記事タイトル:D-28の価値 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前 Name: moon   
貴重な経験談及びアドバイスをして頂き、ありがとうございました。
このスレは、これで、閉めさせていただきます。
最後に、改めて、この場を勝手に使わせていただいたお詫びと
お礼を管理人の染村 哲也様にお伝え致します。
申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございました。
[2005/12/01 11:28:41]

お名前 Name: moon   
よしださん、質問に答えて頂き有難うございます。
オリジナルの雰囲気に戻したということですね。
確かに、18:1は、弦の交換が面倒です。これを使うようになってから、
ワインダーを使うようになりました。それも面倒に思って、
gotohのマグナムヘッドを使ってみたのですが
慣れていないせいもあり、余計に時間がかかります(笑)。
もちろん、マーチンのようなギターには、似合わないのでソロ・ギター用の
”怪しいギター”に使っています。
18:1は、微調整がしやすさが魅力です。あの使い勝手の良さは捨てがたいですね。
でもd-28のペグに関しては、このままが良いかな?と思ってきました。
それにしても、古いモデルはなにかと大変ですね。ブリッジピンの穴も今のより広いですから
合うのを探すのが大変でした。今は、”アイボロイドの5.5mmの溝有り”を使っています。

sugさん、ご意見有難うございます。
ブリッジプレート、指板まで消耗品と考えているとは、スゴイですね。
私は、これらは改造の範囲に入ると思いますね。
オーバーコートの判断は難しそうですね。
特に、この年代のd-28というモデルは微妙だと思います。
音は、完璧な管理体制を取っていてもオールドのハカランダ・モデルのようにはならないでしょう。
それなら、いっそのこと綺麗な状態にして”新しい音で楽しむのもアリかな?”とも思います。
現在のこのギターの音から考えても、使用目的が変わるほど音が変化するとも思えないです。
先輩に、学生時代に五万で買ったギター(現在の中古価格は三万以下)のモデルを八万かけてリペア
した人がいます。予想以上に費用が高くついて驚いていましたが、満足そうでした。
個人の価値観だといってしまえばそれまでなのですが、”想い”というのは大事だと思います。
”物より想いで”というCMもありますね(笑)。
これが、d-45なら話しは別です。どんなに”オーバーコートしたい”といっても止めるでしょう。
この年代のd-28というモデルは微妙です。ですから、いろんな意見を聞きたいのです。
このモデルに限らず、オーバーコートしたことでの音の変化を体験した方はおいでになりませんか?
[2005/11/15 22:38:05]

お名前 Name: sug   
>特に、何処までのリペアが許容範囲か皆さんの意見が聞きたいです。

今、手持ちの楽器であれば、演奏可能な状態にするためなら、何でもやるでしょうね。
少なくとも、弦に関係する部分は(ペグ→ナット→指板→フレット→サドル→ブリッジ
→ブリッジプレート)は消耗品と考えるべきだと思ってます。
まぁ、リトップは・・・・考えますね。

で、買う時は、リペアの状態は気になりますね。
ブリッジプレートはオリジナルで、綺麗な状態でいて欲しいですね。
リトップはされると、本体の年代より、リトップされた年代の楽器と考えざるをえないので、
パスの可能性が高いかも
[2005/11/15 18:11:50]

お名前 Name: よしだ   
>それと、よしださんは”60年代グローバーに再度交換”されたようですが、どういう理由か
>らなのでしょう。支障が無かったらお聞かせください。
もともとカタログ上グローバー102Gが装着されているべき物にグローバー互換ペグが装着さ
れていて、それをSGZに交換したのです。その後たまたま、102Gの古い物を入手出来たの
で交換していると言うわけです。ギターそのものは70年代中盤の物ですから、そう違うわけで
はないので使っています。音は正直良く分かりませんが、使用上特に困ったことはありません。
精度は圧倒的にゴトーが良いのですが、弦の交換はグローバーの圧勝です。(笑)
手元に70年代のグローバーが搭載されたギターが5本ありますが、最近渋くなっていたペグを
全てばらしてグリスアップしたらとても使用感が良くなりましたので、知り合いには勧めていま
す。ギヤの消耗が激しくなければ、かなり回復すると思います。そうなると交換によるメリット
が少ないのですけれどね。
[2005/11/15 00:01:07]

