記事タイトル:初Martin購入! HD-28V (8879XX) 


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お名前 Name: 梅干   
他の高品質マーチン外見コピー系ギターにはあまりみられない現象ですね
どうやらこの辺にマーチンの音の秘密があるのかもしれない

音詰まりの無い高品質コピー系ギターは
マーチン特有の柔らかさが無いですからね(意図的にかも?)
[2005/02/22 23:22:37]

お名前 Name: へいちゃん   
デッドポイントの発生原因はひとつだけでなく、いろんな要因が絡み合ってますから
ヒール部の接触具合も要因となるでしょう。
接触具合により、音の伝達具合や固有振動数が変化することは十分考えられます。
5弦8フレットのデッドポイントが解消されたとのことですが、逆に今までわからなかった
ポイントで発生しているってことはありませんか?
リペアに出す前によく確認したほうがいいと思いますよ。
[2003/02/19 16:43:01]

お名前 Name: Mamoru   
新たな新事実発覚です!!

>こう考えると、ネック接合部のボディ裏側が怪しいですね。ここだけ
>は接合面の中で唯一(??)テンションをかけると応力が減っていく方向
>になります。

 ネックとボディのジョイント部の建て付けに問題がないか確かめる
ために、ボディとネックを逆ゾリ方向に引っ張りながら(弦高がわず
かに下がる程度に曲げモーメントをかけながら)5弦8フレットの音
を弾いてみたところ、見事にデッドポイントが消エマシタ!!

 これまで皆さんにご説明頂いたように、デッドポイントの発生原
因には色々なことが考えられるようですが、私のHD-28Vに関して
はどうやらネックとボディの接触がよくないため!?のように思われ
ます。このような場合、リペアで直るのでしょうか?
[2003/02/19 07:45:35]

お名前 Name: へいちゃん   
すいません、
私、ひとつ誤解していたことがあります。
Yoshidaさんの仰った「位相差180度」を勝手に「極性が反転」と勘違いしておりました。
それで「特定のポイントだけデッドになる説明にならない」
と申しましたが、それは誤りでした。申し訳ありません。
位相差で特定の周波数がデッドになったり強調されたりすることは確かにあります。
考えてみればステレオのバスレフ方式のスピーカーがその象徴的なモノですね。
[2003/02/17 22:21:49]

お名前 Name: yoshida   
文章が稚拙なので なかなかうまく説明できません。
“デッドポイント”の問題は空気を伝わる振動より物質つまりギターを伝わる振動が
問題で固有振動数による共振が位相差を生じることによる。それによって弦の振動も
影響を受けて阻害される。空気中を伝わる振動は副次的なものに過ぎない。
また倍音による振動も影響はするし 問題を複雑にする要素ではあるが
これも副次的であろう。すべての要素が複雑に入り混じって発生する。

やっぱり うまく説明出来ない・・・・・・・・・・
[2003/02/17 19:13:27]

お名前 Name: へいちゃん   
間違い訂正です。
下記公式は331.4+0.604tm/sです・
tは摂氏です。
[2003/02/17 17:22:50]

お名前 Name: へいちゃん   
音速の近似式は
331.4×0.604m/s(あくまで近似式ですが)
と言う公式がよく用いられます。
たとえば真夏の炎天下40℃下での音速は355.56m/sです。
一方、真冬の野外5℃下での音速は334.42ms/sです。
実際屋外で演奏経験のある方はこれくらいの温度は経験されたことあるでしょう。
その差は比率にして約1.063倍となります。
この比率は周波数比率で半音以上の開きがあります。
けっして無視できるモノではありません。
その点、固有振動数の問題と考えた方が温度に影響されにくく、考え方として自然じゃないかと思います。

「特定のポイントだけ」デッドになると言うのも位相の問題では説明つかないのでは?
位相がうち消しあわなくても固有振動数からはずれた周波数は元から振動しにくいから
デッドになりえます。

しかし、いい加減固有振動数の問題でも位相の問題でもどっちでもよくなってきました。
スレッドの趣旨からもはずれてしまっているし。
[2003/02/17 17:17:04]

お名前 Name: yoshida   
はっきり言い切ります

位相差が生じなければ“デッドポイント”は生まれません。

それと演奏環境を考えればデッドポイントがなくなるほどの温度差は無いと考えて良いです。弦の振動により空気の振動が生まれるのであって伝搬速度が変わっても
A=440Hzでチューニングするわけですし、物質の固有振動数も密度が変わっても
質量は同じです。

伝搬速度÷波長=振動数(周波数)

繰り返します位相差によって振動をうち消し合わなければ“デッドポイント”は生まれません。この場合楽音を構成している基音と倍音のうち、倍音は問題を複雑にしている
だけで基音が問題なのです。それと楽音をフーリエ“展開”するとそれが“正弦波の集まり
で、基音と倍音とで構成されている”というのが解るということです。
皆さん誤解しないように。
[2003/02/17 15:42:29]

お名前 Name: へいちゃん   
位相差であれば波長が影響します。
波長は温度によって変わります。
これは中学の理科で習ったはずですのでおわかりかと思いますので
詳しい話は省略しますが、リクエストがございましたら詳しい話をさせていただきます。

