記事タイトル:メイプル 


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お名前 Name: かえで   
メイプルのギターといってもGibson系の腰のあるストロークの似合うギターは重くつくられていますが、小型のフィンガー系やクラギなどは軽い物が多くて違うギターのように思います。
私もメイプルのアコギがすきで見つけるとよく試奏しますが、軽い方のものの方が個体差が大きい気がします。

南こうせつがヤマハのカスタムの蓮のギターについて「最初は全然ならなかったが、何年かしたら突然鳴り出した。テリーさんは絶対鳴るようになると言っていた。」というようなことを言っていたのを見た覚えがあります。
テリーさんにどういう確信があったのか知りたいですね。
[2005/07/09 20:45:21]

お名前 Name: 家具屋   
スイマセン、gibson野郎様。敬称忘れておりました。お許し下さい。
[2005/07/06 23:14:33]

お名前 Name: 家具屋   
gaku様
なるほど、乾燥期間ですか。。。乾燥方法も色々ありますね。
こうなると材木屋さんの領分になりますので私には何とも申せません。
日本と気候も違いますし、どの程度の大きさの板に挽き割って乾燥させるのかも分かりません。
結局、板そのものを個別に扱わないことには判断出来ないと思いますが、5年という期間がどうなのか?
実績と経験のあるメーカーのすることですから信用するしかないですね。
しかしスプルースの乾燥期間が10年超というのは驚き!です。
他材に比べ乾燥期間が最も短くて済むはずですが、楽器材のユニークなところなのでしょうか?
まぁ、この辺りは作り手の方針に関わることですので、もっと短い方もおられるとは思います。

gibson野郎
美しい女性とは、、、魔物ですね。(笑)硬いメイプルをカンナで仕上げるのはかなり大変ですが、
軟らかいのはなんとかいけます。ギターの塗装前の木地仕上げは紙ヤスリだと思いますが、
よく切れる刃物で仕上げたほうが断然キレイです。紙ヤスリだと表情がボケるというか曇るんですよ。
刃物だと、木目や繊維がよりハッキリして立体感が出ます。光沢も素晴らしいですし品が出ます。
表板のスプルースのような柔らかい材ならカンナで仕上げられると思うのですが、、、
何か工程的に難しいのでしょうか?大量生産のメーカー品なら仕方ないですが、
ギターの”顔”でもありますから、個人で作られている方なら仕上げ専用のカンナを用意して。
いや、ほんとに塗装するのが勿体無いぐらいキレイですよ。日本の職人魂ここに在り!みたいな。(笑)

私、音色について、特に”鳴る、鳴らない”の話題は苦手であります。(笑)
私が弾いてイマイチと感じたギターを他の方がとても上手く弾きこなしているのに何回遭遇したことか。
ほんのちょっとした構え方や力加減の違いでまるで表情が変わるのがギターの面白さですね。
もし、愛器の音が良くなったと感じたら、「ワシも上手くなった!」と、自己満足することにしています。(笑)

やはり、「砂糖カエデと紅カエデの音はどうだ」とか、「ヴァイオリンのメイプルの樹種は?」とか、
「ビッグリーフメイプルが好き!」とか、にはなりませんね。(笑)
[2005/07/06 22:16:43]

お名前 Name: gibson野郎   
たびたびの投稿失礼します。

Gakuさま、かくゆうわたしもDoveを店頭の弾いたくらいでよくは存じておりません。
しかし、昔リッケンセミアコを使用していて、思ったほど生音がならないことと
そしてメープルネックが堅すぎてどうにも手になじまなかった記憶があり、
個人的には 完全にマホ派です。

ハンドルがハンドルだけに、ハカランダ教にはいまだ入信しておりません。
O型であるだけにはまったときの自分が怖い...
[2005/07/06 13:36:43]

お名前 Name: gibson野郎   
家具屋さま、美しいメープルは頬ずりしたくなる旨、まことにそうですね。
わたしも、家作りのギターを通じて木のハニカム構造のとりこになりました。

まことにビンテージギターがこれほど人々の心を惑わすのも美しい女性に似て(笑)
木材は自然の造詣の妙を示しているからですね!
[2005/07/06 13:32:37]

