記事タイトル:アディロンダックvsジャーマン 


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お名前 Name: アコキング。   
> ギターを弾けることと、
> ギターの材質やその種類、特性を知っていることは比例しているのか?

全く無関係です。技量は技量、知識は知識であり、上級プレイヤーなら材などに興味は
示さないはずだ、とか、知識が豊富だから技量は大したことないはずだ、とかは個人的
な憶測に過ぎず反例はいくらでもありますし、また正誤を問う事案でもありません。

ただこのサイトは「〜徹底研究」であり「〜徹底演奏」あるいは「〜奏法研究」ではな
いのですから、演奏・奏法というソフトウエアに関するスレだけでなく、材質・構造な
どのハードウエアに関するスレも林立して然るべきだと思います。「研究」なんですか
ら。

仕様に興味を持つのはくだらん、ナンセンスだという価値観をお持ちの方は、そういう
スレは無視していれば良いだけの話だと思いますが。
[2005/07/16 15:36:39]

お名前 Name: pickin’   
ギターを弾けることと、ギターの材質やその種類、特性を知っていることは比例しているのか?
そんなの初めて聞きました。
何故、そんな書き込みをするのですか?理解できません。
[2005/07/16 13:49:42]

お名前 Name: ギブソン大仏   
 1965年のマーティンカタログ(まだ再生産のD45は載っていないです)
http://www.legal-speed.com/~matsu/kup/data/12349.jpg
  表面板の記述
http://www.legal-speed.com/~matsu/kup/data/12350.jpg
[2005/07/13 19:09:02]

お名前 Name: PS3   
>シトカとアデロンダックにさほどの値段の差はありません。

下にも引用していますが、参照したものの価格帯が違うようです。
  ↓
http://www.adirondackspruce.com/noname.html
最高級もので200〜400ドルとなっています。
エクセレントが65〜100ドルですから、貴殿の引用の価格表と一致しています。
マーチンでこの価格帯を使用しているのは、D−18GEであると思います。
[2005/07/12 00:57:50]

お名前 Name: C氏   
シトカとアデロンダックにさほどの値段の差はありません。

http://www.lmii.com/CartTwo/Secondproducthead.asp?CategoryName=++Tops+%2D+Tonewood

1.5倍程度です。
[2005/07/12 00:28:02]

お名前 Name: PS3   
マサさん、
戦中までの乱獲で、アディロンダック山中(アパラチア山脈の最北)のレッドスプルースが
枯渇した。マーチンは、材料不足のため戦後、材料をシトカあるいはジャーマンに変更した。
戦後50年以上を経て、植林等により、森林が回復、ギターの材料として限定的に復活した。
もともと、カナダ産シトカのような大木にはならないので、木取りに苦労してやっと取れた
「アディロンダック」産レッドスプルースがアコースティック用表面版として、プレミアムが
ついて使用されている。
戦前からのストックではなく、流通しているんものは近年伐採されたものである。
一部のルシアーはストックを細々と使っているかも(どうかわかりません、人気があれば使用
していずれなくなると思います。)
かも知れませんが、

アパラチア山脈は長いです。
遊びに行って下さい。
  ↓
http://www.nationalgeographic.com/appalachia/map.html

アディロンダック国立公園はニューヨーク州にあります。
以前調べて、どんなところにアディロンダック(地名、銘木みたいなものでしょう)の
レッドスプルース(スプルースの種類名)がどのような気候と土壌の上に生まれてどのよう
に成長しているか調べました。ごく限定された地域の「銘木」でしょうから、シトカの10倍
から100倍の値段がついていると思って不思議ありません。天然産品ですから、人間は自然に
まかせ、自然と上手く付き合うことが大事であると思った次第です。

以上雑駁ですみません。
[2005/07/11 23:04:21]

お名前 Name: マサ   
PS3さん曰く、「アディロンはレッドスプルースと呼ぶことができるが、レッドスプルースはアディロンとは
呼べない、アディロンはアパラチア山脈の産のみで、スプルースの中では、最も重量強度、
曲げ強度等が高く、飛行機のフレームに使用されたそうです。
道理で戦前までに枯渇したわけですね。わずかな量のギターに使われて、なくなるわけない
もん。」
とありますが、今現在もアディロンダックをオーダーメイド等で使用しているメーカーは国内にも
存在します。
ということは、それらのメーカーは必然的に戦前にアディロンを確保していたということになってしまいますが・・・?

