だって、一緒に食べたかったんですもの

というせりふがマンガであったが。

せっかく可愛い顔立ちをしているのだけど、目やにの跡がなかなか取れなかったので、この頃はあまり写真を撮っていない。
仔猫のときなんて短いのに残念だった。

人間だけでなく猫も幼児体験というのは後をひくらしい。
お腹をすかせていた記憶がよほど強いのか、るぅの食い意地は、すさまじいばかりである。
にもかかわらず、るぅは昼間はご飯を食べないコだった。
ご飯皿にいっぱいドライフードを入れてから出勤するのだが、帰ってみると全然減っていない。
どうしたんだろうと思っていたら、私が帰宅後はひとしきり甘えた後で、がつがつとご飯を食べ始めるのだ。
どうやら、独りだと寂しくて仕方がないらしい。
やっぱり可哀想な事をしているのかなぁ。
それでも寒空の下で凍えているよりはマシなはずだ、と己を慰める橘であった(笑)
まあ、そのうち彼女も慣れたらしく、ほっといてもちゃんと食事をするようになった。
それはそれで、ちょっとばかり寂しく感じてしまうのだから、人間とは身勝手な生き物である。

ところで、先日の大騒ぎをうけて、首輪と迷子札を買ってきた。るぅの評判はすこぶるよろしくない。
おまけに仔猫用の一番小さい首輪を一番内側で止めているにもかかわらず、ガリガリるぅの首には大きくあまり、しょっちゅうすっぽぬける。
もうちょっと太ってね〜。


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