お名前 Name: gaku   
>ローズやマホガニーに比べ安定した品質の物を作る方法論が確立されていないのでしょうか?
私は製作者ではもちろん有りませんが
メイプルに関して他の材と何処が違えば(ほぼ)上手くいくかを調べた事が有ります。
私が弾いて成功例が多いと感じたギターの製法とまありぱっとしない場合が有る製法を
(詳しく教えてくれた場合ですが(笑))比べて見ました。
(価格の差や製作技術の差など不確定要因が多いので確実では有りませんが)
これがポイントじゃないかと思える点が一箇所有りました。
乾燥期間の差です。
(人工乾燥の場合は話がややこしくなりますし
細かなノウハウは教えてくれない場合がほとんどですので
とりあえず自然乾燥換算と思ってください)
ギターのボディーの板厚の決定を行う場合、
カタログモデルでは対象とする材の性質の平均値
最高級機では、個別の板の性質+設計思想+
「経験による近い将来の成長(質の変化)」を加味して決定されます。
この将来の部分に他の材よりばらつきが多いのではないか?と感じました。
クラギの場合、高級ギターほどより長い乾燥期間をかけた材を使います。
材の成長も有りますがそれより製作後の質の変化が少なくなるので
「よりぎりぎりまで作り込めます」
(クラギの名工の場合ほとんど1/100mm単位で作りこみを行えます)
クラギの最高級機は30年くらいの乾燥期間を使う場合が多いのですが
鉄弦の場合通常5年(ないしはそれ相当の人工乾燥)が高級機の基準になっていました。
「昔」のGIBSONは、5年を良質の基準としてカタログでも明示していましたし
ザ・カスガ(今は無き春日楽器が妥協を廃して最高級を目指したブランド)でも
5年を歌っていました。
(最近はコストダウンの要求が強くボディーの場合、単板で3年くらいも多い)
経験上ローズ系やマホの場合はそれでも「将来の性質」を加味する事は十分だったのだと
思いますが
メープルの場合はそれではまだ不十分で現況は判っても将来の状態の考慮に関しては、
ほぼ予測する為には、乾燥期間が足りないのではないかと推測しています。
クラギも含めてメイプルボディーの場合、
10数年乾燥した材を使えばほぼうまくいくのではないかと思います。
(ギターの場合通常一番長い乾燥期間が必要なのは、表板ですが
バイオリンの製作者に伺った所、表板は当然ですが
ボディーのメイプルも長い乾燥期間(10数年以上で長い方が良い)が絶対に必要だという事です)

最大の問題はこの手段は時間と費用が掛かりすぎさらには量産性も碌に無くなる為に
中々取れない事だと思います。
[2005/07/05 23:42:13]

お名前 Name: 家具屋   
取り敢えず、硬いものと軟らかいものがありますから、その辺りも手掛かりになると思いますよ。
北米産で5〜6種、欧州産で3〜4種が用材として流通しています。
シカモアは欧州産はメイプルの仲間ですが、北米産は別種のプラタナスでかなり軟らかいです。
国産で用材となるのは板屋カエデですが、これはかなり硬いほう、、、暴れん坊です。
概ね派手な杢は軟らかいものに多く、硬いものは控え目ですね。

インディアンとブラジリアンやシトカとジャーマンでは大騒ぎになりますがメイプルだと大人しいですね。(笑)
やはりフラットトップでは馴染みが薄い材なのか、皆様の関心の少なさ?から思うのですが、、、

難しいとか個体差が大きいということでしたが、なんとなく作り手の経験不足のような気もしてきました。
ヴァイオリンはメイプルをのみを使って長い歴史があるのでしょう?
同じギターでもアーチトップではそのような話しを聞いたことがないですし、
フラットトップに不向きなのかと言えば、どうもそうではなさそうですし。(笑)
ローズやマホガニーに比べ安定した品質の物を作る方法論が確立されていないのでしょうか?
大体、物作りのプロが材料のせいするなんて、、、誰かに押し付けられた訳でもないでしょう。(笑)
(んー、よく解りません。気分を害された方にはお詫びします。)

そう言えば、ヴァイオリンは駒までメイプルですね。ここでも振動を吸収しています。
ローズや黒檀に象牙や牛骨で出来ているフラットトップとの違いを感じます。
[2005/07/05 22:33:17]

