記事タイトル:トップの木目の幅 


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お名前 Name: aya−yu   
???さん
>私自身もだいそれた知識や経験があるわけではないのですが、御自身は下記でご記入された事を感じ取れるのでしょうか?
これを明確に感じ取ることはどれほど優れたプレーヤーでも難しいかと思います。
何故なら皆さんのおっしゃられている通り、
「材の特徴」と「完成したギターの特徴」とは別物であるからです。
確かに「知識」ですね。
「まめ知識」程度に読んで頂けたらと思います。(笑)

恐縮ですが、以下、おまけです。
以前、カリフォルニアのある製作家のセミナーに参加された国内の製作家の方の伝え聞きで、
「スプルースの樹種よりも木目のつまり具合のほうが音質に影響がある」というのがありました。
その話の中では木目の巾で「音量が変化する」というのは特になかったと思います。
また、トーンバーは弦振動の伝わり方をコントロールするものですが、
私にとってライフワーク(?)となっているカーシャブレイシングを取り入れている製作家達も
木目の流れを考慮してサウンドホールの位置をずらす等の設計をしています。
これらの事実を考えると「トップの木目の巾が音に影響がない」と言う根拠を私は持ちません。
もう一つ、カーシャブレイシングのギターとXブレイシングのギターの特徴が
先述した木目に対する私の書き込みの内容に似た側面を持っているように感じています。
カーシャブレイシングは、よりギターの反応を高めるために
ブリッジから放射状にトーンバーを貼っています。
トーンバーを伝った弦振動がトップ全体に広がることを狙っているわけです。
ですが、私の持つカーシャスタイルのギターのほとんどが、高域の倍音の強いギターに
仕上がっています。
このトーンバーに似た働きを木目が持ち得ていても不思議ではないと感じています。

とりあえず、私に書ける事はこのくらいでしょうか・・。
確かに「たかが知識」ですから、あまりこだわらないほうがいいと思います。
私がギターを選ぶときには、木目は特に気にしません。
[2007/04/23 22:24:31]

お名前 Name: ????   
aya−yu 様

私自身もだいそれた知識や経験があるわけではないのですが、御自身は下記でご記入され
た事を感じ取れるのでしょうか?
音の伝わりやスピード等は材の違うギターや形状の違うギターでは感じられますがそれさ
えも材による違いなのか形状による違いなのか明確に断定しがたいものです。

ご記入された事を演奏上で判断されているのであれば私などが到底およばないプレーヤーだと思いますが・・・経験としてないのであれば机上の空論のように感じます。

それともギター作製を目指されているのでしょうか?
研究としては興味深い話題ですけど(笑)
[2007/04/23 09:05:33]

お名前 Name: aya−yu    URL
「トップの木目の幅」について、それによって変化するのは主に「音量」よりも
「反応の速さ」と「音質」になると思います。
トップの振動について「音は木目に沿って伝わる」と言います。
(リンダマンザの自伝その他、幾つか文献にも載っています。)
「木材の基礎科学」によれば、木材を通る音速は、一般に木目の方向で4000〜5000m/s、
垂直方向では1000m/s程度ということです。
既に仮説を書かれている方もいらっしやいますが、これは木材の
木目の部分と他の部分の弾性率の違いが関わります。
(計算式等、ちょっとわかり難いのと、条件の範囲等も難しいですが。)
そこから起こり得ることは、
・ブリッジを通した弦振動は、木目の細かいほうが「速く伝わる」ことから
より反応の速いギターが作り易くなるということ。
・木目の広さによる音色の変化は、振幅の短い高音のほうが影響を受けやすく、
振幅の長い低音は比較的影響を受けにくいことから、木目の巾が広いギターは
低音の振動が広がりやすくなる傾向があること。
・単純に木目が細かいほうが物理的に若干丈夫であること。
ただ、既に何人もの方が書かれている通り、材の個性をどのように生かすかは、
マーチン含め、製作者の設計の問題であるとも思います。
低音重視のギターは木目が広めのほうが作り易いかもしれませんし、
歌の伴奏をするのに過度なセンシティヴさは必要ないかもしれません。
また、トップも古くなると条件が変わると思います。
樹種による個体差も大きくあると思います。
余談ですが、多くのギターのトップで、ブリッジ下の木目のほうが
サイド近くの木目より細かい主な理由は、反応よく音を広げるのに効率がいいからです。
[2007/04/21 08:56:48]

