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[組曲:青い目のジュディのD-28
日時: 2012/05/11 20:37
名前: イッシー&バッシー

CS&NからCSN&Y時代のスティーブン・スティルスは、独特のオープンチューニングを駆使して次々に名曲を生み出していました。

そのチューニングは、DDDDAD(2弦のみA)でした。

かつてDADDAD(5、2弦がA)と言われていますが、
私は1976年頃の雑誌「ギタープレイヤー」で、スティーブン本人のインタビューにより、2弦のみAであることを知りました。
スティーブンは「ブルース・モーダル・チューニング」と呼んでいました。

私は、このチューニングの曲を6曲確認しています。

You Don't Have To Cry
Suite:Judy Blue Eyes
Carry On
4+20
Black Queen
Love The One You're With

5弦をDまで落とすと、張りが緩くなって弦がフレットと接触し、まるでシタールのような音がします。
これがまた、かっこいい!
そして、低音部から5度が抜けてルート音だけになることで、たいへんすっきりした響きとなります。

コードチェンジのときは、4弦と6弦の同じフレット押さえて、5弦はミュートします。3・2・1弦は解放のまま鳴らします。一種のパワーコードとなります。

Judyのリードギター・パートは、もっぱら2弦で弾きます。強いビブラートがスティーブンの特徴です。

そして当時、このオープンチューニングのサウンドを支えていたのが、D-28でした。かっこ良かったですねえ!
メンテ

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Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.1 )
日時: 2012/05/14 12:43
名前: pitocheen  <pitocheen@kind.ocn.ne.jp>

いいですね、あの響きは
私は通常EEEEDEで、
You Don't Have To Cry
Suite:Judy Blue Eyes
Carry On
4+20
Love The One You're With
を愉しんでいますが
Black QueenのTABがなかなか見つかりません。
どなたか、教えていただけませんか。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.2 )
日時: 2012/05/15 06:14
名前: イッシー&バッシー

pitocheenさん、初めまして。

昔のインタビューによればスティーブンは、
「Black Queenのときは、ウィスキーでべろんべろんになってスタジオに入った」と言ってました。
あの曲の最善の弾き方はそれなのかも知れませんね(笑)
pitocheenさんもお試しください(笑)

ところでYoutubeで、1974年のライブでのJudyをご覧になりましたか?
スティーブンがD-28の側板をまるでインド楽器のように叩き始めて、いったい何の曲かなと思った瞬間、Judyのイントロをさっと弾きます。
会場がわーっと沸きます。
またパーカッションに戻ったと思ったら、"It`s getting to the point"と、例の重厚なハーモニーが始まりました。
絶頂期のCSN&Yの素晴らしさに圧倒されます。
スティーブンもノっていて、後年のマイケル・ヘッジズなどのルーツであることを思わせます。

「生ギターとコーラス」なのですが、フォーク色はなく、強烈なロックです。CSN&Yというスーパーグループのサウンドを特徴づけていたのは、間違いなくスティーブン・スティルスのギターだと、ぼくは思います。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.3 )
日時: 2012/05/17 13:56
名前: イッシー&バッシー  <ishi0001@cronos.ocn.ne.jp>

CS&NあるいはCSN&Yは、1960年代後半からの活動なので、当然ですが生ギターのマイク録りですね。生ギター用のピックアップがまだ実用化段階ではありませんでした。

それで、あの迫力!
Woodstockも、4 Way Streetも、各種海賊音源も、とてつもないド迫力です。しょっちゅうハウってますが(笑)

迫力の理由として、まずスティーブン・スティルスのギターテクニックのすさまじさがあると思います。
デイヴィッド・クロスビィも、複雑なチューニング使いと正確なリズムワークが見事です。

私には、現代のギターサウンドよりもCSN時代の音のほうが、はるかに魅力的に聞こえます。若いときに刷り込みのせいかも知れません。それに私は1955年生まれの56歳なのですが、若干聴力の衰えを感じ始めています。10代20代のときのようには、音のニュアンスを聴き取れなくなっている可能性があります。記憶で補正しているかも。

