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染村さんへ ご回答ありがとうございます。良く理解できました。D−28とHD−28の音質の違いの理屈も納得できました。わたしは、もうヘビーゲージを使うことがありません(その昔は、長渕剛がヘビーゲージを使っているという理由だけで使っていました)ので、どちらかといういと、気持ちはHD−28かな? マンドリンブラザーズのことは知りませんでした。事前に情報を仕入れておくべきだった後悔しています。アメリカのいいところは、日本と違って、マーチンがショーケースの中に保管されているのではなく自由に手にすることができます。私は買うつもりまなかったので直接手にすることはしませんでしたが、間近に目にできただけでちょっとした感動でした。次にNYを訪れる機会があればぜひマンドリンブラザーズに立ち寄りたいと思います。ところで、店の特徴や、目玉商品はナにですか?
じゅんさん、こんにちは。 早くD−28に会えるといいですね。 ニューヨークといえばマンドリン・ブラザーズが有名ですが、行ってみられましたか? URLは、http://www.mandoweb.com です。 スキャロップド・ブレーシングについてですが、まず、ブレーシングとは、表板の裏側に貼り 付けてあるの補強用の棒材です。D−28に使われているブレーシングは、そのパターンが 「X」の形に組まれているので、「Xブレーシング」とも呼ばれます。 スキャロップド・ブレーシングは、中程を少し削り込んだ形のブレーシングです。その断面が ホタテ貝と似ているのでそう名付けられました。ブレーシングを削り込むことにより、表板を 軽くし、より多くの振動を得ようとした物です。 D−28では、製造開始時から1944年まで、スキャロップド・ブレーシングが標準仕様で した。ところが、ヘビーゲージの流行により、表板の膨らみを引き起こす様になってしまいま した。そこでマーティン社は、表板の強度を増すために、ブレーシングを削り込むことをやめ ました。 1976年に、HD−28にて、ミディアムゲージより細いゲージを使用することを前提とし、 スキャロップド・ブレーシングを復活させました。 文章だけでは少々わかりにくいかもしれませんね。わかりにくければ、画像をアップしますので ご指摘下さい。
染村 哲也さんへ ご回答ありがとうございます。 早速ですが、スキャロットブレーシングとは何ですか? 構造的なものなのか、単なる音色の調整の為の材料の調質方法なのか、検討が付 きません。もう少し詳しい事を教えてください。 ところで、先日ニューヨークのマンハッタンの楽器屋に行ってきました。まだ購 入するつもりはなかったのですが、店内にD−28が見あたらなかったので、聞 いて見たところ、今は無いといわれました。いつ入荷するのかという問いにも、 オーダーはしているが入荷予定はわからないといわれてしまいました。ついで に、注文するのかと聞かれたので、音を聞いてからでないと注文できないといっ て断って店を出ました。現在アメリカに住んでいますが、この2ケ月でまだ一度 もD−28にめぐり合っていません。また見付けたら感想を報告します。では、 失礼します。
じゅんさん、はじめまして。 へいちゃんさん、ウェポンさん、こんにちは。 じゅんさん、いいギターに巡り会えるといいですね。 Q1の、D−28とHD−28の違いですが、音に関係する一番大きな違いは、HD−28は スキャロップド・ブレーシングを採用しているということです。 音は、バランス良く、軽く、やわらかい感じになると思っています。 その他のデザイン上の違いは、最新のモデルで言えば、ヘリンボーン・トリム、ジグザグ・バ ックストリップ、べっこう模様ピックガードがあげられます。 D−35もD−45もあります。マーティン社は、新しいモデルを続々と発売していますが、 今までのモデルも大切に継続生産しています。それが「伝統」を感じるところです。
へいちゃんへ こんにちははじめまして。 まさかW25のかつての所有者の方からお返事を頂けるとは思ってもいませんでした。 へいちゃんもD−28のオーナーの一人なんですよね?きっと。 私もオーナーの仲間入りをしたいと考えてはいますが、もう少しこの古き良き相棒で腕を磨きD−28を手にしたいものです。 また、機会がありましたら、掲示板でお声をお掛けします。 では、また・・・・
ウエポンさんへ はじめまして・・・ 早速の情報をありがとうございます。 まだ楽器屋を見つめてはいませんが、この価格表をベースに時間を掛けていい物を見つけ出し関西出身の私としましては、値切りの楽しみも味わってみたいと思います。 では失礼します。