これまで皆さんの意見の中で夏と冬でデッドポイントが違うという話は
出てこなかったので、位相差の問題はちょっと違うような気がしますが・・・

それと繰り返しになりますが倍音の話はフーリエ級数に基づいた話をしていただかないと
抽象的表現は私にはむずかしいです。(単に私の右脳がおかしいだけでしょうか?)
[2003/02/17 14:40:50]

お名前 Name: yoshida   
皆さんこの問題は位相差ということで考えてください。
振動は波長と振幅で構成されています。同じ波長同位相の振幅が重なり合えば
振幅は2倍となります。ですが物質内を振動が伝わるとき時間差が生じます。
(物質とは当然空気も含みます)
弦で生じた振動がギター全体に伝わる時間は一定ではありません。
弦以外の共振で生じた振動が弦に戻ってきたとき 位相差が180度であれば
弦の振動を阻害する要に働き。全く同位相であれば振動を増加する方向に働きます。
つまり長いサスティーンが得られるわけです。Eギターのフィードバック奏法を
思い浮かべてください。
さらにアコーステックギターの場合発音しているのは弦だけではなく 共振しているギター
全体なのと 更に問題を複雑にしているのが倍音成分なのです。

皆さんご理解いただけますでしょうか?
[2003/02/17 12:45:10]

お名前 Name: へいちゃん   
gakuさん
やっぱりちょっとわかりにくいです。
倍音の理論を展開するのであればフーリエ級数に絡めて話ししていただかないと
私には抽象的すぎて理解できませんし、ここに来られている方に対しても
説得力が弱いです。
どうか、その点をご考慮いただき、今一度具体的に解説をお願いいたします。
[2003/02/16 08:59:54]

お名前 Name: Mamoru   
にゃんさん コメントありがとうございます

 なるほど、デッドポイントが発生しないように製作段階から留意
しているのがハンドメイドギターのイイトコロのひとつ、というこ
とですか。

 ゴールデンエラシリーズなんかはマーティンでも生産ラインが異
なるようですから、材質そのもの以外にそういう点でも行き届いて
いるのでしょうね。

> 残念ながらオークションで買われたということですから、「弾き比べはできな
>かったけどそのぶん安く買ったのだからこれくらいは仕方ないか」と思うか、
>どうしても我慢できない場合は、それなりのお金をかけてでも前述のように
>調整するかではないでしょうか?

 う〜、耳の痛い話です、これは。
 オークションで購入を決めたときから、こういうリスクがあるこ
とはある程度覚悟していましたが...

 デッドポイントの発生メカニズムについてはまだ不明な点が多
いですが、お陰様で「デッドポイントは仕方ない」と納得(笑)で
きました。
[2003/02/14 08:07:16]

お名前 Name: にゃん   
 私の結論から言いますと、5弦の8フレというあまり使わない所で
よかったと思いながら我慢するか、信頼のおけるベテラン製作家か
リペアマンに状況と希望を十分伝えた上で力木などの調整を頼むのが
確実で効果も大きいと思います。
 失礼を承知で私の意見を正直にお伝えしますと、マーチンのような
量産品の場合、モデルによって板の厚さ、力木の配置、それの削り方
が決まっており、手工製作家が、板の目や質量(密度)によって厚さを
部分的に変え、タップトーン(板を叩きながらその音で板の振動の均一さを
みること)をしながら、かなりの時間をかけて力木を削り調整していくの
とは、雲泥の差があります。現にマーチンのカタログに力木を20代前半の
女性が削っている写真が載っており「え?力木の調整だけでもベテラン職人が
するべきでは??」と感じたことがありました。あ、これは女性差別ではあり
ません若い男性だったとしても同じように感じたと思います。ただ、このような
流れ作業のため、評価の高い手工ギターよりもマーチンの値段は安いので
これはこれで仕方ないと私は思っています。
 このように量産品は千差万別の特性をもつ不均一きわまりない木という素材で
ありながら、均一な製作工程で作られますので、出やすい音と出にくい音がそれ
なりに発生してしまうのは仕方ないことと思います。逆にいいますとたまたま
とてもバランスのいい物も出来てしまう場合があるわけですから、量産品を購入
の際は、同じモデルを複数引き比べ確認して納得してから買うべきです。
 さらには、マーチンのD-28系モデルは、ストローク中心のローポジションの
鳴りを重視した設計となっています。その分低音も出るわけです。デッドポイン
トやウルフトーンの格差が少なくバランスを重視した設計となっているのが000
やOMなどの俗にフィンガー向けと言われているモデルです。その分音量が犠牲に
なっています。つまり、Dモデルで低音も確保しつつバランスも要求するという
のは量産品ではかなりの数を探さないとなかなかないと思います。
 残念ながらオークションで買われたということですから、「弾き比べはできな
かったけどそのぶん安く買ったのだからこれくらいは仕方ないか」と思うか、
どうしても我慢できない場合は、それなりのお金をかけてでも前述のように
調整するかではないでしょうか?
[2003/02/14 01:19:19]

