新品のスタンダードD-28買いました ( No.1 ) |
- 日時: 2014/05/12 19:44
- 名前: 61
- 最近スタンダードD-28を買いました
昔新品で93年製D-28SQを買って持っていました 当時は今より弦高が高かったのでミディアムゲージをはってハイフレットの方でコード弾きをすると気持ちよかったです 新品のノンスキャロップのD-28はスタンダードの D-28だけなので他のスキャロップのD-28と比べるギターではないように思います 今のスタンダードD-28は70年代以前と 音が違うように思います 今のスタンダードD-28の方が好きな人 も多いのでは? 自分はボブディランが好きなので17歳のころから 30年近く代わり映えのないギターを弾くだけですが D-28やD-18を弾くのは至高の時です!
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訂正 ( No.2 ) |
- 日時: 2014/05/12 19:59
- 名前: 61
- 93年製D-28SQではなく93年製HD-28SQの間違いでした 些細なことですが すいません
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.3 ) |
- 日時: 2014/05/13 12:44
- 名前: うさタンぴ
- はじめまして、スタンダードさま
購入の意思あって、よく楽器屋さんで新品のD−28を弾かせていただいております。 さすがと言いますか、どの楽器も素晴らしい楽器で、当たりや外れを感じさせない均一な品質だと思います。
均一な品質のモデルならば、どれを買っても同じようなものですので、 悩むことなくさっさと一本決めてしまえば良いと思うのですが、何故かなかなか決まりません。 いったい自分は何を求めているんだろうか、と考えてしまうことも多々あります。
無印D−28は本当に素晴らしい楽器だと思います。
ネックのジョイント角が違うんだと思いますが、 70年代や80年代の楽器(AJ)に比べると、近年の無印D−28はとても弾きやすいと思います。 音質も(新品の楽器なのでまだ響きだしてないですけど)とても素晴らしいと思います。 値段に対するポテンシャルというか、コストパフォーマンスだって抜群だと思います。
でも、「この1本に決めた!」というところまでなかなかたどり着けないでおります。 ひょっとしたら『欠点がない』というような部分がつまらないのかもしれないなあ、と感じています。 言い方はアレなんですけど、常に一定のパフォーマンスを保証する信頼性が『業務用』っぽいのかもです。 (それを言ったらtaylorのアコギのほうが何倍も業務用っぽいですけどね。。。
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近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.5 ) |
- 日時: 2014/05/14 00:11
- 名前: ハト
- 私が持っているのは近年物のHD28(アコギはこれ1本だけです)ですが、スタンダードという点では同じなので、思うところを書き込ませていただきます。
この手のスレッドは過去にもありましたが、どうしても近年物には否定的な意見が出て、それに対する反論から口論が始まるといった展開になりがちです。
このHPにはビンテージを愛する人が多いのも影響していると思います。大量生産している近年物と、職人が手間をかけて作っていた時代のものが同じはずがありません。
では今のマーチンには値段の価値がないのか、ブランド料だけで粗悪な材を使い適当に作っているのかと言ったら、それは違うと私は思います。
当然作りが少し粗いものも時々見かけますが、音が悪いかというとそうでもありません。近年マーチンギターは十分な箱鳴り感を持った、他社の物より暖かみのあるやわらかい音をしているように感じます(この柔らかさがこもった音がするなどと言われる一因ではないかと考えています)。
要するに近年のスタンダード品も、価格に見合った素晴らしい物がたくさんあるということです。
ただ、このギターだけで満足できるかというと、そうではない人も多いと思います。私もHDを手放すつもりはありませんが、CUSTOM物やcollingsやMerrillなど欲しくてたまりません。 これはマーチンがダメということではなく、他の音を出すアコギが欲しいということです。
弾き込めば良くなる・ならない、材が悪いから欲しくない・・・、これらは個人的な意見であり人に押し付けたり、自分で調べずに真に受けたりするものではありません。
あなたが今持っているそのアコギをどう評価しているのか、それが大事だと思います。
まとまりのない文章になってしまいましたが、 私はブランドへの憧れではなく、純粋に弾き比べた結果、同価格帯ならMartin社のアコギが一番気に入って購入しました。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.6 ) |
- 日時: 2014/05/14 23:39
- 名前: スタンダード
- 皆さんありがとうございます。
ちなみに僕のD-28は2012年製、新品 で購入しました。 約二年間、用事がある時以外はほぼ毎日 弾いて、ライブをやったり外に持ち出したり とハードに使っております。トップもいい感じに 飴色になり、音も深みが出てきたように思います。 2000年代初頭に購入された方は、既に十数年経過 しているので、更に音の変化が顕著に現れているの ではないでしょうか? 他にもGibsonのJ-45(2002年製)を所有していますが 手が伸びるのはD-28です。