お名前 Name: moon   
sugさん、よしださん、有難うございます。
実体験を聞かせていただけると、本当に参考になります。
ペグの機能も、使用していて不安に思えるレベルではないのですが、gotohの物と比べると…。
私は、”いつかはクラウン”の世代を少し知っていますのでd-28は、他のギターとは違う思い
入れが有ります。彼も当時、新品で買った時は30万ぐらいだったといっていました。
貨幣価値はもちろん、当時のギターに対する世間の価値を考えると、現在”ソモギ”を買うくら
いのレベルだったのではないでしょうか?
この固体の音がどの程度のレベルなのかは正直わかりませんが、使いやすいという点で私の持っ
ている他の物よりも優れていると思います。良い意味で”優等生”悪い意味で”花が無い”とい
う感じですかね(笑)。曲によって、ギターを変えられる状況でしたら出番は無くなってしまう
のですが、一本しか使えないとなるとこれになってしまいます。もちろん、会場の広さによっては
エレアコになってしまいますが…(笑)。
sugさんのd-28は、スゴそうですね。私は、見た目に惚れそうです(笑)。ギターの弾き傷は、
好きです。昔、モーリスのw-35を使っていた時、そんな傷に憧れてピックガードを外して無理や
り傷を造ったこともあります。見た目はなかなか良い感じになったのですが、音は、変わりません
でした(笑)。そのギターを見るとサイモン&ガーファンクルを一生懸命コピーしていた頃を思い
出します。何年か前に、そのギターに弦を張って見たのですが、あまりの情けない音に愕然としました。
当時は、それなりに良い音だと思っていたのですが…(笑)。
私は、リセールしたことがありませんし、彼も売る気は無いです。先日も”もし、私より先に逝っ
たらカタミワケでくださいね”といったら”絶対長生きしてやる”といって笑っていました。
私も、オベ−ションを人に貸しています。たぶん戻ってこないでしょう(笑)。そんな関係でない
とギターの貸し借りは出来ません。
なんか、まとめの文章にみたいになってきましたが、まだまだ、お話が聞きたいです。
特に、何処までのリペアが許容範囲か皆さんの意見が聞きたいです。
オーバーラッカーは、有りでしょうか?オーバーラッカーは、あまり良くないと思っていましたが、
sugさんのようにオーバーラッカーされていても良い物が有ると聞かされると心が動きます。
それと、よしださんは”60年代グローバーに再度交換”されたようですが、どういう理由からな
のでしょう。支障が無かったらお聞かせください。
[2005/11/14 23:24:06]

お名前 Name: よしだ   
グローバーのポストは、新品であっても多少グラグラしています。当時のデッド・ストックだと
しても構造上そうなってしまいますね。
私のギターはD−28ではありませんが、70年代グローバーをゴトーSGZのグローバー互換
に付け替えてみましたが、加工は全く必要ではありませんでした。sugさんと同じくワッシャー
が小さかったのですが、現在は大きい物も用意されているという話でした。
もっとも、その後60年代グローバーに再度交換し直しておりますが・・・。^^;
[2005/11/14 19:31:37]

お名前 Name: sug   
今、手持ちのD-28は、中古で手に入れました。
その時点で、マーチンクラックはもちろん、トップ、サイド、バックとも、
クラックがいっぱい。(完全に割れている状態でした。もちろんすべて、
リペアされていましたので、問題は無しでした)

この時点で、コンディションはGood扱いだったので、比較的安く(相場より1割は低かったと
思います。)買うことができました。(と言うことはリセール時も安いと言うことですが)

ピックガードも購買時点で、一度はがされ、もう一度平にされたオリジナルが張りなおされていました。
ピックガードに関しては、オーバーコートされているようには思えませんが、
トップには相当ピックスクラッチが入った状態で、オーバーコートもされています。

普通なら、チョット敬遠したくなるところでしたが、とにかく音が良かったので、
買ったと言う次第です。

購入後のリペアは購入後すぐに、サイドに細かなクラックが入った部分と、
バックのバインディングの浮きが出たので、再接着してもらったこと。
それと、ペグの交換ですね。(オリジナルのペグは別に保管してあります)

実のところこのギター、扱っていたショップの話でも、音には定評があったのですが、
どうしても、コンディションの悪さが祟って、なかなか売れなかったものだったそうです。
自分も、はじめは、躊躇したのですが、他の同時代のD-28と比べて、音の良さでは、
一番だったので、決めました。
いざそうなると、クラックなどもその音を作り出してきた歴史の要素と思え、
それ以来、コンディション(見た目)より、ギターの本質を大事にするようになりましたね。
(それと、これだけキズが多いと後で一つ、二つキズが増えたところで、気にもなりませんし)
[2005/11/14 12:19:07]

お名前 Name: moon   
sugsaさん、貴重な情報有難うございます。
ゴトーのSG31(旧製品)が加工しなくて良いのですね。大変参考になりました。
sugsaさんのD-28は、マーチン・クラックは、大丈夫でしょうか?
もし、リペアされたのでしたら、どのような方法を取られたのでしょうか?
YUさんのように、”ラッカー塗ってからピックガードを貼る”方法をとられたのか、
もしくは”ピックガードを貼ってからオーバーラッカーをする”等
色々な方法があると思うのですが…。
当然、オーバーラッカーは、音が変わる恐れがありますが、
見た目を優先する事も間違いではないと思っています。
そのような理由で、このレスに”D-28の価値”というタイトルをつけた訳です。
皆さんは、音を優先しますか?見た目を優先しますか?機能を優先しますか?
貧乏な私は、経済性を優先しがちです(笑)。
[2005/11/14 11:43:57]

