記事タイトル:D−28とD−45 


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お名前: D41所有者   
先日こちらのサイトをたまたま発見し、楽しく拝見させて頂いてます。初めて買ったアコギは、
D41(1994年)でした。そのときの記憶ですと、御茶ノ水の某楽器店でD28が20万、D41が30万、D45のコピーが10万、3本を弾かせてもらったのですが、なぜかコピーが一番良くなってました。それではなぜD41を購入したかと申しますと、店員さんいわく、ギターの音の良し悪しはコンサートホールなどで弾かないと分からないというのです。つまり、手元でコピーがどんなに大きな音をしていても、遠くに離れるとマーチンのほうがよく音が通るというようなことを言ってました。現在私は、クラッックのマンドリンを弾いていますが、良い楽器は音の遠達性が全然違います。マーチンにせよ、マンドリンにせよ、生楽器である以上音の遠達性というところでの差別化がグレードによってなされているのではないかと思います。マーチンがキングオブアコースティックギターであるという所以は、そういった、弾いてる自分には直接わからない所でのしっかりとした音分けが出来ているからではないのかと自分なりに思ってます。1度400人位の規模のホールで弾いてみましたが、歌にはマイクを使っても、ギターは生で十分でした。そのとき初めて楽器屋に言われた意味がわかったような気がします。本タイトルとはずれてしまいましたが、一度、広い場所で誰かに弾いてもらい、D28とD45がどのような音の鳴り方をしているのか確認してみると、良いかもしれません。つまらない意見ですいません。それでは。
[2001/09/17 13:58:04]

お名前: カーキ色   
キノピオさん、どうも今日は。CSNY、もちろん好きですよ〜。でも実は
ホントの事言うと、アンサンブルとしてはCSNの方がバランスがいいと思っ
てますけど。4人組になると、なんかニール・ヤングの存在感が強烈すぎる
ような気がするんですけどねー、その辺どうでしょうか?
CSNの1stは本当によく聴きましたね。"Helplessly Hoping" なんかは、
自分の中でもすごく重要な曲ですね(しかし懐かしいなぁ…)。

結局、ジャンルを問わず、自分は「ギターとコーラス」という形態の音楽が
好きなんだなぁと思いますね。でもD−45があんまり好きじゃないのはどう
してなんでしょうね(笑)。そう言えば、ポール・サイモンもジェイムズ・
テイラーも好きだけど、ギルドが欲しいとかギブソンのJ−50が欲しいとか
思った事ないなぁ…。なんでかなぁ?

お名前: キノピオ   
家城さん、カーキ色さん、丁寧なお返事、どうもありがとうございます。
家城さんのを読ませて戴いて、「音分け」についてはよく理解できたつもり
なんですが、要するにぼくの持ってるD-28とD-45については、音色の差
みたいのものを感じないんですよね(マーティン社のサウンド・チャートは
ぼくも見たことあります)。
ただぼくのD-45が本来の持ち味を発揮してないってことのようで・・・。
「エージング」のところで書いたように、ガンガン弾き倒してきたので、
「繊細」というイメージからは遠いギターになってしまいました。
もうしばらく可愛がってみようかなあ、と思っています。

カーキ色さんはスティヴン・スティルスの「ラヴ・ザ・ワン・ユー・ウィズ」を
結婚式で歌われるくらいだから、当然CSNYのファンだと思っていました。
ですからD-45の外見が嫌いというのが、ちょっと意外でしたね。
冷静に考えると、あのキラキラは確かに「趣味がいいのか?」と
尋ねられれば「うーん」と考えてしまうかもしれませんね。
ただ、ぼくなんかは「ウッド・ストック」の記録映画で動く彼らを見たときの
感動がいまでも忘れられない世代ですので、もうD-45も冷静には
判断できないギターになってしまっていますね。

カントリーとブルーグラスについてはまったく初心者なので、
ハンク・スノウがどういう人かも知らないんですが、好奇心は旺盛です
ので、またいろいろと教えてくださいませ。よろしくお願いします。

お名前: カーキ色   
え〜?宜しくって言われてもなぁ…、ハンク・スノウですかぁ?聴いた事ない
しなぁ(笑)。

う〜ん困ったな…、D-45って言えばきっかけはジーン・オートリーでしたよね(笑)。
なんか昔は "歌うカウボーイ"っていうジャンルがあったそうで、
「派手な衣装着て、悪者をやっつけて、歌う」っていう(笑)。まぁ、"旗本退屈男" 
みたいなもんだったんでしょうかねぇ…。

外国人である我々にとって、西部劇っていうと例えばジョン・フォードの映画であっ
て、スターといえばジョン・ウェインとかゲイリー・クーパーだったりするわけです
けど、当時(30〜40年代)のアメリカで一般庶民にとっての大衆的なスターというと、
まずはそういうB級西部劇のスターだったらしいんですよね。

ジーン・オートリーはそういうB級ウェスタンの代表スターで、オリジナル D-45 っ
ていうのは、そういう大スターのための、言わば "夢のギター" として企画された
わけですよね。(※ちなみにジーン・オートリーがトップスターだったのは 42年
までで、43年からはロイ・ロジャースがトップに代わるのですけど、オリジナル 
D-45 も42年に生産中止になってるんですよねー。何か関係あるのかな…?)