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最近のMARTIN ( No.7 ) |
- 日時: 2014/05/18 11:06
- 名前: TAKAくん
- 参照: http://www12.plala.or.jp/u-tarou/
- 最近のMARTINの生産本数は11万本
材料をセレクトして良いものがマ−キス以上のグレ−ドに振り向けられる
セレクトから漏れたものがスタンダ−ドに使用される そのためスタンダ−ド品で鳴りのよいものは希と考えたほうがよいです。
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近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.8 ) |
- 日時: 2014/05/22 22:38
- 名前: TAKAくん
- 続けて投稿するのも変ではあるが
このHOMEPAGEを見てD-28が歴史のあるモデルという当然のことが少し解りかけてきた、D-28らしさは永い年月で変遷していくと思う、つまり今流通している製品が今のD-28、その中で試奏してみて、気に入ったものを選べばよいと思う、すでに購入された方は、巡ってきた手元にある楽器を大切にしていただきたい、みなさん、楽しいD-28ライフを過ごしましょう。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.9 ) |
- 日時: 2014/05/24 11:32
- 名前: アルソン
- TAKAくん
Martinの材のグレードは木目などの見た目で分けられます。 つまりグレードが高い材が使われているから鳴りが良いとは言えません。もちろんグレードが低い材だから鳴らないとも言えません。お間違いなく。
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近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.10 ) |
- 日時: 2014/05/24 21:24
- 名前: TAKAくん
- 現在、私のHD-28Vは ピッチ不良とネック反り小のためリペア−中です。(保障期間内)
店に電話したらたまたま入荷品があり試奏して気にいったので購入したものです
音は大変気に入っていますが、正直 D-28らしさとはどういうものかが、わからないのです。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.11 ) |
- 日時: 2014/05/24 22:32
- 名前: ワンポンド
- 2008年製の普通の28弾いてます。
今、弾いてましたがとても綺麗な音がするし満足しています。 団塊世代という言葉を聞くようになってから、各業界からビンテージ品や復刻版の商品が出て、市場を賑わせています。
日本人はビンテージや復刻という言葉に弱いです。マーチンのビンテージも例に漏れず、過剰に評価されている気がします。 少し前にアメリカの楽器屋さんに行った時におじさんが「古いマーチンは日本人が買い占めていくんだ」と言っていたのが印象的でした。
何だかなぁ…。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.12 ) |
- 日時: 2014/05/25 00:06
- 名前: 黙句
- 皆さん
杭(くい)打ちをしました。 嫌になるほど。
サクい木は杭の頭を少したたくと、端の方に縦方向に、ピキッ! とヒビが入ります。 さらにたたくと、かけらが割れて落ちます。 けれども目の詰まったしっかりした木は、打たれてもびくともしません。
また湿った木はたたいてもゴワン、ゴワンと鈍い音しかしません。 ですが、よく乾燥した軽い木は、カ〜ン、カ〜ン! と気持ちよく響きます。
サクくて湿気て重くて響かない木…とか、硬くて枯れて軽くてよく響く木♪ とか、おそらく材料に歴然とした差があるのです。 それを職人さんは経験で知っているのです。 たぶん…ですが。
オーセンティックを作るときにマーチンがビンテージの板の厚さを測って、それを再現したというのをどこかで読んで、??? と思った覚えがあります。 今の木材に機械的にその数値を当てはめるというのは、ビンテージの精神と最も遠いところにあるような気がしたからです。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.13 ) |
- 日時: 2014/05/25 14:03
- 名前: ライトマン
- 近年もののマーチン28がダメというわけではなく、あまりにもビンテージやリメイクモデルが神格化され過ぎている感じがします。
ネットの情報を鵜呑みにした評論家気取りの人達が「近年もの=ダメ」だという構図を広めてしまったように思います。 木目がー!だとか、柾目がー!だとか、板目がー!だとか、仕様がー!だとか、ハカランダーが!とか言っている人の中に、どれだけ音を聞き分けられる人がいるんでしょうか? ビンテージの購買層って50代〜60代の子育てや仕事が落ち着いた世代でしょうが、ビンテージを購入しても家でポロポロだとか、ライブ居酒屋でポロポロって人がほとんどだと思います。そういう人が「昔のマーチンは良い!近年ものはダメだ」とか言ってると思うと悲しくなってきます。 この掲示版からもあまり"音が聞こえてこない"のは、音よりも見た目って人が多いからだと思います。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.14 ) |
- 日時: 2014/05/25 16:04
- 名前: 古都
- まぁまぁ!