お名前 Name: sug   
うちのD28もグローバー(102、Patent Pend)も調子が悪くなって、
ゴトーのSG31(旧製品)に変えましたが、加工の必要はありませんでした。
唯一の問題はワッシャの径が違うと言うことでしたが、それはオリジナルのままで
使っています。
少なくとも、現行の102に変えるより、互換性は高いと思います。
[2005/11/14 09:42:38]

お名前 Name: moon   
よしださん、ご意見有難うございます。
ご指摘の通り、ばらして掃除した後は、動きは良くなったのですが、ポストのぐらつきが気にな
るのです。ここのHPで、シリアルナンバーで確認した所、’79製のようです。
gotohのsg301は、18:1なのと価格が手頃なので気に入って使っています。
d-28にも使いたいのですが穴のサイズが10mmです。
ちなみに、マグナムヘッドも使っていますが、慣れないせいか、弦の取り付けには
手間取ります(笑)。
[2005/11/13 23:22:55]

お名前 Name: よしだ   
’80年頃のグローバーなら、構造が比較的簡単ですから、トルク調整ネジからばらしてギヤを
グリスアップするとかなり改善されると思います。
グローバー互換ペグは、ゴトーなどから沢山出ています。
現代のペグは18:1〜20:1程度のギヤ比がありますから、微妙なチューニングを極める向
きには良いと思います。
[2005/11/13 21:06:15]

お名前 Name: moon   
YUさん、ご意見有難うございます。
おっしゃるとおり、私も”先のリペアは消耗品の交換というイメージであり改造という範疇では
ないと思います。”と同意見です。ですから、所有者に提案しやすかったのですが、ピックガー
ドの件は、しかたが無いとしてもペグの穴の件は、私自身迷っています。私も極力、改造はした
くない方なのでピックアップを付ける為にエンドピンの穴を広げる事にも抵抗があります。
ちなみに、ペグの穴は、9.5mmです。
現在は、10mmが主流ですので見つける事が出来ません。以前ヤフオクで手に入れた70年代の
国産モデルから外したGROVERは、サイズが合います。こちらは密閉式でポストのぐらつきも少な
いですが、現行の物には劣ります。GROVERにこだわっている訳ではないのですが、手元にありま
すから、どちらかを使いたいと思っているのです。
もし、9.5mmの穴に合う物をご存知でしたら、ご紹介ください。メーカーは問いません。
それにしても、この年代のD-28をお持ちの方はどうなさっているのでしょう?当時のペグをそ
のまま使っているのでしょうか?
[2005/11/13 18:35:02]

お名前 Name: YU   
「預かっているもの」ということなので、価値(特にリセール価値)に関する考え方は所有者の方が判断することで、預かっている方が判断するべきことではないのでは?

とはいうものの、一般論で考えると修理は必要だが改造は避けましょうということで
私なら(現物の状態によりますが)この話だけからはこう判断します。

(先のリペアは消耗品の交換というイメージであり改造という範疇ではないと思います。)

・ピックガード脇のクラックは一般的には修理必要と思います。

・ペグは穴を広げず、現行取り付け寸法に付くもので精度の良いものを探す。(マーティンの純正ロゴにはこだわらない)オリジナルペグは保管しておく。

・ピックガードも実用的に問題になるなら交換。これはショップに相談すればオリジナルに近い雰囲気に仕上げることは可能と思います。(ピックガードにラッカー塗ってから貼るという手法でやってもらったことがあります。)
[2005/11/13 08:23:22]

お名前 Name: moon   
時々覗かせていただいているのですが皆さんのごMartinに対して知識と愛情の深さを
感じます。
そこで、皆さんのご意見をお聞かせ頂きたいのです。
80’前後のSQのD-28を預かっています。
最近、ピックガードのサイド側に出来たマーチン・クラックが気になってきました。
ブリッジ側のピックガードも浮いています。
致命的な事になる前に張り替えた方が良いのでしょうか?
塗りこみ式ですので、骨董?(笑)価値は下がると思うのですが、
楽器として使用不可能になっては、問題外ですよね。
それとペグも、チューニングには、問題なさそうですが動きが悪いです。
これも、今の物(GROVER 102N)に交換する場合穴を広げなければなりませんよね?。
預かった当初は、悲しいくらい状態が悪かったので所有者の承諾を貰い
Martinのリペアで有名な方にナットとサドルを牛骨にしてフレッドを打ち変えて
ネック調整をしてもらいましたしてもらいました。
費用は、五万円かかりましたがレンタル料と思って私が支払いました。
ですから、すでにオリジナルの状態ではないのです。
ピックガードの張替えやペグの穴を広げる事には、
D-28の価値を下げる事になるのでしょうか?
皆さんはどの様に思いますか?
[2005/11/13 04:43:16]

このテーマについての発言をどうぞ。Write about this theme.
氏名:Name
E-mail(入力必須) URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
改行は自動では行われません。適当な位置で改行をお願いします。
書き込みボタンは1回だけクリックしてください。2回クリックすると2重投稿になります。
記事一覧に戻る