夢日記その3

いきなり私はハムスターのことを思い出した。ずいぶん長いこと放りっぱなしにしているが、たしか、二匹飼っていたはずだ。

部屋の中を見回す。家具やら衣類やら何だか分からないものやらが散乱し、足の踏み場もない。あちこちひっかきまわして、化粧台と衣裳箱のあいだから籠を見つけた。

ひっぱりだしてみると、中型犬でも入れられそうなほど大きい。穴でもあいているのか、天辺にアスタリスクのような形に粘着テープがべたべた貼ってある。中には大量の小鳥がお腹をすかせていた。私は階段の下の物置の戸をあけた。上の段に、どこから見ても風呂水ワンダーな紙箱がおいてある。ただし、書いてある文字は「小鳥のエサ」である。ふたをあけると、眼科でくれる点眼薬のような容器が入っていた。スポイトで液体を吸い上げ、私は小鳥たちの口に先端を深く差し込んで次々に注入していった。なぜか籠の上にも数羽止まっている。あ、雉がいる。

と、思いながら私が見ているのは、羽の短いオスの孔雀だ。それも、小鳥サイズの。

そこへ、30歳ぐらい、色白で眼鏡をかけた小柄なサラリーマン風の男が裏口から挨拶もなしに、ずんずんと侵入してきた。「会社との契約ですから、この保険が…」とか、早口で何か言っているのだが、こっちは気が散ってうるさいとしか感じない。

さらにもう一人、今度は若い女が「封筒ください。A4の書類が入るやつ」と、やってくる。彼女は会社の同僚だ。彼女も、さっきの保険屋も靴を脱がずに入ってきている。土足ではなく、靴下のまま外から来たのだ。A4の書類が入るほど大きな角封筒があったかなぁ。と、彼女は封筒に入れるらしい書類をひらひらさせている。書類は二枚で、ゼムクリップでとめてある。「返信用の封筒を入れないといけないでしょ。書類は三つ折でいいって」と、言っている。
「なんや、それやったら普通の封筒でええんやん」
普通の封筒とは言っても一般的な手紙用ではなく、定型ぎりぎりのサイズのやつだ。私は封筒の入った引出しをあけた。が、中にはクズのような宛名を書きかけでほったらかした一般的な手紙用の大きさの事務封筒が2枚ほど散らかっているだけである。

いや、待てよ。そういや、バスタオルを入れた引き出しに、100円ショップで買ってきた封筒がさらのまま入っていたはずだ。と、件の引出しを見ると、思ったとおり封筒が半ば開けられた引出しの中のバスローブのうえに置いてあった。

ここで夢は終了している。オチがないぞ!


なんなんでしょうね〜??
さっぱり分かりません。孔雀が小鳥サイズなのも変ですが、それを見てどうして「雉だ」と思うんでしょうか? メスならともかく、オスだったのに…
ちなみに私はハムスターも小鳥も飼ってないし、飼ったこともありません(狩猟が趣味の猫がいるのに飼えるもんか)
そのうえウチには裏口もありません(以前の持ち主が不法改造を施したため)
会社の同僚だ、と夢の中で認めている若い女は、現実には全然知らない人です。私の夢にはなぜか会ったこともない(か、憶えていない)人がよく出演する。もちろん保険屋も知らない男だった。
これは要するに…部屋を片付けろと言うコトだろうか??(汗)
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