その点についてどうお考えでしょうか?加えて初期マーティンは本当にシトカなのでしょうか?
(不勉強なのかいままでアディロンだとばかり思っておりました)
[2005/07/11 16:28:30]

お名前 Name: PS3   
>シトカに決まってるだろ!

放置っておこうと思いましたが、
発言には注意しなさい。

ドグマとか常識とかを疑うことが、知識の探求というものです。知らないから興味を
持って、自ら調べたり、みんなに聞いたり、意見を交換したりしたりしているわけです。

この世界では、知識の前に平等です。知識とかペンは、あなたのような言葉の暴力に
負けることはありません。
重ねて言いますが、社会常識とかマナーを守りましょう。
[2005/07/10 20:05:43]

お名前 Name: ギブソン大仏   
 PS3さんはじめまして!スレッドの内容とずれますので別にスレッド立ち上げます。
[2005/07/10 11:21:33]

お名前 Name: わか   
>では戦前にマーチンはTopにアディロンダックでなかったら、何を使っていたの
ですか?

シトカに決まってるだろ!
君らは、寄ってたかって長年研究してる割には何も知らんようだな。
まぁ弾けない連中は、見ても弾いても区別出来ないだろうが。           
[2005/07/10 01:14:36]

お名前 Name: PS3   
ギブソン大仏様
では戦前にマーチンはTopにアディロンダックでなかったら、何を使っていたのですか?
グルーン氏の発言の出所、当時の資料はどこから手に入れられましたか。

ネットでいろいろ調べましたが、マーチン、コリングス、ボジョア等へのアディロンダック
のサプライヤーのサイトを調べましたが、戦前のD−28s、D−18sにアディロンダッ
クスプルースが使われた記述があります。

http://www.adirondackspruce.com/noname.html

上に価格表、下をクリックすると、解説があります。
アディロンはレッドスプルースと呼ぶことができるが、レッドスプルースはアディロンとは
呼べない、アディロンはアパラチア山脈の産のみで、スプルースの中では、最も重量強度、
曲げ強度等が高く、飛行機のフレームに使用されたそうです。
道理で戦前までに枯渇したわけですね。わずかな量のギターに使われて、なくなるわけない
もん。
ジャーマンスプルースは、ヨーロピアンスプルースのなかでは、クラッシクギターに多く使
用されているようですね。昔習ったクラッシクの先生のハウザーがそうでありまして、スパ
ニッシュの明るさとは程遠い、どこか暗い、荘厳な、奥深い音であったと記憶しています。

またまた英語で大変申し訳ありませんが、
http://www.lutherie.net/eurospruce.html
結構学術的です。大きな木はドイツにはほとんどなくなっっていると書かれています。
[2005/07/09 21:13:38]

お名前 Name: ギブソン大仏   
 やっぱり私が来ると混乱するのかなぁ?
でも手持ちのカタログやら当時の資料に書かれていることを書いたまでです。

 マーティンの表面板のアディロンダックの件ですが。これも当時の資料から見ると
間違いです。グルーン氏の勘違いからこの説が流布したためです。
マーティン社が「驚いた!みんなアディロンがいい!と思ってるみたいだね!」と
含みのあるコメントをだしたのはそういうことです。
 
 ついでに言うと、マホガニーの種類、1970年代以降のローズウッドも種類が違い
ます。資料の写真を見せながら話ができれば面白いのですが、私はデジカメも持ってな
いですしアップのしかたもわかりません。


