記事タイトル:板目と柾目の真実 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前 Name: BLUESMAN   
家城さん。親切丁寧な解説、ありがとうございました。なんだか胸のつかえが
取れた気分です。スッキリしました。その他の方々にもお礼を申し上げます。
[2002/09/23 09:24:36]

お名前 Name: 家城   
ギブソン大仏さん>
ご丁寧にお返事をいただき、ありがとうございました。
 >ただ私は決して塩崎氏を貶めるつもりであの文を書いたのではないことは
 >理解していただきたいと思います。    
もちろんです。そのことはちゃんと理解いたしておりますし、ご本人にも
ちゃんと伝えますのでご安心下さい。
私のほうこそ不躾な言い方をしてしまい申し訳ありませんでした。


BLUESMANさん>
度々、話題をそらしてしまい申し訳ありませんでした。
[2002/09/19 18:37:54]

お名前 Name: TANN   
すいません、横から・・・ちょっとだけ。
某有名ぽんぽこ氏の'79 D-28 は板目でしたね。まさかブラジリアンではないと思いますので、たぶんインドローズですね。
蒸し返して悪いのですが、僕は柾目がすき〜! (どっちかあげると言われたら、柾目のやつでしょうね。買うことはないでしょう・・たぶん)
[2002/09/19 13:58:08]

お名前 Name: ☆野   
一言でD-28・D-45と言っても、一台づつ比べて弾き比べてみれば
同じ傾向の音ながら全くといって違う音の物であり、
バックが板目だろうが柾目だろうが、音が好きなのを選べば
良いのではないでしょうか?

D−45GEなどは確かに完璧に綺麗な柾目では有りませんが、出て来る音は
音に太い芯が有り、その音の周りに綺麗で柔らかい真綿に包まれた倍音がある
たまらない音でございます。現代マーチンの底力を見せつけられた思いです。

またサイド&バック材はギターの一部であり、トータルでどの様な音が出て来るかと言うのがより重要な事だと考えますが、いかがですか?
車で言えばタイヤだけの話をしても意味ないし。

最終的にはホンの少しの大きな音の違いに、高額な金額を出すか出さないかは
プレイヤーだろうがコレクターだろうが関係なく、その人の価値観でしょう。
[2002/09/19 00:41:28]

お名前 Name: ギブソン大仏   
 家城さん、お忙しいなかお問い合わせありがとうございました。
 塩崎さんをはじめ関係者の方、御迷惑をおかけしたことをここに深くお詫びします。

 ただ私は決して塩崎氏を貶めるつもりであの文を書いたのではないことは理解してい
ただきたいと思います。    
[2002/09/19 00:38:16]

お名前 Name: 家城   
ギブソン大仏さん、こんばんわ。
先ほど塩崎氏ご本人に確認をしましたが、ギブソン大仏さんが「また聞き」されたような
事実は一切無いそうです。塩崎氏自身も、どこでそんな話しが出ているのか非常に困惑さ
れておられました。塩崎氏はとてもフランクな人柄で、お弟子さんだけでなく素人の我々
にも様々な情報を惜しげもなくお教えいただけますし、そのことは氏と直接会って話しを
されれば、きっとご理解いただけると思います。
ギブソン大仏さんも、塩崎氏の技術やノウハウを賞賛される意味で言われたのだと思いま
すが、そのことだけはご訂正いただけると良いなと思いました。


BLUESMANさん、はじめまして。
いきなり話題をそらしてしまい申し訳ありませんでした。
稀ではありますが最近のGEなどハカランダモデルにも目の醒めるようなストレートな柾目の
ものもありますね。私もD-45GEやD-28GE、D−50、OOO-28ECB、000-42
ECBなど、比較的最近のハカランダモデルをいろいろ見ましたが、それぞれに柾目といえる
ハカランダを使ったギターもいくつか見ました。ただ本当に絶対数は少ないですが。
逆にShirabeさんが言われているように、古いMartinには板目のものも数多く存在しています。
もちろんStyle21や28にも存在しますね。

確かに「柾目=良い」「板目=良くない」ということが何かの方法で定義づけされれば、
両者の価格を変えて売ってもおかしくないでしょうね。
現に個人製作家などは、ハカランダのグレードを段階に分けて価格差を明記されている方も
います。何故Martin社は柾目も板目も価格が一緒なのか?そのあたりは、やはりMartin社に
聞いてみるしかないのでしょうね。

