だ-れが生徒で先生か! みんなであ -てて ごらんなさい ♪

翌日、清内路峠(木曽より織田信長が伊那に侵入した峠)を通り、木曽路へと入り妻籠宿・子規(芭蕉)の碑・寝覚の床・開田高原の「旅館嶽見」にて新そばで昼食・「竃カしな」にて、そば工場を見学・木曽御嶽山の御岳ロープウェイ(斜長2、330m高低差580m)にて標高2、150mの御嶽社にお参りし、中央アルプス・南アルプスの大パノラマをしばし眺め、木曽福島駅にて午後3時過ぎ解散した。

 

江戸時代を偲ばせる妻籠宿

木曽の妻籠宿は、「重要伝統的建造物群保存地区」の指定を受けていて、中山道11宿の一つの重要な宿場であった。また、中山道は、皇女和宮が江戸に降嫁の際このルートを通ったことから「姫街道」とも呼ばれている。江戸時代の宿場をこれだけの規模で、そのままを今も残す街道は、言葉には言えない熱い歴史的感慨があった。日本人なら一度は、この宿場を訪れて各々の思いに慕って貰いたいと感じた。

見晴らし台より御嶽山を望む

この日の木曽路は、空前絶後と言っても過言ではないと思われるほど、大パノラマの紅葉と小春日和に恵まれ、どこを見ても一面絵になり、写真を撮るのに悩んでしまった。特に、唐松の金色に近い明るい黄葉の色は、還暦を過ぎた年代でも、今までの観念が一度にすっとんでしまった。この木曽谷近くの伊那谷に育まれながら、この素晴らしい自然の営みに対し、恥ずかしく思ったほどである。

御嶽社より望む穂高岳・常念岳  平成11年10月31日撮影

ロープウェイより望む穂高岳

同上穂高岳を望む    平成11年10月31日撮影

この仲秋の季節、どこまでも透き通った高く青い空、自然の厳しい環境に晒された枯れ木や蝦夷松の姿、冠雪の穂高岳、そして、一面の唐松・白樺の黄葉、真っ赤な紅葉。この巨大で偉大な、素晴らしい自然のスケールには、ただただ感服するのみであった。ともかく楽しい旅であった。



東京浅草同級会

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