記事タイトル:積年の疑問 


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お名前 Name: 匿名希望   
固有振動数は質量と弾性常数が関係しますから ペグにあてはめると重さとともに
材質も関係してきますね。もちろん精度の劣る物はそこに がたがあるわけですから
余分な振動が発生していると思います。

これは書き忘れたことですがギターの場合弦は自由振動、Topは強制振動の関係に
なります。
[2003/12/03 02:01:09]

お名前 Name: shirabe   
蛇足ですが・・・・
要は、質量の影響がどれくらいあるかという事かと思います。
そうなると、重量が同じなら、ぺグの性能とは無関係?(^_^;)
[2003/12/03 00:08:14]

お名前 Name: アコキング。   
匿名希望様

なるほど「共振周波数」が変化する訳ですね。
おおよそは納得できました(100%ではないですが…)。

ギブソンのアジャスタブルサドルをセラミックからハカランダに変えると音は明確に変化しま
すが、ブリッジピンをプラスチックからブラスに変えても変化したように感じなかったので、
ずっと疑問を持っていました。
[2003/12/02 23:44:09]

お名前 Name: 匿名希望   
アコキングさんいつもどうもです。

さてこの問題は 固有振動数と共振、共鳴の関係なのです。

”固有振動数は物質の質量と弾性係数が関係し 振幅には無関係である”

これはいいですよね?弦の振動を思い浮かべていただければ良いと思います。
つぎに

”物質の固有振動数と外部から与えられた振動数が一致したとき振幅はもっとも大きく
なる これを共振と呼ぶ”

これもよろしいですよね。ご存じのとおりギターに限らず楽器は共振、共鳴を利用して
います。ギターのような弦楽器はとくに振動の伝搬が複雑です。まず弦の振動はブリッ
ジを経由してtopに伝わります。弦が会報の場合はサドル・ネックを経由して 押さえた
場合はフレット・ネックを経由してボディに伝わります。弦の振動が空気を経由して
伝わる分もあるでしょう。

ここでネックの質量が変わったらどうでしょう。ブリッジの質量、弾性が変わったら
どうでしょう。

そうです共振周波数が変わって振動の伝わり方が変化するのです。たとえブリッジピンといえど 振動を伝達する重要な部品の一部ですから材質を替えることによって音が変化することが判りますよね。ブリッジピンの質量、弾性、も関係するのがわかります。
クラシックギターは黒檀のブリッジよりローズウッドが使われているのはここに
理由があると思います。
同様にペグの質量、カポの質量によっても音が変わるのが理解できると思います。

いかがでしょうか?
[2003/12/02 03:14:52]

お名前 Name: アコキング。   
このスレでなく他のスレでも良く見る意見で、長い間「本当かなぁ?」と内心疑問に思ってい
る事があります。それは…。

●ナット・サドル以外の弦が触れている部分(ペグ・ブリッジピン等)を変えると音が変わる。

弦はナットとサドルの間で振動しているのですから、それ以外のパーツは「音の伝達」には無
関係(振動していない)なのでは、と思うのです。

たとえばサドル側では、サドル→ブリッジ→トップと音が伝わるので、サドルがブリッジが密
着していなかったり、ブリッジがトップから浮いていたりしたら、伝達されるべき音にロスが
生じると容易に想像できます。またナット側では、ナットの振動がヘッドやネック経由でボデ
ィに伝わるので、これもしっかり固定されていなければロスが生じるだろうと思えます。

しかし「ナットやサドルより外側の部分」は「音の伝達」には無関係、と思えて仕方がないの
です。実際、弦をはじいてからナットとペグの間、あるいはサドルとブリッジピンの間、に手
を触れても、弦の振動は感じられません。

従ってナット材やサドル材の選択・交換は音にかなりの影響を与えるだろうと思いますが、ブ
リッジピン材などを変えても意味が無いのでは、と思えるのです。ペグについては軽量なもの
に交換すれば楽器全体が軽くなるので意味があるかな、と思いますが。

感覚的なものでなく、物理的に説明出来る方(一応音響工学は勉強しましたので理解できると
思います)がいらっしゃたら、是非ご教授頂きたいと思います。
[2003/12/02 01:18:49]

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