ちなみにMartinよりも古い歴史のあるクラシックギターなどでは、わざわざ幻想的な木目を
ギターの芸術性を高める為に使っている製作家もいるようですし、現在の名工と言われる製
作家の作品にも板目づかいのギターが多くあります。同様に古いMartinも板目を使って芸術
的な模様を使用していたと考えるのは至って自然なことだと思います。
とある製作家の方から聞いたのですが、良質のハカランダ材は硬さや比重も比較的安定して
いて狂いも少なく、音響特性も柾目と板目での差が非常に少ないそうです。
もちろん50年100年と経過する間には、割れや歪が出る度合いも柾目より板目のほうが
多少は高くなるのも事実だそうですが、100年先を見越してギター買う人っていないです
よね。

そういう意味で、経年変化による歪などで、クラックが入りやすいとかいう理由ならば板目
より柾目のほうが利点が多いのでしょうけど、どなたかが言われるような「柾目=良い」
「板目=悪い」という評価には直接的に結びつかないのではないでしょうか?

ただ単に製材としてのハカランダなら、柾目のものは希少性が高く高級になるのでしょうけ
ど「トーンウッド」としてのハカランダの良し悪しは、見た目の要素もありますが、その材
料のシーズニングのされ方や、木の硬さ・比重・粘りなどによる部分のほうが、音づくりの
うえで非常に大切な要素なのだそうです。
そのあたりが、ちゃんとしている材料であれば板目でも充分に使えるそうですし、言いかえ
れば楽器用材としては板目でも良い材料ということになると考えられます。

ただし、現在のMartin社が本当に上質のハカランダをすべてに使っているかどうかは
不明ですけどね。

こういうことから想像するに、Martin社は木目よりもトーンを優先しているというふうに
言いたいのかも知れません。聞いたわけではないですけど。(笑)

それから、塩崎氏がShirabeさんのD−45GEを手にとってご覧になっているとき
私もその場に立ち合ってましたが、その豊かなトーンはさすがに素晴らしいものでした。
[2002/09/19 00:23:42]

お名前 Name: 健作   
私は板目であろうと、柾目であろうとサウンドを
重視します。私の00−28/1943は典型的な
板目です、美しさから言っても、私の価値観では
柾目以上です。とにかく独特です。
でも一番大切なのは、このギターのすばらしい響き
です。
希少価値だけで楽器を判断するのは本末転倒です。
楽器で自己を表現できてこそ、素材が生きてくる
のです。
[2002/09/18 23:51:47]

お名前 Name: shin   
初めて書き込みさせてもらいます、板目と柾目の問題ですが、板目の方がたくさんの材料が取れるからだ、と聞いたことが有ります。
[2002/09/18 23:26:41]

お名前 Name: shirabe    URL
私は他人からのまた聞きや、受け売り、うわさ話を掲示板等に書きたくない性格なので、自分の
体験した事実だけを書きたいと思ってます。
自分の持っているD−45GE、半分柾目のような半分板目のような仕上がりです。
側板だけ見てるとローズウッドかと思ってしまいます。
詳細はこちら↓にある、No2の表示があるものが私のD−45GEです。

 http://www.elderly.com/new_instruments/items/D45GE.htm

材を見る限り、もう大きな木はなく、それゆえに板目と柾目が交じり合ってるように感じます。
某オフ会で、塩崎さんに見て頂きました・・・というか、塩崎さんが希望して、よく見せて
ほしいとおっしゃたので、じっくりチェックして頂きましたが、その時の塩崎さんのお言葉は、
しばらくぶりに見たD−45らしい材を使った、D−45としての音の出る機種だ!という
表現でした。(^^ゞ
自分で使う限り、所有している他の機種と次元の違う音を感じるのも事実であり、
もう、木目が柾目か板目かなどと言う事を、忘れさせてくれることも確かです。

もし弾いて見たい方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
可能な限り対応したく思います。(^^ゞ
[2002/09/18 23:23:01]