手元にアメリカの価格表がありますので定価のみをお知らせいたします。 スタンダードシリーズ D-18 $2,030.00 D-28 $2,330.00 D-35 $2,430.00 HD-28 $2,770.00 HD-35 $3,140.00 D-40 $3,250.00 D-41 $3960.00 D-42 $4,850.00 D-42K $5,200.00 HPD-41 $5,250.00 D-42K2 $5,399.00 D-45 $7,480.00 D-12-28 $2,530.00 HJ-28 $2770.00 J-40 $3,250.00 0000-28H $2,770.00 000-18 $2,130.00 000-28 $2,430.00 000-28H $2770.00 OM-21 $2,110.00 OM-42 $4,850.00 C-TSH3 $3,750.00 ヴィンテージシリーズ D-18V $2,650.00 D-18VS $3,060.00 HD-28V $3,260.00 HD-28LSV $3,670.00 HD-28VS $3,670.00 D-45V $8,600.00 000-28EC $3,500.00 000-28VS $3,670.00 OM-18V $2,650.00 OM-28V $3,260.00 リミテッドエディション EMP-NS $2,299.00 CEO-3 $3,500.00 D-21JC $3,450.00 HDO $3,350.00 NWD $4,750.00 D-40DM $5,750.00 D-21JCB $8,475.00 JLJCR $2,750.00 000C-16RB $2,850.00 000-42ECB $15,000.00 00-17SO $2,399.00 00-18SH $2,950.00 スペシャル エディション SWD $1,399.00 D-18GE $3,500.00 D-28GE $9,000.00 000-18WG $3,150.00 CONCEPT II $4,100.00 SWOM $1,399.00 SWB $3,200.00 SWC $3,500.00 Mini Martin $3,250.00 S-O UKE $360.00 以上です。
じゅんさん、こんにちわ 初めてのギターがモーリスのW25とは親近感を感じます。 そう、何を隠そう、私も最初のギターは20年以上前の、 ”モーリス持てばスーパースターも夢じゃない!”のコマーシャルでモーリスを知り、 W−25を買いました。歳もじゅんさんとはひとつ違いの37歳です。 ただし私のW25はもうこの世にはありません。 モーリスはあとB50とMG300を持っていました。 B50は健在ですがMG300は友人宅へ養子に行きました。 じゅんさんの質問に対する回答は私よりもっと詳しい人にお任せするとして、 親近感を覚えたため、まずはご挨拶まで。
はじめまして、 仕事でアメリカに最近やってきました。日本ではインターネットを接続していませんでしたがアメリカでは基本料金のみなので、初めてインターネットを開設しました。 早速興味のあるキーワード”マーチン”を検索したところ、このHPを発見しました。 現在私は36歳です。ギターは、中2の頃から始め、当時はいわゆるニューミュウジクのコピーをしていました。使用していたアコギは、当時谷村新司さんが宣伝していたモーリスW−25です。今でも健在です。あと今は無きS.YAIRIの12弦アコギも所有しています。 社会人になってから全くギターと遠ざかっていましたが、単身でアメリカにきたので、ギターの腕を再度磨こうかと思っています。 そこで、今もこのアメリカの地で、W25だけは手元にもって来ました。 ところが、このHPの発見で、当初考えてもいなかった、あこがれだったD28への魅力が再燃して来ました。 このHPにはたくさんの情報や意見がて掲載されており、まだ全て読みきっていませんが、いくつかの私の素朴な質問に答えてください。 Q1.D28とHD28の基本的な違いは何? Q2.日本のD28の相場はいくら? Q3.アメリカの相場をご存知でしょうか? Q4.非常にこのHPでは聞き辛いのですが、D35やD45(今もあるのかな?)の情報を入手する方法をご存知でしょうか? 単純な質問ですが、15年近いギター生活のブランクのある私に、ご回答頂けますようお願いいたします。 じゅん