記事タイトル:ブックマッチの意味について 


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お名前 Name: gaku   
ブックマッチはギターが作られるより前からの標準的手法で
材の問題の要素は有りません。
材の経年的や日常的な変形(湿度等による)を「左右対称」にするためです。
一枚板の場合は微妙にでも左右で収縮率が違う可能性が高い為に
センターを左右にずらす力が働いてしまいます。
(長い経験からくる知恵というものの様です(笑))
製作者独自の考えで一枚板にする場合も有りますが
昔の楽器の場合は、
昔は材は豊富に有りましたし値段も易く また便利な工作用の機械も無かった為に
逆にコストダウンの為に一枚板にした場合も存在します。
[2003/04/04 12:22:58]

お名前 Name: ハル   
トップは、ともかくバックに関しては変形を防ぐという意味もあるように思われます。
フローリングの床なんかもそんな感じ(笑)
音の事を考えなければきっと継接ぎの方が変形しないんじゃないのかな。
音と変形を防ぐという意味の接点がブックマッチではないのかな。
[2003/04/04 00:29:04]

お名前 Name: アコキング。   
1968年製ギブソンJ−45のピックガードロゴ入りのやつは、2ピースのものより4ピー
スのもののほうが遙かに多いです(トップを良く見ると解ります)。同年のJ−50はナチュ
ラルで目立つためなのか、見たことがありません。やはりトップ材の供給量に左右されるので
はないでしょうか。
[2003/04/03 19:33:10]

お名前 Name: shirabe   
最近はトップが4ピースや6ピースのギターも多くあります。
ただ、良く見ないと判らないでしょうけど・・・
おおよそ、ブリッジの外側10mmくらいで、非常に上手く接いであるものが多いようです。
[2003/04/03 18:48:43]

お名前 Name: Sleepy    URL
Martinではないですが、我が家のGibson LG-2は1枚板です。
合板なのかな?
[2003/04/03 18:06:05]

お名前 Name: れぞんで音る   
>OO-18さま
こんにちは。
ところで、合理的の意味が今ひとつ良くわからないのですが、もしわざわざ二つ割に
しなくてもいいという意味なら、それに必要な材は巨大になってしまいます。
(たとえば、Dの幅いっぱいの60〜70cmの木があったとしたら、そこから採れるのは
芯を入れて採っても一台分しか採れませんし、直径140cm以上なら片面で採れますが、
そんな木を大量に確保するのは、特に現在に於いては大変と思うのですが…。)

大昔のマーティンにはあったかもしれませんが、おそらくシュタウファーモデルのような
幅の狭いものだったと思います。木を有効に利用するには、ブックマッチはよい方法
だと思いますし、木の収縮を考えても、左右の動きが同じ様な調子で動くと思うので、
ある程度量産するメーカーにとっては安定させるのにも都合がよいと思います。
完全な手工で作られているルシアーの方の中には、場合によってはブックマッチに
していないケースもあるかと思いますが…

私もついでにどなたかに教えていただきたいのですが、材を採るとき、木表、木裏や、
元と末などは考慮されておられるのでしょうか。(特にトップの、元と末)
木表、木裏は、開いた面のどっちを使うかだけなのは何となくわかるのですが、
やっぱり、元は下にしているのでしょうか。それとも、木の様子を見て良さそうな
方向に採っているので決まりはない、ということでしょうか?

どなたか教えていただけますよう、よろしくお願いいたします。
[2003/04/03 17:37:23]

お名前 Name: K.I.T.T   
00-18 さん、こんにちわ。

一枚板でトップやバックを製作するには、よほどの大きな大木からでないと
綺麗な木目(柾目)がとれないから・・・じゃないでしょうか。
確実な情報ではなく、自分が思う事ですので、よろしくお願い致します。
[2003/04/03 17:25:10]

お名前 Name: 00−18   
みなさんこんにちは。
ほとんどのギターがトップ、バックを左右を中央から結合する、いわゆるブックマッチという
手法で制作されているようです。一枚板で作った方が合理的に感じるのですが、なぜあえて
面倒なブックマッチにするのでしょう?
これは未確認情報ですが、かなり昔のマーチンのトップはブックマッチでなかったと聞きま
した。本当でしょうか。その理由は?よろしくお願いします。
[2003/04/03 17:09:47]

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