記事タイトル:オールドギター 


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お名前: 家城   
TANNさん、まいどです。確かに電話のほうが早いですが・・・(笑)

ムック本、読み返してみると、確かに何故にハカランダが選択されたのか?という
理由はどこにも書いてありませんねー。
特に、シ○コーさんのムック本はいつも誤字や間違った内容が多いので、
どこまでが正確な記述なのか?(笑)

でも確かにこの疑問については、憶測でしか話せないのが正直なところで、
もっと深くギターのルーツを知る必要がありそうですね。

私はそのルーツをたどると、案外当時のヨーロッパの家具材に突き当たるような気がします。
ハカランダや、メイプル、エボニーやマホガニーなどは当時より、家具材料として
流通してきたようですし、こういった材料をは木工職人たちが当時から比較的入手
しやすかったのではないでしょうか?(すいません。またまた憶測です。)

このあたりのルーツについて、ご存知の方おられないでしょうか?
非常に興味のあることですし是非一度教えていただきたいです。

お名前: TANN   
DAIMAJINさん、こんにちは・・て、電話の方が早い?
アコギブックとMartinブック2は実は某近所ギター屋さんで、借りてきていました。
で、とにかくその手の記事をさがしましたが、Martin社がハカランダを選択した理由についての記述は
見つけることはできませんでした。ごく一般的に、ハカランダについて書かれているところは有りましたが
問われた事にたいしての、回答を見つけることはできませんでしたので、その後書き込まずにいたんですが・・・。
この手の話は、ロングワースや、Martin研究家が書いた洋書等を見ないとわからないのかもしれませんね。

お名前: 家城   
この話題、えらい時間たってるのに、発言したら大ボケかもしれませんが、
ひとこと。。。


ハカランダ・・・。
確かに流通の面で低コストってのもあったかも知れませんが、
1800年以前より、ヨーロッパのクラッシックギター作家たちも、
ハカランダを好む方が多かったらしく、この流れをくんだMARTIN一世は、
必然的にハカランダを高級ギター材として使っていたのではないでしょうか?

深くツヤのある立ち上がりの早い音色(相対的に)が、遠達性を求められた当時、
最高のトーンウッドだったんじゃないでしょうか?
また、ヨーロッパならインドのほうが近い・・・(笑)。

でも、ルシアーの中にはインドローズのほうが最高だと言ってる人もいるようで、
「最高」という定義は難しいようです。
要は音色の好みの問題が大きいのでしょうけどね。


でも、確かに古いギターが「良い音がする」というわけではないですよね。
必ずしも、ガリガリとピックでかき鳴らすことが「良い音にすること」とは思いませんが、
要はどういう風にギターに良いテンションを与えながら振動(弾くこと)を与えてきたか、
ということなのではないでしょうか?
まぁ、いくら弾き込んであっても「それなり」の音しかしないものもたくさんありますけどね・・・。

PS:TANNさん、○○ブック2は両方持ってますんで、今度お見せしますね。

お名前: TANN   
ハルさん、早速ありがとうございます。
結構古いやつでしたっけ? どこかのショップに行けば見れますねきっと。
両方ともVol.2 ですね。 ちょっと見てみます。
誰がどんなかたちで書いている記事なのかな? それが気になります。

お名前: ハル   
>TANNさん
とりあえず・・・・・2冊
アコースティック・ギター・ブック2
木材:特にブラジル産のローズウッドは別名ハカランダとも呼ばれ、アコースティック・ギターの最高の材と・・・
マーティン・ギター・ブック2
ハカランダ:ボディーのサイド&バックに最適な材として用いられ・・・・

