あなたにも出来る 複数の音源の和を求める計算式


Excelの関数式

Windows Vista Excel 2007 対応


複数の音源の和 「」 を求める式は、下記による。(L1~L5は、それぞれの音源)

            L1/10     L2/10    L3/10     L4/10    L5/10
 L=LOG10(10  + 10  + 10  + 10  +10   )

例題式;上記音源の和を求める式により、(黄色部分にそれぞれの音源dBを入力する。


例えばExcelで、下記のLOGの(10)のセルの位置は、(C12) である、他同様。
    C12       F12             I12          L12        O12
L=LOG 10 (701E+07701E+071E+1E+ 

                                 R12       T12
                       +1E+ )=73dB


例えば、音源70dBを2つのセル部分(黄色)に入力した場合、その合計は73dBとなる。

ちなみに、70dBの音源3つのセル部分(黄色)に入力した場合その合計は75dBとなる。




この計算式の「関数式」の入力は、下記による。


各セル、F12・I12・L12・O12・R12の5ヶ所(青部分)に、それぞれ下記の関数式を入力する。

F12セルに 「=POWER(C12,E12/10)」 と入力する。

I12セルに 「=POWER(C12,H12/10)」 と入力する。

以下、L12・O12・R12のセルに、上記に習い関数式を入力する。

「注;入力セル位置に注意すること」


次に、合計dBのセル部分(赤部分)T12セルに、下記の関数式を入力する。

=ROUND((LOG10(F12+I12+L12+O12+R12)*10,0)

この場合のROUNDは、少数点以下四捨五入した数値を求める場合の関数式。


追記;この計算式保護のため 音源の入力セル(黄色)部分を残し他全部「保護」すると良い。




注;上記計算式により音源が5つで、そのdBが全部【0】の場合でも、音源の和は【7】となる。

ちなみに、音源が2つで、そのdBが2つとも【0】の場合、その音源の和は【3】となる。

これは一見して矛盾しているようにみえるが、【0】dBとは基準値を持つ音が存在して

【0】dBが2つになると基準値の2倍のエネルギー量になるため【3】dBとなるのである。



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