それにしても、昔と今では、ずいぶん環境が変化しました。
昔は、すべてがアナログ、ギターはまだハカランダがごろごろで、マイク録りでした。チューニングは音叉でした。
今はディジタル、ギターは各種多様なものがふんだんにあり、ライン録りです。

やっぱり彼らのD-28や、D-45(なぜかアメリカ人ミュージシャンはD-35をあまり使いませんでしたね)など、まぶしくて、まぶしくて、憧れました。あのサウンドは容易には出せませんね。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.4 )
日時: 2012/05/22 10:51
名前: イッシー&バッシー  <ishi0001@cronos.ocn.ne.jp>

自己訂正です。

You Don't Have To Cryは、このチューニングではないようですね。失礼しました。

代わりに、というわけではありませんが、リマスター盤ボーナストラックの、Everybody's Talkin'(噂の男)は間違いなくDDDDADでした。最近リマスター盤を買い直して気づきました。

訂正いたします。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.5 )
日時: 2012/07/05 22:49
名前: むかし田無でいま名無し

イッシー&バッシーさん
Black QueenはDDDDADではなくDADGBDで3Fほどダウンチューニングだったと記憶しています。
DDDDADでは5Fあたりでのソロが(私には)弾けません。

pitocheenさん
>Black QueenのTABがなかなか見つかりません。
YAMAHAが出していたライト・ミュージックという雑誌の76年頃のものにコピー譜がありました。
別冊だか増刊だったかで、コピー譜をまとめたものもあったようにも記憶しています。

当時自分でもコピーしていて、その確認に役立ちました。
サビのワケ判らんコードさえ採れれば、あとは結構簡単だったような記憶が

イントロおよび歌バックのリフはたしか・・・
1弦 0---0---0-----------0---
2弦 0---1---1-----------1---
3弦 0---2---2-----------2---
4弦 0---0---0-------0---0---
5弦 0---0---0---2B------0---
6弦 0-0-0-0---00--3B--0-----

後半の押さえる5・6弦は下へベンドします。これで大部雰囲気が見えると思いますが
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.6 )
日時: 2012/07/07 21:42
名前: イッシー&バッシー

むかし田無でいま名無しさん

貴重な情報をありがとうございます。
やってみました、DADGBD!
Black Qeenはこれだったんですね。
私は知りませんでした。
改めてありがとうございます。

"グィニヴィア"も変わったチューニングでしたね(確か、EBDGAD)。
ジョニ・ミッチェルの影響だったのでしょうか。

>YAMAHAが出していたライト・ミュージックという雑誌
これは懐かしい。
この雑誌のコピーは玉石混交で、お世話になった反面、間違いもかなりありました。
Paul Simonソロの難曲"Peace Like A River"のコピーをわざわざDマイナー・オープンチューニングで弾こうとした譜面が掲載されたことがありましたが、明らかに無理がありました。
正解は、1音下げチューニングで普通に弾くというものでした。
でも情報が少なかった1970年代、「ライト・ミュージック」は貴重な存在でした。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.7 )
日時: 2012/07/09 21:42
名前: むかし田無でいま名無し

イッシー&バッシーさん

DADGBDチューニングは他にも使われています。

私はNeil Young Fanですが、コピーした曲でこのチューニングのギターが使われていたのは
(ギター複数で1本だけこのチューニングというのも含め)

Find The Cost of Freedom(Stephen Stillsですが)
Don't Let It Bring You Down
生ギターでのOhio(どの海賊版だったか失念)・・・etc

>"グィニヴィア"も変わったチューニングでしたね(確か、EBDGAD)。
済みません。m(_ _)m コピーしていません。

当時はモノラルのカセットを使いコピーしていたので、ギターの本数確認も怪しく
4 Way StreetでDon't Leet It Bring You Downの曲中、5F、7Fのハーモニクスで
このチューニングが確認出来たときは本当に嬉しかったですね。

5、6弦を下げ5カポEmでLed ZeppelinのStair Way To Heavenをやったり、
6弦D下げKey Cで遠藤賢司のMilk Teaをやったり失敗も色々ありました。