お名前: アコギオヤジ   
始めまして、いつも楽しく拝見してます。私にも発言させて下さい。
古いギターは、状態も音もひどいものが多いようです。
その中で、自分にあったギターを発見した時の喜びは、たとえようが
ありません。古くて良いギターは、ハカランダもマホガニーも
音の立ち上がりが良いですよね。弾いた瞬間音が出てる感じです。
そしてダイナミックレンジが広く、小さな音でも大きな音でも、
良い音がでます。だから、演奏の上手い下手が素直に出ますよね。
悪いギターは、ある強さでは良い音が出るのですが、良い音のする
強弱の幅が狭いので、感情表現しずらいです。
そんなところが、古くて良いギターの魅力だとぼくは思っています。
ちなみにぼくは、50年のマーチン000ー21(ハカランダ)と
46年のギブソンJー45(マホガニー)をメインで使ってます。

お名前: ホンジュラスくん   
浅上さんこんにちわ。
ハカランダねー。いいねー。ちなみに私は一度だけハカランダのマーティンを所有した
ことがありました。今は売ちゃったけれど。
やはり,音の好みでしょうか?手にいれにくい物ほど・・・その気持ちはすごくわかり
ますけど。エレクトリックでは87年製のPRSを持っていましたが,指板がハカランダでし
たがあんまりサウンドの違いがわかりませんでした。
しかし,アコは絶対にサウンドが変わることが確認できます。明らかに違います。
ただ,サイドバックと,ブリッジに使用した時だと思います。指板だけではサウンドが
変わると言うよりもサスティーンに影響があると思います。
とかなんとかむつかしいことより,まづは弾いた瞬間にその音がギターが好きか嫌いか
だと思います。ハカランダの模様は弾いている時にはあんまり目に入らないのが本音で
だと思います。
本当にすばらしいハカランダは,やはり30年代のマーティンのハカでしょうね!!
ありゃ別物ですわ。化け物です。別会社の製品ですね(ハハハハ)

お名前: 浅上雅邦   
皆さん、こんにちわ。
このサイトでは、アコギに対する知識が未熟な私がいつもアドバイスを戴いております。
ここでのテーマは“オールド・ギター”“ハカランダ”と言う、エレキ弾きの私にとっても興
味深いテーマでもあり、また多少の知識も有りますので語らせていただきます。

私は現在60年代前半に製造されたフェンダーのギター(ストラトキャスターが1本とジャズ
マスターを2本)を所有しています。
それらは指板が全てハカランダで出来ています(フェンダー社は60年〜65年頃まで、全て
のギターの指板にハカランダを使用し、その後はインディアンローズウッドに変更)。

ハカランダの特徴はインディアンローズウッドのそれに比べ“堅い(丈夫)”と言うことがあげ
られると思いますが、指板のような場所にはその性質上より適していると思われます。
それは、私が以前にD−18を購入した際に68年製に決めたことの要因のひとつにもなって
います。
しかし、そのことは結果として他の年代の同一機種(メープルのワンピース指板やインディアン・ローズウッド指板)と比べ音色の上で明らかな違いを生み出しました。
もちろん好みの問題や、他の部材やピックアップ等による電気系統の違いによる影響は否めま
せんが私の場合は、結構これにこだわります。

ところで話を問題のアコギのほうへ移しますが、私がフェンダー・ギターの指板材としてのハ
カランダに対する知識を得た頃、ほぼ同時期にマーティン・ギターの側板、裏板に使用されて
いた(そのときすでに過去形であった。)ハカランダの事を知りました。
私の友人がD−28を購入したい旨の相談を受けたとき叶う事ならと、“ハカランダ”を強く
勧め、結局彼は68年製を購入しました。
それはとても素晴らしい音で、今では彼もとても満足している様子です。
ところで私はと言うと、とても経済的に無理なので、どうせならと敢えて70、80年代の物
を避け、92年製のHD−28を購入しましたが、結果としてこれにも充分満足しています。
結局私の独断と偏見では、指板材のように強度に著しい影響のない場合はその材料による音の
好みで選ぶのも良いと思います。
ただし人間には手に入りにくい物を欲しがると言う傾向があり、そのことが(そのクオリティ
ー以上に)価格の高騰に結びつくことも事実のように思います。

でもやっぱりいつかは欲しいなア……。(笑)

