1982年製 HD−28 Custom
シリアルナンバー 437484
KIYAMAさん 所有 2004.5.15UP
KIYAMAさんのコメント
始めまして KIYAMAと申します
今回20年以上 連れ添った私のHD-28 customを紹介いたします
当時19歳の私は、バイトで貯めた金を持ち楽器屋へ走ったのを覚えています。
最初はマーチンなんて高峰(高値)の花で、購入予定はありませんでした
当時東海のD-45モデル 確かCE-2500か2000だったか・・・?を購入予定でした。
その頃 私はビンテージレプリカに非常に強い憧れがありまして・・。
東海のカタログを穴が開くほど見ていましたので かなりの頭でっかちでした
楽器店での私の熱弁に 店主は奥からマーチンのブルーケースを持ってきて
どう?これ・・。 とケースを開けてくれました
本物のマーチン、しかもヘリンボーン、ロングスロット、Vシェーブ、べっ甲柄ピックガード
そしてダイヤモンドインレイ 正に夢に見たビンテージ
どうして?なんで?でも新品?でもブルーケース
当時、HD-28もヘリンボーンやスキャロップはありましたが
ここまでのレプリカは無かったはずです。
聴くところによると当時の東海楽器の企画で限定のカスタム品だとか・・
やっちゃいました 確か45万円くらいだったと思います もちろんほとんどローンで・・。
ブリッジのオクターブ調整、エンドピンをブロンズに・・・と手が加わっています。
経年変化でペグの交換、ブレーシング、ブリッジ再接着等リペアもしました
あと・・塗装のクラックが 凄いです
例の、阪神淡路大震災時、これだけは・・、と、HD-28をケースに入れて車の
トランクに入れてました
少しして町も落ち着き、ケースを空けたらまるで、白髪が生えたように全面に
クラックがはしっていました
こいつは、私と共にいろいろ観て来ました、決して綺麗ではありません
本当にオールドになっちゃいました -笑-
こいつの音については語るまでもなく多分どんな物とも換えられないでしょう。
でもネック幅が狭い(2ミリの差は大きい)のでフィンガーリングは少しこつがいる・・・。
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