お名前 Name: ????   
出来るだけ大きいボディー(限界はありますが・・・)のギターに出来るだけ太い弦を張っ
て力いっぱい弾くことです。
木目なんか気にならないほどの飛躍的な音量のアップが可能です。
[2007/04/19 08:13:05]

お名前 Name: 家具屋   
一般的な関係となりますと、相応の数のギターの年輪幅を測りつつ弾き倒さねばなりませんね。(笑)

正確な年輪幅を測ったことはありませんが、普通、表板では概ね1〜2mm程でしょうか?
3mmを超えるとかなり目粗に見えると思いますので、敏感な方はすぐ気付くでしょう。
(因みに私は殆ど無頓着です。)

私の今までの経験では、一番大きな音の出たギターは合板で目はよく詰んでいました。
但し、アーチトップで胴幅が45cmぐらいありましたけど。(笑)
フラットトップでは米スギ&ローズのガットでしたが、これもよく詰んでいましたよ。

もし、年輪幅と音量に一般化できるような明確な相関関係があるのなら、
誰だって製品作りに反映させると思うのですが???
逆に目の詰んだものでは大きな音のギターは作れない、ということにも。(笑)
[2007/04/18 21:17:37]

お名前 Name: 音戸   
家具屋様・OH様
手間ひまをかければ、木目によって微調整はできるのかな?とは思います。
ただマーチンのギターの生産本数は、2006年の場合シリアルから推定すると約8万本/年。
年間実働300日とすると、270本/日です。何人で製造しているかは知りませんが、
全てが単板ものではないにせよ、ほとんど流れ作業で作られていると思います。
そもそも「木目間隔と音量との間に一般的な関係(があるのか?)」が気になっただけなので、
どう対処するのか?とか木目の良し悪し、はあまり気にしてないのですが・・・
[2007/04/18 12:09:39]

お名前 Name: 一言   
OHはん
あんた、ええ事も言うけど
最後の一言が余計。
そういう性格のあんたって、普段から嫌われているんやろうねぇ。
って、言われなくても分かってる?


個人攻撃になってしまいました。
願わくば、OH氏が見てから削除してもらいたいもんです。
[2007/04/18 08:00:26]

お名前 Name: 家具屋   
スイマセン。私の書いた内容で誤字がございます。
年利幅 → 年輪幅 です。馬鹿丸出しでお恥ずかしい。。。
[2007/04/18 01:26:50]

お名前 Name: OH   
家具屋はんの言うとおり。

まぁ概ね木材というモノは木目の綺麗さで価格はきまっとる。
もちろん楽器にも木目が良いのに越した事は無いが、
木目の良し悪しが楽器にとっての良し悪しと合致せんのよ。

知り合いの一流職人はんの話だが、
あるお金持ちの客が自分で買ってきたハカランダを持ってきて、
これでギターを作ってくれと頼んだんだわ。
それはもの凄く綺麗な木目と色合いした、いかにも高価な板だったそうだ。
しかしその職人はんは、全く楽器には適さないほど低いグレードと判断して断った。
ローズより音が悪いハカランダのギターを作る気にはならなかったんだろうな。
まぁ弾けないスペック命のハカランダ信者には関係ない話だが。
[2007/04/18 01:06:52]

お名前 Name: 家具屋   
私、ギターの事、構造や製作に関しては何も知らないのですが、
ちょっと、気楽に書いてみます。

エゾ松をご存知ですね。何でも楽器関係の方々は赤エゾ松を好まれるとか。(笑)
エゾ松、トド松と言えば、道産針葉樹の代表で、分類上は別種なのですが、
質が似ている為、特殊な用途以外は材木屋さんで分けて扱うことはしません。

スギはヒノキと並び国産針葉樹の代表です。
古くから植林されていて、産地毎の銘柄が確立しております。
秋田スギ、屋久スギ、春日スギ、霧島スギ、等々、全て同種で学名も同じですが、
重さ、硬さ、見た目等、質は違います。

同種で同じ年利幅でも質が似ていないものもあれば、
異種で年輪幅が違っても質が似ているものもございます。

引用されておられる掲示板の記事がどのような趣旨で書かれたものか判りませんが、
音量を制御する為に年利幅を頼って?いるというのは何やら心細いですね。
大きな音が出るギターは大きな音が出るように作られているのではありませんか?