 
 
 
[2005/07/08 11:38:22]

お名前 Name: ギブソン大福   
失礼!97年のカタログでもジャーマン使用してますね (大笑い)
[2005/07/08 10:51:58]

お名前 Name: ギブソン大福   
それを言ったら92年頃までのマーチンカタログに記載されている
D28にジャーマンを使用の記述が事実になってしまうでしょ(爆)
お願いですから、混乱させるようなレスは控えてくれませんかね
[2005/07/08 10:47:09]

お名前 Name: ギブソン大仏   
 もうビンテージの世界から足を洗ったので私にわかることは答えるつもりです。

 1960年〜69年のマーティンカタログに「表面版にはジャーマンとシトカを使用
してます」とちゃんと書いてます。

 ジャーマンはD28にまず使われて、冬目の悪い材は00028、もっと悪い材は
D18と使われていきます。もうひとつネタバラシするとマーティンは戦前には詳しく
説明するならアディロンダックは使っておりません!以前なにかの雑誌でマーティンの
関係者が「突然、お客がアディロンダックを求めだして驚いている!」等の意見があり
ましたが当然です。だってマーティンは当時アディロン使ってないんですから・・・
時間があれば資料だしますよ!
[2005/07/08 00:27:18]

お名前 Name: PS3   
皆様こんにちは。
ギブソン大仏さまがご指摘の’46〜の材変更(シトカはごく少数、大多数はジャーマン)
は異説ですが面白い話ですね。同年代ものでは、マーチンの音づくりからすれば、当時は
スタンダードばかりであり、同年代では同じ材を連続して使用するというのは自然な話です。
問題はそれらが70年代中ごろまでに、欧州材から現在のシトカに変わる、変わり目がわか
らない、28は表板が焼けているので見分けがつかないって、ところでしょうか。

したがって、音の特徴で見分けるしかないのでしょうが、皆様の表現は、ジャーマンを弾い
たことがなく、見た目でしか知らない(青黄色いD−45の表板が典型)私はよく理解でき
ます。

アディロンダックの強度のメリットは、表板の厚みの調整に自由度をもたらしていると思い
ます。D−28GEは暴力的なパワーがあり、OM−45GE(D−45GE)の音圧の強
さ、音の伸びは他を寄せ付けていません。名作と言われるD−18GEも単にサスティーン
があって、粘り強い音と言うよりも、初期のパワーがあって、安定的に減衰する、減衰して
も残響が残っている、というアディロン共通の特徴があることを経験しています。

ただ、いつも(色気のない)アディロンに付き合っているのも、飽きちゃうわけで、クリアで
カチッとしたシトカのスタンダードも悪くない。D−45のシトカはとてもよいなと思ってし
まうわけです。

マーチンの新品ではもう得られないジャーマンの代替は、イタリアンアルペンになるのでし
ょうか。データがないのでわかりません。

最後にイングルマンは白っぽく、最も軽く、比較的強度が他に劣るが、温かみのある音、と
いう以外の特徴は何でしょうか。
[2005/07/07 01:46:17]

お名前 Name: 烏龍   
当方、シトカ・ジャーマン・アディロンの3種使用していますので
常々感じてる事をコメントさせていただきます

シトカ
音はクリアかつストレート、1〜3弦の鳴りが細く感じられる事もある
音色はワイルドで、レンジは狭いです
音量は適度に出るが、傍鳴り傾向の個体が多い気がする
材の強度はかなり信頼できると思う

ジャーマン
音はシトカに比べ柔らかく、上品な感じ。
1〜3弦の鳴りもシトカのような細さは気にならない
むしろジャーマンの持ち味として、強く弾いた際に鼻に掛かった
ような独特の倍音感があり、これにはまる人は多いと思う
パワーはさほどではないがレンジが広い
材の強度はやや弱いと思う

アディロン
シトカのクリアさにジャーマンの上品さがミックスされた感じ
独特のネバリがある弾き心地があり、ジャーマンにも通ずる
感触がある。音量は文句なしで強く弾いてもツブレることはなく
レンジも広い。
弾いていると感じるが、このネバリ感は曲げや引張りに対して
シトカ若しくはこれを超える強度があるのではないかと思う
[2005/07/06 13:51:28]

お名前 Name: ギブソン大仏   
久しぶり!ジャーマンは1946年からずっと使われてますよ!
というか、D28では1946〜からジャーマンが主流で逆にシトカは珍しい!

