記事タイトル:テンションの違いについて 


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お名前: TANN   
弦のテンションについては、ここで議論されている事以外に、TOPの造りの柔らかさでも異なってくるのでは?と思っています。
ブレイシングの構造や、TOPの材質、力木の材質などにより微妙に変化するものではないかと思います。
もちろん、サドルの高さや、ネックのソリ、差し込み角度などにより変わってくる要素の方が大きいでしょうから、機種を限定して
議論しても、多分何十本も同じ機種を触っているわけではないでしょうから、一概に言えないかなと思いました。
そう考えれば、言われておられる28Vの方がテンションがきついというのは、私の中ではどうしても納得がいかない部分なのです。
スキャロップでフォワードシフトのギターですから。ブリッジ回りは、D35よりも広く空いているはずで、柔らかくなるのが普通かなと
思っているのです。 ゆえに、そのギターの個体差でそうなっているのではなかと思うのですがどうでしょうか?



 
[2001/08/31 19:28:02]

お名前: Fiddler   
へいちゃんさん、やんぺさん、こんにちは。

>やんぺさん
私も、全く同じ弦で同じ長さのスケールであれば、テンションの強さは一緒だと思っていました。
ところが、同じ25.4インチスケールのもの同士を比較しても、
ヴィンテージ・シリーズの方が、スタンダード・シリーズよりもテンションが強い感じがして、
アレ、どうしてなんだろう・・・と疑問に思った次第です。

>へいちゃんさん
「弦がナットに押しつけられる圧力」のことなど考えてみたこともありませんでした。
私も「物理」が苦手だったものですから・・・(笑)。
「弦の巻き数によってテンションが変わるのも、弦の太さの分だけ角度が変わるから」ということもよく分かりました。
私は、「上から下へ巻いていく巻き方」ですので、テンションを弱めたいと思ったならば、巻き数を少なくすればよいわけですね・・・。

お二人とも、貴重なご意見どうも有り難うございます。
[2001/08/30 18:40:28]

お名前: へいちゃん   
私も、そんなに物理に詳しい訳じゃありませんが、ここで言うテンションは
単に弦の張力とはちょっとニュアンスが違うと思います。
ヘッドの仕込み角によりテンションが変わってくると言うのは、弦がナットに押しつけられる
圧力が変わってくるからだと思います。
極端な話、サドル、ナット、ペグが一直線に並んでいれば、弦はナットに乗っているだけですが
角度が付いているために弦はナットに押しつけられ、その押しつけられる圧力がテンションの
違いとして感じられるのではないでしょうか?
弦の巻き数によってテンションが変わるのも、弦の太さの分だけ角度が変わるからだと思いますよ。
よって、弦を下から上へ巻いていく巻き方なら巻き数が多い方が角度が浅くなるので
巻き数が多い方がテンションが弱くなるはずだし、逆に上から下へ巻いていく巻き方なら、
巻き数が多いほど、テンションはきつくなるはずです。
また、弦が太いほど、ペグとナットが近いほど巻き数の影響が大きいはずです。

なにぶん、経験論ではなく、そうなるんじゃない?程度の話なので間違っていたらごめんなさい。
[2001/08/30 12:46:31]

お名前: やんぺ   
こんにちは。やんぺです。
なんか、物理的に考えると音の高さだけを考えた場合、要素としては
弦の太さ、長さ、張力で決定されるような気がしますけど、全く同じ弦で同じ長さ
(サドルからナット? ペグからピン?)でもテンションって変わるんですか?
また、素材は音質だけじゃなくて、やっぱりテンションに関係して来るんですかねえ?
うーーーん、物理苦手だったからなあ。
[2001/08/30 09:38:56]

お名前: Fiddler   
でじゃ丸さん、こんにちは。
やはり、巻数を多く巻いた方がテンションは強くなるのでしょうか?
他に、ブリッジピンの位置がサドルから離れている方が緩くなるとも聞いたのですが、
これは本当なのでしょうか?
よろしくお願いします。
[2001/08/29 20:46:53]

お名前: でじゃ丸   
あっと・・・それとペグに巻きつける弦の巻き数でも違ってくるみたいですよ
[2001/08/29 19:12:08]

お名前: Fiddler   
でじゃ丸さん、こんにちは。
単にスケールの長さだけではなく、色々な所にテンションの強さを決定づける要因があるんですね。
とても参考になりました。どうも有り難うございました。
D−35とD−28のテンションについて、優しく繊細に弾くのに適した35の方を弱めに、
力強くガンガン弾くのに適した28の方を強めに設定しているということなのでしょうか・・・。
[2001/08/29 12:27:16]

お名前: でじゃ丸   
Fiddlerさんこんにちは
テンションはスケールの他、ヘッドの角度やネックの仕込み角度によっても違ってきますね。
たしかに私もヴィンテージシリーズはテンションがきつめのような気がします。
昔某楽器店でD-35はD-28よりもテンションが弱めだって聞いたことがあります。
[2001/08/29 07:41:56]

お名前: Fiddler   
マーティン社では、スタンダード・シリーズの他に、ヴィンテージ・シリーズも製造していますが、たとえ同じスケールであっても両者の間にテンションの違いがあるのでしょうか?
例えば、D−35とHD−28Vについて、同じ25.4”スケールであるにも拘わらず、私の感じでは、HD−28Vの方がテンションが強いと感じました。
これは単なる個体差によるものなのか、それともヴィンテージ・シリーズの方がテンションが強くなるように作っているのか、ご存じの方がいましたら教えて頂けませんでしょうか。
もし後者の場合、スケールの長さの他に、どこにテンションの強さを決定づける要因があるのでしょうか。
[2001/08/29 00:10:32]

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