記事タイトル:合板とは? 


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お名前 Name: 竹    URL
僕もついこの前まで、

合板=安物、音が悪い
単板=高級品、音が良い

と思い込んでいました。
が、しかし、K.ヤイリのギターを買ってそれが間違いであった事に気付きました。
マホの合板です。(R2−AN)
合板なら割れに強いし…
よく作り込まれたギターなら、合板だから音が悪いなんて事はありませんね。
逆にオール単板でも、怪しいものは存在しますよ。
カタログスペックより、
実際にひいてみた時の音や弾きやすさの方がはるかに大切かと。
[2005/09/26 01:17:03]

お名前 Name: C氏   
やまちゃん様

合板=安物、音が悪い
単板=高級品、音が良い

という図式は当てはまらない、ということです。
バラバラではありません。合板にも色々あるように単板にも色々あるということです。
[2005/04/03 17:54:08]

お名前 Name: やまちゃん   
皆さん非常に詳しいですね!
結論は、みんなそれぞれバラバラだと言うことですね(・・;)
[2005/04/03 17:29:07]

お名前 Name: gaku   
tentenさん>
世間一般では、合板より単板の方が無条件に良いというような意見がまかり通っていますから
どうしても「それは違う!」と強調したくなっています。(笑)

確かに材としてトップレベルの単板は、良いことは良いのですが
ローズやマホなど主要でかつ数が減少している材の場合、
トップレベルの単板は、もの凄く数が少なくなります。
(もともとギター用として選別されている中から数百枚に一枚、数千枚に一枚の材など
現在では、数を揃えるのは、ほとんど不可能に近い状態です)
音響用合板の場合は、欠点を抑える事が有る程度出きるので
材として十分以上に上質である必要は、有りますが、完全無欠?までは行かなくとも
良いものが作れます。

それにあまり良くない単板の場合は、元々の音質上の問題に加えて音や物理的な面双方での耐久性に問題が出ます。
(乾燥の問題も有ります。人工乾燥でもマーチンの様に手間隙かけてる場合は良いのですが
コストダウンのあまり楽器用材としては自殺行為に近い人工乾燥もあります。)
カタログスペック重視主義が幅を利かせすぎると「悪貨は良貨を駆逐する」の言葉どおり
弾き手にとって回りまわって不利になってくるとの危惧も有ります。
[2005/04/03 12:54:22]

お名前 Name: tenten   
gakuさんはどうしても「本格的な音響合板」の話をされたいようですが(笑)、最初の質問内容を見れば、質問されているのが「一般的なギター合板」を指しているのは明白なので、誤解を招きますよ。合板の芯まで明示している「Kヤイリ」「アストリアス」などは半分手工みたいなメーカーで、全体からすると数的にはごくごくマイナーと思います。それらとて、やはり単板機種の方が音が通る場合が多いです。

ましてや、コストをかけた硬木の厚い張り合わせなんて、別世界ですわ。スレの内容からずれているのはさておけば、私的には非常に面白く読ませていただきました。
[2005/04/03 11:46:38]

お名前 Name: gaku   
本格的な音響用合板に話を限定しますが
ただ単板を合板に置き換えただけでは、単板の方が音質は上ですが
音響用合板の特質を生かした作りこみをすれば話は別になります。
まず音響用合板は、単板に比較して強度が高い為に設計の自由度が高まります。
ある製作者曰く、良いギターを製作するのポイントの一つは、いかにぎりぎり「弱く作るか」と言うことですが
絶えず強度や耐久性とのせめぎあいになります。
また均質性の問題も重要です。
ギターには、ばらつきがどうしても発生しますが、一流の名工が材を選びに選んでもばらつきが出ます。
極限状態では、木目の走り具合で差が出るそうです。(良い悪いではなくあくまで違いです)
これが音響用合板では、単板より読める様になります。

表板に関しては、特殊な場合を除いて通常、単板の方が有利ですが
ボディーに関しては、無条件に単板が有利だとは、限りません。
純粋に楽器として考える場合は、カタログスペックは無視して弾いて判断する方が良いと思います。

