書き込み欄へ
ヘルプ
お名前 Name: GT3RS
優秀なルシアーのギターは、
メリル、グレーベン、ソモギ、コリングス、ダンマッサー、サカシタ、ケビンライアン等の
ルシアーを想定しています。
[2008/06/04 17:34:07]
お名前 Name: k2
GT3RSさん、お聞きしますが。
D−28GE、A、OM−28GEなどのハカランダマーティンは、優秀なルシアーのギターに匹敵するかそれ以上に、品質管理がなされて制作されたギターに思います。
この書き込みの、優秀なルシアーとは、誰を想定されていますか?
GE位のギターを、ルシアーが作ってたらギター製作で食っていけませんよ。
[2008/06/01 15:36:27]
お名前 Name: 古都
音楽って、聴くより演奏するほうが楽しい
でもって、聞いている人に「このギターはブラジリアンで・・・。」なんていっても
ほとんど無意味。
PAをはさんでいる加減もあるからね。
ならば、高価なブラジリアンをどう楽しむ?
ひそかに、自宅で「ジャラ〜ン」と鳴らすだけ?
まぁ、趣味とはそういうものかもしれません。
[2008/05/31 17:12:46]
お名前 Name: 古都
>悪ガキって感じでとても優等生とは程遠い気が
悪ガキの古都です-笑-
楽器論とは少し外れますが
昔、転校生は「モテル」って、ありませんでしたか?
ブラジリアンとインドって、私はその様に考えています。
希少価値みたいな、音自体を気に入るのではなく
皆が憧れるものを手中に入れる、と言うか?
それぞれが、個性を持っているのですがどうなのでしょうね?
私も、自分にふさわしい音がなんなのか解りかねていますから。
もしも論は無意味でしょうが
同じ値段ならどうでしょうかね。
勿論ブラジリアンの若干、板目の緑っぽい線は充分美しいとは思いますが・・・。
美的なものも甘味されませんかね。
正確がやや勝気でも美しい人とか魅力的ですよね。
ただ、貴方に貴方の音に合うのか?
と言う疑問は、ついて回ります。
それよりトップ材が、あまり話題に上らないことを考えると
やはりブラジリアンは、平凡な転校生なのかもしれませんね。
[2008/05/27 13:29:26]
お名前 Name: 911
訂正です
>>あと、David GrierさまはメリルのC-21に自身のシグネイチャーがありますね。。。
>>これらはすべて、ブラジリアンです。
メリルのC-21はブラジリアンではないというツッコミが入りました。
勘違いでした。申し訳ないです。。。
[2008/05/27 10:19:12]
お名前 Name: 911
やっさんさま
興味深い試行ですね。。。
以下は私の考えですが、D−28の歴史におけるローズの変遷をこうとらえています。
1 価格の差
サイド・バックがマホガニーの楽器とインドローズの楽器には総じて
ある程度の価格の開きが認められると思いますが、これは音質の優劣とは
全く関係ない、仕入原価や市場ポジショニングなどの要因から来るものだと私は思っています。
同様にブラジリアン・ローズとインド・ローズの差だって、メーカーにしてみれば
『だって。。。どれだけ高く価格設定したって買う人がいるんだもん。。。』
というところでしょうし、実際問題、ブラジリアンはインド・ローズより仕入原価が
高価でしょうから。。。TOVだって当然高価になるでしょう。
結局、上記マホとインドローズの価格差の要因がそのままそっくり当てはまると思います。
2 音質の差
以前、ソモギ氏が『15%程度の差』と仰ったようですが、それは大きいのか小さいのか(笑
私は明快で華やかで闊達な(そして少し騒々しい)ブラジリアンと上品で整ったトーンの
インド・ローズはそれぞれ異なったトーンキャラクターを持っていると確信しています。
もともと、サイド・バックの材がトーンに与える影響はトップ材などに比べると
微々たるものでしょうから、『怪しい単体をブラインドテストして見事言い当てられるか?』
なんて言われると困っちゃうのですが、『傾向は確かにあって、分かるような気がする』感じです。
まあ、男性のような容貌の女性もおりますし、女性のような男性もおりますが、傾向はありますよね。