レギュラー・チューニングでRy CooderのPolice Dog Bluesをコピーした時は
途中で投げ出しましたが、後にOpen E(?)と雑誌で見たときには心臓が止まりました(笑)

ライト・ミュージックは思い返してみると'74年頃だったかも知れません。
当時の記事同様、近年は自分の年の計算も怪しくなってきていますので(苦笑)
今は画像での確認も出来るので「いい時代になったな」と、ため息しか出ません(薄笑)

それにしても

Martin 『D-28』の普及には世界中のプロアマ問わず、かなりの貢献があったハズなのに
この掲示板でのCrosby Stills Nash & Youngの食い付きの悪さというか人気の無さというか・・・
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.8 )
日時: 2012/07/09 22:08
名前: マーチン党◆FbjcATmYO8c

>この掲示板でのCrosby Stills Nash & Youngの食い付きの悪さというか人気の無さというか・・・

いやぁ、もっと食い付きの悪いのが
KING CRIMSONだす。
オラは、一生懸命に普及活動してるのに
未だにシンパは一人しか現れません・・・
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.9 )
日時: 2012/07/09 22:10
名前: GGGuild

むかし田無でいま名無し様へ

>Martin 『D-28』の普及には世界中のプロアマ問わず、かなりの貢献があったハズなのに
>この掲示板でのCrosby Stills Nash & Youngの食い付きの悪さというか人気の無さというか・・・

スレ主様には失礼ながら・・・確かに。
まあ、皆さんCSN&Yは『45』の印象が強いんじゃないでしょうか。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.10 )
日時: 2012/07/10 00:06
名前: 3tone-cat

むかし田無でいま名無し様

BEATLESを100とするとCSN&Yは5でしょうね。

マーチン党様

BEATLESを100とするとキンクリは1でしょうね。

私の好きな THE BAND にいたっては
99.9%が知らないですからまだマシですよ
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.11 )
日時: 2012/07/10 01:11
名前: YAMAGUCHI
参照: http://www.jazz-musician.jp/yamaguchi/

THE BAND !

LAST WALTZ なつかしいですね!
大学の頃、友人達とビデオで見ました。みんな感動してたよね。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.12 )
日時: 2012/07/10 12:52
名前: むかし田無でいま名無し

マーチン党◆FbjcATmYO8c 様

>いやぁ、もっと食い付きの悪いのがKING CRIMSONだす。

単純にKing Crimsonを生ギターでやろうという人が少ないだけでは?
私自身もCrimson関連でコピーしたのは脱退後のGreg Lake(Emerson, Lake & Palmer)
のLucky Manを生ギターとRoland SH-101でやったことがあるくらいです。
あの音はGibson Jumbo(J-200とか)の感じがしますがご存じでしょうか?


GGGuild 様

>スレ主様には失礼ながら・・・確かに。
>まあ、皆さんCSN&Yは『45』の印象が強いんじゃないでしょうか。

ステージ写真で常時ほぼMartin Dが複数というのはCSN&Yしか思い出せません(脳軟化?)
たしか'69年に4人そろってバークリーの楽器屋でD-45を買ったという話だったでしょうか?
あの成金感満々の話は毛皮のコートと共に極東の貧乏人には強烈なインパクトでしたね。
その後「クジラを殺すな」ですから(苦笑)
私は未だにスーパーでクジラを見つけると喜んで買って食べています。

変則チューニングで張力が減った場合もスケールが長い方が音が安定します。
ほんのちょっとしかスケールは違いませんが『45』でも『28』でも
『000』ではなく『D』だから「あの音」になるのでは?
そんな事もCSN&Yが『Martin D』をステージで一貫して好んでいた理由と考えています。
自分で弾いただけの感想ですが、000だと音が潰れてしまうようで気に入りません。
で、今の私はDの他には、ボディは000でスケールがDというMモデルを持っています。


3tone-cat 様

>99.9%が知らないですから

やっぱりTHE BANDもKing Crimsonと同様エレキ・バンドですから・・・
Martin D-28掲示板という場所では完全にアウェーでしょう
でも私はこの場所にはより相応しいと思われるNGDBよりは現在の一般的知名度は高いと思いますよ。
私、Levon Helm(R.C.O.All Stars)と再結成来日、覧に行っています。