老い先の長くない余生なのだからオカネで解決するならいいじゃない。 刷り込み世代は持つことに意義ありって人もいるだろうし 今更、プロ目指してなんて人はいないだろうからね。
しかし最近の若者はマーチンに洗脳されてないから 本当に良いものなら売れるとおもうけどね。 (もちろん予算と相談だが)
でも残念ながら、最近TVでスタンダード抱えて歌ってるアーティストは見たことないね。 サザン、YUIなんかも「V」だった記憶がある。 サザンやYUIはスタンダードも所有しているけど'70代もの。 まぁ、カッコいいじゃん、スタンダードより。
値段も30年前と変わらないんだし質の低下は仕方ないよ。
まぁ、確かにここは音に関しては寂しい限りだね。 それより、スタンダードをジャンジャン弾いて 「いい音だろ?」って事を皆にわかってもらうには能書きより UPだろうね、でなきゃビンテージもスタンダードも説得力ゼロだね。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.15 ) |
- 日時: 2014/05/25 16:51
- 名前: Back-shifted
- 別にヴィンテージ神格化するつもりはないが、
ヴィンテージは、圧倒的に生産量が少ないから、
1)シーズニングの徹底も含めて使っている木材がいい、
2)製作行程がはるかに入念
一般的にこの2点は否めない事実。これを無視している人は、 ヴィンテージ神格者と同様の間違いを犯している。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.17 ) |
- 日時: 2014/05/26 01:42
- 名前: ローズ
- 2012年製のMartinD-28スタンダードを使っています。
素敵な音色で僕にとっては十分過ぎるほどです。 僕はMartinが好きというわけではなく、尊敬する 小田和正さんが96年製のD-28スタンダードをメインで 使っているからという、ミーハーな感じで購入したクチ ですが。 僕は月に何度かライブをしたり、付き合いでアマチュアの ライブを見に行ったりするのですが、そもそも周りで Martinのビンテージやオールドや新品を使っている人って ほとんど見たことがありません。 ネットでは【ビンテージは素晴らしい!】とか【現行品は 鳴らない】と言われてますが、これはネット上の話で、ネ ットと現場ではだいぶ温度差があるのかなと思います。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28ードを語るスレ ( No.18 ) |
- 日時: 2014/05/26 09:57
- 名前: GT3RS
- 日本、海外問わずトッププロ、音楽家、ギターリストの中でも,
戦前のマーチィン、ギブソンを含めて、ヴィンテージギター愛用者は、クラプトンに代表されるように多数存在します。 楽器も、その人の感性で理解できる範囲が決まります。 自分自身の感性を磨けば、ギターの音の違い、微妙な差がわかるようになると思います。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.19 ) |
- 日時: 2014/05/26 11:24
- 名前: 顕如
- GT3RSさん
一つだけ質問させてください。 あなたの言う「感性」ってどういう能力ですか? もう少し具体的に説明してください。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28ードを語るスレ ( No.20 ) |
- 日時: 2014/05/26 12:41
- 名前: GT3RS
- 興味ない方は、どうか聞き流してください。
押尾コータローと山崎まさよしの1930年代のギブソンL-1とL-Oは、 押尾コータローのL-1は、マホガニートップのGibsonL-Oで、 山崎まさよしのギブソンL-Oは、スプルストップのGibsonL-OOだと思います。
また、ロバートジョンソンのメインギターは、GibsonL-1と GibsonL-OOではなくて、Kalamazoo KG-14 だと思います。これらは、私の仮説です。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28ードを語るスレ ( No.21 ) |