目がよく詰んでいて振動し難いのであれば、振動し易くすればよいではないですか?
板厚が変われば剛性?も変わりますし、併せて補強にも手を加えれば、、、
そんな簡単な工夫をしてないのかなぁ???(笑)
[2007/04/18 00:30:58]

お名前 Name: 音戸   
ビンゴさま

私の不確かな記憶での話題にお付き合いいただいた上、貴重なご経験によるお話もご披露いた
だきまして、有難うございました。
なんとなくですが、以前から木目の広いギターは大きい音がするなぁ、という経験からいろ
いろと調べたり考えたりしておりました。
明解な回答は得られませんでしたが、音量と木目につきましては、自分なりにはなんとなく
納得できたように思います。特に「剛性」についてはあまり意識していませんでしたので、
大変参考になりました。

他のみなさんもお付き合いいただき、感謝しております。ありがとうございました。
(ベアクロウは私個人はあんまりいいと思いません。私は最近の材料不足から、以前は使用
 しなかったベアクロウものも仕方なく使うようになった、と認識しておりました。
 ベアクロウのある材料って、プリウォーなどヴィンテージものにも使われていたのでしょうか?)
[2007/04/17 18:32:59]

お名前 Name: ランラン   
756様

早速の返答ありがとうございました。
やっぱりただ貴重な材で、きれいなだけではないんですね。

高級なギターに使用しているのをよく見ます。

参考になりました。ありがとうございました。
[2007/04/17 18:21:43]

お名前 Name: ビンゴ   
音戸様、こんにちは。
トップの質量も「音量」と関係はありそうですが、こと「木目の幅」に限定する
なら、「質量」よりも「剛性」が関係しているだろうと思っています。
々篝の低い材・・・・振幅が大きい
剛性の高い材・・・・振幅が小さい
こんな仮説は立てることが可能だと思います。

中古国産ギターがお安かった時期に、ヤマハL6の同時期製造で木目が緻密な
ものと幅広のものとを持っていました。その時に「違い」を感じ、いろいろと
気をつけてみてきたなかで至った感想が、「音量」の違いでした。

木目の幅以外が同じならそのような違いは出るかと思いますが、多くの場合、
作り込みの中でボイシングなどの微調整を施して、そのシリーズの音に近づけ
て均一にしようとしているようです。

色々と試してみると、実際には「法則通り」ではありませんね。
実機の試奏では先程の仮説は「立証」できていないのが現状です。それでいいんです。
[2007/04/17 17:47:04]

お名前 Name: 756   
ベアクローは硬い木ですよ。
あの模様の木は、木がギュ〜っとなっている部分でとにかく硬いですね。
音も、硬めで倍音が多くなりますね。
[2007/04/17 12:11:34]

お名前 Name: ランラン   
トップの木目ということで、質問なんですけど、
ベアクロウについてなんです。
あれって見た目がきれいっていうだけなんですかね?
それとも音的に何か変化があるのですか?

知っている方がいらっしゃったら意見を聞かせていただけないでしょうか。
宜しくお願いいたします。
[2007/04/17 11:59:04]

お名前 Name: 音戸   
みなさん、ご意見・ご感想ありがとうございました。大変参考になりました。

私も木目だけで「音色」が決まるなどとは露とも考えておりません。
ですからココではあくまで「音量の大きさ」にのみ絞ってお伺いしたつもりです。
つまり他が全く同じ条件・構造とした場合に、木目の多・少が「音量の大きさ」に
何らかの影響があることを、私が以前見た記述は述べているのではないか?ということです。

私は、ビンゴ様の「詰まった材=奥行きがある、荒い材=パワフル」というご意見は、
パワフル=音量が大きい、と定義すると、先の記述と合致するのでは?と考えました。
(違ったニュアンスだったら申し訳ありませんが・・・)

木材も材料ですので、同じ厚さであれば、以下の法則は当てはまると思います。
 ー僧未大きい=振動しにくいが、振動は減衰しにくい。
 ⊆僧未小さい=振動しやすいが、振動が減衰しやすい。