余談ですが
現在安価に合板が手に入る為に合板は、安物のイメージが有りますが
大昔は、合板使用は、高級機に限られていました。

本格的な音響用合板を使用する場合、製作時に単板と同様削りを入れて厚みを調整して作りこまれます。
音響用合板は、それだけ表面材が厚く手間の掛かったものになります。
[2005/04/03 10:42:49]

お名前 Name: やまちゃん   
KK様詳しいサイトありがとうございました!
[2005/04/01 23:59:31]

お名前 Name: kk   
ちょいと話が反れて来たので元に戻しつつ、親切な説明のページありましたのでどうぞ^^
ttp://www.alexgroup.com/tree/gohan/
[2005/04/01 23:27:17]

お名前 Name: やまちゃん   
じゃあそのうちオール単板の物もいずれハカランダの様に値段が上がりそうですね。
[2005/03/31 18:02:16]

お名前 Name: 匿名希望   
判断基準は自身で弾いてみていい音だと思えば正解でしょう。
ドラム等単版があるにも関わらず
より高価な合板が主流だったりもします。
[2005/03/31 17:48:34]

お名前 Name: 匿名希望   
Martin社も、環境保護団体の要望などを勘案して、数年後(5年だか10年だかは忘れましたが)
には単板のギターは作れなくなるということを言っていると耳にしますので、
今後は合板のスペックについても、表示の基準のようなものが作成されるのではないでしょうか。

本格的な合板の時代になると、製作者の意図する音作りがより本格化する側面もあるように
思いますので、残念な反面、楽しみな部分もありますね。
[2005/03/31 12:19:55]

お名前 Name: やまちゃん   
どう判断すればよいのでしょうか?振動の違いとかですか?
[2005/03/30 17:49:19]

お名前 Name: gaku   
合板と一口に言っても種類が大変多く一括りには出来ません。
ギターに使われる合板でも安価なものは、ラワンなどをロータリーカット
(大根のかつら剥きの様に薄くぐるぐると削り出す手法で径の小さな木でも
大きな面積を無駄なく取り出せる一番良く使われる手法)した材を広げて
紙の様に薄い材を表面に貼り合わせたいわば化粧合板といったものから
本格的な音響用合板は、やや薄い単板を音質を吟味した接着剤を用いて
温度や圧力も考慮しながら慎重に貼り合わせた仕入れ価格から下手な単板を上回るものまで存在します。
心材は、公表してる物では、アストリアスがマホガニー、K.YAIRIがブナが使われていますが
これらは、C氏も書かれていますが音質面でのノウハウに属していてどれが良いとは一概に言えません。
(表板と同じ材を心材に持ってきてもより良くなる訳ではないそうです)
本格的な音響用合板に話を限定するとマホガニー合板は、マホガニーの音がしますし
ハカランダ合板はハカランダの音がします。
単板より強度が高い事や均質性が高い事を生かせば、合板だからと馬鹿に出来ない魅力が有ると思います。
ただ問題は、本格的な音響用合板といい加減な合板と見た目では、区別が付かない事です。
結局最終的には、プレーヤーとしては、カタログスペックではなく実際に
弾いて判断するしか手段がないと思います。
[2005/03/29 21:47:05]

お名前 Name: tenten   
C氏様が言われているのは、一部の手工ギター等のハイレベルな合板のことであり、
一般的には合板はラワン芯で出来た、コストダウンの産物です。
見た目だけ、ハカランダだったり、マホだったりするわけです。良い所というと、強度が
高くてまず割れないのと、温度変化や湿度に強いことくらいです。
[2005/03/29 20:28:47]

お名前 Name: C氏   
通常、合板といっていますが、ラミネート板と言った方が良いでしょう。
公表している所では表面の材にかかわらずブナ、マホガニー等柔らかい材みたいです。
独自のノウハウががあるようで、ビルダーによって異なるようですね。
中にはエボニーを使っているルシアーもいらっしゃいますね。
[2005/03/29 16:38:46]

お名前 Name: やまちゃん   
合板についてお聞きしたいのですが、例えばハカランダのサイド及びバックの場合、真ん中の部分はハカランダなのでしょうか?
それとも全く別の木なんでしょうか?
ローズもマホも全部一緒なんですか?
[2005/03/29 16:06:10]

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