というわけでアタックの強く出るブラジリアンがブルーグラス畑のギタリストに好まれるのでは。。。
私が言っても説得力ないので、状況証拠を挙げておきますね(笑
Bryan suttonさまはボジョアさんにD-150を作成してもらってますね。
あと、David GrierさまはメリルのC-21に自身のシグネイチャーがありますね。。。
言うまでもないことですが、Tony RiceさまもSantaCruzのTony Rice Pro。
これらはすべて、ブラジリアンです。
彼らは、それぞれのルシアーに製作してもらう際、インド・ローズで依頼することも出来たのに、
何故、わざわざブラジリアンで作成してもらったのかしら。
インド・ローズなら良材を選択する事もできた筈ですから、これは商業的な戦略か、
音質や音の出方や演奏性、取り回しによる選択の何れかだと思います。
3 歴史と評価
歴史を辿ると、事実としてインド・ローズ採用の動機は明快に『ブラジリアンの代替』です。
ブラジリアンが潤沢にある状況下で、インドローズを採用したわけではないので、
音質的な改善を図った結果インドローズを採用したわけではない、と状況から断言できると思います。
しかしながら、インドローズ導入後のD−28は、ブラジリアンとは異なるトーンキャラクターで
ブラジリアンとは異なる評価(カントリー・ブルーグラスの枠を大きく超えて活躍する)と、
ブラジリアンを上回る市場評価(売上)を受け、永遠のスタンダードとなったのだと理解しております。
インドローズの、シリアスで説得力のある、整った今のD−28の響きと、トーンキャラクターが
『すべてのアコースティック・ギターのお手本』と呼ばれているのだろうと思います。
だって、ブラジリアンの楽器って、悪ガキって感じでとても優等生とは程遠い気が。。。(笑
YAMAGUCHIさま
>>911さんは豊富な経験でその域に達してしまったのかも知れませんね。
傾向しか分かりませんし、しかも、思い込みです(笑
>>このラベルの文言に過度に反応してもどうかなと思います。
まさしくそのとおりですね!
言葉の定義が個人個人で違いますし、その単語に感じるたたずまいも個人個人異なりますからね。。。
このBBSを閲覧していますと言葉のイメージに縛られる危険は常につきまといますね(笑
[2008/05/27 09:45:55]
お名前 Name: 肯定
やっさんさん
きっと、その様に言う人が多いと思います。
ブランド志向、カタログスペック好きの人が多いですから・・・
[2008/05/27 06:05:24]
お名前 Name: やっさん。
もし、インドローズが昔から使われてハカが70年から使ってたら?
どんなことになってたでしょうね。
やっぱりハカがいいな〜ってことになってたでしょうかね。
それともインドローズの希少価値が今のハカみたいになってたでしょうかね??
[2008/05/27 00:28:05]
お名前 Name: YAMAGUCHI
これは「特徴抽出」ということだと思います。
911さんの思考実験のようなことを本当にやれば、ハカランダを聞き分けられるようになる人も多いでしょう。
まるで偽札を判別する販売機のように。
911さんは豊富な経験でその域に達してしまったのかも知れませんね。
そうするとその特徴にラベリングすることも可能になってきますが...
このラベルの文言に過度に反応してもどうかなと思います。
挙げられたラベリングも分かるような気もするし、分からないような気もするし。
例えば「反応がはやい」ということであれば、バック材以外の要因も絡んできます。
それでもある種の反応のパターンがハカランダに特徴的ということがあるかもしれません。
実際私の友人もまったく同じ見解(「ハカは反応が早い」)という事を指摘してたし。
人間の耳はそういう差異に案外にシャープになれるようです。
そして実際の聞き分けは無意識な領域での比較的少数のピンポイントな特徴抽出じゃないでしょうか?
それがどういう音楽的効果につながるかは、またスタイルその他によりいろいろですよね。
件の友人は「(反応が早いから)弾きやすい(=おそらく音をコントロールしやすい)」と言ってましたが...
