D28フリークの皆様、こんにちは。
つい最近Martinユーザーになったばかりの者(しかもD28ではなくOM42です。すみません)
です。
エンドピンについては、下の方のスレッドで話題になったこともあるようですが、私なりの
改造をやってみましたので、その顛末をご報告します。
私の場合、
(1)今のところピックアップをつける予定はないが、それにしてもエンドが穴だけなのどうも
いただけない。
(2)かといって、純正のものはなんかチャッチイ。
(3)ストラップをつけて立ってプレイする、ということも考えてないけど、やっぱり「穴」が
丸見えというのは、なんか恥ずかしい。
ということで、無い知恵を絞り、次のような改造(?)を試みてみました。基本的には、どな
たかが書き込んでいらっしゃったように、ドラムのスティックの先を利用して打ち込む、とい
うのとほとんど同じなんですが・・・。
・私の納入したOM42はペグが金色をしています。そこで、エンドピンにもやはり金色のものを
装着したいと考え、楽器屋さんを見て回ったところ、ギブソンの"PREP-010brass end pins"
(エレキ用\800)が一番似合いそうだという結論に至りました。これにはエンド用の長いネ
ジがセットになったものとネックの根元用に短いネジがセットになったものと2つがセットで
売られています。
我がマーチンにはこの短いネジのものを使用します。
・更にエンドピースにうめ込むためのピンを100円也で購入。(SCUD)このエンドピンの頭、と
いうか、実際にストラップを引っ掛ける部分を切り取り、残った円柱上の部分にギブソンの
エンドピンをネジでくっつけて、エンドピースの穴に差し込めば目出度く完成ということに
なります。
・具体的な作業は、ホビードリルという工具を使いました。私が持っているのは、ドイツ製の
"PROXXON 12VOLT MINIMOT SYSTEM NO.2851"というもので、ドリルの先が研磨用とか切断
用などのシャフトに交換できるようになっている加工用のミニドリルです。
・で、まずはエンドピンの切断です。純正のものを使うにはいささかもったいない気がしまし
たので、上に書いたようにもうひとつ「犠牲のエンドピン」を購入し、それを切断用の甲旋
盤ドリルを使って、頭の部分を切断します。
・残った部分(エンドピースの穴の部分に挿入する部)に穴あけ用ドリルを使って(慎重に)
ネジ差し用の穴を空けて、そこにエンドピンをねじ込みます。
・一体化した「エンドピン」をギターに装着して出来あがり。
私の場合は、ストラップを使うことは(今のところ)ないので、専ら装飾用としてこの自家製
エンドピンを接着剤なしにギターに装着していますが、本気で使う場合はキチンと接着しない
といけないでしょう。
ちなみに私はDIYなどは殆どしませんし、器用な方ではありませんが、それでも簡単に製作(?)
できてしまいました。
マーチンのエンドピンが貧弱だとお思いの方、参考になれば幸いです。
[2002/03/25 01:27:56]