書き込み欄へ
ヘルプ
お名前 Name: かまちゃん
先日大阪のビンテージショップに行って、そこの店長とハカランダについて話をしていたのですが、「オールド(50年代以前)は柾目のハカランダが多かった。」とのことです。つまり、柾目のハカランダは太い木(つまり年数が経っている古い木)からしか取れなくて、以前はこういった古木を輸入できたのですが、最近は細い木(つまり若い木)の材料しかなく、今のGEなどの木目は、板目が多くなっているとの事です。でも、古いギターでも当然板目はあり、決してどちらがいい音と言うのではないそうです。ただ、当然古い木の方が若い木よりも枯れた感じはあるのではと言っていました。ただ、ハカランダが良いか、インディアンが良いかは人の好みにより様々だそうで、中にはハカランダの音は硬すぎると言って嫌う人もいるそうですよ。ちなみに私の所有している58年のD−28は柾目です。店頭で見た52年のD−28板目でした。
[2003/01/04 16:51:41]
お名前 Name: むらちゃん
あくまでも個人的な予想です。
ハカランダ材木から有効にバック材に使用出来る大きさの材を取るにはどう考えても
板目の方が効率的だと思います。
それをあえて効率の悪い樫目で制作していた事を考えれば当時は「樫目の方が板目
より理想的である」と言う認識がマーチン社にはあったのではないかと思います。
音響工学的に考えるとギターの材の振動を抑制させない為には材の比重の均一性が要求
されると思います。
そこに職人が仕上げる非常に微妙な非対称に調整して1/Fゆらぎの音を発生させて
独特な残音を出しているのだと思います。
この点では樫目が理想的だと思います。
ただ板目は板目で制作者として魅力を感じる要素があったのではないかと想像します。
材の有効利用としては優れていますし板目の非均一性から技術的には難しくても優れた
制作者ならその非均一性を細かい調整で制御させて樫目の一律的な音とは異なる音を
作れると言う意見もあったのだと想像します。
実際にオールドの板目ギターは木の痩せの発生による微妙な非対象性が音を成長させて
いると言う意見もありますのでどちらが良いとは言えないギター好きに取っては永遠に
続く楽しい議論だと思います。(笑)
[2002/10/09 20:41:11]
お名前 Name: 健太
いんたーねっとさん、ご指導ありがとうございます。
当方、BBフォンに加入しており7,5円、格安でアメリカに通話できます。
暇を見つけて、国際電話します。(笑)
[2002/10/09 00:36:20]
お名前 Name: いんたーねっと
>最近のマーチンを含む各社のハカランダの柾目使用比率はどのくらいでしょうか?
>ハカランダの年代ごとハカランダ板目,柾目の使用比率を知りたく、また
>その全体像から見た板目と柾目の使用された理由についても、皆さんにお
>聞きしたいです。
ハカランダモデルの1本1本(製造番号毎に)に「これは柾目使用、これは板目使用」
と記録されそれが保存されているならば、各メーカーに問い合わすことにより一覧表を
作成し、比率を知ることはできると思います。
メーカーがそのデータを記録し(記録する意味があると考えている)、またそれを開示
することを認めれば、の話ですが、、、
[2002/10/09 00:18:00]
お名前 Name: まこといち
柾目、板目というよりはよく振動する板を選んでるんだと思います。音質的に優劣はないそうです。
[2002/10/08 15:59:09]
お名前 Name: 健太
以前の書き込みを拝見させていただきました。
戦前の45などのフラッグシップモデルにも板目はあった・・・柾目にこだわる事
はない・・との事でした。言われてみれば、確かに板目の美しいハカランダがあり
ました。
その年代のハカランダを手にするのですが、私の触れた限りでは柾目だけでした。
現在(1970以降)の各社のインディアンローズのギターを見ても同じく柾目です。
印象に残っている板目はありません。
最近のマーチンを含む各社のハカランダの柾目使用比率はどのくらいでしょうか?
いつも考える事は、確かに高く評価される、戦前マーチンにも板目が存在するのです
が、その時代ごとの板目と柾目の製作された比率を、おおよそにでも把握できないと
・・・戦前にも板目はある・・・板目が使われたのは現在だけでない・・・どちらで
あろうと関係ない・・・好みの問題である・・・と言うような見解に結びつきます。
決して白黒はつける必要はないと思いますが、あいまいなで結論が見えたような見解
に結びつきやすい様です。
以上の理由でハカランダの年代ごとハカランダ板目,柾目の使用比率を知りたく、また
その全体像から見た板目と柾目の使用された理由についても、皆さんにお聞きしたい
です。
私個人の考えとしては、丸太でブラジリアンを輸入していた頃、板目は主に低価格モデル
の指板やブリッジ、ナット、ピンなどに使われ。柾目はサイド,バックに使用されたと
ことも考えられると思います。すなわち木一本の部位を無駄なく使用できたと思います。
当時マーチンはボトムラインが充実していて(17・18・21など)その方面での
パーツとしての需要があつた事です。D−35はボディー材以外のハカランダで急遽
作られた(面積の狭い材)事からも考えられます。
これは私の単なる一例です。
[2002/10/07 12:50:31]
このテーマについての発言をどうぞ。Write about this theme.
※半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る