- 日時: 2014/05/26 13:23
- 名前: GT3RS
- 興味ない方は、どうか聞き流してください。
ギブソンのGibson L-OO,L-O、L-1について、 こちらのギターは、当時の扱いは、ともかくとして、今では、ギブソンのプリオー、戦前の銘器のギターの1つに数えられると思います。 残念ながら、ヴィンテージ市場でも状態のよいものが非常に少ないのが現状です。 L-00、L-0、L-1の価値、 現在の値段は、状態のよくないないもので40万〜50万円前後、状態のよいものは、70万円〜90万円くらい、 L-00の綺麗ギターは、100万円以上の値打ちがあると思います。外観の綺麗なものが非常に少ないので、価格に幅ができていますが、外観の綺麗なもの、ボディーがよく振動するし、サウンドのよいL-00などは値段以上の価値があると思います。 それだけヴィンテージのL-00,L-0,L-1は、別格な鳴りと独特のサウンドがするギターです。 ギブソンL-00のビンテージギターサウンドは、現在、新品のどんな優れた職人を持ってしても、作り出せないサウンドです。 ほぼ同じくらいのサイズの銘記である戦前のMartinOOO-18や00-18に比べて、 ギブソンのサウンドのほうが強い個性があります、 個性が強いにも関わらず、L-00は、幅広い音楽分野で、かなり使えるサウンドなのです。 使用ギターリストで、日本で有名なところで、 山崎マサヨシさん等がメインで使用しているギターですが、彼にとって、メインギターであり、レコーディングでも多用しておりますし、大切にされているギターです。山崎さんが、憧れのポールマッカートニーの前でもオールマイラビングをL-00で、演奏されていました。 L-00の楽器としての本当の価値は、もっと高いところにあるとも思います。山崎さんも一番よい音がするギターだと雑誌の記事上に書かれたりしておりました。 また、押尾コータローさんもL-0を使用しております、こちらも、素晴らしい音をレコーディングやステージで聴かせてもらえます。 Gibson L-OO,L-O、L-1は、非常に素晴らしいギターです。 状態のよいものは、今後益々、高価になってくると思います。 サウンドも素晴らしいですから、山崎マサヨシさんや、押尾コータローさんのアルバムを聴くことで、ギブソンギターのサウンドもさらに見直す機会になればと思います。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.22 ) |
- 日時: 2014/05/26 15:00
- 名前: 顕如
- GT3RSさん
私の質問は聞き流さないでください。 もう一度同じ質問をします。 あなたの言う「感性」ってどういう能力ですか? もう少し具体的に説明してください。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.23 ) |
- 日時: 2014/05/26 16:00
- 名前: ダビンチ
- GT3RSさん
トッププロの感性を日本のビンテージ買い漁って木目だの仕様だのハカランダだのと騒いでるそこらのおっさんの感性と一緒にしないで欲しい…
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語る ( No.24 ) |
- 日時: 2014/05/26 17:10
- 名前: GT3RS
- ご意見は、ごもっともです。
その時、その時で、考えていることや、思ったことを述べているにすぎませんので、どうかご容赦ください。 ギターの道楽者のたわごとと、軽く聞き流していただければ、幸いです。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.27 ) |
- 日時: 2014/05/26 19:30
- 名前: うさタンぴ
- ライトマンさま
>家でポロポロ うさタンも家でポロポロしか弾きませんね。。。
やはり中古とかビンテージ買う人の傾向として、 『誰が触った分からないセコハンでも、そのモノが気に入りさえすればべつに気にしない』 という傾向がまずあると思います。 うさタンもそのクチです。