お名前 Name: shirabe    URL
私は他人からのまた聞きや、受け売り、うわさ話を掲示板等に書きたくない性格なので、自分の
体験した事実だけを書きたいと思ってます。
自分の持っているD−45GE、半分柾目のような半分板目のような仕上がりです。
側板だけ見てるとローズウッドかと思ってしまいます。
詳細はこちら↓にある、No2の表示があるものが私のD−45GEです。

 http://www.elderly.com/new_instruments/items/D45GE.htm

材を見る限り、もう大きな木はなく、それゆえに板目と柾目が交じり合ってるように感じます。
某オフ会で、塩崎さんに見て頂きました・・・というか、塩崎さんが希望して、よく見せて
ほしいとおっしゃたので、じっくりチェックして頂きましたが、その時の塩崎さんのお言葉は、
しばらくぶりに見たD−45らしい材を使った、D−45としての音の出る機種だ!という
表現でした。(^^ゞ
自分で使う限り、所有している他の機種と次元の違う音を感じるのも事実であり、
もう、木目が柾目か板目かなどと言う事を、忘れさせてくれることも確かです。

もし弾いて見たい方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
可能な限り対応したく思います。(^^ゞ
[2002/09/18 23:22:55]

お名前 Name: BLUESMAN   
はーっ、柾目のD45GEですか。そうですか。ありましたか。またまた思う
のですが、どうしてM社はこういった最高級機種を定価販売するのでしょうか。
G社なんか必ずオープン・プライスですからね。もちろん音の良し悪しじゃなく
見た目の良し悪しで値段に雲泥の差があったりします。トラ目にいつのまにか
グレートが設定されちゃったりして。なんでもキラー・トップってのには破格
の値が付けられるんですね。そういうことなんでM社もこれに習ったらどうなん
でしょうか。ビジネスしたいんならこれやらない手はないです。でもそうしない。
何故でしょう。そこでまた考える。G社とは違う。ポリシーが。でも、音づくり
にポリシーほんとにあるのなら柾目と板目で価格設定変えても納得できるのでは。
柾目ハカランダは希少。「レア」とはこういうときに使う言葉。「レア」が乱発
されて信憑性が問われる世の中だけどこれは間違いなさそう。普通に考えれば高価
なのはあたりまえ。でもそれもない。ミステリーですねー。
[2002/09/18 19:58:05]

お名前 Name: ひろさん   
  皆様、ご無沙汰しております。
 まず、ハカランダの柾目についてですが、
私はD-50DXでも柾目のものを見たことがあります。
不肖、私のD-45GEも柾目です。(かなり間隔は広いです)
ですから、少数ながら柾目も存在していると思います。
全てが板目というわけでもないようです。
 また板目に関してですが、レギュラーラインのモデルで考えてみると
良く分かるのではないでしょうか?
ハカランダではなくインディアン・ローズウッドの板目のギターなんてありますか?
少なくとも、私は、見たことがありません。
ほとんど、どのメーカーでも柾目しか使用されていないのではないかと思うのですが、
いかがでしょうか?
基本的には柾目のほうがギターに適していると言うことだと思います。
但し、ハカランダに関しては柾目の取れる大きな材がないのでしょう
ですから、硬さ(D4、D2)による材の選別がなされ、
板目と柾目の区別なく使用されているというのが現状なのだと思います。
[2002/09/18 17:56:54]

お名前 Name: ユー君   
話がずれてますね。(柾目仕様の最大の理由について)と言うかきこみがありました。
参考になりました。
[2002/09/18 14:32:00]

お名前 Name: BLUESMAN   
話がズレてきたみたいなので元に戻したいと思います。shirabeさんがいいこと
聞いてますね。

>できれば識者の方に、板目と柾目について、材料としてギターに与える影響について解説を
>お願いしたいところですね。
>素人がわかるのは、その木目が本人にとって気いるかどうかだけかと思います。
>あのMartin社ですから、今現在の高級機種について板目を選ぶ理由がわかれば嬉しい
>です。あるいは、柾目であっても板目であっても音質的には大きな影響はないと言う見解かも
>しれませんが・・・?
>戦前のMartinも、45でも28でも、それぞれ柾目もあれば板目もあります。
>木目がすべてをあらわしてるとも思えません。

どなたか明快なご回答、お願いできないものでしょうか。ほんとにもうハカランダの
柾目材料はないのか。もし、あったとしてそれを使ったら価格設定はどうなるのか。
美しい板目より高くなるのか安くなるのか、はたまた同じなのか。んー、興味が尽き
ません。
[2002/09/18 11:41:46]

お名前 Name: ギブソン大仏   
 古藻爺さんこんにちは!