お名前 Name: gaku   
倍音と書きましたが 弦やボディーも完全に基準の振動音の整数倍の高調波のみ
を発生させている訳ではありません。
(ついでながら弦が古くなると均質性が少なくなりその結果この整数倍の高調波
以外の振動が増加して音程感が薄れると考えられます。)
 ボディー各部の振動は全面的に均質に振動しているわけではなく分割振動を起こして
います。(これが音色の魅力の源泉でも有りますが)
 弦の振動が伝わる事による振動とボディー内部の空洞による空気の振動及びその
高調波の絡み合いで最終的な音となります。
ボディーの材の振動と空洞内の空気の振動の波長がずれると打ち消しあいが起こります。
また材自体の振動と弦の振動がずれると弦の振動が上手く材に伝わりません。
たとえば弦の振動が材を上下に駆動したとします。
弦が下の力を発生させているときに材が上に動こうとする力が働けば
弦の振動が上手く伝わりません。(実際はもっと複雑ですが)
 これらの動きは共振が起こった場合に当然強く現れます。
(微少な力でも強く現れる)
ボディーの構成材は理想化モデルのように均質な物でなくまた
ブレーシングなどにより区切られてもいますから 表板だけをとってみても
幾多の振動板の集合体とでも考えて良いので各所で共振周波数が違います。
またそれらが接続されているために相互作用でますます複雑になっていきます。(笑)
これらの発生は基準音だけでなく基準音以外の成分の振動により強く励起する場合も
有ります。
表現があいまいでしたが弦のパターンとは基準音と整数倍の高調波 それ以外の振動を
含むトータルでの振動の事で
倍音のパターンとは基準音以外の振動で局所的な共振が場合によっては複数の箇所で
(別な周波数)で起こりそれらの相互作用で結果として強く症状が現れる状態を
表したつもりです。(これの成分が変わると当然結果も変わります)
局所的な振動は、その周波数だけでなく物理的に接続した材を伝わるときに変調を
起こしてその変調された周波数がまた他の励起の原因になり etc・・・
(ボディー内の空気の共振もボディー駆動の力が働きますからますます複雑(笑))
振動パターンはこれらの要素の相互作用が複雑に絡みあった状態を表現したつもりでした。(これも一部が変わると結果として全体が変わってきます)
じっくり考えると 頭が混乱してきます。(笑)
[2003/02/11 10:24:48]

お名前 Name: へいちゃん   
こんにちは

gakuさんの意見大部分共感する部分がありますが、一部”あれっ?”って思う部分あります。
それは倍音に関する部分です。
倍音というのはそもそも数学的に言うと、ひとつの音の波形をフーリエ級数に分解したときの
数式に出てくる要素でしかありませんから、音色に影響する要素としては納得できますが、
音量に影響をあたえる要素としてはちょっと説得力弱くないでしょうか?

それと「ボディーの振動と弦の振動が干渉する」という表現がいまいちピンとこないのですが
もう少し具体的に解説願えませんか?
弦の振動が共鳴してボディーの振動になると思っていたのでそもそもここで
私の理解が間違っていたのでしょうか?

もう一点、「振動パターン」、「倍音パターン」、「弦のパターン」という言葉の意味もちょっとよくわかりません。(パターンってなに?)
よくわかるように解説のほどよろしくお願いいたします。
その他の部分はなるほど納得ですが・・・
[2003/02/10 17:50:02]

お名前 Name: Mamoru   
gakuさん コメントありがとうございました。

ウルフトーンっていうのもあるんですね。

>違う弦の同じ音程でデッドポイントの発生が違ってくるのは、
>倍音成分が違うのと弦の位置が違いますから振動がボディーに伝わる支点が違い
>その為に振動パターンが違ってきます。
 なんとなくイメージできる気がします。
 弦の振動の支点は弦を押さえるフレット(とブリッジ)になるが、ネック自体
もボディが鳴ることによって当然振動する。ネック上の支点の振動がたまたま弦
の振動を打ち消す方向に働くとデッドポイント、強調するように働くとウルフト
ーンになる、ということですね。
 そうだとすると、ネックの振動を押さえるために、もう一度ネックを壁に押し
付ける実験をしてみる必要がありそうです(今度はもっと強く!?)。

>ちなみにデットポイントやウルフトーンが強い楽器は、本質的に極めて良い楽器
>の場合が多いと言われています。
 うむうむ。とにかく、これはいいハナシです(笑)。
[2003/02/10 17:43:24]

お名前 Name: gaku   
デッドポイントが発生する原因は2つ有ります。
一つは構造上のガタなどで振動が吸収される場合で、
フレットが浮いていると発生する場合が一番多くなります。
この為 フレットを打ち直すと問題が解消されます。
もう一つが問題で ギターに限らず箱状の弦楽器すべてに当てはまるのですが
ボディーの振動(倍音を含みます)と弦の振動が干渉しあい
特定の音が弱くなるのをデットポイントと呼び 逆に強調されるのを
ウルフトーンと呼んでいます。
これは理論的には、どの楽器にも必ず存在し根本的な解決は不可能です。
ただ現実的に目立つ楽器と目立たない楽器が存在します。
これは そのポイントが上手く音程と音程の間に有ったり 倍音のパターンが
弦のパターンとずれている為です。
対処法として振動パターンをずらせば良いのですから
ピンを違う物にする や ペグを交換するも当てはまります。
また弾き込みにより音が変わるのですから当然振動パターンも変わる事になります。
違う弦の同じ音程でデッドポイントの発生が違ってくるのは、
倍音成分が違うのと弦の位置が違いますから振動がボディーに伝わる支点が違い
その為に振動パターンが違ってきます。
ブレーシングを削るなどの改造でも振動パターンは変わりますから対処法にはなりますが
ここまでくると別な楽器になってしまいます。
フレットのガタを含めてしっかりしたところで 診断を頼むのは良いのですが
本体の改造につながる手段は 取り返しがつきませんので
まずピンやペグの変更及び 時間をかけての十分な弾き込みで様子を見た方が良いと
思います。
ちなみにデットポイントやウルフトーンが強い楽器は、本質的に極めて良い楽器
の場合が多いと言われています。
[2003/02/10 17:10:08]

