記事タイトル:D-19について 


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お名前 Name: ytbmw525i   
TANNさん>
いろいろとご助言戴きまして有り難う御座います。
楽器店で私のD-19を最初に見た時、ただマーチンというだけで
感激していましたので、棚ざらしが長かったのでやけたのかな?
程度にしか感じていませんでした。(この書き込みをする前まで・・・)
ですので、それが着色などとは思いませんでした。自分としましては
渋さが気に入っています。しかし、弾きにくさが、どうしてもケースに
置き去りにしてしまいます。一度リペアに出してみようと思うように
なってきました。   話は飛びますが、yahooオークションにD45AJ
なるものが(新品)出ていまして、気になる次第ですが、D45のネック
とはどんな形状か、ご存じですか?  また、\600,000の値段は
妥当なのでしょうか?
[2002/09/19 23:58:39]

お名前 Name: TANN   
ytbmw525iさん>
Martnとオベーションではネックの形状が少し違うので、弦高をさげてもちょっと違和感があるのかもしれませんね。
慣れだと思います。
オベーションの形状って結構弾きやすいですよね、僕も昔から感じていました。あの形状は結構好きです。
弦高については、ギターの状態を見ないとなんとも言えないところです。
ネックが接合部分から起きているかもしれないし、順ソリになっているかもしれないし、TOPが出っ張ってきているかも
しれません。一部を見ずに総合的に判断して、最適な方法で補修する必要があると思います。
やはり良いショップで診断してもらうのがベターではと思います。
ご自身でとりあえず出来る範囲なら、サドルを削るくらいかなと思います。
ボディサイドの跡や全体の曇りに関しては、バフがけである程度は回復するかもしれませんが、程度によると
思います。 これも経験あるショップで見てもらうと良いと思います。
しかしながら、20年以上の前のギターですから、不自然にピカピカになってしまうとかえって
かっこわるいのでは?と私は思ってしまいます。 それなりに補修してもらうのが良いのでは?と思いますが
いかがでしょう?
D-19のTOPの色に関しては推測の域を出ませんので、あらためて言及しないでおきます。
しかしながら、塗装意外の相違点がなにかあるのでは?とは感じています。
楽器の価値というのはその人個人が決めればよいのでは思っています。他人にとやかく言われるような
ものではないですね。   
[2002/09/19 13:46:28]

お名前 Name: 照美   
乱反射防止/D-18と同一仕様とは、あくまでUSAのギターマガジンにメーカー
サイドではなく、著者の評価として述べられていたものです。
私の考えとしては着色による乱反射防止は期待できないと思います。
むしろ、その事が一番の狙いならば、つや消しが有利でしょう。それなら塗装
の違いでだけでもD-18とのサウンドとはかなり異なるでしょう。
そしてD-19がオールマホガニーの雰囲気を持っているかというと。私はその        様に感じません。バック・サイドと隣り合うヲォルナット仕上げのトップが
あまりにも不釣り合いです。非常にレアなモデルですがスプルーストップの
オールマホガニー調のギブソンL−1(オリジナル 30年)を使用してお         りますが、近くで木目を見ない限りトップはまるでマホガニーの雰囲気です。
塗装で素材の違いがあれども、全体の均一色は出せると言うことです。
では何故D-18のトップを着色したのでしょう。
そこで私が注目したいのは、70年代におけるオールドギターに対する大衆の        意識変革です。一部のプレーヤーが注目していたオールドギター(単なる古い楽器)
がビンテージとして一般評価を受けるようになったようです。USA VINTAGE GUITAR
を確認しましたが、価格の急上昇でカスタマーのニーズが分かります。
マーチンも多少の遅れはあるものの、76〜78頃だったかHD-35/HD−28等
発表しています。以外と日本での反応も早く、新品の時からアメ色に変化した様な
ギター多くが見られました。
やはり私の考えは、今まで述べたように、あらゆる角度からの時期が重なっている
ので、D-19のヲォルナットの着色はオールド風の経年変化を意図的に与えたのでは
と考えます。当時は今より結構保守的なマーチンですから、それを全面に出してユーザー
にアプローチ出来なかったのでしょう。
グレードについてですが、今までのマーチンの表示からするとD-19は多少違います。
言われるように、D-18とまったく同じ仕様なら、着色したD−18としてD−18##
等と表示していると考えられます。18ならぬ19としている以上、何らかのグレード
アップが図られているのでしよう。
サウンドに関しては、同じ様な仕様でまた、20年以上経過している楽器のため、新品
のように一様に弾き比べられず経年変化による個体差の方が大きく影響するでしょう。
D−19をご謙遜されていらっしゃいますが、私は楽器の価値は人気ではないと強く
感じています。弾き込むんであげてください。
[2002/09/18 23:13:07]

