「あなたはムカデですか。」とカミさんに
ギター買う度に言われる。
そう、おっしゃるとおり
たしかに手は二本だし、何本も弾けるわけがないデスね。
自分にベストでこれさえあればあとは
もう要らないと毎回買う度に思ってるわけなので
ありますが何故か増えてしまうのです。
(進歩なのか、単に飽き性なのか)
「これがもう最後だからね。」と言って
《誓約書;私はこのギターを最後に今後は絶対
ギターは買いません。氏名 捺印》なんてものを真剣に書く。
カミさんの貸し出しノートに金額が書き込まれる。
そして急いで御茶ノ水直行。
メデタシ メデタシ。
そして半年もしないうちに
「あのちょっとお願いしたいことが
あるんですけど、、。」
と言うか言わないうちに、カミさんは
ダイニングテーブルの引き出しから
4枚の紙を目の前に差し出す。
見ると、全部紛れもない以前私が書いた
ギターの不買誓約書。アチャー
これで初戦は完敗で全軍退却となってしまう。
しかし、これでもたもたしてるとあのギターは
売れてしまう。そこで考えた挙句の作戦で
「〇〇ショッピングセンターが新しく出来たらしいね。
行く?」とカミさんを誘ってお買い物に行く。
「このハンドバッグどう?」「いいね。結構似合ってる。」
、、で上機嫌になってる帰りの車の中で、
「ところでね、この前の件だけど下取りと委託に出すから
足りない分またローン頼みたいんだけど、、。」
「で、どのくらいなんよ」
そして、翌日また御茶ノ水直行。
メデタシ、メデタシ。
そしてまた半年後、
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そして、御茶ノ水直行。
メデタシ、メデタシ
私は一生こんなことをやっとるのでしょうか、、。
[2003/10/26 22:05:52]