お名前 Name: Mamoru   
だんきちさん ちあきさん 情報提供ありがとうございました。

そうですか。だんきちさんのギターでも弦のテンションを上げると
デッドポイントが目立つようになりましたか。これは、大きなヒン
トになりそうですね。

それから、ちあきさんのおっしゃるように、ある程度は経時的に改
善してくれる、がしかし限界がある、と。ふむふむ。リペアに出さ
れるのでしたら、その顛末を詳しく教えていただけると助かります。

私はその後、5弦以外の弦を緩めてネックにかかる応力レベルを下げ、
デッドポイントがどうなるか調べてみましたが、なんとデッドポイン
トに変化はありませんでした。つまり、デッドポイントの発生する弦
そのもののテンションが低くならないと状況は変わらないということ
のようです。
それから、5弦のみ一音下げチューニングしても、やはり少しFの音は
詰る傾向が残っていました。程度こそ軽くなりますが、完全には解消
しませんでした。先日のご報告はこの点で不正確でした。訂正します。
[2003/02/09 09:10:41]

お名前 Name: ちあき   
私のMARTINも5弦8フレットがDPでしたが、一年弾いたらかなり改善されました。
試しに市販品より重いブラスピンにしても解消されませんでしたし、所有する他の
ギターではなかったため個体差と考えていました。ちなみにペグは102Gのままです。

この問題については昨年他のアコギ系HPの「相談所」でも話題になり、使っている
うちに解消または移動する、という回答があったので、お金をかけず時間をかけて
検証してみましたが、結果は1年かけてかなり改善された、です。
5弦8Fは押尾コータローさんの特定の曲で致命的に使うポジションですが、まだ
不満が残りますし、いつまでも待てないため近々リペアに出すつもりでいます。
[2003/02/09 01:32:00]

お名前 Name: だんきち   
Mamoruさん、どうも。
やってみました。モノが20数年前のボロなんでちょっと恐かったですが(笑)。

何と、あっちこっち音がつまりまくりました(泣)5弦なんぞ、チューニング中
からぽこぽこ言ってる状態です。なんか、この辺に秘密が有りそうですね。

テンションをかけたら変化する項目としては(間違ってたらゴメンナサイ)、
1:ネックにかかる応力
2:ナット、サドルにかかる応力
3:当然、表板にかかる応力
どうも、1と3が綾しいちゃう怪しいですね。
最初、鉄芯が何か影響してるのかなあとも思いましたが、チューニングのテンションが
ちょっと変化した程度で材への当りが変わるとも思えませんし、うーん、難しい問題です。
ちなみに、リペアでデッドポイントをなくすのは、ほとんどギター製作(それもマーチン
クラスの)ができるほどの腕が必要と言う話を伺ったことがあります。でも、麗さんの
書き込みではフレット打ち直しとかあるしなあ。
奥が深い問題ですね。
[2003/02/09 01:25:48]

お名前 Name: Mamoru   
だんきち さん はじめまして。

おっ、やはりテンションダウンでデッドポイント解消ですか?これ
は面白い。で、テンションアップされるとどうなりますか?
[2003/02/09 00:57:57]

お名前 Name: だんきち   
染村さん、皆さんはじめまして。以前からROMさせて頂いているものです。
ここの掲示板って、本当にためになりますね。

デッドポイントの話で、参考になるか判りませんが私の経験談をちょっと
お話させて頂ければと思います。
マーチンではありませんが(スイマセン)、某国産の古いD35モデルで、
6弦の3フレット、何とGでデッドポイントのあるものを愛用しています。
どうも、ここの音は構造上デッドポイントになり易いと言う話を以前どこか
で伺ったことがありますが、それは置いといて・・・
1:鳴らし込みは効果的か?
  ハイ、効果がありました。完全とは言えませんが、かなり(半分くらい?)
  ましになりました。
2:他の弦で同じ音程はどう?
  実はそのオクターブ上のG(4弦5フレット)も、ややその嫌いがあります。
  でも、3弦の開放は大丈夫です。ということは、低い方だけに症状がでる
  のかなあと思っています
3:根本的な対処法は?
  これです。実は、メディアム弦が最近辛くなってきたので、試しに半音
  下げたチューニングをしてみました。すると、何とデッドポイントが
  ほとんど気にならなくなったんです。ちなみに、同じ弦でレギュラー
  チューニングすると、しっかりこもります(笑)。
ということで、ラビオさん、へいちゃんさんのおっしゃられることは
それぞれ正しいのかなあと思っています。
A:半音下げただけで、その場所のデッドポイントがなくなった(正確
  には気にならなくなった)のは、固有振動数が変化したため。
B:ちなみに、このチューニングで6弦4フレット(Gの音です)は
  デッドにならないので、押さえる場所が変わったためにこもらなく
  なった。
ということでしょうか?
おそらく、ネックの長さおよび質量、当然ペグの質量、弦の質量、
テンションなどが複雑に絡み合った問題と思いますが、事例として
紹介させて頂きたいと思います。