私は一応専門のガットでも、バック材はおろか、シダートップとスプルーストップも
ブラインドではあたらないと思います。
うちにも一本ハカランダバックの楽器があり、それはいい音だと思いますが、
ハカランダの寄与率みたいなものもはっきりしません。
でもつまんない自慢しちゃうんだよねー「いちおうハカランダだよー」みたいな。
[2008/05/26 13:21:01]
お名前 Name: GT3RS
こんにちは、
ハカランダが高いのは、ワシントン条約での輸出規制の希少性です。
最近のホンジュラスマホガニーも同じですね。
インドローズとハカランダは、どちらもいい音がするギターあります。違いは、材の個性です。
お話のD-28は、個体差だと思います。
同じつくりにしてもインドローズの方が、低音に深みのあるギターもあるとおもいます。
D−28GE、A、OM−28GEなどのハカランダマーティンは、優秀なルシアーのギターに匹敵するかそれ以上に、品質管理がなされて制作されたギターに思います。
レギュラー、V、マーキスとは、材の違いに、関わらず、最初から、別ものと考えられます。
購入した場合、他のマーティンギターに比べて、当たりのギターに遭遇する確立が、高いです。
また、材が違い、どちらも、同じくらいのよい音がするギターとしても、どちらか一本を選べとなると、
今後手に入りにくい可能性の高い、ハカランダを選んでしまう人が多いとおもいます。
マホ、メイプル、サペリ、インドローズ、マダガスカルローズ、ホンジュラスローズ、
ハカランダ、全部違う音の個性をもっている材料です。
[2008/05/25 07:39:30]
お名前 Name: 911
誰がなんと言おうがハカランダの楽器とインドローズの楽器の音の差は絶対にありますよ。
なんと言ったって同じローズの中にだって同じ音の楽器はひとつとしてないですから。
(ここまで冗談)
以下は私の妄想ですが。
ハカランダの楽器を100本置いてあるあるマンションの部屋があったとして、
その隣の部屋にはインドローズの楽器が100本置いてあったとします。
今日はハカランダ、今日はインドローズと、一日交代で半年間、毎日弾いたとします。
一日一本弾いたとしたらたいがい半年ぐらいですよね?
そうすると、差が分かってくるのでははないかと思います。
ハカランダの楽器ばっかり弾くとインドローズとの差は分かってくるのでは?
ちなみに、私の印象です。
そむりえ能力がないのであんまりうまい例えができませんが、言葉で表現してみると。。。
■ハカランダはギンギンと耳障りで、倍音が多い。
■インドローズはゴムの弦を張ってるような感じで反応が妙。
■ハカランダは金属音とぼんぼこした箱鳴りが目立つ。どんしゃり。
■インドローズは詰まったようなフラットなトーンで扱いやすい。
■ハカランダは暴れるし、ときどき低音が出すぎる。ピックの角度で音が変わりすぎる。
■インドローズはコンプレッサーがかかったような音でまとまりが良く高級な感じ。
■ハカランダは反応が早く、いなたい感じ。悪者の音。かっこいい。
■インドローズは誰が弾いてもうまく聞こえる(ような気がする)
■ハカランダの楽器は『サイド・バックの材が薄いんじゃない?』って鳴り方をする。
■インドローズの楽器は弦の寿命が短い(気がする)。
■ハカランダの楽器は肉体派、体力会系の方がうまく弾きこなせる(気がする)。
■インドローズの楽器は何かお高く止まっている(感じがする)。
かなり大げさに書きましたが、私はこういう差があるものだと思い込んでいます。
そして、それが多分、普遍的なものだと確信しています。
[2008/05/25 02:08:54]
お名前 Name: せっきー
URL
はじめまして、ずっと見てはいたんですが初書き込みです。
最近D-35を購入しまして(28では無いですが、汗)晴れてマーチンユーザーとなったので勇気を出しての参加です(笑)。
いやー、マーティンは良いですね、毎日弾きたくなる『米』的な音ですね、病み付きになります、ハイ。
話は変わりまして。
行かれた方もいると思いますが、昨日・今日でハンドクラフトギターフェスなるイベントが行われているんですが、そこでアコースティックワールドという工房のD-28を完全再現したギターというのを展示してあるんですが。
http://handcraftguitar.jp/
http://www.acousticworld.com/
そのモデルは100万の方がハカランダで、75万の方がローズでその他の仕様が全く同じなんですよ。
これを弾き比べたところ明らかにハカ使用ギターの方に低音に深みがあるというかそういう印象を受けまして。
それまで『ハカ信仰』に否定的だった僕ですが、あながち希少性からくるものだけじゃないんだなぁ。。。と納得しましたね。
そこにこの価格差を出せるかは人それぞれでしょうが。。。
これだけ高グレードの楽器で、その他の仕様が同じでバック材だけ異なるというサンプルはそう無いと思うんで、なかなか面白いので行かれる方がいたら試してみてください。
ちなみにこのギター、流石にとんでもないいい音します。
ただ正直いくら音が良くても100万だったらGEを買うなぁ、、、という感想も持ちましたが(苦笑)。
今後とも宜しくお願いします。
[2008/05/25 01:24:36]
このテーマについての発言をどうぞ。Write about this theme.
※半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
※改行は自動では行われません。適当な位置で改行をお願いします。
※書き込みボタンは1回だけクリックしてください。2回クリックすると2重投稿になります。
記事一覧に戻る