記事タイトル:なぜ28なのか? 


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お名前 Name: なみgこぞう   
マーチン党さんおやすみなさい。

そうそう
 阿吽もオームもアーメンも音がにてるでしょ。
 もとは同じではないかと・・・
 文字や意味でなく・・その音、響き・・・これに力があるのでは。
 始まりと終わり、そしてまた始まり・・・輪廻
 種をまいて、刈って、また種ができる、その繰り返しの不思議。
 なぜ繰り返すのか・・
 それで思い出しましたが
 ギターといっしょスレで触れた「シラーの書簡」はこれでした。

 何かを感じます。
 ↓


樹木は育成することのない
無数の芽を生み、
根をはり、枝や葉を拡げて
個体と種の保存にはあまりあるほどの
養分を吸収する。
樹木は、この溢れんばかりのの過剰を
使うことも、享受することもなく自然に還すが
動物はこの溢れる養分を、自由で
嬉々としたみずからの運動に使用する。
このように自然は、その初源からの生命の
無限の展開にむけての秩序を奏でている。
物質としての束縛を少しずつ断ちきり、
やがて自らの姿を自由に変えていくのである。
フリードリヒ・フォン・シラー
[2008/12/14 00:35:56]

お名前 Name: マーチン党   
なみgこぞう様 

私の持論としては
真の「完全」とは存在しないものだと思っております。
仮に、今現在いちおう「完全」といえるものでも、
それは、ある一定条件下での結論だと思います。

たとえば今日はフィギアのGPファイナルがあったけれど
もし、現在の条件(ルール)の範囲で「完全」に演じたとしても
さらに競技者の技術が進化して
たとえば8回転ジャンプが満点基準となったら
現在の完全な競技者でも、完全ではなくなるということです。

人類の進化というものは
永遠に追求されるべきものであるという見解から
真の「完全」は存在しないというのが、その理由です。

ただ、その場にとどまっていることは「退化」の始まりです。

明日は休日ですが、朝から家族に付合う用事があるため
「朝まで討論会」は、ご勘弁いただき
今晩はこれにて失礼いたします。
[2008/12/14 00:17:42]

お名前 Name: 古都   
私も感じる科学の根底
ゼロの発見
古代エジプトにての
天空観察による農作物の生産性
これがき起源かもしれない

金剛力士
「阿」「吽」
あるいは
「風神」「雷神」

「正義」と「悪」
「静」と「動」
人間 どちらに傾くかはいろんな要素があるのでしょうが
何が響くか?
これを受け取る感性は誰にでもあるのではないか?そう感じます。

経てして私は過去人間の脳の限界の論文を読んだが
凡人では想像できない世界の
その上の世界が存在するとしても、何も不思議なことではない

根底から、人間のメジャーが間違っているのかもしれない
愛や感情の生育の根源も間違いかもしれない

例えばエイリアンが来襲したとして
交友か?あるいは攻撃か?

我々、人類はDNAの近い犬や猫とも会話が出来ないのに
エイリアンとの交流などありえないことは、今の私にでも理解できる。

ただ、流れてくる音を聴いて 感動できる野生も持っている。
[2008/12/14 00:08:35]

お名前 Name: なみgこぞう   
うわ〜、マーチン党さん
ごつい書き込みで圧倒されました。

その書き込みを読んで心に浮かんだことをつれづれに・・・

無とは、存在が対象により確認できない状態と考えると、
有とは、ゆらぎ、変移などととらえてみてはどうでしょう。
電気エネルギーでいえば、電位差。熱力学でいえばエントロピーが小さいみたいな。
無から有が発生するというより、たとえば静止状態から動的な状態への変化・・・
その引き金の力が何なのかは、いまだ謎ですよね。

宇宙論などは、子供のころから好きで、読んだりしますが、理解など到底できません。
多元宇宙論や、ワープした余剰次元、果ては11次元膜宇宙論にいたっては、
もう、理解の端切れもできません。

でも、中学2年生で、初めてカセグレン望遠鏡でスバルをみた時に、宇宙の
神秘に、その謎の魅力にとりつかれたのは確かです。
理系ではないです・・・おもいっきり文系です。
知りたい欲は強いですが・・・何かと概念的に理解してしまおうとしますから。