あ、半音下げチューニングでは音質にやや変化があります。まあ、
弦を他メーカーのものに換えたくらいの感じしか、私には感じられ
ませんが。あと、Fが格段に楽になりました(爆)。

参考になれば幸いなんですが、どうでしょうか?
[2003/02/09 00:19:29]

お名前 Name: Mamoru   
yoshida さん・むらちゃん さん コメントありがとうございます。
それから、お呼び立てして申し訳ありません(笑)。

その後の実験結果!?を記します。

◇ギターのヘッドを壁に押付けてみましたが、音の詰った感じは変わ
りませんでした。→ペグを交換しても無駄???
◇5弦を一音下げてチューニングしたところ、12フレットまでのどの
ポジションでも音が素直に鳴るようになりました!!→フレットの問題
は無い???
◇ところが逆に一音上げてチューニングしたところ、6フレット付近
(やはりFの音)で音の詰りが発生。→う〜む。

テンションを下げるとデッドポイントが解消する、というのは一体ど
ういうことでしょうか?

テンションを下げると...
・ネックのソリが微妙に変わる
・ナット・ブリッジへ加わる微妙に圧力が減る
・ブリッジを倒そうとする力(剪断力)も微妙に減る
といったことが起るとは思います。これらのことが音の伝達部に微妙
に影響してデッドポイントが解消したとすると、テンションが下がる
おかげで接触が復活する部分があることになります。

こう考えると、ネック接合部のボディ裏側が怪しいですね。ここだけ
は接合面の中で唯一(??)テンションをかけると応力が減っていく方向
になります。

あれっ?結論が出てしまいました。ホントかしらん?

>ところで5弦の8Fってそれ程頻繁に使う場所では無いと思いますがそれ
> 程気になるのでしょうか?
 ピッキング直後のアタック音の音量が目立って少ないわけではない
ので、通過音なら確かにさほど気になりませんね。ただボクの弾き方
ですと、単弦弾きソロのときに5弦の8フレットでロングトーンが欲し
くなるときって結構あります。特にゆったり弾きたいときにこのギタ
ーだと、この辺りを指が通過するときに、つい咄嗟に別の音を加えた
くなってしまいます(笑)。あるいは、ローポジションに逃げ込んでし
まったり...
[2003/02/08 23:57:29]

お名前 Name: むらちゃん   
自分も2001年のHD−28Vを保有していますが5弦の7,8,9Fを
弾くと確かに8Fが若干音が詰まって聞こえますがデッド・ポイントと呼ぶ
程のものではありません。

木で製造されるギターですので同じモデルの同じポジションで全てデッド・
ポジションになるように製造する事自体が不可能だと思います。

デッド・ポイントはプロのリベアマンでも苦労する症状だと思います。
自分もフレットに問題があるかギターの固有振動によるものかのどちらかと
想像します。
フレットの修正になるのかブレージングを削るなどでギターの固有振動自体を
変える事をしなければ解決出来ないかも知れません。

いずれも素人レベルで解決出来る問題ではありませんのでリベアに出して
プロの見解を仰ぐ事をお勧めします。

ところで5弦の8Fってそれ程頻繁に使う場所では無いと思いますがそれ
程気になるのでしょうか?
知れません。
[2003/02/08 17:15:44]

お名前 Name: yoshida   
リクエストが有りましたので此方に私の見解を書き込みさせていだだきます。
デットポイントの原因として
1、弦そのものの振動が阻害されている。

2.共振点の位相が逆となって音をうち消し合う。

1,の解決策はやはりフレットのリペアになると思います。
2,は厄介で
   ギターの音がこなれて共振点が変わるのを待つ
   ギターの質量を変えて共振点を変える。
   ギターへの音の伝わりかたを変える。
この3つしか無いのですが。
A ギターのヘッド等に重りを貼り付けてみる。あるいはヘッドを壁などにつけて弾いてみる。これで症状が改善されるのであれば、ペグの交換(オープンバックからロトマッ
チックヘ これは明らかに音質が変化します)
B ナット サドル ブリッジピンの材質変更(これは変化量は少ないと思います)
C ひたすら弾きこむ

これが私の見解です。結局皆とおなじかな?
[2003/02/08 14:40:15]

お名前 Name: Mamoru   
rabio さん、へいちゃん さん コメントありがとうございます。

デッドポイントの件、もう少し情報収集したいものですねぇ。

念のため、D-28 Room キーワード検索で過去のスレッドを検索してみまし
たが、デッドポイントをメインに取り上げたモノはありませんでした。
これだけの方がMartinを所有していながら、デッドポイントの存在が確認さ
れてるのはわずか、ということでしょうか?う〜む。

私のカワイイHD-28Vが実は大ハズレ?こう考えるとちょっぴり泣けてくるけ
ど、いい音してるのは事実だし、第一もう情が移ってしまったので、手放す
ことなんてできないゾ。どうしよう...
[2003/02/08 13:14:22]

