記事タイトル:シダーネック、エボニーロッドに対する疑問
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お名前 Name: TAKE
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。
本黒檀も素では少し黒茶色目のストライプの入っているのが大部分ではないでしょうか?
原木の写真を見ると本当に真っ黒の部分なんて、本当の一部の一部、凄まじく贅沢な、
もっと言うと不自然な使い方とさえ思います。
僕の国産28コピー(カスガ製で材も吟味はされている)の指板もよくよく見るとうっすらと
黒茶色い筋が見えます。ブリッジの部分だけは真っ黒でリペア時に中まで本当に真っ黒なのが
判明しました。製作した人から「マグロと言う貴重な部分を使ったんだ」と聞いてうれし
かったです。が、これだけの部分を得るために伐採された規模を考えるとゾッとします。
実はギターに興味をもつ前から、本黒檀という材にはかなり興味があったのですが(ソロバン
の枠とか)、
D45クラスの本当に硬そうな黒檀はきめの細かさに惚れ惚れしますね。塗らずにそのまま
磨いた物だったらもっと美しいのではないか(わずかな模様が出たりして?)とか思ったり
します。というわけで黒くなくっても全然いいから塗るのは個人的に反対ですね。
素化粧が美しい。
[2003/01/04 22:47:26]
お名前 Name: TANN
そうですね。僕もやめた方がいいと思います。
Martin のサイトにも、Solid Black Ebony と書いてありますね。
縞黒檀は使っていないようですね。
[2003/01/04 20:43:02]
お名前 Name: NORMAN
シンナーで指板を拭くのは絶対にやめたほうがいいです。
まちがって塗装面につけば塗装が剥がれます。
ちなみに、現行モデルのD−28は縞黒檀ではなく、黒檀が使用されています。
それでもマーチン社はあえて染めてより黒を強調させています。ですから、レモンオイルで
手入れして、クロスが黒くなったとしても、縞黒檀とは限りません。
[2003/01/04 19:40:06]
お名前 Name: 健太
TANのご意見拝見しましなるほどと思っています。
(1)についてはマホネックよりシダーのほうが比重が低いと思います。ガットの強度を
満たせば、ヘッド,ネックの剛性があり及び軽量のほうがボディー鳴りにロスが少ないのでは
と思いました。もちろん音色も関係しますよね。
(2)についていうならば1930年以前のギターを数本もっておりますが、もちろんネック
修正もいれますが、その時代のギターの指板を薄く削っても,シンナーで剥げるどころか
ますます真っ黒な、縞模様なしの黒檀が出てきました。
以前の書き込みで真っ黒な黒檀は木材の宝石とはこのことかなと思いました。
(3)ついては以前からコストの問題もあり,一口では言えませんが。
@指板の減り方の耐久性の問題 @ネックそのものの反り @サウンドの影響
@プレヤービリティーの好み など考えられます
強度から言ったら、エボニー、ブラジリアン、ローズですかね。
たかがネックと言えどもボディーと同等にトータルバランスで捉えなければいけない
と思いました。
だってアジャスタブルロッドの重い鉄心の通ったギターとエボニーロッドの軽量ネック
の同じスキャロップ比べても全然鳴り違うような気がします。
[2003/01/04 06:45:29]
お名前 Name: TANN
こんにちは、TANNです。 調べているわけではないので、話半分で見てもらえれば良いと思いますが・・・
(1)については、加工のしやすさ、強度、入手のしやすさ(価格)などでマホガニーの方に優位性があったのだと思います。
鉄弦を使用していないころのギターでは、シダー及びナトーネックのギターがありますね。
ナイロン弦においては、それほどの強度は必要でなかったのかもしれないですね。かえって強度がありすぎるのも問題であったのかもしれません。
適度に反応の良い材料であったほうが良いのかなと思ったりもします。
(2)指板の黒檀の件ですが、本当に真っ黒の黒檀というのは、現在では非常に少ないのではと思います。
現在のギターで、真っ黒のものはほとんどの場合着色されているものだと思います。 勇気があればの話ですが、試しにシンナーや溶剤で
指板を拭いてみてください。 真っ黒にウエスに色が付けば着色ですね。 当然、地肌が出てきますのでご注意を!
(3)ですが、Tバーであるかそれ以外であるかは、結構違ってくるかもしれません。 また、指板の違いも結構音には
反映されるのではと思います。 Martinの場合年代によって仕様が変わってくるので、その年代の音の違いとして感じられるという
ことなのかもしれませんが、指板を黒檀に張り替えたりすると音ががらりと変わったという話も聞いたことがあります。
[2003/01/03 22:38:49]
お名前 Name: ノーマルウイング
(1)1930年以前のマーチンにはシダーのネックが使われてました。しかし、なぜマホ
ガニーのネックになったのでしょうか?強度だけの問題でしょうか。
(2)以前のマーチンは艶がある真っ黒な黒檀の指板でしたが、現在の製品の多くは縦方向
に縞模様がある気がします。黒檀の種類が変わったのでしょうか。
私の1997年オベーションの指板は真っ黒で、非常に艶があります。黒檀の着色は
考えられないでしょうか?
(3)ネックの材やロッド、指板の種類(黒檀、インディアン、ブラジリアン)の差による
サウンドへの影響はあるように思います。
ギターサウンド、強度をブレーシング以外から観察したいと思い書き込みました。
蛇足ですが、オベーション1997リミティド(12フレット)の情報がありましたら
お知らせください。
[2003/01/03 16:08:54]
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