そうそう、存在というなら、
音楽の元の音も、物質的には存在しない。
止まったいた弦が震えると、音が生まれる。
でも音そのものは存在しない、空気の疎密があるだけ。
その振動を耳が電気にかえて脳内で、伝達物質の変化が起こる。

そういってしまうと、だいなしだけど、
やっぱり心(魂?)というものがあって、音に乗った音楽という摩訶不思議
なエネルギーが何かを起こすと思えます。
光あるところに影があるというが、そうではなく、影があって、光という
概念が生まれる。
変化=存在
陰と陽=存在
+と−=存在
なんというか対であることが存在。
う〜ん
なんか完全について書いてみようと思ったのに深みにはまりました。
何が言いたいのか、うまく書けません・・・
失礼しました。
[2008/12/13 23:37:54]

お名前 Name: マーチン党   
なみgこぞう様 

こんばんわ
ためになるお話ありがとうございました。
貴兄は理科系の御仁でしょうか?

>でも、数字の不思議を考え出すと、
ますます寝られなくなるのでご用心を。
↑
まったくもってごもっともなことですが
どんな理論体系にも、
証明不能な「公理」というものがあるから
それはしょうがないことなのです。
証明しようがないけれど、
とりあえずそれは正しいことだと仮定した上で
それを元に、さまざまな「定理」が証明され
科学というものは進化してきました。

たとえば、
どこまでいっても永遠に交わることがない状態のことを
「平行」と呼びますが
これは、証明できないけれど、
まぁ、とりあえずそーいうことにしようという
幾何学上の「公理」のひとつです。

「公理」は、その他にもいくつかありますが
それらを元にしているのが、
現在我々が生きている世界で
一般的なユークリッド幾何学です。

しかし、それとはちがった見解から
別の「公理」を唱えれば
またちがう幾何学体系が形成され、
現実に、非ユークリッド幾何学というものも存在します。

単位の決め方や、それこそ音楽の基本として一般化していることでさえ
その大元の部分は、誰かが勝手に決めたことなのです。
だから、それとは別の考え方や使い方があってもかまわないのですが
一般社会で、それがどこまで通用するかどうかは
また別問題となってきます。

もう少しわかりやすくいえば、
デジタル家電のフォーマットなどでも
いくらでも創ることはできるけれど
もっとも多くのユーザーに支持される
あるいは業界の中で覇権をにぎったものが
一般化しているというだけのことなのです。

ところで、古代中国の哲学者老子は
「有は無に生ず」と唱えましたが
凡人には意味不明なこの論理とまったく同じ表現を唱える現代科学者がいます。
彼いわく「宇宙は無から生じた」・・・と
その説によると、宇宙は時間も空間も物質もエネルギーも存在しない
ようするに「無」から、量子力学的「トンネル効果」によって
突然生まれてきたということです。

粒子と反粒子が衝突すると
消滅して「無」に帰する現象があるのだから
逆に「無」から粒子と反粒子が生じてもよい
という理屈かも知れません。

古代人は天体運動をはじめとする自然現象を
畏敬の念をもって眺めていましたが、
文明の発達とともに宇宙の根源を究めたい
という欲求が生じてきました。
そして、近代になって科学がその対象を
宇宙にまで広げて次々とナゾを解明しているものの
結果としては、それ以上に新しいナゾを生み出しているのが現実です。
つまり、ナゾを解けば解くほど
さらにわからなくなっていくというのが宇宙というものでしょう。

とはいえ、古代哲学者の直感的洞察と現代科学者の理論的帰結が
図らずもまったく同じ表現に合到したことは、興味深いことだと思います。

なんだか、とりとめのない話になってしまいましたが
私は「完全」よりも「不完全」なものや状態であることの方が
どちらかというと性に合っている人間です。
「生涯不完全人間」これが私の身上です。

乱文失礼いたしました。
[2008/12/13 22:41:57]

お名前 Name: なみgこぞう   
マーチン党さん
 
 おはようございんす。
 こぞうは、今まで呑んでいたので、ちーとばかしヤバ頭っす。
 「なぜ28か」の正しいお話は、みなさまからご出されたので、
 もう、こぞうがレスしてもいい頃ですよね。

28という数字を聞いて、最初に連想するのは月の満ち欠け。
周知のように、地球上の生命は、この月の影響を色濃くうけておりんす。
んで、月の公転周期、約28日は、完全を意味するのでは・・・
マーチンに手を染めたものが行き着く先・・・完全
だから、このサイトもD28の名が冠されているのかと思うのですが、いかが?