どんどん関係ない話になりますが(笑)、歌うカウボーイ達の存在ってけっこう大
きくて、ちょうどこの時期、オープリーとかヘイライドとかのラジオショーが全国
的な人気を博してきて、そこで演奏されていた アパラチア地方産のヒルビリー音楽
が、彼らの "カウボーイソング" と一種のクロスオーバーして、だんだん "Country 
 & Western" という、商業ベースの音楽ジャンルとして確立していったみたいなん
ですね…。だからテネシー州なんて、絶対農民しかいない場所なのにみんなカウボ
ーイの格好して歌っているという…(笑)

えーとそれで…(笑)、ハンク・スノウはカントリー界における巨人の一人でしょ
うが、50年にオープリーのレギュラーになっていますね。
(※ちなみにちょうどこの頃、ビル・モンローもオープリーのスターでした)
当時のニックネームが "Singing Ranger" で、D-45がトレードマークだったという…。
あ、ギターのインストアルバムも出してますから腕前の方もかなりだったのでは?
(… って聴いた事ないのに無責任ですけど、ははは)。
ただ、とりあえず手許の資料をひっくり返してみた限りでは、どうもブルーグラス界
との接点はあんまり無さそうな…。

キノピオさんの、68年の D-45復活にハンク・スノウが関わっていたか? という件に
ついては残念ながら分かりませんでした。

「いかにもありそうなエピソード」みたいな気もする反面、当時の音楽状況(※フォー
クリバイバルを経てウッドストックの時代ですよねー…)を考えると、マーティン
ギターって、むしろその時代の新しいポップスター達を象徴するアイテムだったわけで、
そうしたブームを背景にしての復活だったと考える方が自然な気がしますが…。

(ハンク・スノウが D-45と関わりの深いアーティストであったのは確かみたいですが、
68年という "熱い" 時代に、彼みたいな保守的なイメージのスターがどの程度の影響力
を持っていたのかは、はっきり言ってちょっと分かりませんでした…。)

なんで結局、意味の無い事ばっかり長々書いちゃいました(笑)。
誰か真実を知ってる人、教えてくださ〜い。
(あー苦しかった…)

お名前: ハル   
家城さん、いつも本当に参考になります(^^
キノピオさん
ハンク・スノウってカントリーではなかったでしたっけ?
(カーキ色さん、あと宜しく!)

お名前: 家城   
キノピオさん、はじめまして。

28と45の音のニュアンスの違いって確かにありますよね。
28には強いピッキングにもなかなか破綻しないイメージがあり、
45には軽いタッチでも即応性のあるイメージがあります。
音質も両者はキャラクターが、かなり違うように思います。

うけうりで申し訳ないのですが、
私は、「音分け」の出来る某クラフトマンS氏から直接聞いたことがあります。
D-28とD-45の違いについてはD-28命さんが言っておられるように、
使用する木材の種類が同じでも、28と45ではあきらかに違うレベルの木材を
使用しているそうです。(中には例外もあるようですが・・・)

何のレベルかというと、トップのスプルースは木が持つ弾力性や粘性らしいのです。
シナリや反発する力の差によって、使用する材料を28や45に使い分けているそう
なのです。また、単に柾目に見えるスプルースでも、「ホンマサメ」や「オイマサメ」が
あって、用途によってこれらを使い分けをしているらしいのです。

サイド&バックについては、ローズウッド系は比較的、木自体の性質に
バラつきが少ないため、木目などでグレードをあらわすことがあるようですが、
組む前に叩いてみてガラスのような独特の余韻がする木が良いらしいです。

これとは逆に、18系に使われているマホガニーは目の詰まった柾目でも、
木自体の個体差が大きいので、木目だけではなかなか判断できないと
言っておられました。
単に装飾やブレーシングのシェイプ・反り(緊張)などだけでなく、
「音分け」には、いろいろな要素が絡んでいるようですね。

ですから、ハルさんが言っておられるように、28は28の音づくりをしていて
45は45の音づくりをしているのだと思います。
弦を変えるだけで28が45の音になるとは、私も正直言って思えません。