お名前: TANN   
ハルさん、こんにちは。
18XX年代からハカランダは使われてきてますよね。(もっと昔からかもしれませんが・・)
あんまり世界史は勉強してきてませんので、よくわかりませんが、その当時だとそんなに世界中の材料を
集めて選択するってできたんかいな? まあ、常に良い物をっていうことでやってきてるんでしょうけど、
TOPに関しては、ジャーマンスプルースよりも、近場のアディロンダックということを考えると、
そこまで突き詰めたところで材料を選択してなかったんじゃないんかな? 当然会社としての規模も
当時としてはそんなに大きいとはいえなかったでしょうしね。

「どんな本よんでも・・」っていうのは、どの本ですか?一度ちゃんと目を通しておきたいので教えて
もらえませんか? 実は、その手の本って全然持っていないんですよ。まあ、英語が読めないっていうのも
あるんですが、高いじゃないですかー、そんなん買うんやったら貯金して、ギターにという感じできてます
ので、なんにも持っていません。

お名前: ハル   
TANNさん、お付き合いいただいてすいません。
>そりゃ遠くのインドからよりも、近くのブラジルかろの方が入手が早いし、安かったんじゃないですか?
というのが確定すれば良いと思うのです。

何しろ、どんな本を読んでも「マーティン社は、色々試した結果、ブラジリアンがベストな素材」
という事でサイド&バックの素材をブラジリアンに決定した。
と書いてあるじゃないですか?

だから、ジツは近くのブラジルからの方が入手が早いし、安かったのが主な理由だった、というのが
確定的にわかれば(例えば当時の事情をご存知の方がコスト的にこんなに違ったとか)良いわけです。

「今、使うなら品質的にもインディアンの方が安定していて良い」という意見は一部あるのですが
マーティン社が、ブラジリアンを使った理由は、近くのブラジルからの方が入手が早いし、安かったのが主な理由だった
と正面切って言う人がいないわけですよ。

という意味です。

お名前: TANN   
ハルさん、こんにちは。
あっすいません、へんな説明でしたね。
インディアン・ローズに対して、ハカランダということを問題にされているんですよね。
'69 以前の物で、インディアン・ローズを使用したという、D-28には今まで合ってきていませんので、
'69までは、すべてブラジリアン・ローズのものであると解釈していました。そうでも、ないんですか?
その時期に材の入手が難しくなったので、いろいろさがすと、インド産のものが良さそうだということで
切り替わったんじゃなかったんでしたっけ?
そりゃ遠くのインドからよりも、近くのブラジルかろの方が入手が早いし、安かったんじゃないですか?
これでは、答えになってないのかな? 

お名前: ハル   
TANNさん、こんにちは
>そらやっぱり、インドよりはブラジルの方が近いからじゃないですか?
>同じ東海岸(?)やし・・・。
冗談なのか本気なのかはともかくとして・・・・・
そういう二次的(音が良い以外)な理由ってあり得ると思うんですよ。
例えば、ブラジルの方が安く買えたとか・・・・・・・。
それとも一般的に言われているように「ギターのサイド&バック」にするのには
最高の素材だから、なんでしょうかね?
なんせ、当時(’69年以前)としてはハカランダの方がマーティンにおいては
一般的だったわけですから・・・・・。
>D−28で言えば69年製以前でハカランダを使っていた、という具合に材質の違いが有ります。
>是はこの問題の答えとは言えません。
という事なので、その辺の理由をご存知なのかな?
と思ったわけです。

お名前: ハル   
TANNさん、こんにちは
>そらやっぱり、インドよりはブラジルの方が近いからじゃないですか?
>同じ東海岸(?)やし・・・。
冗談なのか本気なのかはともかくとして・・・・・
そういう二次的(音が良い以外)な理由ってあり得ると思うんですよ。
例えば、ブラジルの方が安く買えたとか・・・・・・・。
それとも一般的に言われているように「ギターのサイド&バック」にするのには
最高の素材だから、なんでしょうかね?
なんせ、当時(’69年以前)としてはハカランダの方がマーティンにおいては
一般的だったわけですから・・・・・。