お名前 Name: Turky   
こんばんは
うーん、やはり材の見た目からギターの音を推測する事は、かなり難しいのですね。
特にメイプルの場合・・・中でもgakuさん、aya−yuさんの、ご意見がとても身に浸みました。

その一方、メイプルが持つ「色白だけれども力強い木目や杢」には、正直なところ
「魅せられて」しまいます。理屈抜きで「美しいと」思ってしまいます。
お恥ずかしい話ですが、Bugsを購入後、メイプルからメイプルシロップさらに
「ギターにたかるアリんちょ」を想像したのか、夢でうなされてしまいました。
家具屋さんの「感じ方」と似ているのかもしれません。

話題がそれてしまうのですが、メイプルには、音の他にも「特異的」な魅力があるのでは
ないかと思います。
[2005/07/04 22:48:38]

お名前 Name: 家具屋   
gibson野郎様

メイプルは硬いことは硬いのですが思ったほどではないです。(軟らかいものもありますよ。)
硬いというよりも粘りというか反発、弾力みたいなものがあります。
薄板を撓ませてみればよく解ります。ローズやマホガニーに比べてしなやかであります。
おそらく側板の曲げ加工の時、一番曲げ易いのがメイプルで次がローズ、マホガニーの順でしょう。
刃物を入れると独特の押し返す感触があります。マホガニーはサクサクいけます。
スティールウールなんかで擦ってみるとローズが一番傷が付き難いですから、硬さはローズです。
バットに使われているのはご存知だと思いますが、もしローズでしたら、まず重くて扱い難いでしょう。
打った時の衝撃が直接伝わって手が痺れるでしょうし、手首とかを傷めるかもしれません。
マホガ二ーはきっとすぐに折れます。メイプルは適度な重さと強度、それにこの”しなり”が球を遠くに飛ばし、
衝撃を適度に吸収して怪我から守ってくれます。タモやアッシュも同じですね。
メイプルは赤身と白太が見分け難いのですが、木材では珍しく白太を使います。
ただ、芯に近い辺りに少し色の違う偽心材があったりします。これはもうめちゃめちゃ硬くて嫌われます。
あとは、あの杢ですか、、、加工し難いですよ。よーく研いだ刃物を使わないとダメです。
でも、特に手ガンナなんかでスカッと上手く仕上げられたら、、、もう惚れ惚れするぐらいキレイですよ。
キラキラと光沢もありますし、木肌もすごく緻密で滑らか、頬擦りしたくなります。(笑)
[2005/07/04 18:30:42]

お名前 Name: にゃにゃし   
やはりどの素材のギターも同じですが、メイプルの場合はより一層慎重に選ぶべきですね。
いいものに出会うのはまだまだ先のようです。
早く欲しいんだけどなー(><)
[2005/07/04 17:27:54]

お名前 Name: gaku   
追加です
もっともメイプルの杢はそれ自体芸術品とも言うべき抗し難い魅力が有るので
困るのですが・・・(笑)
[2005/07/04 16:15:44]

お名前 Name: gaku   
gibson野郎 さん
>ユニークなサウンドを作り出すことが十分可能というのが真実なのでは?
同意します。私もメイプルギターは好きです(笑)
上手くいった場合のメイプルギターは、他では得られない独自の魅力が有ると思っています。

ギター用材としてのメイプルを否定するつもりは毛頭無く
ただ結果論として他の材に比べて上手くいかない可能性が比較的大きいので
杢だけに惑わされる事なくより慎重に弾いて確かめる必要が有るという意見です。
[2005/07/04 16:13:51]

