記事タイトル:クラギのゴールデン・エラ 


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お名前 Name: 伊藤日出夫    URL
クラギでなく、フラギです。58年ギター弾き、デヴュー五十年、サントスの
1931年、野崎ギターの不死鳥、今度、Mラミレスに惚れましたが、サントス
の、制作かもしれません。レ−ジェス1978年も、愛用してます。
[2003/12/28 12:20:09]

お名前 Name: BLUESBOY   
gakuさん、またまたコメント有難うございます。そうですか。私はマーチンではハカランダ
ものは持っていないんですが、クラギはハカでないとと思っておりました。それが大きな
落とし穴なわけですね。やはりクラギ業界もハカ材であることをネタにして美味しい商売
しているってことですか。うっかりハマるとこでした...とはいえ、やっぱり欲しい(爆)。
[2003/07/07 17:40:19]

お名前 Name: gaku   
材の質の低下は平均してはっきり有ると思います。
ただ問題は製作者の材の乾燥などの扱いと選別、
それをどう生かすかに掛かっていると思います。
ハカランダの良材は実質的に存在しないのですがインディアンローズウッドを使用して
素晴らしいギターを製作している第一線級の製作者が大勢しますし
現にコンサートやレコーディングで良く使われています。
(国内で販売されている新作のハカランダモデルは大抵 国内の楽器店の特注モデルが多く
ハカランダモデルをスタンダードとして製作している一流製作者はほとんどいない)

ラミレスに関しては(あくまで私の個人的意見ですが)
現在のC650は本来のラミレスのスタンダードクラスで
前は機種名が無くラミレスといえばこれでした(笑)
値段や状態を考えるとラミレス3世時代のスタンダードを中心に探すと
比較的リーズナブルに良い物がある可能性が高いと思います。
それ以前ではまず状態が悪いものが多いですしときどきとんでもない価格がついていたりします。
(前に書いたサントス製作のラミレスなどD50が2台買えます(笑))
注意が必要なのはこのクラスのラミレスユーザーは割合ハイレベルな人が多いので
見た目はきれいでも挽き潰されている場合も有る事です。
ヤフオクなどでは破格の安さで無い限り手をださず必ず弾いてみる必要が有ります。
(弦高を気にする人が多いのですがネックが極端に反っていない場合は、とりあえず気にする
必要は無く音中心で判断し 購入後は状態が良いと思ってもしっかりした所にリペアにだして
微調整してもらう方が確実に良いと思います。
クラギ弾きはトラブルがおこっていなくても数年置きに健康診断を兼ねてリペアに出す人が
大勢します。)
掘り出し物(笑)が有るポイントは、シダー(米杉)トップです(笑)
日本ではシダーは上級機では人気が無くスプルースばかりですが
ラミレスはクラギの上級機に世界的にシダートップを広めた立て役者で
シダーモデルに良質なギターが多く しかも何故か国内では人気が無いので
安かったり売れ残っていたりします。(笑)
シダーモデルが有れば候補の一台として是非試奏して見てください。
(以上はあくまで私の個人的意見です)
[2003/07/07 15:09:54]

お名前 Name: BLUESBOY   
健太さん、コメントありがとうございます。私は今、ラミレスのC650のいいもの
を探しておりますが何年製あたりが熟れごろでしょうか。
[2003/07/02 07:52:23]

お名前 Name: 健太   
みまさなんこんにちは。

gakuさん共々私もクラギにファンす。奏者のなかには30年^50年ぐらいの経年変化
をした物がいいとする人は多いです。
ところが私は18世紀〜19世紀初期に本当の鳴る楽器を数本持ってます。
Xのスキャロップですがガット以外を張る気にもなりません。

18世紀19世紀のガットが評価されないのは理解できます。
しかし、枯れて枯れぬたいガットの音に惚れてる自分が間違ってるとも思いません。

クラギのゴールデンエラーは、マーチンで言うと18世紀〜19世紀初頭にあるのかも
知れません。

30前ぐらいが最高と言う意見も、もちろん理解できない訳ではありません。
スパンを伸ばせばいい楽器も多く存在するのです。
[2003/07/02 00:38:24]

