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オーバーラッカーについて
日時: 2011/05/20 23:55
名前: 枝葉

ヴィンテージに良く見られる、側板や裏板、あるいはネックなどのオーバーラッカーはどう思われますか?

やむを得ない、あるいはサウンドに影響する、しない、そのあたりはどう思われますか?

また、ヴィンテージギターとしての価値はやはりかなり下がるのでしょうか?

ご教授願います。
メンテ

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Re: オーバーラッカーについて ( No.1 )
日時: 2011/05/21 16:56
名前: maho

枝葉様 こんちは

私の浅はかな知識・経験等で主観的に申し上げますので参考にならないかも知れませんが、自分の意見を述べさせて頂きます。

まず、オリジナル塗装とリフィニッシュの値段の差ですが
J-Guitarなどで出ているマーチンなどのヴィンテージギターの同じ種類・年代などの物を検索して各
ショップの解説・値段を見ると傾向はつかめると思います。当然、リフィニッシュの方が下がりますが、いつどこで
リフィニッシュしたか?(信頼の出来る工房やメーカーで古い程値段は高い)と一部か?全部か?その度合いでも評価が変わるようです。(部分の方が高い)

さて、音ですがギターが出来た時点での固体差と
その後、どのくらい弾き込まれたか?リフィニッシュ後は
どうだったか?など様々な条件がありますので判断するのはかなり困難だと思います。

ですからギターの外観と弾いてみて自分が気にいる音かなどご自身で判断するしかないと思います。

リフィニッシュの音への影響ですが、それはかなりあると
思います。塗装は新しい程、鳴りが良くありませんが、私の経験ですが私のギターはリフィニッシュ後2年程で元に近いくらいに鳴りは戻ったように思います。
メンテ
Re: オーバーラッカーについて ( No.2 )
日時: 2011/05/21 21:14
名前: KDDI

ギターを楽器と見るか、高いコレクションで見るかでしょうね。楽器と見るならば弾きやすく音がよければオーバーラッカーだろうが値段が下がろうが関係ないでしょうね!私はそう思いますよ
メンテ
Re: オーバーラッカーについて ( No.3 )
日時: 2011/05/21 21:24
名前: 新しい物好き

購入する前に手放すことを考えているのであれば
オーバーラッカーものは×ですかね・・・
しかし、高いギターを安く購入する手段であって
そのギターが自分の好みに合う音色であれば○で
すかね・・・
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Re: オーバーラッカーについて ( No.4 )
日時: 2011/05/22 11:13
名前: 枝葉

mahoさん
わかりやすいご説明ありがとうございます。
よくわかりました。いつどこでリフしたか・・・
聞いてみます。

KDDIさま
私はそこが半々なため迷いました。半分プレイヤーですが、半分はコレクターです。
リフの方が、湿気対策にもなりそうですので、思い切って買おうと思います。

新しい物好きさま
そうですよね。
決心が付きました。
ありがとうございます。


いやー、しかしこんな掲示板があるなんて・・・
皆様素晴らしい知識と親切さ・・・
みんなマーティンあるいはギターが好きなのですね!!
今後ともよろしくお願いいたします。

メンテ
Re: オーバーラッカーについて ( No.5 )
日時: 2011/05/22 14:23
名前: KDDI

気に入ったギターが手に入るといいですね!そうですね、皆ギターがすきなんです!
メンテ
Re: オーバーラッカーについて ( No.6 )
日時: 2011/05/22 17:53
名前: 猪木命

迷わず弾けよ!弾けばわかるさ!
行くぞーー!1・2・3・Dーっ!
メンテ
Re: オーバーラッカーについて ( No.7 )
日時: 2011/05/22 21:15
名前: 枝葉

猪木命さま

その通りですね!

