記事タイトル:D-28の音教えてくださいの和田です |
和田信雄さん、こんにちは。ご無沙汰しております。 ギターは、弾き手によって変わってゆくものだと思います。 調整によって演奏性を向上させることもできますし、弾き込む事によって音も変化し てゆくものだと思います。私の思いこみかも知れませんが、このような音を出したい と思いながら弾いていると、不思議とその音に近づいて来るような気がします。 和田さんのギターも良い方向に行って良かったですね。 バンド再結成おめでとうございます。 やはりバンドは楽しいですね。私も今は本格的なバンド活動をしていないのですが、 いつかまた始めたいと思っています。和田さん、是非バンド活動をお続け下さい。 書き込み有り難うございました。今後ともよろしくお願い致します。 [2002/11/23 11:22:36]
皆さんのD-28を媒体とした音楽を愛するパワーを感じ、又敬意を表しながら いつも楽しく読ませていただいております。 2000年7月17日に書き込みさせていただいた和田信雄です。 その後の御報告もかねて、又、お話の続きをしたいと思います。 さて、2年前に34年の私の古い一本のギターをこのコラム書いてから、 その後、個人的にも大変たくさんの感想メールを頂きました。 是非、このFG-180のギターを弾いてみたいという人や、 ビンテージのD-28の音を聞かせたいという人が我が家に訪ねてこられました。 そのうちの一人1934のD-28(68歳)をもった方が遠いところからこられました。 初対面で二人で古い(S&G,BEATLES等)の懐かしサウンドを時を忘れ奏でました。 ゲージがミドルであった事や板が乾燥しきっていた事もあり、メリハリのある大きな 太い音にビックリしました。 私のFG-180もこのときばかりは、歴史の差と、貫禄負けでおとなしかったように 思います。 そのような事もあったり、染村さんのコラムでのお勧めや、その方の強いお勧めも あり、今までためていたお金を私にしてはどっと使い、 お勧めの000‐28(1992年)を手始めに、D-28(1990)、ハミングバード(1967)、Tailor512(1996)を次々に手に入れました。 単身赴任の部屋がギターで埋まってしまいました。 最初は、どのギターも手になじめず後悔が先にたちましたが、そのギターのテンション と音色のあう弦を見つけることと、自分にあった弦高を調節することや、古くなった ナット、サドル、ペグをひっかえとっかえし、トライアンドエラーを繰り返し、 最後に優しく拭いてやる事で、ほとんどが見違えるようになりました。 特に、今、私はフィンガーピッキングなのでテンションを合わせるのに苦労しました。 現在、好みの差はありますが、どれをとっても個性豊かないい音を出しています。 これからの成長が、皆楽しみです。(私のFG−180やきもちを妬くかな?) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて話は変り、今年の10月に32年ぶりにバンドを再結成しました。 (谷村さんのアリスの再結成に少し刺激を受けましたが、当然、我々はそんなに 大げさなものではなく、各地に散らばっているメンバーを集め、親戚郎党35名を 観衆にし、ワインバーを借り切り6時から11時まで演奏をぶっとうしで楽しみま した。) 当時のポートジュビリーの創設者も参加していただき、54歳の叔父さんパワーを 娘、息子に聞かせてやりました。 初めて聞く父親のバンドを、素直に、感動してくれたようです。 皆さん、これも、ギターを通じ音楽を愛する人だけが感じられる素晴らしい人生 ですね。 [2002/11/22 21:34:01]