記事タイトル:なぜクラシックギターの表板は着色してあるのか? 


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お名前 Name: yoshi   
塗装の種類として、カシューと言うものがあり、それは、オレンジっぽい
 色です。 また、ゴマ、ラカと呼ばれている虫の分泌物をアルコールで
 薄めて使う塗装もありますよ。
 それから、プロポリスとニトロセルロースを配合した塗装は
 、高級なバイオリン 
 に使われる塗装です。
 良いギターには、良い塗装、良い音は、重要ですね。
[2004/02/03 02:44:36]

お名前 Name: gaku   
アコギの場合はスプルースが基本ですから新品状態ではほぼ白くなります。
最近アコギでもシダーが評価され出しましたが強度が弱く安易には使えず
それ相応の作りこみを必要としています。

クラシックの場合はシダーはスプルースと双璧をなす材です。
シダーと言っても日本の杉ではなくウエスタンレッドシダーが良く使われますので
逆に白い色はまず有りません。
クラシックの場合はあまり良くないスプルースよりもシダーの方が好結果を招く場合が多いので
比較的ローコスト機種ではシダーを採用する場合が多くなります。
高級機では日本の場合は何故か殆どスプルースばかりでシダーを使う場合が少ないのですが
欧州ではスプルースとシダーほぼ半々ぐらいでよくシダーが使われています。

昔のギターの着色は完全に製作者の美的感覚で自由にされています。
メイプルを黒く染めているリュートや古典ギターなどもたまに存在します。
私が見た中で面白かったのが昔のギターでボディーがメイプル製ですが
ハカランダの様な模様を手書きで書き込んでいるギターが有りました。
その模様が高度かつ手が込んでいて当時とすれば絶対に本物のハカランダを使用した方がが
遥かに安くついたはずです(笑)

現在のギターのボディーへの着色ですが
大量生産されているギターの中には一律に染を行っているギターも存在します。
高級機に関しては(超高級手工品も含めて)「必要と有れば」ローズ マホを問わず
染色が行われている場合が多いと思います。
裏板と側板の色調を合わす必要が有る場合や
材が質的(音質や木目)に極めて良い場合でも
塗装を行った場合の発色の点でかなりばらつきが有り
メーカーや製作者の好みで色調を整えるケースが存在するそうです。
(こちらは微妙な調整を必要とし案外手間がかかるそうです)
[2004/02/02 20:30:31]

お名前 Name: ミンミン   
>ビックリ(笑)
とは笑ってしまったという意味ではありません。驚きだという意味です。
すみませんでした。
[2004/02/02 18:05:35]

お名前 Name: ミンミン   
みなさん早速のご回答ありがとうございます。

私は無知でした。シダーは新しいうちは白だと思ってました。シダー自体がオレンジ
や赤、茶色。。。等があるなどと知りませんでした。
しかしアコギのローコストの新品の表板は真っ白がほとんどだと思いませんか?
匿名希望様の言われるように000−28ECなどは明らかに着色してありますが。
何故クラギだけオレンジ、茶色。。。なのでしょう。クラギは特性上、シダーの特別
な色の付いた部位を使用してあるのでしょうか。
もちろんgaku様は【塗装自体に色がついている場合も有りますが】と述べられていま
す。


【昔のリュートや古典ギターの場合塗料の着色では無く材そのものを染めています。】
これにもビックリ(笑)しました。ボディー側は着色する場合とはトップを含めて
サイド、バックと考えていいのですよね。
という事は古典ギターのハカランダなども染めている場合があるのですか?
そう言われてみると友人のシリアルのないニューヨークマーチン(多分1850年?)
のトップは鮮やかなオレンジ色です。もちろんオリジナルで日焼けだけの色とは
とても思えませんでした。
話が前後してすみませんが今のマホガニーも塗装に色を付けるのではなく、材の
染色でしょうか。

色々質問してすみません。(>>)
[2004/02/02 18:01:11]

お名前 Name: gaku   
追加です
>ボディー側は着色する場合が割と有りますが・・・
は昔のリュートや古典ギターの場合です
[2004/02/02 14:50:01]

お名前 Name: gaku   
クラシックギターの表板は無着色がほとんどです。
比較的ローコストの機種に多いシダートップの場合は
シダー自体がオレンジや赤、茶色と色々な色が存在します。
塗装自体に色がついている場合も有りますが
材の日焼けでの変色が目立つのを嫌うだとか理由も有ることは有るのですが(笑)
単にデザイン上の問題(メーカーの好み)で
着色が標準だと言う訳では有りません。
大昔のリュートや古典ギターの場合当時の塗料の純度の問題で
多少なりとも薄く色が付いていますが着色しようという意図は基本的に無いと思います。
ボディー側は着色する場合が割と有りますが塗料の着色では無く材そのものを染めています。
[2004/02/02 12:30:49]

お名前 Name: KATO-Chan   
>匿名希望さん、
>なぜクラシックギターの表板は着色してあるのか?
という質問に対して、何の答えにもなっていませんよ。
分らなかったら、無理に答えないことです。
別にこのBBSの回答者でもないのですから。
また、ラッカーやシェッラックは無色透明では無いとのことですが、
私は逆に無色透明でないラッカーを見たことがありません。
[2004/02/02 10:06:46]

お名前 Name: 匿名希望   
マーチンのヴィンテージ仕様の場合は明らかにあえて着色しているのですが
その他の場合は私は塗装のラッカー、シェッラックが無色透明では無いのが理由だと
認識しています。
あえてやっている場合もあるでしょうし塗装自体がそういうものを使っている場合も有
るのだと考えています。またシダートップの場合はスプルーストップより色は濃く成りますね。

もちろん200年前の塗装はラッカー塗装では ありえませんから無色透明では無いでしょう。
[2004/02/01 21:13:08]

お名前 Name: ミンミン   
先日ビンテージショップを見て周りました。見つけた00−28のクラシック仕様!
67年のハカランダでした。とてもよい音色がしました。

そこでふと思ったのですがマーチンも含めてクラシックギターの表板はなぜ着色して
あるのでしょう。
ナチュラル仕上げも見た事ありますが、ほとんど全部日焼けした様な色をしています。

クラシックギターは塗装が違うのでしょうか。音響的なものですか。
理由が分かりません。それともただのデザインですか。それも理解できない。
たとえば200年前のクラギ?もそうだったのでしょうか。

素朴な疑問ですみません。(>>)
[2004/02/01 12:51:01]

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