記事タイトル:何故シダーは?マホより。。。 


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お名前 Name: gaku   
 色焼けに関しては、幾人かの製作者に聞いた事が有るのですが
あまり音質に関係ないそうです。
 ただしラッカー系の塗料が経年変化で一部木部に染み込む場合があり
これでの色の変化では、多少は、音質に影響が有りそうです。

 シダートップは、確かに最初から鳴りやすく その分 スプルース系ほど
弾き込みによる音質変化は、少なくなりますが、変化しないわけでは有りません。

 ネックの素材による音色変化 確かに有ります。
まず質量による変化で これは材質だけでなくペグやヘッドの大きさも
関わっていきます。私自身 ペグの変更による音質変化は試した事が有るのですが
軽いと抜けが良くなり 重いと低域のサスティーンが長くなります。
 GIBSONになりますが、同一シリーズでも廉価版からカスタムにかけて
上級ほど重くて豪華なペグになったりヘッドも大きくなる場合が有りますが
デザイン上だけでなく音質にも影響を与えていると思われます。
 もう一つの材質そのものによる変化ですが
クラシックギターでは、マホガニーとセドロ派に分かれています。
セドロの方が多少軽く柔らかいのでその為か多少軽目になるが
抜けが良いといわれていますが、それも確定的では、有りません。
 もう少しすると国内某メーカーよりネック交換式のアコギが
発売されますので今までは試す事が出来なかったネックによる
音質差が直接確かめられるのではないかと期待を掛けています。

 アディロンですが、正確な出所は不明なのですが入手可能です。
(ハカランダでさえ現在かなり流通していますし 名目上は、
過去の在庫だという事になっていますが 密伐採の可能性も
欧米では、一部で言われています。)
 
ヒロさんの言われた「単なる希少価値だけで楽器を作ると本末転倒」
は、まさにその通りだと思います。
 楽器は最終的には音で勝負ですので 名前だけに囚われず
慎重に音で判断する事が最も重要だと思います。
(もっともアディロン+ハカランダなどと聞くとどうしても
ついふらっと来てしまいますが(笑))
[2002/07/12 13:34:14]

お名前 Name: 岩崎   
自作自演ですね。
1-21さんとテーラーさん
[2002/07/07 09:13:48]

お名前 Name: ヒロ   
トップの材と色焼け(変色)については関係ないのではないでしょうか。

シダートップは新しい状態から比較的良く鳴るのでは?
そのような材のトップは弾き込みにによる変化は少ないのではないでしょうか。

ネックの材が音に与える影響は大きいと、クラシックギターのクラフトマンから
聞いた事がありました。具体的にはどうでしょうね。

アディロンダックについては原産地が国立公園指定のため、現在入手不可能では?
アメリカの自然保護はかなり厳しいはずなので。もしそうならば、現在のマーチンなど
国立指定前のストックで生産しているのでしょうか。年代から考えて、良い材質が残っているのか疑問です。それよりも現在、豊富に流通している素材を選び抜いた方が賢いのでは。
単なる希少価値だけで楽器を作ると本末転倒ですよね。お聞かせ下さい。
[2002/07/06 10:24:19]

お名前 Name: スヌ   
個人的な意見ですが、シダーがスプルースより質が悪いとは全然思いません。
というより、実際、僕はローデンのO−38(シダートップ&ハカランダ)を所有してますが、音の繊細さ&表現力は抜群です。同じく所有のD45(シトカ&ハカランダ)とも弾き比べしますが、僕自身
はローデンの音が好みです。フィンガーピッキングにはマッチしてると考えます。
但し木自体はやわらかいので、確かに耐用年数は短いと思います。
でも扱えば壊れないと思いますよ・・・・
[2002/07/06 10:02:03]

お名前 Name: gaku   
シダーは、ただ置いておくような経年変化には、弱くは有りません。
ただ弾き込んでいった場合に、音が死ぬのがスプルースより早いと
一般に言われています。
しかし 材質や構造を十分に吟味すれば そんなに短い訳でもなく
半世紀を経て本来の音質を保っているギターも存在します。
 ギターの表板にシダーが一般的に使われるようになったのは、
案外歴史が浅くクラシックギターのラミレス三世が
採用したのがきっかけだと言われています。
 したがってスプルースほど使いこなしの細かいノウハウが
製作者全体に十分蓄積されていない可能性が有ります。
シダーとスプルースとでは、質の上下は無く 音色の違いが有るのみで、
シダーが高級機に使われるのは、なんら不思議は無く
製作者の好みの問題だけだと思います。
 ソリッドで引き締まった音色を求めるならスプルース
 対して甘く柔らかい音を求めるならシダーというところで
フィンガーピッカーが増えてきた昨今 音の出しやすいシダーの
採用が増えてきていると考えられます。

ネック素材は、アコギに限定すれば、現在 マホガニー ナトー セドロ
ラワンが良く使われています。
ネック素材の条件は、ある程度軽く、丈夫で狂いが少ない事が必須条件ですので
シダーネックは、弦のテンションが上がるにつれ使われなくなりました。

スプルースは、有名どころを需要と供給の面からみた希少価値順に挙げると

ジャーマンスプルース バランスが良い(これが本来の基準)が
まともな物は極めて入手困難。
アディロンダック クリアで切れ込みが良い。
イングルマン スプルース系で一番音が柔らかい。
シトカ 現在一番使われている華やかな高域をもつ
といったところですが、単純に銘柄だけで判断するのは、
危険な事だと私は、考えています。
木は、ばらつきが大変大きく、上に上げた傾向も平均的なものに過ぎません。
当然 使いこなしや音質の好みが重要になりますが、
それを差し引いてクオリティーの面から見ても
選別が極めて重要になります。
徹底的に選び抜かれたシトカの方が並みのジャーマンや
アディロンを全ての面で上回ると私は思っています。
 選び抜く余裕の有った昔のジャーマンやアディロンを使った
ギターを見て 現在もジャーマンやアディロンが有利と考えるのは
危険で、実際にどの程度の厳密さで選別されているかは、さて置き
少なくとも可能性としては、一番余裕のあるシトカが厳密な選別が
実行可能なので その点では、「理論上!」シトカが一番有利だと
考えます。
(結局は、銘柄を無視して実際に弾いて判断するのが唯一確実な
手段だと私は思います。(笑))      
[2002/07/04 14:36:35]

お名前 Name: テーラー   
トップに使うシダーは経年変化が起こりやすいです。壊れやすい。
ネック材と音響の関係は難しい質問です。
シダーが時々とんでもない高級機に使われるのは
言われてみればそうですね。知っている方が、ここには
いるはずです。
アデロンダックについては多少何色かついた目詰まった
材だと聞きました。すみません詳しくなくて。
現在手に入るスプルースを価格で並べたらおもしろい
でしょうね。後色やけの仕方の特徴とかあるはずですよ。
[2002/07/04 07:20:21]

お名前 Name: 1−21   
シダーとシトカスプルースの違いについて教えてください。
シダーは経年変化に弱いと聞いたのですが、本当ですか。
兼ねてなら低価格機種に使われているのに、同じメーカー
でも突然に高価格機種に使用されるのはなぜですか。

後、アディロンダック等の各種スプルースの特性、音色 希少価値
について詳しく知りたいのです。

マーチンはシダーを以前、ネックに使われていたのに何故、マホガニーに
変わったか。マホネックとシダーネックの音響特性について。
単に強度のみの問題ではないような気がするのです。
奥が深い。
 
[2002/07/04 06:35:33]

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