お名前 Name: rabio   
Mamoruさん、へいさん。おはようございます。お二人の検証、勉強になります。

この度のお二人のお話で、自分の経験と重なることが2つありました。
ひとつがMamoruさんの立て付けの話。たとえばナットにしても新品状態だと溝全体が弦
に密着しているかどうかわかりません。とくに溝の底に弦が密着しているのか?
というのは、私の経験で新品(あ、何本か新品を買った事あります)は、指定ゲージよ
り細いものを張ったほうが弦によるアンバランスが出ないという認識があります。
また、接合部の馴染みに関しても私は「有る」と思ってます。(木工の専門知識のある
方に話しを聞きたいところ)

へいさんの意見でピンときたのが「ネックのおさえる位置が違うからネックの固有振動
数が変わる〜」と言う部分です。私の経験ではデッドポイントは移動しないという認識
があります。たしかにDPは弾きこみによって目立たなくなりますが完全には消えない
ようです。それとオープンチューニング云々ですがA=440でチューニングされた以上
DPにどんな音程がこようとも他弦からの倍音がその個体の特定ポジションでの固有振
動数と干渉するというのはどうですかねえ。(特にネック。そうだとしたらペグやナッ
トの質量を変えてやれば改善される可能性はあるかな〜?)

ご意見宜しくお願いします。
[2003/02/06 11:10:28]

お名前 Name: へいちゃん   
こんばんは
会社の飲み会から今帰ったばかりなので少し酔ってます。
失礼があったらすみません、とさきに謝っておきます。

チューニングを変えても同じポジションでデッドポイントになるなら
私の考えが間違っていたかも知れません。
私のギターはデッドポイントは特にありませんが、逆にとくによく響くポイントがあります。
(そのポイント以外全部デッドポイント?おいおい、デッドポイント多すぎ!)
でも私の場合、その特によく響くポイントはチューニングを変えるとわからなくなります。
(どこかへ移動した?)
ふむ、楽器には楽器特有の一般物理学以外のなにかあるのかも知れませんね。
[2003/02/05 22:58:11]

お名前 Name: rabio   
こんばんは、ラビオです。

いやあ、専門家さんの登場でこのスレが読み応えのあるものになりそうな気配がしてき
ました。勉強させてください。

Mamoruさんの言うところの異弦同音による差異についてですがギターの場合完全に同じ
ピッチであると言えない部分もあります。(チューナーで特定音を合わせない限り)

ただ、私の経験ですと、デッドポイントの発生は音程よりあくまで特定の場所に存在す
るような気がします。(オープンチューニングにしても解消しないというか・・・。)

ただ、ボディーの共振が原因であろうことはストラトにフロイトローズを付けると音の
つぶだちが揃うことから想像がつくのですが・・・。

専門的知識をお持ちの皆さんのご意見をきかせてください。どこかしら経験則と重なる
ご意見がうかがえる気がしてます。楽しみです。
                  46歳(商学部出身・数字は四則演算まで)
[2003/02/05 19:00:16]

お名前 Name: へいちゃん   
たとえば歩道橋を歩いたとき、大の大人が歩いても揺れないのに
子供が走り抜けただけで大ききく揺れを感じる・・・
これが言うなれば歩道橋が持つ固有振動数と子供が走る歩調が一致したためにおこる
共振であり固有振動数を体験できる具体的な例です。
ギターの場合は材料が木ですから、鉄なんかより個体差が大きくてバラバラなのは
当たり前だと思います。同じ寸法、同じ構造で作っても材料の微妙な比重や
木目の間隔等に固有振動数は影響すると思います。
ま、私も木工力学はシロウトですからえらそうなこと言えませんが・・・

同じ音でも違うポジションではデッドポイントにならないというのは
シロウト考えですが
「ネックの押さえる位置が違うからネックの固有振動数が変わるため・・・」
と解釈できませんか?

前述の通り、私は木工力学の専門家ではありませんが一般物理学
(一応私も大学は理学部でした・・・)的に矛盾点はないと思っております。
[2003/02/04 23:14:23]

お名前 Name: Mamoru   
へいちゃん さん コメントありがとうございました。

固有振動数の件、一般論は理解できるのですが、同じ型番(=同
じ設計)のギターにデッドポイントの個体差が大きく存在するの
は、不思議だと思われませんか?
材料の密度が一本毎に相当にバラついているのでなければ、ちょ
っと解釈が難しいように思います。
マーティンのギターというのは、それだけ危ういバランスででき
ているということかもしれませんが...

