記事タイトル:手作りスキャロップ 


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お名前: KEN   
>Majinさん

こんばんは。なるほど,「甘い匂い」ありますね。
もともとローズウッド,「薔薇の木」と名付けられた理由はそこら辺なのでしょうか?
新品のマーチンのにおいはハードケースのにおいか,マーチンのラッカーや接着剤のに
おいかな?などと思ってたのですが....

お名前: majin   
KENさん、こんばんわ。
ホントにあつかましいかぎりで恐縮致しております。
でもちょっと心配だったものですから、ついつい余計なことまで言ってしまいました。
本当にごめんなさい。
とにかく「健康診断」異常無しの診断結果が出ると良いですね!

10分〜15分して良く鳴るようになるギターって確かにありますよね。
この点については、私も何故なのかよく分かりませんが、
そのギターがよく鳴りだした頃には、きっとサウンドホールから、
甘〜い臭いが漂うと思いますよ。一度かいでみてください。
これぞブラジリアンローズウッドという香りです。
あっ、まったく答えになっていませんでしたね!ご容赦下さい。

でわでわ。

お名前: KEN    URL
>Majinさん
マーチンを持っているとはいえ,ワタシはギターの構造上のことについては本当に無知で,
Majinさんのおかげで,いろいろと勉強する事ができました。おかげでワタシの好きなマー
チンについて,今まで知らなかった内部構造のことや調整のことまで考えが及ぶようになっ
てきた気がします。
行きつけの楽器屋さんとも,こんなに詳しくギターの構造を話し合ったのは初めてのこと
で,とりあえず「健康診断」はしてもらえるし,良い方向で話は落ち着きそうです。
Majinさん,染村さん,本当にありがとうございました!

ところで,そのD-28ですが,その日の弾きはじめより,10から15分くらい弾いた頃の
方が断然「鳴り」が良くなるような気がします。弾けば弾くほど鳴りがよくなる,というか...
ワタシの思い入れが強すぎるための「気のせい」でしょうか?それともハカランダの特性と
して?そのようなことが言えるのでしょうか?
他のオールドマーチンオーナーの方,いかがですか?

お名前: majin   
KENさん、ハルさん、こんにちは。
その楽器屋さんが責任もって「健康診断」していただけるということで
本当に良かったです。
せっかくのKENさんのお気に入りに、水をさしたようなことを言ってしまい、
本当に申し訳ありません。
リ・トップもされてなかったんですね。まずはひと安心です。

染村さんがおっしゃる通り、ギターは楽器ですから良い音がしてはじめてその
価値が発揮できるものだと思います。
今の状態になんの問題もなく、良い音でとても気に入っておられるということで、
安心いたしました。その楽器屋さんの対応にも嬉しく思います。

KENさん、ホントさしでがましいことでごめんなさい。
フェイバリットのUP楽しみにしていますよ!

お名前: KEN    URL
染村さん今晩は。
マーチンのブレイシングの件,楽器屋さんも未確認のことでした。しかし,一緒に鏡を使っ
て中を覗いたところ,スキャロップもそう深く切り込んだものではなく,その加工跡も最近
のものではないようです。また,トップも,内側の様子を見ると素人目にははずされたよう
な形跡が認められず,サウンドホールを広げたときにヤスリか何かで削られたものではない
かという意見で一致しました。ただ,楽器屋さんは責任もってリペアショップに「健康診断」
を約束してくれました。(名古屋のWoodyさんへ)

今日行きつけの「ライブ焼鳥屋さん」で,アンプを通して音を出してみたのですが,やはり,
「すごい!」の一言。ホールやスキャロップのことが音にどう影響してるのかワタシとしては
定かではありませんが,どうやら今の状態でバランスがとれているのではないかと思ってしま
いました。
いずれにしてもワタシの一番のお気に入りのマーチンになりそうです。

お名前: 染村 哲也   
KENさん、MAJINさん、ハルさん、こんにちは。

楽器に対する改造の件、いろいろと課題がありますね。
確かに、マーティン社は、材質、材厚、加工等、最適の組み合わせで製造し、ベストなセッテ
イングをして出荷しているのだと思います。ですから、完成されたギターに改造を加えると、
音、演奏性、耐久性等に何らかの影響が出ることは当然考えられます。

今回のように、ブレーシングを削ってある場合、考えられる不具合点は、やはり耐久性になる
と思います。楽器屋さんがそのことに気づいていたかどうかは定かではないのですが、KEN
さんと以前からお付き合いのある楽器屋さんで、購入前に改造・リペア箇所の説明があったと
いうことですので、多分、気づかなかったのではないかと思います。NAJINさんのご指摘
通り、KENさんの健康診断の依頼に対する誠意ある対応を期待します。

ただ、耐久性の問題については、一概に悪くなるとは言えないと思います。スキャロップの削
り方や、KENさんが使用する弦、弾き方等の要素が影響してくると思います。

なによりも、KENさんがそのギターの音が気に入っているのであれば、そのギターはKEN
さんにとって他に代え難いものだと思います。楽器屋さんが健康診断等ちゃんと対応してく
れて、耐久性に問題が無さそうなら、それでいいのではないでしょうか。