ちなみにMartin社では、基準となるサウンドチャートなるものがあって
個体差はあるにせよ、それぞれのギターに目的をもった音づくりをしている
ようです。

まぁ理屈はともかく、やはりいろいろ弾き比べてみないと、
こういうことは、わからないのかもしれませんね。

すいません!D-45復活のルーツについてご質問されているのに
話しを戻してしまいました。
ちなみに復活のルーツについてはよく知りません。ごめんなさい。

お名前: キノピオ   
D-28命さん、ホンジュラスくんさん、カーキ色さん、YUさん、ハルさん、
いろいろありがとうございます。
キャラクターの違い、個性の違い、音分け、・・・、要するにD-28とD-45は
違うんだということですね。う〜ん、少し納得。
とくに「音分け」という言葉ははじめて聞いたので、なるほどそんな技術が
あるのかーと、感心してしまいました。
ホンジュラスくんさんはもう000-42ECB弾かれたんですね、すごい。
ただ新品ですからオリジナルの000-42と較べるのはちょっと酷だと
思いますよ。ぼくは000-42ECを持ってますが、たしかによく鳴るんだけど、まだ弦が鳴ってるという感じで、ボディーがなじんでくるのはこれからって
思ってます。もう6年目だけど、いわゆるエージングがすんでないというか。

それとぼくはブルーグラスに関してはまったく素人なので、うろ覚えで
こんなこと言ってはいけないかもしれないけど、68年にD-45が復活する
のは、ハンク・スノウがD-28をD-45にコンバージョンしたものステージで
使って、それを見たミュージシャンや観客からマーティン社に問い合わせが
殺到して、それがきっかけ・・・とかいう話をどこかで読んだような気がする
のですが、それってブルーグラスのコンサートではないのですか。
なんかすっげえ初歩的なこと聞いてるみたいでお恥ずかしいのですが。

お名前: ハル   
いや、あくまでも「私が嫌い」と言っているだけですから・・・・・。
あ、でも低音に締りがない、とかも言っているな(^^;

まあ、それは、ともかく「これがパーフェクトなギター」っていうのがないから
色々な種類のギターが出ているのではないですか?
そういう事を理解できない人が「ギター遍歴もD−45で終わる」なんてバカなコピー
を考えつくのでしょう。

お名前: カーキ色   
ハルさん、そのうちD−45ファンの皆さんから文句がきそうですね(笑)。

ところで全然関係ない話で恐縮ですが、黒澤楽器のマーティンの広告の
コピーっておそろしくクサいというか、毎度笑わしてくれますなー。
例えば今、D−28 vs.45の広告表現がどのようになっているかと
手許にある雑誌を見ますと…

・HD−28VR
「いつかはヘリンボンの28と誰もが願う。
  全身にあふれるヴィンテージの香り、
  甦るフォワードシフティッド・スキャロップドブレーシングの響き」

その昔、「いつかはクラウン」っていうトヨタの宣伝ありましたね…。

・D−45
「余韻の消えたその後に、心が満ちる −
  D−45、マスターズプレイヤーが手にする最後のアコースティック。
  神秘的なアバロンパールのインレイワーク。
  魅せられているといつのまにか湧きあがるメロディーライン。」

うー…、いくらなんでも "神秘的"っていう表現はこの場合変じゃないか(笑)
上記がキャッチコピーで、本文中には

「その音に魅せられギター遍歴もD−45で終わる」

っていう表現もありますなぁ。いやぁ、実に刺激的というか(笑)
黒澤さんには今後も期待したいですねー…。

お名前: ハル   
私は、45の音が気に入った事は一度もありません。

なんというか倍音が出過ぎるのが気に入らない。
私の感覚では28の方がしっかり基音を出してくるような鳴り方をしていると思います。
特に低音、28はド〜ンと出ますが45はズィ〜ンと出ます。
あれじゃブルーグラスはできません(簡単に言うと低音に締りがないのね)
と古今東西のブルーグラス・ギタリストが思ったかどうかは知りませんが
私の意見では、28と45は明らかに異なる音を出そうとしていると判断しております。
ジミー・マーティン(マーティン社の関係者でありません。ブルーグラス・ギタリスト
です)なんかは45のような装飾を施した28を使っていますしね。
ついでに私は楽に45が購入できる価格で28を買いましたし・・・・。
他にも45が買える価格で28を買われた方が沢山おられるでしょう。
これは18にももちろん言える事だと思います。

という事でマーティン社における18、28、35、45等の数値は高級、廉価版の違い
ではなく単に異なる種類を表している
と私は考えております。
よってキノピオさんは「28の音が好きだった」というだけじゃないでしょうか?
それと45を別格と思っている方ばかりではないと思います。
じゃなければ、ブルーグラスは28のオンパレードにはならないでしょう。
これは、単なる推測ですが染村さんも28が好きだから28の本を作られたのでは?
28が単に45の廉価版だと思われているなら28の本なんか作らなかったのでは?