お名前 Name: gibson野郎   
すみません、改行が必要なのですね。再アップします。
もちろん同じ樹種の中にも良材と悪材があるわけですが、ただ、樹種の間で
平均的な性格をもってして、ギター製作にどのように合うか、あるいは合わないか
ということは存在すると思います。
メープルをとってみれば、針葉樹のスプルースと比べてはもちろん、ローズウッドや
マホガニーに比べて堅い。たとえば、フローリングに使用されたさまざまな樹種を比較すると、スプルースなどを使用するともうこれは傷がついて大変ですが、マホガニーなどはそれほどでもない。これがメープルともなるとまるで大理石並みの堅さです。
このメープルの堅さが、"ギター用材としてはメープル材は難しい”という意見にもつながるのだと思います。
もちろん、この堅さを活かして、Gibson Doveのようにコードストロークでの歯切れのよさを出すという長所として活かすことは可能なのでしょうが、逆に堅すぎて音を減衰させすぎるということは大いに考えられるのではないでしょうか? 
もちろん”鳴るギターとは何か?”あるいは”いい音とは何か?”という定義には、主観の差は存在しても、でもやっぱり鳴るギターは鳴ると思います。(笑)
結局、アコギの素材として(一般的にいって)メープルはマホやローズなどの
他の一般的な樹種よりは難しい側面を持っているのは事実。ただし、(材の選定により注意を払った上で)このメープルの堅さを逆手にとって、ユニークなサウンドを作り出すことが十分可能というのが真実なのでは?
[2005/07/04 09:49:59]

お名前 Name: Gibson野郎   
もちろん同じ樹種の中にも良材と悪材があるわけですが、ただ、樹種の間で平均的な性格をもってして、ギター製作にどのように合うか、あるいは合わないかということは存在すると思います。
メープルをとってみれば、針葉樹のスプルースと比べてはもちろん、ローズウッドやマホガニーに比べて堅い。たとえば、フローリングに使用されたさまざまな樹種を比較すると、スプルースなどを使用するともうこれは傷がついて大変ですが、マホガニーなどはそれほどでもない。これがメープルともなるとまるで大理石並みの堅さです。
このメープルの堅さが、"ギター用材としてはメープル材は難しい”という意見にもつながるのだと思います。
もちろん、この堅さを活かして、Gibson Doveのようにコードストロークでの歯切れのよさを出すという長所として活かすことは可能なのでしょうが、逆に堅すぎて音を減衰させすぎるということは大いに考えられるのではないでしょうか? 
もちろん”鳴るギターとは何か?”あるいは”いい音とは何か?”という定義には、主観の差は存在しても、でもやっぱり鳴るギターは鳴ると思います。(笑)
結局、アコギの素材として(一般的にいって)メープルはマホやローズなどの他の一般的な樹種よりは難しい側面を持っているのは事実。ただし、(材の選定により注意を払った上で)このメープルの堅さを逆手にとって、ユニークなサウンドを作り出すことが十分可能というのが真実なのでは?
[2005/07/04 09:44:15]

お名前 Name: Turky    URL
こんばんは
わたくしは、無性にメイプル材のギターが欲しくなって、可能な範囲で探し、本年3月に
BugsGearDT−50というギターを手にいたしました。見た目では、見事なまでのトラ
杢メイプルが使われています。メイプル材独特の「杢の美しさ」に惹かれた事も事実です。

しかしながら、この板での「この」話題には、少々違和感を持ちます。
木材を使った楽器は、材自体が持つ特性をいかに生かすかで、楽器自体の特長(あるいは特徴)
が決まるのではないでしょうか。
ギターに関してよく使われる「鳴る」の言葉には、色々な感覚が込められていると思うのです。

わたしは、メイプル材に「硬質」「輪郭がハッキリ」「心地よく綺麗な残響」を期待しました。
「買える価格」といった制約もあったのですが、今のギターには充分満足しています。
しかし、このギターを、他の方が弾いてみた場合「鳴る」と言う方がどれだけいらっしゃるかは
解らないのです。

メイプルに限らず、材の見た目や原材費の高低だけで、ギターの特性を計り知ることは出来ない・・・と言うのが私感であります。
どのような材が使われているかではなく、実機がどんな音を出すのかが、何よりも優先されるべき事項だと思います。
[2005/07/03 22:24:35]

お名前 Name: aya−yu    URL
gakuさんのおっしゃられている通り、メイプルは振動の内部減衰
(分子間の変形を熱に返還することで振動が減衰すること)は大きいと言われています。
また、比重も含めてギターの材としての個体差の大きいことも事実です。
それと「鳴り具合」との相関関係については、検証されたわけではないですが、
「メイプルはなかなか鳴らないが、鳴り始めたら手がつけられないくらいに鳴る」という
記事や話はプレーヤーサイド等から時々聞くことかと思います。
私自身、メイプルのギターが好きで、試奏を含めれば、おそらく数百のギターを弾いています。
そのギターの音作りによっても大きく異なりますし
飽くまで主観ですが、同じ製作者でもローズ系のもの等より個体差は大きく感じています。