迷わず買えよ、買えばわかるさ。

もちろん弾いてからですね!!!
メンテ
Re: オーバーラッカーについて ( No.8 )
日時: 2011/05/23 11:08
名前: koko

ヴィンテージの世界では兎に角オリジナルであることが重要で、磨り減って音の出ないフレットでも打ち換えてはいけないほど極端な世界です。演奏楽器としてはありえないのですが、実際はそのように評価されます。ヴィンテージは全く違う世界と考えられたほうが良いと思います。まぁ私にはなじめない世界ですが・・
メンテ
Re: オーバーラッカーについて ( No.9 )
日時: 2011/05/23 11:44
名前: うさタンぴ

個人的には、オーバーラッカーとリフを別モノだと捉えております。

リフというのは、科学的、物理的を問わず、とにかく既存の塗装を何らかの方法で剥離し、
その上で下地処理を行い、再塗装を全体に行う、というような印象で捉えています。
少量とは言え木材を削る作業が含まれ、結果的に材が薄くなる形のものです。

オーバーラッカーというのは、ネック裏や、ピックガード下(つまりボディエンド側)など、
弾くことによって塗装が剥がれてしまったりした箇所を部分的に補修する目的で、
特に現存の塗装を剥がしたりはせず、既存の塗装の上から重ね塗りすることだと捉えております。
材の厚さは変わらず、塗装の厚さは厚くなる形のものです。

どちらもケースによって作業規模や影響規模も異なると思いますので、
一概にどちらが音質に影響ある、などは言えないことと思いますが、
傾向としては当然、オーバーラッカーのほうが影響が少ないのではないかと思います。

また、塗装に痛みが出ている古い楽器を実用目的で使用するのであれば、
ある程度はオーバーラッカーされていたほうが整った楽器に見えるという側面はあると思いますが、
オーバーラッカーしないでいたからといってどのような弊害が起こるのかはあまりよくわかりません。
湿度の影響なども、どこまで関係あるのか。。。

今のところ、うさタンは自分でお金をかけてオーバーラッカーしようとは思いませんが。。。
メンテ
Re: オーバーラッカーについて ( No.10 )
日時: 2011/05/24 15:54
名前: 枝葉

kokoさま
ヴィンテージとしての価値と実際の自分の価値観はかなりのずれがあるのは
確かですね。
皆様のアドバイス通り、自分の価値観を大切にして、価格や価値でなく、
本当に気に入ったギターに出会いたいですね。

うさタンぴさま
詳しい説明ありがとうございます。
実用で使うとして考えてオーバーラッカーをするのはしようがないとしても、
不自然な仕上げはやはり気になりますよね。
そこだけきれい、とか・・・
なにはともあれ、ネックやナット、サドルなどの調整や維持、日頃のチェックや手入れのほうが
大変だと思いますね。
ヴィンテージ的に価値があっても弾かれないと寂しいですよね。
僕の価値観はそうです。
使って使い倒して、直して、また使って・・・何世代も大事にしてくれたらいいな、といつも思います。
話は変わって・・・状況にはよるとは思いますが、オーバーラッカーはかなり汗や湿気には強くなるのでは・・・
と思っています。
自然に仕上げるオーバーラッカーは難しそうですね。

メンテ
Re: オーバーラッカーについて ( No.11 )
日時: 2011/05/24 15:55
名前: 枝葉

大変⇒大切

の間違いでした。
メンテ
Re: オーバーラッカーについて ( No.12 )
日時: 2011/05/24 21:07
名前: maho

うさタンび様 こんばんは。

>個人的には、オーバーラッカーとリフを別モノだ>と捉えております。

私の投稿に対するレスだと受け止めております。
リフィニッシュとオーバーラッカーの違いは理解しておりましたが
レスする際に混同して回答してしまいました。誤解を
招くレスで申し訳なく思っております。

枝葉様 ↑
ということで混同させてしまいまして申し訳ありませんでした。うさタンび様の解説どおりに違うと
いうことを認識した上で価格などをリサーチされて下さい。

ところでビンテージのギターでTOPの塗装がものすごく
剥げて弾き傷のひどいものがありますがオーバーラッカー
してあるものより何故か貫禄があり、カッコ良いと思うのは私だけでしょうか?
メンテ
Re: オーバーラッカーについて ( No.13 )
日時: 2011/05/24 22:16
名前: KDDI

かっこいいと思いますね!職人の方が長年使っている道具のような迫力が感じられますね!あくまで道具とした目でみて、弾きたいとわたしは思います。でもいろいろな見方はあるでしょうね
メンテ
Re: オーバーラッカーについて ( No.14 )
日時: 2011/05/30 12:50
名前: 枝葉

mahoさま

お返事遅くなりました。申し訳ありません。

確かにトップの貫禄のあるギターは魅力があります。
リフィニッシュ・オーバーの件も認識が同じでしたので、
とても勉強になりました。

買ったら皆さんに報告したいと思います。

これからもよろしくお願いします。

メンテ

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