KENさん、楽器屋さんで確認されて御納得されましたら、早速「My Martin 
D−28」に登録させていただきますね。

お名前: KEN    URL
majinさん,ハルさん,こんにちは。
ワタシの28ですが,行きつけで知り合いの楽器屋さんから買ったので,買う前にいろいろ話
はしました。購入時には,「ネックはリセットされているようだ」「ホールが大きくなってる
ので,最初からの特注でない限りいったんトップをはずした可能性がある」「塗装はピックガ
ード周辺を中心にやり直した跡がある」などと,2人で話しながら分析したものです。
しかし,まさか力木までいじってるとは思いませんでした。
その楽器屋さんの話によると,これは以前一度その店を経由して出ていったことのある楽器だ
そうで,その時から比べてもトップに異常は認められない旨は話してましたが。
いずれにしろ,明日再度楽器屋さんに持ち込み,どこかしかるべきリペアマンに健康診断だけ
はしてもらうよう頼みます。
ちなみに64年もののD-28にしてはまあまあやすい方の値段だとは思いますが,健康診断の結果次第では???です。
ハルさんの言われるように,音は本当にすごい!ので,後は耐久性についてのみが気がかりな点ではあります。
また,ご報告します。それでは。

お名前: ハル    URL
KENさん、majinさん、初めまして
私の家には、’56年の28がありまして、これもサウンドホールが切り広げられ
しかも、切り広げられた位置が中心から少々外れています。
そして、ヘリンボーンが、サウンドホールの周囲と通常の位置に付いています。
ネックは、細く削られ、塗装はリペイントされています。
(以上は、購入時に全て説明を受けました)
ただし、音は恐ろしいです。

私は、大変気に入ってます。

でも、骨董品的価値はあまりないでしょうね。

お名前: majin   
KENさん、はじめまして。majinと申します。
KENさんのコメントを拝見していて、このD−28を売った楽器屋さんのことが
少し許せない気がしてしまい、おせっかいながらあつかましく投稿させて頂きました。

サウンドホールが広げられた程度は、外観で見分けがつくとしても、
ブレースをスキャロップにしたり、その為にリトップしたり・・・
その楽器屋は、ちゃんと説明していなかったのですか?
もちろんKENさんご自身が納得されているのであれば、問題はないのかも知れませんが
’64年D−28、けっこう高かったでしょ?
私なら、楽器店にすぐさまクレームをつけ返品します。

確かにノンスキャロップのブレースを削ると歴然と音量が増しますよね。
これで本当に音が良くなることもありますが、その代わり力のかかり方が
急激に変化してしまい、表板がブリッジより下の部分が膨らんだり、
サウンドホール側が落込んだりして、いろんなトラブルも多くなります。
結局、そういったことによる歪みが、ピッチを狂わせたりクラックの
原因になったりします。
ましてや一度トップを外すということは、接着も塗装もやりかえてあるはずです。

’64年頃のD−28は、スモールメイプルプレートですし、ブレーシング自体の
太さなどの関係などから、ブレースは適正な高さにしてあるように思うのです。
そういうことも熟知された方が、改造したのであれば良いのですが・・・。

どのような説明のもとでその楽器屋が販売していたのか、とても気になります。
もし「オリジナルです。」とか「EX」とかの表現をしていたとなると???です。
買うときに、客はサウンドホールに手を入れて確認できないわけですから、
売る側は、その辺のことを熟知したうえで、適正な説明のもと適正?価格で
売るべきだと思うのです。

買われたご本人のKENさんが、本当にご納得されているのであれば、
あえてこんなことは、いらぬおせっかいなのかも知れませんが、
最近ビンテージギターを扱うお店でとんでもない店が増えているので、
少し腹立たしく思いコメントさせて頂きました。
もし、ご気分を損ねられたらゴメンなさい。

この件、染村さんは如何お感じになります?

お名前: KEN    URL
染村さんこんにちは。64年D-28のKENです。今日弦を張り替えるついでに(あ
まりよくないのでしょうが...)全弦をはずし,サウンドホールに手鏡をつっこ
んで,内側を観察してみました。すると,なんと,力木がスキャロップ気味に波
打っているではありませんか!64年にはもうスキャロップのはずはない...と
思い,さらによく見ると,その波打ち方が均一ではなく,どうやら後から削られ
たような感じなのです。要するに,このギターは一度バラされて,ホールの大き
さも含め,かなりの改造を受けたもののようなのです。
そう思って細部を改めて観察すると,バインディング部分も微妙に隙間があるよ
うに見えたり,塗装もなんだかムラがあるように見えたりします。
こういうギターってやっぱり「中古」としての価値は下がるのかもしれません
が,音はあくまでもすばらしいD-28のサウンドで,ワタシのD-45の音量をしのぐ
ほどの鳴りです。ま,こんなD-28があってもいいですよね!

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