 みんながシトカと思っているのはみんなジャーマンです。
 
 
[2005/07/06 10:18:33]

お名前 Name: sug   
素材としてみたら、アコキング。様の書かれているのと反対のように思いますが。
シトカ→アディロン→イングルマン→ヨーロピアン(ジャーマン・アルパイン等)の順で
剛性は低く、代わりに繊細な音になる。

ただ、アコキング。様の書かれていることに関しては、Top材というより、
マーチンのコンセプトの違いからくる音の違いですよね。

>●ジャーマン(+ノンスキャ+SQ)
というと、基本的には、60年代後半から70年代ということですから、
この頃は、ロック全盛でその中でも演奏できるように、ハードに作られていました。
この頃のシトカ(D28/D18)などはどれだけ力を入れても受け止めるくらいの
ハードで重い楽器が多いですね。
知り合いのリペアマンもこの時代のDを完全に鳴らしきれる日本人は少ない→鳴らない
という評価が多かったと言われてました。実際Gibsonもこの時期にはJ-45を
ダブルXブレーシングにして剛性を稼いでいます。

>●シトカ(+スキャ+AJ)
これって、最近の仕様ですよね。80年代以降のビンテージブームと新しいギターメーカーの台頭で、
マーチン(クリスになってから特にですが)も路線変更したような。
これまで、きちんと弾かなきゃ鳴らない楽器から、誰が弾いてもそれなりに鳴るように
作られているような。音楽の傾向も変わってきたことで無理に生音を大きくすることなく、
PUやPAで充分演奏ができるためでもあるのでしょう。

個人的には、シトカのハードさが好きですが、アディロンの爆発的な音も捨てがたいです。
共にD-28系の音に関してですが。
[2005/07/06 10:02:48]

お名前 Name: アコキング。   
●ジャーマン(+ノンスキャ+SQ)
剛性重視で頑丈、ヘビーゲージ張りっぱなしにも耐えうる。
ブルーグラス全盛時代の、フラットピックによるハードなプレイ用の仕様。
新品なのに鳴らない」と悪評が立ったので、75年に使用を中止。

●シトカ(+スキャ+AJ)
鳴り重視で華奢。新品時から鳴るような作り。
華奢なため「ミディアムゲージ以下を使用せよ」というスタンプが押される。
指弾きをはじめとするソフトな弾き方に対応した仕様。

というイメージがあります。
アディロンは前者、イングルマンは後者に含まれると思います。
[2005/07/06 00:32:41]

お名前 Name: PS3   
いつもお世話になります。
実は初めてスレッドを立ち上げます。これまで、いろいろ勉強させていただきました。

トップ材料に関しては、アディロンダックの使用をマーチンが再開して何年かになります。
コリングスのようにアディロンの使用を目玉にして、音の差別化を行っているところも
あります。

ジャーマンは69年〜70年代にかけて使用されたD−45には高価な値段がついています。
また、イングルマンスプルースは、ジャパンカスタムでよく使用されます。
さらにはイタリアンアルペンといって、ジャーマンに近いところのアルプス産?の松がマーチ
ンの限定モデルやシグナチャーに使用されています。

そこでTOPの材料について、皆さんのご意見をお聞かせください。
またブレーシング材料としての評価もお聞かせください。

よろしくお願いいたします。
[2005/07/05 23:26:06]

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