ただ、どのギターについても「よい材」というのは、ある面で使い方次第のものでもあり
「鳴りのよさ」とは別物のようにも思います。
[2005/07/03 16:44:56]

お名前 Name: gaku   
もちろん一件だけの例で書いた訳では有りません。
(複数の)製作者の方や楽器店から伺った話を総合しています。
「いくら弾き込んでも全く鳴らない場合が有る」は、
あくまで私個人の考えでそこまで断言される方はいらっしゃいませんでしたが
専門家にこの意見を述べても否定された事はなく
(この手の話をするのが好きで勝手な仮説を立てては、否定される場合が多いのですが(笑))
すくなくともメイプルの難しさは、認める方が結構いらっしゃいました。

一流の製作者は、ばらつきは当然有るにせよハズレを作る事は、通常有りません。
(そこが一流たる由縁で(弾き手の評価はあくまで別として)出来たギターのばらつきは、
その製作者にとって想定範囲内に収まります。)
ところが(通常使われる材として)メイプルだけは、例外で
例えばメイプル使いとしては、ギブソンのレン・ファガーソンがいらっしゃいますが
彼自身が直接手がけたギターでも予想に完全に反して鳴らないギターがあったそうです。
(インタビュー記事で公開された情報ですので名前を挙げました)
バイオリン製作者に伺った話なのですがバイオリンの場合、ちゃんと作りこまないと
碌に鳴らないバイオリンが出来るそうです。
(バイオリンはギターより長い年月を通して使う事を考えている楽器です)

以下私の個人的な考えなのですが
通常発生するばらつきがローズやマホの場合は、問題になりにくいのですが
メイプルはその性質上致命的な問題に結びつきやすいのだと思っています。

余談ですが
ある一流製作者の方から、メイプルの場合は、杢が綺麗なほど「硬くなりすぎる材」が多く
木目が「悪い方」が音としては良いという話を伺った事が有ります。
[2005/07/03 13:22:33]

お名前 Name: 家具屋   
かえで、もみじ、メイプル、メープル、、、フレンチトーストが食べたくなりました。(笑)
きっと、皆様ご存知だと思うのですが、メイプルはめちゃめちゃ種類が多いです。
大きいの小さいの、硬いの軟らかいの、重いの軽いの、見た目は似ているのに質は様々です。
ローズやスプルースなんか比べ物にならないぐらいなのですが、マーティンではポピュラーではないからか、
こちらでは樹種別の話題が出ることは皆無ですね。

>もっとも振動を吸収する(早く減衰させる)

このgaku様の記述はとても興味深いです。音色よりもむしろ奏法に深く関係しませんか?
ギターは弦を弾いたら音は消えゆくのみですから、音を長く伸ばすのは大変ですよね?
出来るだけ振動を吸収し難いローズなんかを使って、余韻というか音が伸びるようにする。
ヴァイオリンは弓でいくらでも音を伸ばせる反面、音を切る時に余計な残響?が残ると困るので、
弓を止めた時に音もしっかり切れるようにメイプルを使う。勿論、想像ですけど。
音色についてはメイプル以外の材を使ったヴァイオリンの音を聴いた事がないので、
何とも言えませんが、、、ちょっと聴いてみたい気がします。
うーん、でも、私のメイプル君はかなり音が伸びるのですが、、、(笑)

良い?メイプル。。。
見た目の良いメイプルは見て選び、音の良いメイプルは聴いて選ぶ。勿論、お好みで。
それ以外の判別方法があると思えませんが、、、スプルースも同じですよ。
[2005/07/03 12:54:40]

お名前 Name: max   
見た目で音の良し悪しを判断するのは、どんな材でも難しいと思います。

後、弾き込んだら鳴るようになるってのはどうなんですかね(笑)
迷信の類なのでは、、、第一、鳴るって何!?
基本的に、良い音がするものは、初めからよい音と思いますが・・・
[2005/07/03 11:47:40]