 もちろん私の書き込みした内容の意味は、自分が苦労して調べ上げたことを惜し気も
なく教えてくれる塩崎さんでも、ゆずれない部分がある!という意味です。

 私自信、彼と直接話しをしたことはありませんが、いろいろなところから入ってくる
彼の人柄、またいろいろな場所でのご活躍を聞くと、素晴らしい人だと感心しておりま
す。

 
 
[2002/09/18 04:41:02]

お名前 Name: 古藻爺   
ギブソン大仏様

>あの塩崎さんでさえD45のボデイを作るときは、部屋からお弟子さんを締め出して、
>音分けの秘密を見せないようにしてますから…。

上記は、塩崎さんはM社のノウハウを持った凄い製作家ですよ!
と言う意味合いかと思いますが、
人によっては塩崎さんの不利益になるような解釈をされる方も居られるかも知れません。

又聞き程度でハッキリとした確証が無いような事ならば、
訂正とお詫びの書き込みをされる事をお勧めいたしますが、如何でしょう?
[2002/09/18 02:45:07]

お名前 Name: ギブソン大仏   
 また聞きですけど…
[2002/09/18 01:43:21]

お名前 Name: ☆野   
>あの塩崎さんでさえD45のボデイを作るときは、部屋からお弟子さんを締め出して、
>音分けの秘密を見せないようにしてますから…。

見たの?
[2002/09/18 01:31:46]

お名前 Name: ギブソン大仏   
shirabeさん、みなさんこんにちは!

 識者やマーティン社に、材や構造についての解説を聞き出すのは難しいと思います。
 やっぱり企業秘密ですから…。

 マーティン社がよく使う宣伝文に「マーティン社のギターに秘密などありません、た
だ良い材料選びだし、良いクラフトマンがていねいに仕上げていくだけです」
(今資料がないので少し文章が違うと思いますが…)

と言ってますが嘘です!(笑)あの会社秘密だらけです。

 D28ひとつをとってみても、いままであらゆる場所の変更をおこなってきましたが、そ
れ理由についての説明はマーテイン社は一度もしたことがありません。
 あれだけ自社のコピー商品が作られても、余裕なのはその秘密がそう簡単にマネでき
ないだろうという自信だと思います。

 あの塩崎さんでさえD45のボデイを作るときは、部屋からお弟子さんを締め出して、
音分けの秘密を見せないようにしてますから…。

 やっぱりラーメン屋のオヤジに秘伝のスープを聞くようなもんじゃないでしょうか?

 

    
[2002/09/18 00:37:19]

お名前 Name: shirabe   
できれば識者の方に、板目と柾目について、材料としてギターに与える影響について解説を
お願いしたいところですね。
素人がわかるのは、その木目が本人にとって気いるかどうかだけかと思います。
あのMartin社ですから、今現在の高級機種について板目を選ぶ理由がわかれば嬉しいです。あるいは、柾目であっても板目であっても音質的には大きな影響はないと言う見解かも
しれませんが・・・?
戦前のMartinも、45でも28でも、それぞれ柾目もあれば板目もあります。
木目がすべてをあらわしてるとも思えません。
[2002/09/17 23:35:29]

お名前 Name: 算蓋   
販売対象が異なるのだと思います。
ハカランダの板目は美しいので、それで作られたギターには美術的な
な価値がありますが、それはプレイヤーにとってではなく、コレクター
にとってです。
マーチン社としては、プレイヤーに対するニーズとコレクターに対する
ニーズの両方を満たしているということではないでしょうか?
ハカランダ版のギターの極端な高額さも、ハカランダそのものが高額と
いうだけでは説明がつかないと思います。私の推測では、コレクター向け
製品を間違ってプレイヤーが買ったりしないようにあのような値段設定を
しているのではないかと思います。ですから、販売価格が100万円を超える
ようなギターをプレイヤーの視点で評価するのは難しいと思います。
プレイヤーとコレクターにはそれぞれの価値観がありますから、どちらが
いいというわけではありません。
[2002/09/17 13:28:29]