YAMAGUCHI 様

>LAST WALTZ なつかしいですね!
>大学の頃、友人達とビデオで見ました。

ビデオがまだ普及していない頃には、街のレコード店で8mm映写会とかいうのも
中野サンプラザとかでフィルム・ロック・コンサートなんてのも何度かありました。
Last WaltzもThe Song Remains the Sameも(多分)歌舞伎町の映画館で見ました。
Last Waltzのお客さんは多数のゲスト目当てでThe Bandは知らなそうな人も多かったです。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.13 )
日時: 2012/07/10 13:54
名前: イッシー&バッシー  <ishi0001@cronos.ocn.ne.jp>

みなさまから活発なご投稿をいただき、ありがとうございます。

改めて、
むかし田無でいま名無しさん
DADGBD(ダブルダウンDチューニング)は、Find The Cost Of Freedomでしたね!
この曲はメイジャーなのかマイナーなのか、当時の私には深刻な謎でした(笑)
パワーコードと称される3度抜き和音を知ったのは、後日のことでした。
のちのCSNが、Daylight AgainとFind The Cost Of Freedomをメドレーにしたとき、すっかりマイナーの曲になっていて、私はそうとうがっかりしました。
4Way Streetの、あの、静かなのに凄まじい迫力のオリジナルが、やっぱり忘れられません。

YAMAGUCHIさん
私は当時、縁あって映画『ラスト・ワルツ』を試写会で観ました。そこにはミュージシャンよりもむしろ、いわゆる芸能界の人が多く来ていて、彼らにはあの作品があまりぴんと来なかったようでした。
私は感激で席を立てなかったことを覚えています。

メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.14 )
日時: 2012/07/10 14:35
名前: うさタンぴ

>LastWaltz

うさタンは、LastWaltzはリアルタイムではないのですが、ディラン30周年がリアルタイムですねー
あれもメンツはすごかったと思います!




>キング・クリムゾン

ロバート・フリップってD-28弾いてたのですか!

うさタンにとってロックのヒーローはビートルズとレッド・ツェッペリンです!
両方D-28関係ありますねー
あと、グラム・パーソンズもヒーローですけど、こっちはJ200が有名ですね。。。





>CSN&Y

カリフォルニア・ロックはいいですよね!!!
一番好きなのはビートルズとZEPなのですが、カリフォルニア・ロックも大好きなのです!
やっぱりカリフォルニアロックはどことなくフォーキーなので、その辺が好きなのかもしれません。
それこそ、マーティンユーザーなんか多そうですよね。。。

70年代のL.A.はCSN&Y、TheByrds、イーグルスの周囲はもちろん、
ママス&パパスだとか、P.F.スローン、12弦のバリー・マクガイヤなんかの古めの人たちから、
ジャクソン・ブラウンとか、ネッド・ドヒニー、ダン・フォーゲルバーグ、スティーヴ・ミラー、
アンドリュー・ゴールド、トム・ウェイツとかローウェル・ジョージとか、とにかくフォーキーで大好きです!
MFQの面々、デヴィッド・リンドレー&ライ・クーダー、デヴィッド・ブロムバーグなんて、
それこそこのBBS向き(?)なルーツ指向もたくさんいらっしゃいますし!

デッド、ドゥービーズ、CCR、モビー・グレープ、ジェファーソン・エアプレイン、QMSだとかの北のほうだって、
やっぱりどこかしら土着的(!)な雰囲気ですし、カリフォルニア自体がフォーキーだったのかもですね。
アルバート・ハモンドだとか、アメリカとか、ナッシュなんかの英国出身カリフォルニアンもアコースティックな雰囲気ですし。
まあ、あの時代はロンドンもキャット・スティーヴンスとかいたようですし、世界中でそういう雰囲気だったのかもですねー