28は、完全数にして調和数・・
他にもいろいろ登場する不思議な数字です。
人を結びつける数字。

でも、数字の不思議を考え出すと、
ますます寝られなくなるのでご用心を。

では、おやすみなさいzzzzz
[2008/12/13 06:20:03]

お名前 Name: YAMAGUCHI   
本日すずらんどおりS賀楽器でも2-27みかけました。
ずいぶん細身な楽器ですね。
[2008/12/11 16:21:02]

お名前 Name: 88   
青爺さんに2-27が出てますね。 
28より豪華な仕様ですよ。
これでD-27作ったら面白いね。

http://www.blue-g.com/stk/detail.cgi?pid=02861
[2008/12/10 19:19:09]

お名前 Name: マーチン党   
28の卸値28ドルだったということは
45は45ドルだったということ?
そーいう価格的な市関係でスタイルの数字って決められてたのですか?

意外! 

私は、そのスタイルが生まれた順番だったと、今まで思っていたもので・・・
う〜む
[2008/12/09 01:20:06]

お名前 Name: barfret   
ちあきさま

卸値28ドルの件ご教示くださりありがとうございました。納得しました。
[2008/12/08 16:39:54]

お名前 Name: 兵士   
マーチン党様

いきなり全くスレ外しの書き込みをしまして申し訳ありません。

そうなんですか。
実は鉄人28号の年代からは少しズレているのであんまし詳しくありません。
(私は仮面ライダーの世代です。最初に惚れた芸能人は浅田美代子・・・)

27号の絵を見て、わが母校の応援部の連中を思い出してしまったくらいです。

そう言えば、D28が最初は28ドルだったって話は私も聞いた事があります。
ES125なんかも125ドルだったとか。(間違ってたらスミマセン)
[2008/12/08 13:59:37]

お名前 Name: マーチン党   
兵士様

>僕的には27号嫌いじゃないです。
↑
でも、27号って鉄人ストーリーの中では、
悪役だったんですよ。
見るからに、頭にソリが入っていて
ヤーさん風でしょ・・・
だから、カブ(27)で勝負してきたのかな。

その点、28号はヘラクレスっぽくて
いかにも「正義の味方」ってキャラ立ちしてる。
今はブタ(28)でも「最後は勝つ!」という気迫がありますね。
[2008/12/07 22:56:07]

お名前 Name: ちあき   
barfretさんへのご返事です。

スタイル28の1898年小売価格は
1-28 $40
0-28 $45
00-28 $50
ですが、マーチン社は当時詳細な価格表を発行していなかったので
これらは "dealer net price"です(ロングワースの本による)。

で、気になったので先の資料を見直したところ、

a price increase later made Martin's largest model 
"concert model" the only one guitar with a $28 
wholesale price, and Style 28 has been with us ever since . 

とありました("Martin Guitars", Washburn&Johnston, P.52)。
なんと卸売価格が28ドルだったのですね!
情報提供ありがとうございました。
[2008/12/07 13:41:21]

お名前 Name: マーチン党   
マーチン博士のみなさま
貴重な学説
ありがとうございます。

やはり、わからないことは
素直に質問してみるものだと思いました。

D-27
↑
せめてリミテッドでもいいから
マーチンで企画してみてほしいものです。
[2008/12/07 03:08:44]

お名前 Name: barfret   
28の意味は、1800年代に当初そのモデルの値段が28ドルだったからという説があります。
未確認です、悪しからず。
[2008/12/06 23:32:02]

お名前 Name: ちあき   
スタイル27に追加です。
1857年より以前に、1や2より大きい「0-27」もあったようです。
「アイボリー・サウンドホール・デコレーション」の記述ですから
貝の装飾よりプレーンだったようです。
("Martin Guitars", Washburn&Johnston, P.52)
[2008/12/06 16:22:56]

お名前 Name: ちあき   
私もわかる範囲で。。。

>なぜD-27ではなくD-28なのか?