お名前 Name: BLUESMAN   
shirabeさん。ご回答ありがとうございます。戦前D45に板目があったんですね。
当時はたしかにそういう(それぞれの音作りという)ポリシーがあったのかもしれ
ません。でも、どうでしょう。今は違いますよね。だってD28GEも板目でしか
ありえないわけですから。D45は板目、D28は柾目というしっかりしたM社の
ポリシーが貫かれていればなにも頑なに高級機種だからといってハカランダに拘る
理由はないと思うのは私だけでしょうか。
[2002/09/17 07:39:20]

お名前 Name: BLUESMAN   
shirabeさん。ご回答ありがとうございます。戦前D45に板目があったんですね。
当時はたしかにそういう(それぞれの音作りという)ポリシーがあったのかもしれ
ません。でも、どうでしょう。今は違いますよね。だってD28GEも板目でしか
ありえないわけですから。D45は板目、D28は柾目というしっかりしたM社の
ポリシーが貫かれていればなにも頑なに高級機種だからといってハカランダに拘る
理由はないと思うのは私だけでしょうか。
[2002/09/17 07:37:22]

お名前 Name: Yoshi   
 基本的にD45は硬い材を使っていますしD28はD45に比べ柔らかい材を
 つかっています。音質による使い分けで材の木目も選び方が違うと思います。
 また、戦前のブラジリアンローズはインディアンローズと見間違うような
 真っ直ぐで詰まったすばらしい木目の物もあります。環境破壊による自然の素材は
 年々少なくなっていますし、近年ではギターに使われるローズにもたくさん
 の種類がありますので
 本物か現地に確かめに行かないとなんとも言えませんね。
[2002/09/16 16:23:27]

お名前 Name: TAKE   
柾目がいいに決まっているのですが、僕はあんまり音の違いは分かりません。

しかし現状、板目の悪いハカランダしか手にはいらないのだから、その美しさを賞賛していた
方が売る方も買う側も、みんなが気持ちいいと思いますが?
[2002/09/16 15:02:31]

お名前 Name: shirabe   
45に板目を、28に柾目を使用し、それぞれの音造りのためとは良く聞きます。
シンコーのマーチンギターブック1巻をみますと、P9にある41年のオリジナルD−45は
どうみても板目です。これに対してP16にある38年D−28、P19の58年D−21は
柾目ですね。
板目か柾目かで人気かどうかはどうでも良いです。
その機種に見合う音質を持っていて、自分にとって音が良ければ!・・・というのが私見です。
[2002/09/16 13:17:57]

お名前 Name: BLUESMAN   
みなさん、こんにちは。今日は板目と柾目のことでお聞きしたいこと
があり、スレッド立てました。マーティン社が発売する最近の最高級
機種には必ずハカランダが使用されてますが、これらは全て板目です
よね。見ようによってはそれは美しくもあり、高級感をかもしだして
います。下位機種との差別化という意味でも成功しているように思え
ます。でも、60年代以前のハカランダ量産体制時期の個体でこれら
のような板目を私は見たことがありません。これはどういうことを意味
しているのでしょうか。これは私の個人的考えですが、当時は板目は
粗悪な材料として考えられていたけれども柾目が取れなくなってしま
った現在においては板目をなんとか商品価値のあるものにする必要が
あった。そこで考えたのが板目の文様を自然美として賞賛、アピール
する戦略ではなかったかと。誰言うとなく今では、高級機種イコール
ハカランダ、イコール板目の美しい文様。という暗黙の認識があります
よね。実際、インターナット売買なんかで決まり文句として「これほど
美しいハカランダは他にありません」なんてのがあります。戦略だった
とすればそれはみごとに成功しているのではないでしょうか。昨日も
ある御茶ノ水の楽器屋さんで、入荷したての28ECBを見せながら
店員さんが自慢げに「最近じゃ、こういう美しいハカランダが人気なん
ですよね」としゃべってました。ほんとかいなと横から突っ込み入れたく
なりましたが止めておきました。さー、ほんとのところはどうなんで
しょうか。何故、板目なのか。昔も今のような美しい(?)板目はあった
のか。音質の違いはないのか。等等。真実をご存知の方いらっしゃい
ましたらどうか教えてください。
[2002/09/16 11:49:56]

このテーマについての発言をどうぞ。Write about this theme.
氏名:Name
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る