CSN&Yはもちろんですが、みんな大好きです!
(一番好きなのは、アンタイトルドの頃のザ・バーズ、ルース期マザーズなどでしょうか。。。

そういえば。。。
日本製の楽器を使うカリフォルニアのミュージシャンというのも多いですよね。。。
イーグルスもタカミネ使ってたようですし、ケニー・ロギンスはYAMAHAでしたっけ?
カントリー・ジョー・マクドナルドもウッドストックでFG-150(でしたっけ?)弾いてましたね!
リック・ダンコってCats'Eyesのエンドーサーだかユーザーだかでしたよね。。。
CSN&YのCとNもYairiのエンド―サーですか。。。?
エレキで言えば、デヴィッド・リンドレーとかヴァン・ヘイレンなんかはテスコ大好きだとか聞いたことあります。

P.S.
ZAPPAのスリープ・ダートの演奏は、フロ&エディ(タートルズ)から借りたD28Sだそうですよ!
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.15 )
日時: 2012/07/10 15:46
名前: イッシー&バッシー  <ishi0001@cronos.ocn.ne.jp>

みなさんのお話に触発されて、思い出話の続きです。

「4 Way Street」のTeach Your Childrenでは、曲のあちこちでスティーブン・スティルスの素晴しいギターを聴くことができますね。
1番のサビに入る直前、グレアム・ナッシュが"Everybody, sing with us!"と呼びかけたところで入ってくるギターのオブリガードが凄い。
5弦開放A→C→C♯→3弦Aという、ロックお馴染みのフレーズなのですが、スティーブンが弾くと強烈な迫力です。
高校時代に、これを真似したくて何度も練習しました。

またこの曲に続くデイヴィッド・クロスビィの2曲も素晴しいですね。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.16 )
日時: 2012/07/10 16:03
名前: イッシー&バッシー  <ishi0001@cronos.ocn.ne.jp>

いま聴き直したら、"Everybody, sing with us!"は、その次のヴァースで言っていました。
訂正申しあげます。
慌てて書き込むものじゃありませんね(苦笑)
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.17 )
日時: 2012/07/11 00:15
名前: マーチン党◆FbjcATmYO8c

むかし田無でいま名無ししゃん

>単純にKing Crimsonを生ギターでやろうという人が少ないだけでは?

まさに、仰せのとーり

>Lucky Manを生ギター

うう、いいねぇ・・・たまらなく、しょんべんモラシソ〜。。。

>あの音はGibson Jumbo(J-200とか)の感じがしますがご存じでしょうか?

もちろん知っていますだ。。。知りすぎるほどに
たしかに音は絶品なのだけど
J200って、見てくれからして好きになれる?
オラはなれにゃい。。。

オラにとっても、このナンバー(Lucky Man)は
S&Gのボクサーと並んで最上級のお気に入りとゆーか「オハコ」だす。
ヘタなんだけど、ヘタなりに自己満足の世界に浸りきれるナンバーっすね。
ちなみに
小難しいウンチクたれちゃうけど
この「Lucky Man」とゆー音楽史上に残る名作は
何がよかったかといったら
やはり、Kエマーソンが
ロック史上で初めて、シンセサイザーとゆー飛び道具を
楽曲の中に取り入れたあのエンディングのmoog
ではないでしょーか。。。
すんまそん、つい熱く語ってしまいますた。。。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.18 )
日時: 2012/07/11 01:10
名前: むかし田無でいま名無し

マーチン党◆FbjcATmYO8c 様

いろいろと貴重な情報ありがとうございます。

>ロック史上で初めて、サンセサイザーとゆー飛び道具を
>楽曲の中に取り入れたあのエンディングのmoog

あれがmoogの『お初』なんですか!!
私はパイオニア980円2枚組LPでしか聴いた事がなかったので、
元がどのLPに入っていたか知りませんでした。
思い返すと同級生に頼まれて1,000円でやった有料コピーでした。
私のmoog実体験『お初』は友人から借りたRick Wakemanの
Six Wives of Henry VIII で、Yes、EL&P等はそれから遡りです。

>J200って、見てくれからして好きになれる?