ついでに言うとダキストを張ったからって28が45に化けたりする事はありません。
よって、28の音が好きな方が使われてもなんの問題もないと思います(笑)

お名前: YU   
D-45ではなくD-35との比較になりますが、
D-35はトップのブレイシングがD-28よりも細いとのことです。
それにより、力強さでは劣りますが繊細な音になっています。
 D-28とD-35、同じ弦を張って並べて取り替えながら弾くと、パワーという点では文句無くD-28ですが
繊細さ、綺麗さという点ではD-35が勝ります。
 D-45も恐らく、力強さよりも繊細さに重点を置いた音作り
(材の選定、ブレイシングのつくり)になってると思うのです。
 

お名前: カーキ色   
で、具体的にはどう違うんでしょうか?

個人的にはD−45って、あのルックスが好きでないのであんまり興味
ないのですけど、(アバロンの装飾よりヘリンボンのバインディングの
方がずーっと趣味が良いと思うんですよね…)
そう言えば、ブルーグラスのギタリストはみーんな昔かっからD−28
で、どうしてD−45を使わないんでしょうね?
別に「ダキストの弦を張れば一緒だから」っていうわけではないですよね?(笑)

お名前: ホンジュラスくん   
キノピオさん お初です。
D-28とD-45の音の違いは、特にオールドのものははっきりとした
音の違いがあります。というか音わけのできるトップ職人が存在
していて、同じ材であろうと、制作の段階で音わけをしている
のです。
ただ貝のバインディングだけではないのです。その音わけが現在の
マーティンの42・45系できちっと理解して制作されているのかは
最近の45特に000-42ECB(もう弾いちゃった!!)などを弾くと
疑問を感じます。戦前の000-42はもっとエレガントでダイナミック
なサウンドだった・・・。ぜんぜん違いましたよ。今のとは。
28は28、45は45の音わけ技術があるようですよ。

お名前: D-28命   
キノピオさんこんにちは。
私は実際に1968年製のD-28とD-45を弾き比べてみた事があるのですが、その時の感想を
書きます。(~o~)
D-28の方はどちらかと言うと暴れ馬のような音で、ギターの内部で音がぐるぐる回って
いる様に感じました。対してD-45の方は、弾き手には音がD-28程のインパクトは無く、
整った音が素直に出ている様に思えましたが、他の部屋に居た妻曰くD-45のほうが、音が
大きく聞こえてきたという事でした。多分D-45の方は音が素直に前に出ていたのだと思い
ます。材質的には同じなのでしょうが、ホディ各所に施された貝のバィンディングや、ネッ
の横の白い縁取り、マーチンの言う45を作る事の許された職人、彼らが厳密に見極めた材
のグレード等が何らかの影響を及ぼしているのだと認識しました。(・o・)
だからと言って弦の種類でもある程度、音が変わるのは当然の結果です(^○^)
D-28とD-45の音の違いは、キャラクターの違い、個性の違いだと思います。(^o^)丿

お名前: キノピオ   
みなさんこんにちは。
下の「ゴージャスな音のする弦」のところを読んで、どうしてもみなさんに聞いてみたくて
書いてしまいます。
のむちゃんさんがダキストの弦を「D−28がD−45に大化けしたような感じ」と評して
いらっしゃいますよね。そんなに28と45の音って違うものなのでしょうか。
ある雑誌でディック・ボーク氏が「D−28とD−45は形も材も構造も、すべて同じなので
きちんと作られたD−28はD−45と同じ音がするはずだ」というような意味の発言を
なさっていたので、ぼくはちょっと安心をしていたのです。
というのも、ぼくの持っているD−28とD−45を比べてみると圧倒的にD−28のほうが
いい音がするのです。
この2台は作られた年代も全然違うし(28は1948年製、45は80年製)、ハカランダ
とインディアン・ローズという材の違いもあるので、単純な比較はできないとは思うのですが
もうとにかく「次元が違う」といっていいぐらいの差があるのです。
先にD−45のほうを持っていたので、そのときは「いい音だなあ」と満足しながらガンガン
弾いていたのですが、6年前にD−28を手に入れてからは「D−45っていったい何?」
ってほんとに思ってしまいました。
でもいろんな本を読んでも「単なる装飾の違いというようなものでは片付けられない、
あきらかにD−45の音というものが存在する」なんて、よく書いてあるじゃないですか。
このホーム・ページでもやっぱりD−45は別格みたいな感じはあるし・・・。
やっぱりD−45の音というのは存在するのですか。
だれかうちに来て、ぼくのD-45を弾いて「キノピオさん、あなたのD−45はハズレだよ。
ほんとのD−45はほんっとにすごいよ」と言ってくれれば、それはそれで気がすむんだけど。
とにかくとても落ち着かない気持ちなのです。みなさん、よろしく。

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