お名前: TANN   
ハルさんこんばんは。
>なぜマーティン社は、69年製以前はハカランダを選択したのですか?
ですが・・・
そらやっぱり、インドよりはブラジルの方が近いからじゃないですか?
同じ東海岸(?)やし・・・。

お名前: ハル   
タカゴシ さん 初めまして

>D−28で言えば69年製以前でハカランダを使っていた、という具合に材質の違いが有ります。
>是はこの問題の答えとは言えません。

それでは、なぜマーティン社は、69年製以前はハカランダを選択したのですか?

お名前: タカゴシ   
ダラス支社のオヤジです。
古いギターは何故に良い音がするのでしょう。実はアメリカのギターショップの一部で、ヴィンテージものを扱う店には理由が書いてあります。D−28で言えば69年製以前でハカランダ
を使っていた、という具合に材質の違いが有ります。是はこの問題の答えとは言えません。
店の説明と私の語学力が間違ってなければ以下のような事がその理由です。
ギターのトップ材はスプルース材のように粘質性の高い樹液(松脂)にを多く含んだものを使用しているので、長い年月をかけて水分が無くなると木の繊維内の樹液がガラス化(琥珀)し殆ど隙間の無い、音をよりよく反響させる材質に変わってくるからだそうです。
又長い間の音の振動はそれと相互作用をギターに与えビンテージサウンドを創り出すそうです。

お名前: ハル   
まず、言えるのは、古いギターの全てが音が良いのではない、という事でしょうね。
当然、材質も異なりますし、つくりも違います。
奏者の心を感じ取ってきたかどうかはわかりかねますが、言える事はガンガン
(力強く)弾かれてきたギターはやっぱり鳴ります。
長い年月については、影響がマイナス方向に向く事もあるでしょうね。

私の友人でハカランダ28の新品(デッドストックではなく)を手に入れた人がいます。
彼は、大切に大切にソフトにソフトに弾いていたのでやっぱり鳴りませんでした。
新品の時は、とても鳴りそうな予感がしたギターだったのですが・・・・・

お名前: ナカダイ   
なんだか最近、書き込みまくってるような気がするのですが。ナカダイです。
僕は近頃ちょっとした疑問をもっています。
        ‘古いギターはなぜ音がいいんだろう?‘
つくり自体が違うのか? 材質の問題なのか? 長い年月がなんらかの影響をあたえたのか?
弾きこまれるごとに奏者の心を感じとってきたのか? マーチンがまじめだったのか?
  正誤問題ですので、解答よろしくお願いします(笑)

僕のD-28は購入してから一年になりますが、驚くほど音がきれいになりました。
本当にギターって不思議ですね。音色が変わるんですもの。人間に近いなあ、と思いました。
だからギターの音って人の心をうつのかな? 
    家族、友人が落ちこんでいるとき、よくギターを弾いて励ましてあげました。
「ありがとう」っていってくれたあの言葉が、僕の何よりも強い支えになりました。
僕自身、ギターにどれだけ励まされてきたか。僕はまだ彼にあって4年ほどしか
経っていませんが、この出会いがなければ人生が変わっていた、といっても決して
言い過ぎではないように思われます。
しんどいことも、楽しいことも、ずっと同じ時間を共有してきて、そんないろんな経験を
吸収して、そしてそれを全部音にして表してくれる。(いいすぎかな?)
  ギターの魅力に取りつかれる訳ですよね。
心に響くものが音楽の原点だと思っております。若僧が生意気ばっかりいって
本当に申し訳ございません。ただ最近こんなことを妙に考えてしまいます。
僕は勝手にこんなことを書いちゃいましたが、実際はどうなのでしょう?
みなさんは、どのようにお考えですか?
本当に えらそうな口をきいて 生意気ばっかりいってすみません。
                どうぞよろしくお願いします。

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