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お名前: KIDS
キノピオさん、貴重な情報、ありがとうございます。
こう考えると、ギターの材料の善し悪しや音への影響などは、セオリーはあるけど例外もあり、
という感じで難しいですね。
さらに、自分の好みも関わってきますよね。
やはり、時間をかけて納得のいくものを探すのが最善の方法なのですね。
でも、こうやってみんなハマっていくのかな?とも思ったりして。
いやこれは冗談です。
お名前: キノピオ
KIDSさん、こんにちは。キノピオと申します。
ものの本によると木目は詰まってるほうがよくて
1インチあたり12〜18本ぐらいがいいといわれているようです。
ぼくの持っているマーティンも1本を除いては
みんな木目が詰まっていて、この範囲に入ってます。
新しいマーティン(とくにシリアルが60万台後半ぐらいから)は
D-28でもけっこう木目の感じがイマイチだなあっていうのが
増えてきたような気がします。
やっぱり程度のいい材はどんどん手に入りにくくなっているので、
上級器(D-42とか)用にとっているのではないでしょうか。
さっき1本を除いてと書きましたが、そのギターは
木目の広いところになると1インチあたり8本ぐらいしかありません。
ところがこの1本がとてもいい音がするのです。
1953年製の000-18で、じつはRHYギターズの山口さんから
「これを弾くと000-28はいらないなって思いますよ」
というお墨付きを戴いたほどです。
(でもやっぱり000-28も欲しいですけどね)
ですから木目にも例外があるってことだと思います。
ただギターも見た目はすごい大事だと思いますよ。
たとえば家具は実用品ですけど、アンティーク・ショップで
売られてるようなマホガニーやローズウッドの家具って
ほんとにきれいですよね。
ましてギターは趣味のものですから、外見が気になるのを
一生懸命押さえこんで、楽器は音だ、音さえよければいいんだ
って思いこもうとしても、あとで後悔すると思いますよ。
あたらしいD-28でも、木目がきれいで、ちゃんとブックマッチになってて
しかも音も素晴らしいっていうギターも探せばあるだろうし、
80年前後のものは、今よりはいい材を使っていて
値段も手ごろなのがありますから、
もうすこし探されてはいかがでしょうか。
お名前: KIDS
ナンシーズミュージックボックスさん、ハルさん、ありがとうございます!
ブックマッチに関しては、少しは知っていたのですが、
ナンシーズミュージックボックスさんが詳しく教えてくれたので、よくわかりました。
それで、私が気になっていることは、ハルさんが言うように、
2枚の板が平行に継がれていないということなのです。
左は垂直、右はやや斜めになっているので、このような左右非対称になっている状態って、
良い状態と言えるのかなと思いまして。
すごく極端に言えば、トップの中心線での接合は、
木端(木材の縦断面)と木口(木材の横断面)との接合になっているわけで、
弦のテンションや湿度による膨張・収縮その他を考えると、
大丈夫なのかな、という疑問なんです。
どうなんでしょうか?
それから、ついでと言ってはなんですが、木目のことについてもおききしたいのですが、
そのD-28、トップに使われている木の木目がけっこう粗い感じがします。
木目が詰まっていないと言うのでしょうか、木目の間隔が広い感じがするということです。
もちろん、僕の持っている国産のギターに比べて、という意味ですが。
高級ギターは、緻密できれいな木目だろうとばかり思っていたものですから、気になります。
少し神経質すぎるのかな?
試奏の時の印象を大切にして買った方がいいのかなあ?
お名前: ハル
ナンシーズミュージックボックス さん
KIDSさんは、その事はご存知だと思いますよ。
KIDSさんが、心配されているのは左右がマッチしていない事だと思われます。
>向かって右半分の木目が、微妙に斜めになっています。左半分は真っ直ぐです。
という文章を読むと「右半分が斜め、左半分が垂直」というふうに読めます。
つまりブックマッチなら基本的には左右が対称になるはずでその事を気にされて
いるのではないでしょうか?
違うかな?
お名前: ナンシーズミュージックボックス
URL
KIDSさんはじめまして!
ギターのトップ材の取り方は基本的に1枚の板をスライスして広げて使用するそうです。
この時、2枚にはなりません。
文字にすると大変難しいのですが、本を一枚の板と仮定しそれを開くと考えてください。
その開いた本の真ん中がギターの中心線にくるように板取りします。
ですのでギターの中心線を境に鏡面対称(こんな言い方あるかな?)になります。
例えばギターのサドルの5cm左側に他の所よりも濃い色の木目がある場合、サドルの右側5cm
の所にも同じような色の濃い木目が存在するのです。
実物を見てみないと詳しくはわかりませんが、今回相談のギターの中心線に鏡を置き左半分を鏡に映しだしその鏡に映った
木目と右半分が同じように見えれば上記のような板取りをしているものと思われます。
(実際に鏡がおけない場合イメージしてください。)
極力、平行になるように板取りするようですが...
お名前: KIDS
はじめまして。
こんなにマニアックなマーチンのサイトがあるとは知りませんでした。
それにしても皆さんのマーチンに関する知識はただならぬものがありますね。
さて、私も高校生の頃からオンボロ生ギターを弾き続けている者ですが、最近、楽器屋で見かけたD28を試奏して、これまで弾いていたギターとの音の違いに激しく驚き、「これは買いたい」という気持ちが日増しにつのってきております。
ただ、決して安い買い物ではないので、モノの見極めは慎重にと思い、アドバイスをいただけたらと思います。
その楽器屋に唯一展示してあるD28、よく見るとトップの向かって右半分の木目が、微妙に斜めになっています。左半分は真っ直ぐです。つまり、右と左の木目が平行になっておらず、トップの真ん中の継ぎ目を境に、木目がV字(かなり鋭角のV字ですが)を描いております。
木材の取り方だといえばそうなのでしょうが、こういう状態って言うのはよくあるものなんでしょうか?
隣に展示しているD18やD35のトップを見ると、ちゃんと平行に継いでいるだけに気になります。
どなたかお答えいただけたら幸いです。
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