サイズがD、スタイルが27ではなく28だからです。
88さんの説明に補足しますと、スタイル27の特徴は表板のバインディングが
ヘリンボンではなく、マルチカラーです。
2-27ならば1883年製の写真や1898年カタログの絵がムック本等で確認できます。
1-27の絵や画像は私の手許にはありません。

>なぜ、そもそも28と決まったのかが、私には不明。

私にも不明ですが、27の次にモデルアップされたからだと思われます(私見です)。
 27:1857年(売上台帳初年度)
 28:1874年(価格表初年度)
上記の通り、デザイン上は27の方が豪華ですから、豪華な順ではなさそうです。
ただし、スタイル20〜28の登場が時系列的に必ずしも一致はしません。
20番台では特にスタイル25だけが1800年代に確認できません(ご存知の方は教えて
下さい)。
また、1870年の価格表には22と23もありませんが、これは当時継続生産品ではなかった
からではないでしょうか(どちらも1850年代)。

>あるいはD-27というモデルも存在するのでしょうか?

存在しません。
スタイル27で存在するのは1-27と2-27で、まだDサイズが無い時代です。
仮に今オーダーしても記録上は「カスタム」となり、D-27とは記録が残らないと
思います。が、アバロンロゼッタにマルチカラーバインディングのDは見てみたい
ですね。

ちなみにスタイル29はありません。
スタイル30が1901年に登場しますが、20世紀に入りドイツ製のシルバーペグが
装着されたので29を飛ばして30番台に乗ったのではないでしょうか(私見です)。

88さんが書かれたスタイル以外では、アーチトップ、ウクレレやバンジョー、
マンドリンまで入れると、0、1、2、3・・・と始まります。スタイル51は
数字では50の次ですが、バリトンウクレレ(1960、1988〜)とか。。。
さすがに全てのスタイルは調べ切れません。
スタイル28-45(000-28-45、1938〜9年)はボディが000-28でネックが000-45。
ここまでくるとなんでもありですね(笑)

以上の資料はロングワースの本と、ウォルター・カーターの本です。
[2008/12/06 14:07:24]

お名前 Name: 88   
ジョージグルーンの、Vintage Guitar Guide をみると、スタイル27は、1857-1907に存在してますね。
1-27という機種があったようです。スタイル28との違いは、サウンドホールがアバロンリングということと、バインディングがヘリンボンではない、ことくらいですね。

たぶん、27と28の仕様上の違いがほとんど無いので、28に統合されたというところでしょうかね。

ちなみに、確認できるスタイル番号は、15から始まって、16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.と
ここまでは順番通りで次が 30.33.34.35.36.37.38。
39が無くて、40.41.42.44.45
あと、64.65.68.76 なんてのもありますが、限定機種のようです。
50とか100とかもありましたね。
[2008/12/06 08:49:37]

お名前 Name: 兵士   
ギタリストの皆様おはようございます。

>追伸
>鉄人27号があったのだから、
>D-27もあってよいような気がするのですが・・・

鉄人27号って何だろうと思って調べたら、
実は1号〜28号までいたんですね。
25号までは失敗作だったとか。
僕的には27号嫌いじゃないです。

http://blue.zero.jp/poseidon/robo/tetsujin/No27.html

あ、ギターですか?
なんで28なんでしょうね?
[2008/12/06 08:15:33]

お名前 Name: マーチン党   
みなさま、おはようございますって
まだ早いか・・・
なんか寝付かれなくて書き込みします。

くだらん質問だとは思いますが
なぜD-27ではなくD-28なのか?
D-18とD-45は、ともにゲンのいいカブ(9)だけど
28じゃもろにブタだもんね・・・27だったらカブなのに
オイチョカブに例えてしまってスミマセン。

まぁ、おそらくD-28以前から
ローズウッド仕様はスタイル28と
呼ばれていたからなの、そうなのだろうけど
なぜ、そもそも28と決まったのかが、私には不明。
マーチン研究家の博士号の方で
この件に関して、たしかな説をご存知の方がおられましたら
ぜひとも、ご教授よろしくお願いします。
あるいはD-27というモデルも存在するのでしょうか?

追伸
鉄人27号があったのだから、
D-27もあってよいような気がするのですが・・・

乱文失礼いたしました。
[2008/12/05 02:19:21]

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