お名前 Name: BLUESBOY   
gakuさん、さっそくのレス有難うございました。な〜るほど、さすがにクラギにはお強いです
ね。ところでこの掲示板でよく議論される近年のよい材料不足や材の経年変化などは問題とは
ならないのでしょうか。やっぱり新品よりも古くてよく弾きこまれたギターの方がいいと思う
のですが。いかがでしょう?

>村治佳織嬢は数多く歴史的名器を所有していますがメインは新作の「ロマニョス」です。
ハウザーかと思っておりました(あのトヨタのポスターのあれですよね)。余談ですが
私のクラギの先生は佳織ちゃん(先生はそう呼びます)とは同期生だそうです。かたや
超人気者で、かたやシガない町のギターの先生。でも実力は私の先生の方がずっと上らしい
ですよ(本人談)。「なんで彼女はあそこまで有名になったんですか」と聞いたところ
「かわいいから」だって。すごく説得力がありました。それにしても彼女が「数多く歴史的
名器を所有...」なんてと聞くと先生がほんと可愛そうです。だって100万円のギターを
1本手に入れるのに車売ったらしいですよ(トホホ)。世の中ほんと不公平ですね(笑)。
[2003/07/01 18:16:18]

お名前 Name: gaku   
クラシックギターにゴールデン・エラは無いと思います。
あるのは「名工」です。
村治佳織嬢は数多く歴史的名器を所有していますが
メインは新作の「ロマニョス」です。
ラミレスに関しては ラミレス一世の弟のマニュエル・ラミレスの「工房」作で
サントス・エルナンデスが製作したギターが高く評価されています。
ラミレスは基本的に工房で幾多の職人が製作するスタイルを取っています。
その中でもトップクラスの職人が製作するギターにはその職人の焼印が内部に
押されていてこれが有るギターは上質だといわれています。
(たとえば○にPBと入っていた場合はパウリーノベルナベ作で
ベルナベはその後独立しイエペスのギターを作った事で有名です)
(最近の日本国内定価数十万円で買える入門機は別ですが・・・)
ラミレスはラミレス三世で大きく変わります。
ラミレス三世は自ら製作したギターは一本もラミレス家から外に出ず
統率役に徹していますが ある種天才とも言える人で
随所に改良を加えて 現在のラミレスの世界的な評価を得た人です。
(昔のスタイルの方を評価する人も当然います(笑))

国産の量産ギターも昔はいわば手工量産でしたから職人の腕で大きく違い
無名でも名工と言える人が当然いました。
(修理時に内部を見れば腕の冴えは判るそうです)
(今でも良い量産クラシックを作るメーカーの中には手工量産のスタイルを残している
メーカーがいくつか有ります)

単純に年代では判断できないと思います。
[2003/07/01 16:02:35]

お名前 Name: BLUESBOY   
こんにちはBLUESBOYです。今日はクラギの話題でスレッドを立てました。私は全音
というメーカのクラギを持っていてヤフオクで6千円ほどで買ったものですが、製作
が60年代ということで枯れたいい音がします。最近、新大久保の大手楽器店で何十万円
もするギターを試奏させてもらってるのですが、この6千円の音色を明らかに上回ると
思われるクラギをまだ知りません。

そこで思うのです。ラミレスやハウザーもマーチンと同じなのかなと。マーチンと
いえばフォークギターの王様ですが、新品や近年のものは???ですよね。

そこでどうなのでしょう。クラギにも「ゴールデン・エラ期」はあるのでしょうか。
ここにも大勢クラギファンがいらっしゃるようですので是非ご意見をお聞かせください。
特にラミレスのゴールデン・エラについて知りたいです。
[2003/07/01 15:07:27]

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