年を取ると許せるものが多くなります・・・多分(爆!!)
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.19 )
日時: 2012/07/11 20:02
名前: マーチン党◆FbjcATmYO8c

スレ主様
スレ外しをどーかお許し下しゃい

むかし田無でいま名無ししゃん

>あれがmoogの『お初』なんですか!!

ちょっくら補足説明させていただきます。
厳密には、それ以前にもロックミュージックにおいて
moogの「音」が使われていた例は、あります。
ビートルズなんかも
moogモジュラーを入手したという記録が
moogの資料(脚注)にも残っているくらいですから
おそらく末期ビートルズの楽曲の中でも
moogが「効果音」的には使用されていたようです。
少なくとも「Here Comes the Sun」では確実に

しかし、それまでは単なる合成音発生装置にすぎなかったmoogを
メロディアスな演奏楽器として初めて本格的に活用し、その存在を広く世に知らしめたのは、
Kエマーソンだったろうというのが、いわゆる通説。
あの「Lucky Man」が収録されているのはELPのデビューアルバム(70)だす。
ここでエマーソンが使用したmoogは
デッカイ箪笥のような筐体のモジュラータイプ(MoogVc)だったのですが
「シンセサイザーの父」と呼ばれるロバート・モーグ博士が
エマーソンやRウェイクマンらのトップ・キーボーディストとともに
楽器としてのさらなるライブでの演奏性を追求し
共同開発して生まれたのが世に名高い「mini moog」と呼ばれる名器なんだす。
エマーソンは、さほどこの「mini moog」を好んで使ってはいなかったけど
ウェイクマンは「mini moog」の使い手として語り継がれてますね。。。
ちなみにオラの愛器は前期型の基板が入ってるsr.9575だす。
ああ、こーゆう話になると、もう止まんないぞ・・・

「D28徹底研究」の場で
にゃんだか「moog徹底研究」みたいなことを勝手気ままに書き連ねてすまって
失礼いたすますた。。。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.20 )
日時: 2012/07/11 20:03
名前: マーチン党◆FbjcATmYO8c

(脚注)
http://moogarchives.com/より
(メインメニューLists & Charts の下の階層Famousをクリック)

Some Famous Shipments
from the R.A.Moog Trumansburg Plant

Name Date Shipped Description
The Monkees
Mickey Dolenz 9-15-67 First Model III-P, Oak Cabinets
901-2,901A,901B-8,901C,903
902-3,904ABC,905,914,984
911-3,911A,912
--------------------------------------------------------------------------------

The Rolling Stones 9-3-68 Model III
901,901A-3,901B-9,903
902-3,904ABC,905,914,984
911-3,911A,912
--------------------------------------------------------------------------------

The Byrds 10-25-68 Model III
901,901A-3,901B-9,903
902-3,904ABC,905,914,984
911-3,911A,912
--------------------------------------------------------------------------------

The Beatles 1-15-69 Model III-P
901,901A-3,901B-9,903
902-3,904ABC,905,914,984
911-3,911A,912,992,993

2-18-69 950,955
--------------------------------------------------------------------------------

George Harrison 2-27-69 Sequencer Complement B-P
960-2,961-2
--------------------------------------------------------------------------------

Simon & Garfunkel 3-11-69 Model I
901,901A,901B-2,903
902-2,904A,905,907
911-2
--------------------------------------------------------------------------------

George Martin 9-11-69 Custom with Sequencer
901,901A-3,901B-6,903
902-2,904ABC,905,914,984
911-2,911A,912,992,993
960,961C,962,950,956
--------------------------------------------------------------------------------

Jimi Hendrix
Electric Lady Corporation 11-19-69 Model I with Sequencer
901,901A,901B-2,903A
902-2,904A,907
911-2
960,961
--------------------------------------------------------------------------------

Keith Emerson
7-10-70 Model I-CA
Synthesizer Model I-C with Preset Box
10-27-71 Minimoog Model D
Serial number 1203
--------------------------------------------------------------------------------
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.21 )
日時: 2012/07/13 12:50
名前: pitocheen  <pitocheen@kind.ocn.ne.jp>

