なつやすみ

兄が、両親と彼女をつれて遊びに来た。

向こうは盆と正月という、世間一般な休み方をするため、会うのは数年ぶりである。ううむ、ぢぢぃになっとる…

小浜に来て3度目の夏だが、観光は全然していない私。この機会に、というわけで蘇洞門めぐりの遊覧船に乗った。以前、乗ろうかと思って船着場まで行ったことはあるんだけど、2000円と阿漕なのでやめたのだ(笑)

しかしなかなかよい眺めではございました。

そのあと、兄の車で三方五湖へ。私の根性のようにくねくねとひねくれまがった道の両側には「うなぎ」の看板と「梅干し」の看板が林立する。食い合わせだぞ。あたりには梅の木がいっぱい植えられている。そかー、このあたりは梅の産地だったのか。

昨日は大雨、今日も九州に台風が来ているということだけれど、観光しているあいだ空は晴れ渡り、海は燦然とかがやき、空はさながら水底から見上げる如し。鳶は道路を歩いているし、鶯は啼いているし、とんぼは大量に飛んでるし、湖の色は深いし。いや絶景かな絶景かな。価千金とは小さな譬え、この五右衛門の目からは万両〜〜(やめぃ)

しかし夏休みとは言え、お盆まえの平日と侮っていたら、蘇洞門でも三方でもけっこうな観光客の数がある。みんな泳いでるし。でも山から下りたら雨だったりするんだな。

ところで小浜から三方へはR27を走り、帰りはR162(だったっけ(笑))にしたんだけど、R27にしとくべきだった。道が細くてR27以上にくねくね状態、お昼のうなぎ蒲焼定食が腹のなかで踊る踊る。半分車酔い状態になってしまったのであった。あぅぅ、きぼちわるがっだよぉ(涙)

ま、なかなか面白い休日であった。


1997年8月7日

HOME