1979年製 D−28
シリアルナンバー 408022
青木 高志さん 所有 2002.10.6UP
青木 高志さんのコメント
「丸ごと一冊マーテインD−28」というバイブルを手に入れ、自分なりに研究もしましたが、結局、ギターは音!
新品を鳴らすのには、時間がかかり、私が往くのが早いか、ギターが鳴るのが早いか、どちらが先になるのか分からなくなってしまうので、79年製のD−28を購入しました。(もちろん、冗談!)
ケースはグリップが割れてしまった為か、変な皮の紐がついているし、蝶番のピンは、1本無いし、ボロボロです。
ネックヒール近くの側板には陥没をリペアした跡もあります。
指板とフレットもリペア済。
その他は大きな傷も無く、トップの状態も良好です。
太腿と右手の触れる部分は塗装が変質しています。
トリムは、全体に黄味を帯びてきているが、身体と接触する部分は白く輝き、角がとれ、丸みをおびています。
元の持主がプロ級の腕前で、メチャクチャ弾きこんである(と、信じている)ので、ストロークからリードまで、とても弾きやすいセッティングになっています。
高音から低音までとてもバランス良く、鳴り響き、79年製では最高の部類と信じています。
小学校5年生の時に初めてギターを弾いてから38年、待望のギターを手にいれることが、できました。
キャリアだけは確実にその年輪の数を増やしていきますが、腕前の方はここ35年位止まったままです。
そんな私には、少し勿体無いような気もしますが・・・・・
十二分に楽しめそうです。
家に持ってきて、初めて気がついたのですが、ギターから、元持主の体臭が漂うのです。
これには、ビックリ!
高校生の時に買ったFG−350共々、可愛がってやろうと思っています。
早く、私の体臭を染み込ませてやらなければ・・・・・
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