久しぶりに拝見しましたら、たくさんのスレのインプレッションがあり驚きました。みなさんこだわりを持ってギターを愉しんでおられるようですね。

むかし田無でいま名無し様
貴重な情報ありがとうございました。
私もニールヤングなので、プレーリーウィンドなどもダブルドロップで愉しんでいます。
ところで皆様、この70年代のウェストコーストサウンドでは、どのような弦をチョイスされていますか。話題が外れてしまって、あいすみません。

メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.22 )
日時: 2012/07/17 15:36
名前: イッシー&バッシー  <ishi0001@cronos.ocn.ne.jp>

pitocheenさん

小生の場合、音楽ジャンルに合わせて弦をセレクトするほどのことはしておりません。
したがってお答えにならないかも知れませんが、基本は「あの当時に存在したものを使う。存在しなかったものは使わない」です。
つまり、エリクサーなどのコーティング弦でJudyを弾くことはしません。これは小生の流儀ですので、特にみなさまにお勧めするものでもありません。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.23 )
日時: 2012/07/17 21:12
名前: pitocheen

最近NEWTONESSTRINGSのフォスファーブロンズにはまっています。1680円と高価ですが、ノンコーティングの割に持ちがいいと感じます。4Way st
eetの 特にON THE WAY HOME なんかはとても気持ちよく響いてくれます。楽器はノンスキャの45です。残念ながらヴィンテージではございません。特にこの弦は、張り立てのギラつきを感じさせません。プレーンのきらびやかさがもう少し欲しいところですが、結構満足しています。
アルケミーのphosのコーティング弦と同価格で好みですが、今はnewtonesに軍配が上がります。私は北陸ですので購入はネットでしかできません。もう少し安価でサ○○○ハ○○さんあたりで、取り扱ってくれるとありがたいのですが。一つ一つの弦の振幅が素直に前に出て、幾分音が太く感じられます。このあたりの弦のインプレッションがあればお聴かせ願いたい次第です。
1960年代後半にはphosは存在していたのでしょうか。
もしブロンズ弦であれば、スピーカーから伝わるあの鳴りは、さすがの45ですね。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.24 )
日時: 2012/07/18 10:48
名前: イッシー&バッシー  <ishi0001@cronos.ocn.ne.jp>

pitocheenさん

1968~69年ごろ、フォスファーブロンズ弦は確かにありました。ほかでもない、YAMAHAのライトゲージが赤銅色のフィスファーでした。
小生も地方都市住まいでしたので、舶来ものに接することはほとんどなく、弦はYAMAHAかモーリスでした。

当時のYAMAHA弦は、ライトゲージだけが赤銅フォスファーで、ミディアム、ヘヴィは青黄色いブロンズ弦だったように記憶しています。セットだけではなく、バラ売りもありましたので、切れた弦だけを交換した結果、赤銅フォスファーと青黄ブロンズが入り交じって張ってあったという、とんちんかんな状況もありました(笑)
地方楽器店の在庫はそんなものでした。

YAMAHAライトゲージは確か360円。中学生にはなかなかコタえました(笑)
でもコンパウンドゲージはもっと高価で、アコガレでしたね。

当時、輸入弦ではGHSのガスシリーズや、Guildなどがフォスファーだったようですね。
Martinには、ダルコの青黄ブロンズが標準装備ではなかったでしょうか。
お詳しい方、ご教示ください。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.25 )
日時: 2012/07/18 11:06
名前: ささやん

pitocheenさん 初めまして。
私もNEWTONESSTRINGSにはまっています。私はD-35ですが、確かにやさしい音色になりますね。どちらかと言うと中高音に特徴があるためD-28の様に中低音重視の方には物足りないかも!?
問題は価格面ですが、手巻きで作っているため仕方ないのかな〜とも思っています。
 通常は、ダダリオのフォスフォ−で太い音が欲しい時は、ジョンピアースのフォスフォ−にしています。
 お勧めの弦等がありましたらご教授願います
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.26 )
日時: 2012/07/23 15:37
名前: イッシー&バッシー  <ishi0001@cronos.ocn.ne.jp>