当然、弾いてみて気に入った個体が購入候補に挙がるわけですが、(お古かどうかを気にしないので) 新品しか弾かないわけではなく、お古も弾いていきます。 選択肢として中古を排除しないということです。
新品や近年ものは、バランスが良くて端正な音で、残響音が綺麗で、しっとりとして弾きやすいものが多いと思いますが、 やはりレスポンスや闊達さで言うと、古すぎず新しすぎずの50〜60年代D−28に自分の好みの音を出すものが多い気がします。
うさタンは、ビンビン響くのとか、重量が軽い楽器とか、明るく単純であっさりした音だとか、輪郭がはっきりしているとか、 クリスピーだとか、それでも中域が膨らまないのとかが好きなのですが、そういう音を出す楽器は多少古いものに多い気がしています。 逆に、近年製や復刻モノで古い楽器特有のこういったセンシティヴな響き方をする楽器はあまりないような気がします。 メリルのC28は近年ものを弾かせていただいたことがありますが、多少ボンつくものの、 ハードピッキング時には闊達でスピーディーなパリパリした音が出ましたね!! 今の楽器を手に入れたときに、あれがどこかの店舗にあって、予算内で売られていたのなら、選択肢に入ったと思います。
そういうわけで、あんまりお金もちでもなく、セコハンに抵抗もないので中途半端に古い楽器を手に入れて悦に入っているというわけです。 古いというのはリスクなんですけど、まあ趣味ですし、家でポロポロ弾くだけなので、自己責任&自己満足という感じです。
あと、見た目ボロいのを気にするか、というのもあると思います。 『ボロボロな楽器ってかっこいい!』というエイジドをありがたがるようなのは無いんですけど、 大切に弾かれてきたであろう古い楽器は、単純に見た目やたたずまいが好きです。味があるというか。 とは言え、古いものは古いものの良さ(愛嬌?)があるし、新しいものは新しいものの良さがあるなあ、という程度です。
黙句さま
黙句さまが言及しておられます、素材の特性のお話は興味深いですね。。。 うさタンも、用いる素材の特性に合わせて一本一本チューニングするというようなことが ある(あった)んじゃないかと思っています。
たとえば、カラマズー時代のギブソンギター(例えばL-48とか)なんて、かなり工作精度にばらつきを感じますが、 出てくる音は、うさタンが聴く限り、どれも似たような感じです。 今のルシアーものの製作工程とまではいかなくとも、結構、人間の感性によるチューニングが 入っているいるんじゃないか、というような勘繰りをしてしまいます。。。 検品も見た目やカタチで品質を判断してるんじゃなくて、『それっぽい音が出ているから合格!』みたいな。 ちょっとロマンチックすぎか。。。
もちろん、工作精度で言えば、断然今の楽器のほうが精度は高いと思います。
ただ、カタチを揃えようとする場合、均一な特性の素材を用意できるのであれば音質も均一に近くなるでしょうけど、 木材はひとつとして同じ組成の材などないわけですから、材の個性がそのまま音質に反映されそうなもんです。 つまり、『材が悪いから悪い音になる』というような話につながりそうです。
音質を揃えようとする場合、材の特性によってチューニングする必要があると思います。 材質の特性の違いを、ちょっとカタチを変えることで吸収するということも可能かもしれませんね。。。 ある個体は材が厚く、ある個体は材が薄く、というような感じで。
木材は無垢材といえども、切り出した板は一枚一枚密度(一枚の中でも夏目が狭いところと広いところとあったりして) も違えば木取りも違うわけで、同じような響きに近づけるために、用いる材によって微妙にカタチを変えるということは、 ありそうな感じです。
最近は音を揃えるよりも、カタチを揃える感じなんでしょうかね。。。 たいていの工業製品は、品質の均一化といえば、カタチを揃える方向でしょうしね。。。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28 ( No.28 ) |
- 日時: 2014/05/26 20:24
- 名前: ビンゴ
- 皆さん、こんにちは!
久しぶりに開いてみると、27レスもついているではありませんか!
