記事タイトル:マーティンのネック・フィッター 


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お名前 Name: 気になりました   
ブージー さま
>実は最近ギターを習い始めた、というところもとても微笑ましかったです。

弾けない事に憤りを感じた様ですが、今でもギターに対する向上心が覗えて素晴らしい
ですよね。

ところで実際のところ彼女のギタープレイはどの程度の腕前なんでしょうかね。
全く弾けなかったとは考えられないので、意外と高いレベルのレッスンだったりして・・
何しろ世界中の一流ミュージシャンを相手にしているので、実は物凄く謙遜して「私
の演奏なんてからっきしです」と言うコメントだったりしそうな気もします。

一流のルシアーが三流のプレイヤーな事は多々有ります(例外も有ると思います)が
ギター製作者が自分の楽器を演奏する時は、上手下手じゃなく拘ったところを確かめ
る様に曲を弾く事が多い気がするので検品の延長みたいな感覚でしょうね。
そういう意味でも彼女の演奏は聴いて見たい気がします。

マーチンのギターを4本所有している様ですが、もしも新品で入手していれば、もし
かすると「当たりの固体」を彼女は出荷前に選べるかもしれません。
そうなら実に羨ましいです。

まぁ職人さんの特権ですかね(笑)
[2008/11/10 22:32:57]

お名前 Name: ブージー   
マーチン党さま、気になりましたさま、レスありがとうございます。

気になりましたさま、

> 結果的に早い≒雑な作業では無いと思います。
> むしろ雑な作業をすれば後々余計な手間がかかるからです。

そのとおりですね! 全面的に賛成です。
ただ、記事では特に仕事の速さばかりが強調されており、ネック・フィットがそのギター
の音質や音量にいかに重要かなど、我々ギター弾きが最も気になる情報についての記述
がなかったものですから、つい厭味のような書き方をしてしまいました。すみません。

> しかしマーチン工場の従業員がみんな最初は、弦の袋詰めから始めているとは、合> 理的なイメージのアメリカ人にしては真面目ですね。

なんだか好感が持てますよね。労働プロセスを共有することで、スタッフ間に家族のよ
うな意識が芽生え、職人同士の絆も強固なものとなっているようです。
また、記事の後半部分、ネック・フィットの達人の彼女も演奏となるとからっきしで、
実は最近ギターを習い始めた、というところもとても微笑ましかったです。
[2008/11/10 12:55:22]

お名前 Name: 気になりました   
ブージー さま

大変面白い記事をお教え頂き有難う御座います。

記事の彼女はネックフィッターの中で唯一の女性らしいですね。
女性や男性と言うよりもネックジョイントの加工を7分で出来るとは病気の域ですね
(失礼!)

あれ難しいですよ!ペーパーの一削りでバランスが変わる世界ですから・・・
きっと刃物の扱いがとても正確に出来るのでしょうね。

>ユーザーからすれば、早けりゃいい、というものでもないと思いますが・・・
これには少々意見があります。

削りすぎたらシムを入れたり、接着剤を多く入れて誤魔化しても固定をする時に
それなりの工夫が必要だろうし、削り足りなければハマりきらないし・・・

結果的に早い≒雑な作業では無いと思います。
むしろ雑な作業をすれば後々余計な手間がかかるからです。

きっと7分と言う数字は自分のコンディションと共に気候や木の状態が良い時のみ
に可能と思われますが、あのコメントの自信は、完璧な仕事が出来ると言う前提
では無いでしょうか?

どうだとしても貴重な職人さんの記事ですね。


しかしマーチン工場の従業員がみんな最初は、弦の袋詰めから始めているとは
合理的なイメージのアメリカ人にしては真面目ですね。
ドイツの流れだからでしょうか?
[2008/11/10 05:57:42]

お名前 Name: マーチン党   
私は、自分でエンジン1基をOHするのに
最初は8日くらいかかっていたけど
今なら8時間(1日労働)で、なんとかできると思います。
[2008/11/08 02:11:23]

お名前 Name: ブージー   
ニューヨークタイムズのサイトです。

http://www.nytimes.com/2008/11/02/jobs/02pre.html?_r=1&oref=slogin

マーティンのナザレス工場で、ネック・フィッターとして働くスーザン・カミングスさん
のインタビュー記事。

”ダヴ・テイルのオスとメスを削って形を整え、ピッタリ合うようにする”
書けば一行で済む簡単なセンテンスですが、ギター製造プロセスの中で一番難しい部分
なんだそうです。
「初めてネックをセットした時は、緊張しすぎて8時間もかかっちゃったわ」
マーティンのネック・フィッターが要する時間は平均15〜20分だそうですが、10年
のキャリアを積んだカミングスさんは、その気になれば7分でフィットできるんだそう
です。
「いつもできるわけじゃないけど、1時間に7台のギターをフィットできる日もあるわ
よ」
今までの記録は8時間で48台のフィッティングだそうです。(ユーザーからすれば、
早けりゃいい、というものでもないと思いますが・・・)

工場の職人同士の信頼や友情についてもさらりと触れられており、なかなか面白い記事
でした。興味のある方、どうぞ御一読を。
[2008/11/08 00:32:15]

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