お名前 Name: ytbmw525i   
皆様からより早々のご返答ありがとう御座います。
当方のD-19のシリアルナンバーは418724です。製造年号は分かりません。
よくよくネックを観察してみますと、厚みも幅もそれ程でも有りません。弦高がオベーションの倍近くあるのが、私にとって弾きづらい原因のようです。弦高を低くする方法はありますか? また。このギターの一般的な弦の種類は(太さも)何が良いのでしょうか?ついでにもう一つ・・・以前ギターワックスを掛けて 弾いていましたら
膝に乗っていた部分にズボンの布地の跡がついてしまいました。それは今も取れません。ワックスでラッカーが柔らかくなってそのようになったんでしょうか?それから
ケースから出したとき、ギター全体が曇っています。綿で擦るととれますが、ワックスの影響がいつまで残るのでしょうか?
[2002/09/18 15:30:16]

お名前 Name: TANN   
照美さん>
'70年代後期の東海楽器から出している Martin のカタログに言われておられるようなことがかかれていますね。
また、それと同時に「サウンドはD・18のそれに近いバランスを持っています」とあります。
近いというからには、異なるわけでそれがなぜなのか?と思ったわけです。
TOPの表面の塗装についてはグロス仕上げであったと思いますので、ステージライトの反射というのは必ず
起こりますね。多少マシになる程度かなと思います。
シェードトップのギターとノーマルのギターにサウンド面での差があった経験があまりなかったもので
着色でのサウンド面での影響というのはそれほど無いのかなと感じています。
ただしトップの仕上げが艶無しになった場合はまた別だと思いますが。
Martin's deluxe mahogany guitar という位置付けのギターですから、私は、着色だけの外観の変更
だけではないのでは?と感じられました。
実は、Martinは この段階で Style 15を D で作りたかったのではないかな?と個人的に思っています。
いきなりのマホガニートップは受け入れられないのではということで、着色でやってみようということに
なったのではないかなと思うんです。発売当初はどっと作ったのですが、売れなかったでしょうねー。
徐々に本数が減ってきます。 '80 にはD-19M マホ・トップを作ったのですが、わずか1年あまりで
製作されなくなっています。
Style 15への思いという意味で、内部の構造や作り方など D-18 とはなにか異なるところがあるのでは
ないか?(いや)あってほしいというのが私の考えです。
でも実際のところ、過去に2本くらいしかD-19は弾いていないですが、D-18との差異はあまりよく
わかりませんでしたね。
[2002/09/17 13:46:57]

お名前 Name: 照美   
D−19はD−18と同一仕様です。
トップの着色はステージでのライト
による乱反射防止のためと資料に
あります。
同一仕様である限り、音色の差は
トップの塗装にあるのではないでしょうか。
[2002/09/17 07:21:12]

お名前 Name: TANN   
D-19は'76から12年間の間作られたモデルで、スプルースTOPながら、サイド&バックのマホガニーの色に合わせた
着色がTOPになされたギターですね。 音色的にはD-18に近いとありますので、若干D18とは変更点があったのかもしれませんね。
何年のモデルかわかりませんが、'70s後半はかなりネックが太くなっている時期じゃなかったかと思います。
オベーションとは、鳴り方を含めかなり異なるギターでしょうね。 慣れしかないと思います。
ネックをリシェイプするという方法も無いではないですが・・。
[2002/09/17 02:08:46]

お名前 Name: ytbmw525i   
 初めて、参加します。
 7年ほど前になりますが、ある楽器店でマーチンのギター・D-19
を(背にひび割れ有りにつき非売品・・・)見つけ、処分価格で購入しました。
その後 お茶の水・カワセ楽器で修理してもらい現在に至っております。
音色は、すごく倍音が出て響きます・・・が、どうもネック野形状がしっくりしません。
オベーション(カスタムレジェンド)のエレキっぽいネックに慣れてしまったせいか、分厚いネックが妙に疲れる感じです。
D-28、D45と基本的には同じ形状なのでしょうか?D-19自体あまり存在が知られていないと思いますが、紛れもなくマーチンの刻印、シリアルNO、純正ケース付きでした。
 
[2002/09/16 14:17:44]

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