2003年製 D−28
シリアルナンバー 947291
斎藤 利史さん 所有 2007.1.4UP
斎藤 利史さんのコメント
このサイトを楽しく拝見させて頂いている福岡在住の斎藤利史と申します。
昨年暮れとうとう、念願のD28を購入しました。 当方41歳になりますが、10代の頃はよく兄のD28を拝借してかぐや姫などを練習していたものでした。 20代はロック系に走り、アコースティックギターとは無縁でした。 結婚後は、嫁に近所迷惑だといわれるのでエレキはお蔵入りしたままの状態です。 最近子供のピアノ発表会で、子供はピアノ、自分はギターをするはめになり、友人から昔譲りうけた、ヤマハの3万円位のアコギで練習していましたが、あまりにも音がひどいので、楽器店を回りアコースティックギターを物色していました。 当初はマーチンなどとても手に届かないものだと思っていましたが、嫁に20万もするギター買えるわけないよね?と尋ねたところ、話は長くなりますが、最近嫁が13年振りに看護婦に復帰して点滴をする時手が震えて患者さんに注射できないので、練習をさせてくれたら買って良いと許しがでました。 早速楽器店を物色していると、店に展示しているD28は昔兄が使用していたD28とは何か違うことに気が付きました。 ロゴの入り方や、ブリッジやフィンガーボードの色も兄が使用していたものとは別物で何かとても違和感を感じました。 楽器店の店員に聞いたところ、自分がイメージしているようなモデルは福岡では無いと言われました。 確かに黒澤楽器さんのwebサイトでは70’モデルなどを特別仕様として販売しているようですが、さすがに通販でD28を購入する気にならず困っていました。 何気なく近所のイオンショッピングセンター内にある楽器屋さんに行くと、そこには何とロゴこそ昔の形式ではありませんが、ブリッジとフィンガーボードが真っ黒のD28があるではありませんか? また、トップの色も新品と思えないほど焼けており、申し分ありませんでした。その時点でもう購入は決めておりましたが、弾いてみて低音のボリューム感と高い音の柔らかさとで即決しました。 長い話でしたが、このようにして我が家にD28がやってきたのでした。 購入したのは2006年12月28日でしたが、シリアルを調べると2003年製のようです。このサイトのD28の遷移を調べてみると、ちょうどこの頃だけ、真っ黒の黒檀に戻った時期のものであることがわかりました。トップが焼けていたのも、店に2〜3年吊るしてしたためでしょう。 何はともあれ本当に気に入っているD28です。一生大切にしてゆきたいと思います。 購入後早速注射の餌食になり、痛い思いをしておりますが、たいしたことはありません。 |