お名前 Name: フロ   
>知人でいつか鳴るとG社のメイプルを20年間使い続け結局最後まで鳴らなかった
>という例
その1例で「メイプルの場合は、いくら弾き込んでも最後まで全く鳴らない場合も有ります。」
と断定するのはいかがなものかと思います。そんな例でしたら30年弾き続けていまだ鳴らない
インドローズのギターをたくさん知っていますが、だからと言って「ローズの場合は、いくら
弾き込んでも最後まで全く鳴らない場合も有る」と特定の材を強調することはできません。
(特定せず「いくら弾き込んでも最後まで全く鳴らない場合も有ります。」なら言えますが)
もう一度確認しますが、あなたはG社のメイプルの1例だけから「メイプルの場合は、いくら弾
き込んでも・・・」と言われたのですか?
[2005/07/03 11:39:54]

お名前 Name: gaku   
知人でいつか鳴るとG社のメイプルを20年間使い続け結局最後まで鳴らなかった
という例も実際有るのですが、そういう極端な例は別にしても(笑)
メイプルは難しいという話を製作者の方から伺った事が何回か有ります。
メイプルは通常ギターに使われる材としては、もっとも振動を吸収する(早く減衰させる)性質が有り
バイオリンでは、それを逆手にとって雑音を吸収させて綺麗な音に仕上げているそうです。
(その点ではローズ系が正反対の性質が有ります)
上手く行けば歯切れの良さ、悪くすると鳴らないメイプルの特色も
此処から来ている要素が大きいと思われます。

マホやローズでは、多少のばらつきはそれほど問題なくても
メイプルの場合は、性質上よりシビアに影響すると思われます。
設計値を出す平均的を求めるにせよ個別で作り込むにせよ
さらにレベル高く作り込める高級機ほど材の選別に木目の綺麗さが重要になり
木目をそれほど求められないローコスト機では、個別の選別も作り込みも(当然)十分できない。
全てが絡んでいると考えています。
[2005/07/03 06:11:34]

お名前 Name: C氏   
>ローズウッドだろうがマホだろうがメイプルだろうが最初から鳴らない作りの
>悪いギターはいくら弾きこんでも鳴るようにはならないのでは?

材の組織がどうなっているかにも依りますが、マホやローズの場合は
作りがどうあろうと経年変化で鳴りが良くなることが見込まれます。
'70年代の国産ギターが、現在と当時とは鳴りが違っているの事実です。

メイプルの場合だと例が難しいですね。Gibsonの場合を例にとると
バラツキが多すぎて、経年や弾き込みの効果の有無は断言出来ないです。
それはともかく、メイプルは材自体の価格は杢に依って左右されますが、音には
関係しないのは事実のようです。ただ材自体が高価ですから、高級品に美しい杢が出てい
る材を使っているのも事実でしょう。
[2005/07/03 02:56:05]

お名前 Name: フロ   
>また通常弾き込めば音の鳴りが良くなる場合が多いのですが
>メイプルの場合は、いくら弾き込んでも最後まで全く鳴らない場合も有ります。
???
メープルが特に弾きこんでも鳴るようにはならないというのは初めて聞きました!
これは何か根拠のあるご意見なのですか?

ローズウッドだろうがマホだろうがメイプルだろうが最初から鳴らない作りの
悪いギターはいくら弾きこんでも鳴るようにはならないのでは?
[2005/07/03 01:47:59]

お名前 Name: gaku   
メイプルは難しく
トラ目などの木目のよさと音質は「全く関係ない」そうです。
また通常弾き込めば音の鳴りが良くなる場合が多いのですが
メイプルの場合は、いくら弾き込んでも最後まで全く鳴らない場合も有ります。
メイプルの木目それ自体芸術品とも言えるほど素晴らしい物が存在し
メイプルの魅力の一つになりますが
実際に購入を考えている場合は、必ず試奏していくら木目が素晴らしくても
鳴りが今ひとつなギターは、事音の面では避けた方が無難だと思っています。
(個人的な考えですが通常ギターに使われる材の中でメイプルが一番難しいと思っています)
[2005/07/03 01:39:15]

お名前 Name: おとらさん   
Gibson F5(F5L) のバックをみてちょ。
良いメイプルがどんなものか、一目瞭然でわかるでしょう。
[2005/07/02 22:37:05]

お名前 Name: にゃにゃし   
良いメイプルの判別方法は何でしょうか?
スプルースは目が詰まった方が良いといいますが、メイプルは?
[2005/07/02 20:35:16]

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