ヨナの日から一週間

先週の水曜日、休みなので「コンタクト」と「フィフス・エレメント」を見に大阪へ向かう途中の電車のなか。さっき落としたログを読もうと愛機OASYS−Pocket2を開いた橘は座席から半分ズリ落ち、白目を剥いて口から泡をふいた。

え…えきしょおがわれているぅぅぅぅっ!

右下の2行しか読めない(つまり全然見えない)

液晶を張り替えるのも結構するということだし、新しいのを買わんとあかんやろか、しかし現在極度の金欠やのにぃ。と、パニックしていた橘は映画館をまちがえ、テアトル梅田に行ってしまった。ここはセゾンカードを見せると300円引になる。やっていたのは「ウォレスとグルミット危機一髪」。これも面白そうだ。

見る。面白かった。パンフはなかった。不幸中の幸いであった。

難波へ移動、「フィフス・エレメント」を鑑賞。面白かった。パンフ600円。ふと思い出せば、あるネットワーカーがオアポケ2を眠らせていると某ネットに書いていたぞ。が、住所録もオアポケ2のなかである。手帳には彼の妻のPBの番号しか書いてない。とりあえず携帯の番号を入れて鳴らしてみるが返答なし。 「コンタクト」を鑑賞。ジョディは魅力的だ。パンフ600円。

番号の分かっているネットワーカーに公衆電話から電話し、目指す番号を尋ねる。通路にある公衆電話は聞き取りにくいので(橘は耳が悪い)電話ボックスを探す。ふと気づくと手が自由だ。

パンフの入った袋!

慌てて元の電話の場所へもどるが、すでに紙袋の姿はなかった。フィフスのしか読んでなかったのにぃぃぃ。くすんくすん(泣)

「オアポケ2? 3もあるで」
「3は自分が使うてるのんとちゃうん」
「2台あるねん」
なんで、同じ携帯ワープロを2台持っているんだろう?? とりあえず2でいいんだ、私は。
「いくらまでなら買う?」
そーゆー聞き方をされると困る。私は中古ワープロの相場なんて知らない。
「そっちで決めて」
「15000円では?」
「じゃあそれで売って」
「13000円にしといたげるわ」
なんなんだ(笑)

翌々日、私のよりずっときれいな彼のOASYS−Pocket2が到着。彼の妻(元々、こっちが私の友人である)の言によると、買ってしばらくは嬉しそうに遊んでいるが、すぐに飽きてほったらかすからだ、とのこと。なんちゅーもったいない。ともあれこれで通信ができるぞ。

と、思ったのだが。人が使っていた機械というのは存外に扱いにくいものであった。つーか、私のがもう私の癖がしみついているせいかな。設定しなおすのにえらく時間がかかってしまった。

今日ようやっと銀行でローンの契約手続きをした。なんでこんなに時間がかかるんだろう。完全にすべての契約手続きが終了するのが来週、引っ越しは10月2日の予定と相なった。電話のない生活から早く抜け出したいものである。

あー、金がない。


'97.9.22

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