D28もスタイル18みたいにモデルチェンジするのかと思っていましたが なかなか、看板商品だけに、マーチン社も慎重なようですね。
D28オーセンティック1937でしたか、あれは価格といい、D28っぽさといい、 とても良いD28でした。
スタンダードのD28は、スタンダードだから普通っぽくて、十分に良い楽器なんだけれど 「スペシャルな感じ」がないんですよね。マーチンなんて見たこともなかったときの 胸の中で膨らませた「憧れ」に相当するスペシャルな気分は、スタンダードでは 埋められないのかもしれません。これは音楽演奏を直接楽しんだりすることとは 関係のない、周辺情報に踊らされているともいえますし、逆に周辺情報も含めた 文化の享受なんだとも考えられるわけです。そういう意味では、オールド楽器の 楽しみやなんかは、書画骨董、茶道具、古い陶器なんかの楽しみに似ているかも しれませんね。
マーチンの、60年代ぐらいまでの木材はシーズニングや木取りが今のそれとは 違いますから、サイズや板厚や接着方法やロッドなどを忠実に再現したとしても どうしても音が違ってきます。自然なカタチで7年寝かせることができれば、 オールドの再現ができるかもしれませんが・・・。
マダガスカルローズとひとくくりにはできないほど、重さや身の詰まり方や 木目なんかもみんなちがいます。でも木目を重視する人はやはりコダワッてしまうのでしょう。 それもまた、ギターの楽しみ方の一つですからね。
ほんの短期間しか見られなかった、縞黒檀の指板と駒を持つD28がなんだか 気になってきています。当時はがっかりしていたのですが、見かけて弾いてみると、 ちゃんとD28していたものですから・・・・。
では、また!
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近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.29 ) |
- 日時: 2014/05/26 22:03
- 名前: TAKAくん
- 参照: http://www12.plala.or.jp/u-tarou/
- ビンゴさんに 質問 D-28ビギナ−より
”ちゃんとD28していたものですから・・。”
これは、どのような感じですか?
言葉で表現するのはむつかしいと思いますが よろしくお願いします。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28 ( No.30 ) |
- 日時: 2014/05/26 22:31
- 名前: ビンゴ
- TAKAくんさん、こんにちは。
D28らしい、力強い低音と伸びやかな高音とのバランスが、やや低音よりで、 音色も堂々としていて、黒いエボニーの指板・駒の28と変わらなかった・・・・ という感じです。マーチンのギターは木の音がちゃんとするっていうか、 柔かい響き方で、他のメーカーのはこの柔かい感触が出ていないっていうか・・・ この辺がマーチンの個性かと思っています。 この柔かい音に、深いというか、力強いというか、「ド〜ン!」という低音があって、 いつだったか、うさタンが「荘厳な響き」という言葉を使っていましたが まさにそういう音がD28らしさであると思っています。ですから、フラットピックを 使ってブルーグラスバンドで伴奏するのにうってつけだし、歌の伴奏にストロークも カッコいいわけです。もちろん、フィンガー奏法でもイケちゃいます。
TAKAくんさんのHD28はリペアが上手く行ったようで、なによりですね。 HD28の音は、D28をさらに深くした響き(特に低音は「ベロンチョ」な音) 高音も歌うような感じが加わっていると思っています。 では、また!
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近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.31 ) |
- 日時: 2014/05/26 22:53
- 名前: TAKAくん
- 参照: http://www12.plala.or.jp/u-tarou/
- ビンゴさん
ご返事ありがとうございます
自分で感じているのと、ほぼ同じなので、私のギタ−も D-28らしさがあると思えてきました
しかし、年数が経ないと自分の中でのイメ−ジは固まってこないので気長に付き合おうと思っています
ただし、2つ割り接着のネックが割れてこないかが心配です
では、また
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Re: 近年(2000年代)もののD-28 ( No.32 ) |
- 日時: 2014/05/26 23:05
- 名前: ビンゴ
- ネックの材、ホンジュラスマホガニーは良い材ですが、セレクテッドハードウッドも
劣ることはないですよ。「耳接(は)ぎヘッド」よりも真ん中で接(は)いである2ピース ネックの方が、美観の点でも良いと思います。真ん中から割れてくるということは まずもってありませんから、心配は無用ではないかと思います。 私が夢中になっているクラシックギターは、1ピースも2ピースも3ピースもありますが 強度についてはまったく心配していません。
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Re: 近年(2000年代)もののD-28スタンダードを語るスレ ( No.33 ) |
- 日時: 2014/05/27 12:44
- 名前: ダン
- スレ本題の
「果たして近年ものは本当にダメなのでしょうか?」 についてですが。 このよく語られるお題は、「古いものは良い」という前提なのですが。
当然材料の枯渇による違いもあるのでしょうが、それ以上に「良い音の固体だから残ってきた」側面も大きく思えます。 費用対効果で、フレット打ち直し等々、お金をかけてでも使用を続けたいと思える固体が残ってきたと。 正直、マーティンではずれの固体を見た経験が無いので声高には言えませんが、ギブソンなんかではありますもんね。
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