GGGuildさん

>皆さんCSN&Yは『45』の印象が強いんじゃないでしょうか。

4 Way Streetが出て間もなく、「金字塔」という名前のベスト盤がリリースされました。
そのジャケットにたくさんD-45が写っていましたね。
確かにその印象が強かったですね。
(余談ながら、この「金字塔」はとてもとてもシブい選曲で、今でも通を唸らせます。そして最近知ったのですが、もともと本国アメリカでラジオ局DJ向けに制作されたベスト盤があって、それを日本では「金字塔」としてリリースしたようです)

むかし田無でいま名無しさんからエピソードのご披露があったように、彼らが一気にD-45を買い揃えたのなら、CSNファーストアルバム大ヒットの影響だったのでしょうか。

CSNファーストアルバムと、ウッドストックでは、やはりD-28だったようですね。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.27 )
日時: 2012/08/27 16:12
名前: イッシー&バッシー  <ishi0001@cronos.ocn.ne.jp>

スティーブン・スティルスは、右手も左手もユニークです。

彼はピック類を一切使いません。親指と人差し指でフラットピックを持つようなフォームを取り、人差し指で弾くのです。
"エアピック奏法"とでも名付けましょうか。
この弾き方は、慣れるとものすごくワイルドな音が出せます。
またフィンガーピッキングの体勢もすぐ取れますので、中指によるダウンではじくこともすぐにできます。もちろんスリーフィンガーピッキングなども地続きです。曲によっては、フラメンコのラスゲアード奏法も披露することがありますね。

また左手のコードフォームもユニークです。
Gは、親指で6st/3ftを握りで押さえ、その指先で5stをミュートします。握って中指もしくは薬指は、1st2st、2本同時に3ftを押さえて、Gの出来上がりです。
このほかにも、フォームがなんか他のギタリストとは違います。

とにかくワイルドで、アコースティックでもロックっぽいです。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.28 )
日時: 2012/08/28 16:55
名前: イッシー&バッシー  <ishi0001@cronos.ocn.ne.jp>

スティーブン以外の3人は、フラットピックを使うようですね。

ニール・ヤングは意外にも、ピックはthinを使っていると聞いたことがあります。それでいてあの迫力ストロークなので驚きます。どなたか真偽のほどをご存知ありませんか?
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.29 )
日時: 2012/08/28 17:31
名前: ◆agZB0GDB2SM

このスレは、ひとり我が道を行く、って感じですね…
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.30 )
日時: 2012/08/29 01:10
名前: むかし田無でいま名無し

Neil Youngは Herco Flex 50(Jimmy Pageと同じ)弦はD'angelicoの.012ー.054(Stephen Stillsと同じ?)
ギター・テックのラリーさんのインタビューだったと思います。

ナイロン・ピックなのでプラスティックのthinほどは高音寄りではありません。(という気がします)
音量はともかく弦を鳴らし切るという事については、薄いPickは正解だと思います。
Jimi HendrixもMediumですし、Doc Watsonも薄かったような記憶が・・・

Gの1,2弦3ftは人差し指だと思っていました。
Fのフォームのまま、G、Aに上がり中指、薬指、小指で遊ぶのはよくありますね。
メンテ
Re: [組曲:青い目のジュディのD-28 ( No.31 )
日時: 2012/08/29 21:55
名前: イッシー&バッシー

> むかし田無でいま名無しさん

ありがとうございます。
ヘルコでしたか!
確か、逆二等辺三角形でしたね。
あれならプラスチックより、しなるでしょうね。

弦も、普通のライトゲージなんですね。

こうして本家のお道具が判明すると、音の違いはやはりウデなのだなと、しみじみ思います。

そうそう、握りGは人差し指でした。
ご指摘ありがとうございます。


余談ながら、むかし田無でいま名無しさんのお名前を拝見しますと、懐かしさが込み上げてきます。
小生は1974年上京して、池袋線江古田に下宿しました。
新宿線東伏見の大学の寮に、高校の同級生がいましたので何度か遊びに行きました。近くに東鳩の工場があって、同級生はキャラメルコーンを箱で持っていました。
田無駅の東伏見の次の駅ですよね。
メンテ

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