こう考えていくと、個体差が出やすいのはむしろ建て付け(!?)の
部分のような気がしてきました。
ネックとボディあるいはブリッジ&ナットの嵌めあい具合で振動
(=音)伝達の特性が一本一本異なる、で、弾き込むにつれて嵌
合部がヘタってきて伝達ロスが減る、というのなら一応納得でき
る気がします。

ちなみに私のギターの場合、同じFでも5弦の8Fはダメですが4弦
の3Fは特に異常を感じません。それで固有振動数の問題だけでは
ないと考えた次第です。

P.S.
そういえば私も学生時代、物理学専攻機械工学分野に席を置いて
ましたっけ...
[2003/02/04 21:28:05]

お名前 Name: へいちゃん   
こんにちは。
おくればせながらMamoruさん、HD−28Vご購入おめでとうございます。
わたしも1999年製を持っております。

ギターは弦の振動を共鳴させて鳴らす楽器ですから、鳴りやすい音と鳴りにくい音があって当然です。
つまりは、固有振動数の波長の整数分の1の波長(早い話が整数倍の周波数)の音は鳴りやすいが
その波長の半波長ずれた波長の音は逆に鳴りにくいということです。
トランペットがいい例ですので例に取ると、
トランペットは3つ(特殊なヤツで4つあるやつもあるが・・・)のボタンで管の長さを
音程ごとに変えますが、あの管の長さで音程を変えるわけではなく、音程を司るのはあくまで
唇であり、ただ鳴らすだけならまったくボタンを押さなくても音程は出せます。
ただし小さくしか出ない音もあります。というより、音程出すだけならマウスピースだけで
鳴ります。
ではなぜボタンがあるかと言うと、周波数にあった管の長さにしないと共鳴せず、小さな音しか出ないからです。
ギターには、トランペットのボタンにあたる部分がありませんからデッドポイントはあって当たり前です。
周波数の問題ですので、「何弦の何フレット目」と言う言いかたは厳密には正しくありません。
このあたりは高校の物理の時間に習った記憶があるかたもおられるでしょう。
もちろん、物理の時間なんで、トランペットやギターは出てきませんが、
大きなメスシリンダに水を入れて管の長さを調整して上から音さを鳴らして・・・
と言う実験、覚えてますか?

ぺグを変えると重量等が変わりますので固有振動数がずれてデッドポイントがわかりにくい位置にずれてくれるといいのですが、根本的にデッドポイントをゼロにすることはギターの構造上不可能だと思います。
ぺグ程度なら投資としても安いものだし原状復帰も簡単なので試してみる価値はあると思いますよ。

なお、ギターはたくさんの振動する要素を持ってますので固有振動数は1つではありませんし、
ある個所の固有振動数と別のある場所から見たデッドポイントがうちけしあってデッドポイントが
めだたないと言うこともあります。

以上、物理学の見地から意見述べさせていただきましたが、楽器特有の「その他何か」がある場合は
その方面に詳しいかた、解説お願いいたします。
[2003/02/04 13:01:57]

お名前 Name: Mamoru   
ライトゲージに張り替えてみましたが、デッドポイントそのものに
変化はありませんでした(ただ、全体としてはサスティーンが増し
た印象があります)。

デッドポイントの解消には、ペグの重量を変えるのも有効とのこと
で調べてみましたが、マーティン純正のオープンバックタイプとウ
ェーバリ製のペグでは、後者の方がズッシリしているそうですね。
交換しても木の加工が必要ないので、一度投資してみようかしらん?
と思っております... 無駄かなぁ!?
[2003/02/02 21:28:02]

お名前 Name: Mamoru   
Kuraさん・TAKさん コメントありがとうございました。

同じHD-28Vでもデッドポイントの目立つものとそうでないもの
があることがわかりました。ギターの設計そのもの問題とまでは
言えないということですね...
ちなみにボクのは4弦2フレットの辺りは普通に音が伸びます。弦
の種類の影響があるのかもしれません。ライトゲージを一度試して
みようと思います。
ガンガン弾き込むと解消するのかということについては、時間をか
けてじっくり見ていきます。
[2003/01/31 07:41:16]

お名前 Name: TAK    URL
Mamoruさん、初めまして。TAKと申します。

私も同じ機種を使っていますが、特にデッドポイントは感じません。
私のは'99年製ですが、4,5弦、各フレットとも同じ感じで鳴ってくれています。
もっとも私はUsedで手に入れましたので、前のオーナーがちゃんと弾き込んでくれていたのかも知れません。
もう一台の新品で手に入れた同じく'99年製のD-35SQは、最初5,6弦でデッドポイントが目立ちましたが、弾き込んでいくうちにデッドポイントは消え、今では各弦ともバランス良く、気持ちよく鳴ってくれています。

最初の間はとにかく弾き込む事だと思いますよ。(^-^)
[2003/01/30 10:25:17]

お名前 Name: Kura   
今晩は。
私も同機種を持ってまして、5弦7,8フレット、4弦2フレットのデッドポイントが
気になってます。購入したところの話では、ギター固有のものなのでブレイシングを削るとか
しないと直らないと言われました。
まぁ弾きこめばある程度は解消するとはいえ、よく使う音なので気になるところです。
50年代のオールドも弾いたことがありますが同じようなところにデッドポイントがありました。弾きこんでも限度があるのだろうと思います。
そこで過去スレを参考にブリッジピンを変えてみたところ(エボニー)、デッドポイントが
わりと気にならなくなりました。ブリッジピンでも固有振動数がある程度変わるのでしょうね。
でも音が全体的にマイルドになって気に入らなかったので元に戻しましたけど。
また、ペグを変えてみるというのも固有振動数に影響が大きいのではと思います。
とりとめのない話で申し訳ありませんでした。
[2003/01/29 23:50:53]

お名前 Name: Mamoru   
麗さん コメントありがとうございます。

>8フレットのデッドポイントについては普通フレット打ち換えにて対処します。
これは、なにか特殊なフレットがあって、それに換えることによって、本体へ
吸収される周波数を変えて対処する、という風に解釈しましたが、う〜む、理
屈がよくわかりません。どんなフレットにすると直るのでしょうか?