今、トップ材の木目の多寡が質量に関係するとして、木目が多いほど質量が増すと考えると、
上の法則が、ビンゴ様のおっしゃるところの、
 ー僧未大きい=振動しにくいが、振動は減衰しにくい=奥行きがある(サスティンが長い?)。
 ⊆僧未小さい=振動しやすいが、振動が減衰しやすい=パワフルな音、ややあばれ気味。
と合致するような気がしてなりません。

一方、木目はある程度板の強度にも影響するので、あまり木目が広すぎると構造上の問題が
発生する可能性があります。
これらを総合して3〜5弌腹この数値の正確さにも少々自信がないのですが・・・)という
ことになったのではないか?などと考えております。
[2007/04/17 11:09:51]

お名前 Name: sug   
トップ(スプルース)の木目に関しては、「1インチあたり、14〜18本程度」とあります。
しかしこれは音に関してどうとかではなく、ギターのトップ材に適している強度を得るための
規格のようなもので、トップは柾目を用いると同じことだと言えます。
音に関しては、ビンゴさんが言われるように様々な要因が絡んで、形成されていることから、
少しきつい言い方かもしれませんが、様々な特徴一つを取り上げて、
良い、悪いと言うのはナンセンスだと思います。
[2007/04/17 09:44:57]

お名前 Name: ゼク    URL
音戸さん!はじめまして。
僕もTOPの目の幅で音が関係あるかBLOGで記事にした事があります。
良かったら見て下さい。

結論は・・・・ビンゴさんの言われる
「材自体の粘りや反発力、厚さやブレーシングデザイン、サイド・
バック、全体的な作り込みやネックの出来、サドル・ナット、塗装などなど、
様々な要素が介在しますので、やはり1本1本心して試奏してみなければ、一概に
言えないと思います。」

全くこの通りです!やはりTOP材の目の細かさより、構造の違いの方が音の差が出る
ように思います。
[2007/04/16 23:34:56]

お名前 Name: ビンゴ   
音戸様、名無し様、こんにちは。

「木目の幅」だけで音を語るというのは、新たな偏見を生む元になるので、慎重に
考える必要がありますネ。

私の限られた試奏経験からすると、次のようになります。
目の詰まった材(スプルース)・・・・上品で緻密な音色。奥行きがある。
目の粗い材(スプルース)・・・・・・音圧感のあるパワフルな音。ややあばれ気味。

しかしながら、材自体の粘りや反発力、厚さやブレーシングデザイン、サイド・
バック、全体的な作り込みやネックの出来、サドル・ナット、塗装などなど、
様々な要素が介在しますので、やはり1本1本心して試奏してみなければ、一概に
言えないと思います。
木目の幅を観察しつつ試奏を繰り返すのも面白いと思います。
私の好みは適度な「粗さ」です。狭すぎるのも広すぎるの好きではありません。
「3弌腺記个理想」というのは、その方の「理想」であって、一般化できない
数値のように思われます。結果として出てくる音、音色や音量やレスポンスや
残響の美しさのほうに心を向けなければ、楽器の本質を見失いかねません。
自戒をこめて…。失礼しました。
[2007/04/16 23:15:33]

お名前 Name: 名無し   
> 木目はあまり詰まっているとかえって振動しにくい。木目の間隔は3〜5
ぐらいが理想的・・
5mmはちょと?トップの強度が落ちると思いますが18EG(アディロンダック?)
なんかは確かに広いですよね。そして音もでかいです。
詳しい人教えて!!!!!!
[2007/04/16 22:50:36]

お名前 Name: 音戸   
いつも参考にさせていただいております。今回はトップの木目について教えて下さい。

トップの木目の間隔と、ギターとしての「鳴り」・・ココでは音量が大きいと定義したい・・は、
何らかの相関関係があるのでしょうか?
見た目という点では、ある程度木目が詰まっているほうが美しい気がしますが、以前どこかの
掲示板で、「木目はあまり詰まっているとかえって振動しにくい。木目の間隔は3〜5
ぐらいが理想的・・」のような内容の記述を目にしたことがあります。

この木目の間隔と音の関連について、ご存知の方がいらっしゃったらぜひご教授ください。
よろしくお願いいたします。(既出ならば申し訳ありません・・)
[2007/04/16 17:25:06]

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