どっちにしても新品のギターのフレットをいきなり交換する気にはなれません
ので、自然に直ることを期待しつつ1〜2年は辛抱することになりそうです。
少し調べてみたのですが、弦の種類を変えると直る場合もあるとか... これく
らいなら手軽なので試してみることができます。ペグの重量を変える手もあ
るそうですが...

これまで弾いてきたアコギではデッドポイントの存在に気がつかなかった理
由を考えていたのですが...
◇サスティーンが元々少なく(全体がデッドポイント化)目立たなかった?
◇古くなっていたため経時変化によって自然に解消していた?
◇腕・耳が悪く気がつかなかっただけ?
◇たまたまデッドポイントの少ないギターだった?
果たして真相は...
[2003/01/29 21:03:49]

お名前 Name: 麗   
8フレットのデッドポイントについては普通フレット打ち換えにて対処します。
同じ例を体験してリペアしました。参考までに。
[2003/01/29 04:13:49]

お名前 Name: Mamoru   
rabioさん、コメントありがとうございます。

う〜む、デッドポイントでしたかぁ... 

って、スミマセン、実は初めて耳にする言葉です(笑)。一体どういう現
象なのですか?もう少し詳しくご説明いただけると助かります。

とにかく、個体に固有というわけではなく、機種もしくは製造会社に固
有の現象と考えて構わないのですね?しかも、ある程度弾き込めば解消
していく、と。

新品のうちは特別な周波数の音がボディに吸収されてしまう、が、材料
の劣化に伴ってその周波数帯域が狭くなっていきいずれ消滅する、とい
うようなイメージでしょうか?

ちなみに、4弦3フレットは同じ音ですがちゃんと鳴ります。
[2003/01/28 23:53:06]

お名前 Name: rabio   
こんばんは、Mamoruさん。ラビオと申します。ご購入おめでとうございます。

文中の件ですが、場所からいってデットポイントのような気がするのですがどうでしょ
うか?もしそうならへたにいじらないで弾きこんでいけばいずれ音が抜けてくると思い
ますが・・・。ただどうしても心配なら一度リペアマンに見てもらうといいと思います。
[2003/01/28 23:01:38]

お名前 Name: Mamoru   
え〜、はじめまして。40歳、歴30年、♂、妻+三子扶養、会社員です。
厄年の今年、念願かなって私にとっての初Martinを購入いたしましたの
で、ご報告申し上げます。機種は2002年製HD-28V(8879XX)です。

これまでは、20年以上前のYAMAHA L-5というのを弾いてきました。7〜
8年前Taylorのマホガニのドレッドノーツを買ったこともありますが、弾け
ども弾けども表板しか振動しない感じがして結局2年程で売ってしまいまし
た。で、買うならMartinしかない!ということで、年末くらいから突然物色
を始めました。

当初は、Dか000かOMか?18か28か?というのさえ決めずに、色々な楽
器屋さんで少ない予算に入る中古品を中心に弾き比べさせてもらっていま
した。'95年頃の000-28に一本いいのが見つかったのですが、Clapton〜
Stonesというプレースタイルの中で、一生に一本のMartinが000でいい
のか?EC@MTVを気取るにはいいけど、Stonesの方はどうする?Gibson
までは手が廻らんゾ、との迷いが産まれました。

そんなある日、とある駅前にOpenしたばかりの総代理店K楽器支店で色々
と話を聞いてもらいながらああでもないこうでもないとやっていたら、店
員さんが「お客さんの好みは予算外ですけどこれでしょう」と言いながら
出してくれたのがHD-28Vでした。
弾いてみると箱の響きが本当に心地よく、新品なのになんで中古よりも鳴
るんだろうと不思議に思うほどでした。聞くと、個体差というより材質と
構造の差、とのこと。予算と実際の価格差に涙を飲みながら退散しました。

ところが、自宅へ帰って何気なくオークションを覗いたら、その機種が予
算にかなり近付いた状態で出品されているではありませんか。
これまで、ギターを10数本購入しましたが、弾かずに入手したのはセミオ
ーダで仕立てたストラトの他はZo-3とギタレレくらいのもので、やはり弾
かないで決めるのは怖い。怖いながらも安いので嫁さんにおそるおそる説得
を試みるとなんと"OK"の答えが...

落札してから品物が来るまでは、本当に怖かったですが、イメージ通りの
音がしてくれたのでホッとしています。しばらく弾き倒そうと思ってます。

>K楽器○○支店の店員さんご免なさい。小物買いに行きますから許して。

ただ、5弦の8フレットだけ音が伸びないのはナンデダロウ?これも個体差
じゃなくて機種の特徴なんでしょうか?弦はまだ最初のミディアムゲージ
のままです。ネックは順ゾリですが微妙です。次のフレットに当たってる
んでしょうけどねぇ... なにかご存知の方がいらっしゃれば、お教え下さい。

おっと長文・駄文失礼しました。
みなさま、今後ともよろしくお願い申し上げます。
[2003/01/28 22:27:52]

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